URAのお仕事

北海道大学URAステーションのスタッフ有志が、日常をゆるく綴ります。

北海道大学のキャンパスには様々な分野の最先端大型機器が点在しているのをご存知でしょうか?この機器を、購入した先生だけが使用するのではなく、本学で研究をされている他の先生方、また学生の方々、ひいては他大学の研究者の皆さんや企業の皆さんにもその機器を利用してもらうことで研究の発展に繋げることを北海道大学は目指しています。本学ではこのような機器や設備を「オープンファシリティ」と呼んでいます。これは北海道大学だけの取り組みではなく、他大学でも行われている取り組みです。

 122日、北海道大学フロンティア応用科学研究棟にて、日本全国において設備の共用化に力を入れている複数の大学の代表者にお集まりいただき、取り組みの成果報告や意見交換をする場が設けられました。それが午前に開催された「2回北海道大学オープンファシリティシンポジウム」と、午後に開催された「1回設備サポートセンター整備事業シンポジウム」です。

 今回のシンポジウムにおいて特徴的なプログラムであったのが、オープンファシリティの活性化に実際に取り組んでいる大学の生の声を聞ける機会としては初めての試みであった「パネルディスカッション」です。
 このディスカッションではURAがファシリテーターを務め、「オープンファシリティ」を活性化するための組織体制や利用の実情、またそれぞれが抱えている課題、そして目指している将来像を、「設備サポートセンター整備事業」に採択されている10の採択校にお集まりいただき、ご報告いただくともに、各大学がもっている熱い想いを様々な視点からお話いただきました。

 各校よりユニークな活動内容が多数あげられましたが、どの大学においても共通して大切だと考えられていたのは、「日本における研究の可能性の拡大」と大学の設備を開放することによって得られる「地域との強い結びつき」です。本学でもこの点は大切な事として捉えられていますが、日本の大学が一丸となって取り組めば、研究を進める上で必要な日本全国に点在している貴重な設備に、研究者が不自由なくアクセス出来る日が到来するのも、そう遠くはないかもしれません。

 
  ※本学のURAは組織の発足以来、日々模索しながら様々な業務に取り組んでいます。昨年度にはURAが中心となって進めた事業(大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業)にて北海道大学オリジナルのイノベーション対話の手法を開発した際、ファシリテーションの技術を培った経験があります。時にURAはこの様なお仕事もしています。


OPFシンポジウム
 

北海道大学では、持続可能な社会の実現に寄与する研究と教育を推進するために、毎年11月初め頃に2週間ほどにわたって、人類が抱える諸問題をテーマにしたシンポジウム、講演会、ワークショップや展示を集中的に行い、世界中の研究者、学生、企業人、自治体関係者や、市民を巻き込んだサステナビリティ・ウィークというイベントを行っており、今年で8回目となります。

期間中に、北大の研究者によるショートプレゼンテーションを、インターネットを通じて世界中に放送するGlobal Issues Forum for TomorrowGiFTというプログラムを提供しています。若手研究員から総長まで、北海道大学で特徴的な取り組みを行っている教員が、英語で取り組みを提供します。

放送中は、Facebookの北大ページとも連動して、世界中からリアルタイムでコメントが飛び交います。スーパーグローバル構想が本格的に開始する来年度からは、より一層視聴者が増えるでしょう。この機会に、是非ご自身の研究や教育をアピールしたい方や、世界中に知ってもらいたい取り組みをご存知の方は、是非ともご連絡下さい。

写真は今年放映された、2010年度ノーベル賞受賞者の鈴木章名誉教授と山口佳三総長による対談の様子です。企画と映像のプロフェッショナルがチームを組んで支援してくれるので、英語によるプレゼンテーションとは言っても、とてもやりやすいと思いますよ。
s-DSCF0814_

今年も、全国のURAや関係業務に従事する人々のための祭典が行われました。北海道大学が主幹校となり、917-18日にかけて札幌市の北海道大学キャンパスで開催されました(詳細はこちら)。事前登録者は昨年を上回る550名以上に達し、オープニングやクロージングなどは、複数の会場を中継して行われました。

今回のシンポジウムでは、合計20の口頭発表セッションのほか、URA事業採択校15校によるポスターセッションに68件の合同大会ポスターセッション、さらには200名を超える参加者による「持続可能なコラボレーションのためのワークショップ」とランチピクニックなどの、盛りだくさんの催しとなりました。また、18日のクロージング後には、RA協議会の設立に向けたセッションが設けられ、活発な議論が交わされていました。

今後は、合同大会のホームページで、講演資料やポスターなどが順次公開されていきますので、引き続きご注目ください。

 

北海道大学URAステーションは、裏方として今回の合同大会の運営を支えました。運営の舞台裏は、合同大会のフェイスブックでもご覧いただけます。

s-DSCF0722

このページのトップヘ