「正しい場所で、正しい方向で、十分な量をなされた努力は報われる」
この言葉、東進ハイスクールの林修先生の著書から引用したものです。
資格試験において努力をしたけど結果が出ないという状況はよくある話です、そんな時にこの言葉を思い出すようにしています。
結果が出なかった時に運が悪かったとか勉強量が足りなかったと片付けてしまうのは簡単です。(勉強量が足りないというのはそれはそれで問題ですが)
ただ、安易にそれをやってしまうとダメだった真因から目を背けることになり次に向けて改善するのは難しい、方向が間違っていないか見直すと次に向けてのヒントが眠っていることもよくある話です。
税理士試験における「方向」とは
冒頭の言葉の内、場所と量については予備校に通って与えられたカリキュラムをきちんとこなしていればおかしな事にはまずなりません。
一番問題になりやすいのが方向、これは習熟度や確保できる勉強時間など各個人の状況によっていくらでも変わります、だから単純に予備校の言うことを聞くだけではダメで自分の状況とマージして最適な方向性を見つけていかないといけないわけです。
方向性を間違った例、法人税法を受験するのに所得税法の勉強をしている…みたいな人は流石にいないと思いますが例えば
- 計算が弱いのに理論の勉強ばかりしている
- 応用理論ができないのに解説ページを読まずに暗記ばかりしている
- テキストの内容をマスターしていないのに実務書などの些末な論点に手を出す
このあたりはやってしまう人もいるのではないでしょうか
特に税理士試験の場合は理論暗記に偏重してしまうというのはありがちな話だと思います、白紙解答になってしまう恐怖心からどうしても暗記をしてしまうんですよね
無論、理論暗記も重要ですがそのために他の項目がおざなりなってしまっては本末転倒というものです。
勉強量だけに囚われてはいけない
税理士試験は確かに量をこなさなければ合格できない試験です、だからといって量ばかりを意識してベクトルについて考えないのは傲慢というものです。
最初に方向性を間違えてしまうと目的地とは全く違う場所に行ってしまうことだってあり得ます、税理士試験は長期間積み上げてナンボの試験ですから間違った方向に長期間積み重ねてしまうとリカバリーも大変です。
自分に今何が足りていないか、やらなければいけないことは何か、それを意識していれば必然的に日々軌道修正をしていくことになるはずです。
量をこなすだけでなくこなしていく中で自分のやるべきことを見出していく、それが合格への近道だと私は思います。

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