随分と昔の話になるが、バイオハザード4が出た時友達の家で少し遊ばせてもらった。
めちゃくちゃ面白かった。
しかし私はソフトを持っていなかった。
欲しくてしょうがなかった、、、
これから記す事は、その後私が体験する事になった世にも恐ろしい恐怖の記録である。
3月10日
その日は金曜日だった
仕事場で私はなぜか悶々としていた
仕事が結構暇だった
頭痛も少しする
風邪か?
きっとそうだ! 私は風邪をひいてるのだ!
そう判断した私は早退する事にした
時間は朝10時
帰り道になぜか体がゲーム屋へ
まるで見えない何かに操られているようだ、、、
決して、これは決して私の意思ではない
仕事をサボってゲームをするなんて、、、
そんな思いと裏腹に、家に帰ると手にはバイオハザード4のソフトが
なぜだろう、、、記憶がない、、、
、、、風邪、、、きっと風邪のせいに違いない!
記憶がなくてもソフトがあるという事はまぎれもない事実
きっとこれは神が私に何かを伝えようとしているに違いない
もちろんそれはゲームの中に、、、
そう判断した私は早速プレイする事にした
本当は頭が痛くてやりたくもなかったのだが、、、
神からのお告げを待つ事8時間
頭痛だんだんひどくなる
お告げは何も聞こえない
仕方がないのでその日は寝る事にした
明日に期待しよう、、、
3月11日
目が覚めた
昨日受けれなかった神からのお告げを受けるためにPlay Stationのスイッチを入れる。
今日は土曜日。時間はたっぷりある
お告げを待つ事10時間
さすがに疲れた
今日もお告げは聞けなかった、、、
明日に期待しながら眠りにつく
その夜私は夢を見た、、、
ゾンビを殺しまくる夢
いったいこれは何なのだろう?
誰かが何かを私に伝えようとしているのか?
それともこれがお告げ?
夢の中、とにかく必死に撃ちまくり、殺しまくった
クリティカルヒットが出たときの頭の爆発がたまらない
快感すら覚える
私はどうかしてしましまったのだろうかか、、、?
3月12日
あまり眠った気がしない
しかし私には神のお告げを聞くという義務が
ゲームのスイッチを入れた
さらにそのまま10時間
今日もお告げは聞けなかったた、、、
目がチカチカする
鼻水も出てくる
いったい私の体はどうなってしまったんだ、、、
その夜再び私は夢を見た
まるで昨晩の続きのようにゾンビを殺しまくっている
でかいかイ物まで現れだしたた
ゾンビの頭を爆発させるのが爽快でしょうがない
ああ、、、このまま私は本当にどうかなってしまうのだろうか、、、
3月13日
月曜日だ
仕事に行かねばならないないないないないないいいい
ん? どうしたんだ?
足が前に進まない
頭が痛い、、、風邪か、、、? いや、、、
もしかして、もしかして私はゾンビに変わろうとしているのだろうか?
そうだ!きっとそうに違いない!
これは仕事どころではない
なんとしても神のお告げを聞かねば本当にゾンビになってしまう!
わらにもすがる思いでPlaい すtationのスイッチを入れるぅっっぅ
気がつくと夜10時
どうやら記憶を失っていたようだ
目の前のテレビの画面には私の4日間の記録が出ている
殺したゾンビ1000体以上、、、
なぜか私は何かをやりきったような満足感と爽快感に浸っていた
目のチカチカは相変わらずあるが、なぜか気分がいい
どうやら私はゾンビにならずにすんだようだ
この4日間の体験は決して無駄ではなかった
明日は、、、明日こそは仕事に行けるだろう、、、
ーーーーー
これは私が体験した、神のお告げを求めてさまよった4日間の記録である。
信じてくれとは言わない
決して、決して仕事をさぼってひたすらゲームをしていたわけでは、、、 つづく
後日談
その時につとめていたスタジオはしっかりしたところで、休みは病欠扱いになり、遊んで、、、いや、お告げを求めている日もちゃんと給料がでたのでした。それからその時はもちろん休んでも仕事に差し支えないタイミングであったことは言うまでもない
というのはもちろん内緒である。
コメント