片桐裕司ハリウッド映画のお仕事

ハリウッド映画のキャラクターデザイン、制作をしております。日本で人気のあったパシフィックリムのメインロボットのデザイン造形やパイレーツオブカリビアン命の泉の人魚なども造っています。最近は『GEHENNA〜死の生ける場所』という映画を監督しました。 今までの経験談や馬鹿話、ためになる話など色々と発信していこうと思います。

僕はピアノが好きである


ピアノを好きになった高校時代のエピソードがあります。

高校3年の時に、アメリカに行く前に祖父母のところへ挨拶に行った時のこと。


その家にはピアノがあり、いとこが使っていたのだが、そのいとこがピアノで面白い事をしてくれたのです。

僕に右手でドソミソを弾くように指示し、僕はただひたすらピアノの左のほうでドソミソを弾いて、それに合わせて彼女がジャンジャンいろんな曲を弾いてくれたのである。


自分はドソミソしか弾いていなかったのだが、もうなんかすっごい弾いてる気分になれたんですよね。

それがめちゃくちゃ楽しくて快感で、その感覚が忘れられず、いつかピアノが弾けるようになりたいとずっと思っていたのでした。

かのレイチャールズもそのような体験をして音楽が好きになったようです。


弾きたかった曲は坂本龍一の ”戦場のメリークリスマス”
 320

正直映画はそれほど好きではないけど、この曲が大好きなのです。
 


それから約17年


ついにその ”いつか” を実行する機会が現れたのです!


ある時いつものように、仕事帰りに長年続けている合気道の道場へ行くと、その隣に塾のようなものができていました。

ちょっと覗いてみると、合気道の生徒でもある女性がいます。

話を聞くと、そこもまた合気道の道場生が借りた場所で、ホームスクールというものを開校して、そこで彼女はピアノの講師として雇われていたのです。


合気道は週2回、仕事帰りにそのまま通っていて、スタートするまでに時間がありました。

つまりその待ち時間を活用すれば、週2回ピアノを学ぶチャンスがあるのです。


ついに長年の思いが叶う!

そこで彼女に相談しました。


ーピアノを教えて欲しいのだけど、ピアノが弾けるようになりたいのではなく、戦場のメリークリスマスが弾けるようになりたい。

ーバイエルなどの基本なんてやる気はない。楽譜を読む気も全くない。

ーただ戦場のメリークリスマスの指の動かし方を教えてくれと。

ーそしてどうせ弾くなら、ただ弾ければいいのじゃない。苦労なくスラスラ弾いて、弾いてる自分に酔いたいのだと。
 

めちゃくちゃ生意気な要望だったと思います。

でも自分の目的はハッキリしているため、それに向かう最短距離しか辿る気はありませんでした。

快くその要望に応えてくれた彼女に感謝です!


まず最初に右手だけで、前奏を飛ばしてメインの部分から教わりました。

これも自分をやる気にさせる自分なりの工夫です。

とりあえず気持ちいい部分を弾きたいのです。


右手だけで弾く分にはたいして難しくはありません。

割とすんなり4小節くらいすぐに弾けるようになりました。


自分が最初に決めたことは、自然に無意識に右手が動くようになるまでは左手を使わないということです。

そして右手が慣れてきた頃に、左手の動かし方を教わりました。


そして衝撃を受けました。



全然動かん!



これは自分の中でかなりの衝撃でした。

ここまで動かないとは! ここまで合わないとは!


左手のパートだけを引いてもとてつもなくぎこちない。その上右手を入れようとしたらなおさらにめちゃくちゃになる。

練習を始めて最初の挫折でした。


そこで私は考えた。
そして気がついた。


普段の生活ではほとんど左手を使っていないことを。
ただでさえ使ってないのに、ましてやピアノなんか弾けるわけがない。
 

そこでピアノ以前にまずは左手がもっと動くようにしようと決めたのです。


そのために、PCのマウスを左手に持ち替え、歯磨きを左手に変え、箸を左手で持つようにし、そして仕事の造形も左手をもっと使うことにしました。

毎日イライラです。
 
しかしながら、やってみるとだんだん動かせるようになってくるものですね。 

だけども左手がもっとスムーズに動くようになっても、右手と合わせようとするとめちゃくちゃになるのを直すにはどうすればいいのか?


そこで私はさらに考えた。

そして気がついた!


