いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます
今年最初のブログは片桐さんが更新してくれました
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今回は彫刻セミナーでぼくが大事にしている要素をお伝えします。
多くの教科書やセミナーなどは、顔の構造がどうなっているだとか、腕の筋肉がどうなっているだとかいう「知識」を売りにしています。
確かにそれはとても重要な要素ではあります。
しかし問題は、知識があるイコール出来るということではないのです。
僕はセミナーで解剖学の重要性を訴えています。
しかし解剖学そのものは表面しか教えません。
どこにどんな筋肉が付いていて、骨はどんな形をしているのか?
世の中にはたくさん本が出ており、それらを読めば知識は得られます。
僕自身も解剖学は学校や先生などに教わったのでなく、多くの知識は本から得たものです。
多くの知識と書きましたが、それは全てではないからです。
では後の残りの知識は何で得たのでしょうか?
僕はどのような時に解剖学の本を読んだかというと、仕事で何かを作る時です。
25歳頃の私 解剖学の本を見ながら必死で作りました
机の上に本を広げて、ひたすらに覚える勉強したわけではありません。
粘土で造形をしながら解剖学の本を読み、それをまた造形に反映させるのです。
これはインプットとアウトプットの同時進行になります。
インプットすることにより知識を得、それを立体的にアウトプットすることにより知識を固めます。
本を読んだりレクチャーを聞いたりすれば当然知識を得ることができます。
それでまた同じ情報を聞いた時に『そんなこと知ってるよ』と思うことがあると思います。
ところがこの『知っている』ということが成長の邪魔になってしまうという諸刃の剣なのです。
なぜならば、『知っている』イコール『できる』わけではないからなのです。
イチロー選手に彼のバッティングのやり方を詳細に全て聞いて知識を得てもできるようにはなりません。
しかしその知識をもとに膨大な量の経験と思考を繰り返した末にだんだんとできてくるものなのです。
それは美術でも同じことが言えます。
やってみるという『行動』があり、それにより『認識』することによって、『知識』が吸収されるのです。
僕のセミナーでは、生徒にはまずやらせてみせます。
やったことがあろうがなかろうが関係ありません。
できるようにならない人の特徴は、やったことがないから教わらないとできないというのが多いです。
違うのです。
生まれてからやる事はほとんどがやったことがない事なのです。
知識→行動
というサイクルではなく、僕の場合は
行動→知識
に重きをおきます。
行動という実体験による知識
これを経験知と呼びます
この経験知を重ねることにより、『知っている』という虚じゃなく、『できる』という実につながるのです。
本当に、『出来る』ということの意味を実感したい人は、是非とも僕のセミナーに参加することをお勧めします。
実力を確実にとんでもなく伸ばせることができるようになるセミナーだと自覚しております。
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