■<U-13>宮本ガンバ有終の美を飾れず 2016ガンバカップ【アカデミー便り】’16
「サンフレッズ」
サンフレッチェ広島から主力選手を引き抜いてチーム作りする浦和レッズに対し揶揄する言葉。
日本人力士10年ぶりの優勝がメディアをにぎわせる昨今。
やっぱり、地元の選手が活躍するとうれしいですよね。
そういうガンバも遠藤選手をはじめ寄せ集めなわけで。
純粋にアナタの街の選手達だけで編成されたチームがあることをご存知でしょうか?
ホームタウンのガンバボーイズの活躍をお届けするアカデミー便りです
ガンバカップとは毎年この時期に関西Jリーグ4チームと近畿8地域の選抜チームが戦う、言わば関西全土の中学1年生で選りすぐられた精鋭が一同に会する大会。
ガンバとしてもヤマトタケルリーグ(4位)での宮本監督1年間の成果を試すのにふさわしい舞台。
昨年は優勝、一昨年は準優勝と毎年のようにファイナルまで進んでいたが今年は・・・・・。
ガンバ大阪ジュニアユース 2-3 京都府トレセン
ガンバ大阪ジュニアユース 2-3 三島地区トレセン
ガンバ大阪ジュニアユース 9-2 滋賀県トレセン
ガンバ大阪ジュニアユース 2-1 兵庫県トレセン
この結果12チーム中9位と近年まれに見る大惨敗。
宮本監督はこれをもってユース監督へ移動。
昨年2月のU-15JFAプレミアカップ関西大会で当時小学校6年生で出場を果たしたエース唐山選手が別格の存在感を示したもののチームとしては全体的に覇気が無く、消極的でボールを持った選手が孤立するプレーが多く関西U-13ヤマトタケルリーグ4位チームとは思えないあまりにもふがいない結果となった。
とはいえ、2013シーズンを6位で終え当時「最弱世代」と揶揄されたチームが2年後高度成長を果たしクラブユース選手権全国3位、高円宮杯全国準優勝を収めたチーム・ガムシャラの例もある。
今年は「新・最弱世代」の巻き返しに大いに期待する年になる。