そうか! 頭の中でリズムがちゃんとできていないから、手が動くわけがない!

頭が指に出す指令自体がが完全にできていないのである。

頭の中で左右がちゃんとあっていない。 

まずは頭でリズムを取れるようになろう!


そう決心して、それから夜寝る時と朝目覚めた時、ベッドの中で私は頭の中でピアノを弾くようになりました。

家にピアノはないので、指はリズムをとるだけに留めながら。


するとどうでしょう。だんだん頭の中で弾けるようになってくるじゃありませんか。


そして教室に行き、彼女にもう一度指の動きを教えてもらい、頭の中のリズムに合わせて弾いてみます。

そうすると前回より断然弾けるようになっています。


とにかく合気道のクラスの前の30分ほど、ひたすら同じパートを繰り返し繰り返し弾いて練習します。

そして家に帰ってはシャドーピアノを練習。


そしてまた教室に行って弾く。


”家にピアノがないのになんで来ると上手くなってるんだ?” と彼女は不思議がります。


それから僕は楽譜が読めず、なおかつ覚える気もないので、教わったところまでしか弾けません。

ある程度できるようになっても自分一人では先に進めないのです。

だからひたすら覚えたところを繰り返し弾き続けます。


その最中日本に行く用事があり、隠居後に母が買った電子ピアノが家にあったので、滞在中用事がない時はそこでひたすら練習しました。

ひどい時は8時間くらい!

楽譜をおかず、鍵盤しか見ないので白黒で目がチカチカしたりして(笑)
腰と肩はバッキバキです。 


そしてついにピアノを手に入れることなくかなりのところまで弾けるようになったのでした。


ピアノを弾ける人がこの楽譜を見ると、#が4つある~ってビビる人が多いんですが、楽譜が読めない私には関係ありません。


自分は弾ける!という信念しかなかったから、弾けるようになるまで練習するだけのことでした。


そしてついに家にピアノを買うことにしたのです。


それからはひたすら練習して、ついに自分の目標であった、”戦場のメリークリスマスをすらすら弾く自分に酔う” という当初の目標を達成することができたのでした。


それはそれはほんっとに気持ちよかったです! 自分に酔いながら弾きまくりましたよ。(笑)



そこで思ったこと。


何をするにも一番大切なのは、”出来る”という確信を持つこと。


それが全ての行動の原動力であり、努力の源である。


そしてやり方は考えれば出てくるということ。

やったことがないから出来ないのは当たり前。
過去の経験は関係ない。
今自分が出来ると思うことが大事なんですよね。 

これは何もピアノだけではなく、アートでもスポーツでも言えることだと思います。 



”正しい努力”
 をすれば大概のことは出来るようになるのではないかと思います。

苦しくなったら、何かやり方が正しくないのだと思います。

ピアノを練習している間、辛いと思ったことは一度もありませんでした。

ただただ弾けるようになっていく楽しさしかなかったです。

がむしゃらにやるだけではなく、常に一歩引いて自己分析をすると楽しくなるのではないかと思います。
 

楽しさを見つける。そのために工夫する。

それが何をするにも出来るようになる秘訣かもしれないですね。


3日間で劇的に能力が変わる!彫刻セミナー

2019年予約受付中 東京・大阪・名古屋・富山・九州・北海道

seminar_small

seminar_large2

片桐裕司デジハリ彫刻・造形オンライン講座

logo

アニマル・モデリング 動物造形解剖学
片桐裕司
玄光社
2017-05-22


 

ANATOMY SCULPTING(アナトミー・スカルプティング) 片桐裕司 造形テクニック
片桐裕司
グラフィック社


 

mixiチェック

今日から僕の初監督映画である、ゲヘナ〜死の生ける場所〜が『未体験ゾーンの映画たち2019』の中で上映されます。
タイトルもシンプルなインパクトを求めた 『ゲヘナ』に変わります。


これがゲヘナを劇場で観れる最後の機会になるため、みなさんこの機会にぜひヒューマントラストシネマ渋谷へ足をお運びください!


見に行ってくれた人たちにはもれなく、見えたらいけない人が後ろに憑きます!!

