即興詩のみ

　　from the nearest place to the heaven...
――天国に最も近い場所より―

to holynightlovers...
聖なる夜の恋人たちへ―

聖夜の帳を導くために
今年も雪が降り積もる
聖夜の二人が惑わぬために
今宵の雪は降り積もる
純白を抱き締めて
それは重なり積もる雪のように
永遠に白く、白く
白銀に口付け交わして
それは舞い降り織り成す雪のような
二人だけの、刹那の永遠
白銀を束ね重ねて願いとし
純白を重ね織り成し祈りとす
織り成す二人の無垢なる願い
"次の今宵も出逢えるように"
重なる二人の妙なる祈り
"今宵出逢えた言祝ぎを"
故に今宵も雪は降る
無垢なる願いを叶えるために
妙なる祈りを言祝ぐために・・・

今日のあなたは何色ですか？
昨日のあなたは何色でしたか？
今日のわたしは純白です
聖なる夜の恋人たちの色・・・――