上映期間は1週間!
さあみんな! 映画館へGO!
映画ナタリー 『不気味な老人や化け物たちが襲いかかる!!ダグ・ジョーンズ出演作「ゲヘナ」予告』
 GEHENNA_KEY_B2

3日間で劇的に能力が変わる!彫刻セミナー

2019年予約受付中 東京・大阪・名古屋・富山・九州・北海道

seminar_small

seminar_large2

片桐裕司デジハリ彫刻・造形オンライン講座

logo

アニマル・モデリング 動物造形解剖学
片桐裕司
玄光社
2017-05-22


 

ANATOMY SCULPTING(アナトミー・スカルプティング) 片桐裕司 造形テクニック
片桐裕司
グラフィック社


 

mixiチェック

前々週は最近の仕事として、キャプテンマーベルの仕事について少し書きました。
(ブログ:キャプテンマーベル参照) 


今年の夏ころ日本でのセミナーを終えLAに戻ってきたところ、いつも仕事をしているLegacy FXから連絡があり、来週から来て欲しいとのこと。

いつも特に向こうが言わない限りは何の仕事かあまり聞かないので(行けばわかるし)今回も例に漏れず何も聞かずに月曜の朝を迎えたのでした。


行ってみると、他のアーティストが何やらエイリアンじみたキャラの造形をしておりました。

その人にそれは何のプロジェクトなのかを聞いてみたら、何と衝撃の答えが返ってくるではありませんか!


そのプロジェクトは



Star wars!

image

そう。あのスターウォーズです。


忘れもしない小学校6年生の頃。映画館で初めてエピソード6を見たときの衝撃!

そのあとのテレビ放映でエピソード4を見て、VHSで5を見て、特に一番最初のスターウォーズであるエピソード4などは、何度繰り返し見たことか!

ハリウッドで今の仕事をするようになってからも、いつかはスターウォーズの仕事をしたいという夢を持っておりました。



時が流れ、スターウォーズのエピソード1が始まるという時は、制作現場であるジョージルーカスの会社のILMに打診しようかと考えたこともありました。

当時20代半ばで、ちなみに場所はサンフランシスの方です。


しかし何もしないまま時は流れ、エピソード1が上映された時、正直非常にがっかりしました。

多くの往年のスターウォーズファンも同じ思いだったと思います。


その後エピソード2、3が作られ、全てそれはサンフランシスコとイギリスの方で作られたのですが、上映されるたびに僕の中のスターウォーズ熱は冷めていったのです、、、


しかし!


痩せても枯れてもスターウォーズ!

JJエイブラハムズにより新たなエピソードであるパート7が作られると聞いた時、一度冷めた私の熱は蘇ってきました。

しかも今回は私が住む地、ハリウッドで作られることになったからです。

その時二つのスタジオでこの仕事を取ろうとしておりました。


どちらが取ろうとフリーランスの僕には関係ありません。


どちらのスタジオにもつながりがあるため、始まれば雇われるであろうことは確実だからです。


しかしながら残念なことに、最終的にはハリウッドで制作されず、すべてがイギリスで作られることになってしまったのです、、、


そしてさらに時は流れ、僕の初監督映画 GEHENNA:Where Death Livesの資金集めに成功していよいよ映画制作に向けて活動を開始する時に、ある仕事の話がきました。


その仕事は



Startrek

スタートレック

image

スタジオのオーナーがこの仕事を取った時、いの一番で僕のところに連絡をしてきました。

大量のエイリアンが出てきて、デザイン段階からの仕事なのでかなり心は揺れました。

しかし私は実はスタートレックのTVシリーズは見たことがないのです。
映画も二つくらいしか見ておらず、ファンでもなんでもありません。 


そして今はようやく念願の初監督映画が始まったばかり。仕事自体は楽しそうなので、揺れる心を抑えてこの仕事は断ったのでした。

(ちなみにこのStartrekはアカデミーメイクアップ賞を受賞しています)


だけどこれがスターウォーズだったら、もしかしたらGEHENNAの存在はなかったかもしれません(笑)


何はともあれ現在に戻りますが、スタジオで詳細を聞くと、このスターウォーズはTVシリーズであること。アイアンマンの監督Jon Favreauがプロデュースを務めること。そしてすべてハリウッドで作られることなど教えてくれました。


TVシリーズではありますが、僕が若かりし頃に持った、スターウォーズの仕事をするという夢は期せずしてかなったのでありました。
 

エピソード5と6の間の話だそうで、若い頃熱狂してみていた映画に出ていたキャラクターを自分なりに作り直すという久々にワクワクする仕事となったのでありました。



3日間で劇的に能力が変わる!彫刻セミナー

2019年予約受付中 東京・大阪・名古屋・九州・北海道・富山

seminar_small

seminar_large2



片桐裕司デジハリ彫刻・造形オンライン講座

logo

アニマル・モデリング 動物造形解剖学
片桐裕司
玄光社
2017-05-22


 

ANATOMY SCULPTING(アナトミー・スカルプティング) 片桐裕司 造形テクニック
片桐裕司
グラフィック社


 

mixiチェック

来る1月4日より僕の初監督映画である、ゲヘナ〜死の生ける場所〜が『未体験ゾーンの映画たち2019』の中で上映されます。
タイトルもシンプルなインパクトを求めた 『ゲヘナ』に変わります。
これがゲヘナを劇場で観れる最後の機会になるため、みなさんこの機会にぜひヒューマントラストシネマ渋谷へ足をお運びください!

映画ナタリー 『不気味な老人や化け物たちが襲いかかる!!ダグ・ジョーンズ出演作「ゲヘナ」予告』
 GEHENNA_KEY_B2

それから北米ではつい先週からNetflixの配信が始まりました!
Screen Shot 2018-12-12 at 5.29.34 PM

より多くの人たちにこの映画が見られることになりますね。

思えばクラウドファンディングのキックスターターでの資金集めからほぼ4年。
感慨深いものがあります。

映画製作に関しては、脚本執筆から資金集め。監督、そして配給探しから日本での自主上映などいろいろな経験をしました。
その間継続していた彫刻セミナーも順調に発展していきました。

一つの区切りがついて今ふと立ち止まって思います。

達成感を何も感じない、、、

最近自分の中で大きな変化がありました。
今までは物事を成し遂げるという外的な要因にある程度の喜びを感じてきました。
しかしその達成感も、上辺でなく本当に自分のために喜べる仲間がいなければものすごい虚しいものになってしまうのです。

”何を成すか” よりも ”どんな人間になるか” 
そしてその時に横に誰がいるのか?ということこそがこの人間の社会で生きていく上で最も重要なことなのだと学びました。

ものすごい個人的なつぶやきですみません。
2018年も終わるに当たって今までの自分の生き方を反省をしつつ、来年に向けてもっと人格を磨いていければと思います。

来年2月に台湾で初の彫刻セミナーを開催します。
その旨をSNSにだしたところ、1時間で席がうまってしまうという驚きの結果となりました。
必要とされていることはありがたい事です。

これからもより多くの人に元気とやる気を伝えていこうと思います!

引き続き応援よろしくお願いします。
台湾seminar_site
台湾セミナー詳細はこちら

3日間で劇的に能力が変わる!彫刻セミナー

2019年予約受付中 東京・大阪・名古屋・富山・九州・北海道

seminar_small

seminar_large2

片桐裕司デジハリ彫刻・造形オンライン講座

logo

アニマル・モデリング 動物造形解剖学
片桐裕司
玄光社
2017-05-22


 

ANATOMY SCULPTING(アナトミー・スカルプティング) 片桐裕司 造形テクニック
片桐裕司
グラフィック社


 

mixiチェック

2015年にクラウドファンディングでの資金集めが成功した私の監督作品 ゲヘナがあったため、2年近くハリウッドの特殊メイク・造形業界から離れておりました。
 

ゲヘナもどうにか落ち着いて、そろそろ稼がにゃーと思ったのが2017年の終わり。

しかし2年近く業界から離れて(と言ってもどうしてもと頼まれて、2年間中で3週間くらいは仕事しましたが)いたため、定時でスタジオに通うのが非常に億劫でありました。
 

離れていた前半の時期は来る仕事を全部断っていたため、どうやら ”ヒロシは自分の映画で忙しいからもう仕事はしない” と思われていた節もあり、仕事のオファーが長い事ありませんでした。


したがって久々の仕事探しの連絡をすることにしました。

ここなら仕事があるだろう、と連絡したのはLegacy FXというスタジオ。

かつてクイーンエイリアンや、プレデター、ジュラシックパークの恐竜などを生み出した元スタンウィンストンのスタジオです。


10年ちょっと前にオーナーであるスタンウィンストンが亡くなって、諸々の事情でスーパーバイザーたちが新たに名前を変えて継承した会社です。


ここで最後の仕事をしたのが、ブログにも書いたAVPRの直前。アバターが始まる直前だったので、14年くらい前でしょうか?
エイリアン対プレデター2 人生最悪の選択ミス参照) 


2年ぶりくらいの特殊造形の仕事でここに連絡すると決めた理由は、人気のあるスタジオだから何かあるだろうという期待と、家から車で10分かからない距離だったからです。
楽に通える!(笑)


とりあえず携帯でスーパーバイザーに、仕事ないか? ってテキストしたら、2分後くらいにウワァ久しぶり!ちょっと待ってね!と返信があり、その10分後に来週から来てくれ!という連絡が来ました。
マーベルの仕事ということだけ教えてくれ、 ピンポイントの一発で決まって超ラッキーのタイミングだったのです。



月曜日に行ってみると、その仕事はキャプテンマーベルとのことでした。
 image

アメコミに疎い私は実はキャプテンマーベルを知りませんでした、、、


初日はもう”久しぶり~”って挨拶しまくりで、なかなか仕事にならずにいましたが、つい先週まで、また通う仕事はやだなーって思っていたのが、昔の仲間に会うと、やっぱこれも楽しいなぁとすぐに思えてしまうので、仲間というのはありがたいものだとしみじみ感じますねぇ。


さて、仕事内容はキャプテンマーベルに出てくるエイリアンのメイクアップ用の造形。

多くは話せませんが、何種類か出てくるエイリアンの造形を全て3人くらいでやりました。

同じ種族がたくさん出てくるので、何人か違う役者の上に同じ種類のエイリアンの造形をしたので、自分が作ったのはどの役者だったのかなんて覚えちゃいません。とりあえず同じ種族なので。

(違うエイリアンも造形しましたが)


image
この写真は最近ネットでリリースされたものですが、多分自分のやつだとは思いますが、違うかもしれません。


その時まだアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーを見ていなかったので、これがどれほど重要なキャラかなんて知る由もなかったです。

”顎でけえな”
 くらいしか感想なかったですから。(笑)

ファンからしたら愛がないと言われてしまいそうですが、25年以上業界にいて主役級のキャラの造形はいくつも経験してるので、特にもう愛はないです(笑)ごめんなさい。

だけども仕事に対する愛はあります。


2018年は日本での彫刻セミナーもずいぶん忙しくなってきて、日本で3週間滞在して、LAに5週間滞在、そしてまた日本で4週間だとか、とにかく行ったり来たりの生活で、LAにいる間はここのLegacy FXで仕事をしております。

プロジェクトの途中でも抜け出して日本に行って、また帰ったらここで仕事をする生活です。


その度にスーパーバイザーから、「そういえば日本国はもう営業してないって聞いたぞ」とジョークを交えた嫌味を言われながら日本に行って彫刻セミナーを開催しております。


このような変則仕事勤務に対応してくれて感謝ですが、何よりも自分自身が、他のアーティストの倍以上のスピードで造形をしているのでこういう仕事の仕方が許されるのだとおもいます。

数週間の仕事でも、私がこなしている仕事量が半端ないので。


スピード。

これが私が20年以上磨いてきた技術で、今はどっぷりとその恩恵にあずかっているのです。


キャプテンマーベルが終わる頃に、アバター2の仕事がちょっとありました。

これはもう5年くらいちょこちょこ続いている異常なプロジェクトです。


その時は4-5人のアーティストで、同時に一人一体同じ種族の造形をしたのですが、自分は日本行きが控えてたので、他のアーティストの倍以上の速さでとっとと仕上げて、他のアーティストがまだ造形している中自分は残っていたキャプテンマーベルの造形もちゃっちゃと仕上げて日本に来たのです。


愛がないですね(笑)


最近の仕事のやり方はこんな感じです。


3日間で劇的に能力が変わる!彫刻セミナー
2019年予約受付中 東京・大阪・名古屋・九州・北海道

seminar_small

seminar_large2



片桐裕司デジハリ彫刻・造形オンライン講座

logo

アニマル・モデリング 動物造形解剖学
片桐裕司
玄光社
2017-05-22


 

ANATOMY SCULPTING(アナトミー・スカルプティング) 片桐裕司 造形テクニック
片桐裕司
グラフィック社


 

mixiチェック

↑このページのトップヘ