2006年01月

2006年01月10日

2006年1月8日(日) Holzの会 例会報告

2005年1月8日、Studio Virtousi にて、前回に引き続き第14回クラリネットアンサンブルのたのしみに向けた「こうもり序曲」の練習を行いました。
レポーターはチューニング間際の17:30に練習会場に到着いたしました。遅くなり申し訳ございませんでした。前回見学にいらっしゃった方もお見えでしたが、入会いただいたのでしょうか?遅刻のせいで肝心な事が確認できず本当に申し訳ございません。

さて早速練習の報告ですが、先生から、出だしのテンポは、本番ではできれば120くらいにはあげたいが、今日は112程度でということで練習がスタートしました。レポーターはテユッティ2ndパートのため指揮者先生の目の前に着席したところ、年末の練習からは一皮むけた音が周囲から迫ってきて、身の引き締まる思いでした。
【序奏】 3連符(8〜11小節)の第一音のタンギングに意識を向けすぎると、その音が遅れがちになるので、フトトというほどの気持ちで吹いてみるようにとのアドバイスがありました。
【練習番号2】 練習最後の通しでの35小節からの加速は相当なものでした。
【ワルツ】 【練習番号9、11、21】のメロディについて、現状では3拍子の強弱弱の表現が強く現れすぎて、ワルツなのに3拍目から次の小節の1拍目へのつながりが流れていないとのこと。先生が指揮棒の動き具合や楽器を吹かれてワルツに必要な加速感をご説明くださり、3拍目から1拍目に向かう表現をそろえるべく、繰り返し練習をしました。
Ow先生からワルツでは、伴奏系の1、2拍目を吹くパートは1拍目=強、2拍目=弱とし、2、3拍目を吹くパートは2拍目=強、3拍目=弱とし、メロディが1、3拍目をしっかりと吹くことで流れを作るようにということです。
【練習番号22】 1小節目の2分音符は、見栄をきる事になりました。棒に注目です。
【練習番号14、15】 バランスで伴奏が勝ちすぎることが多いので、伴奏パートはソロパートを隠さないようにということです。
【練習番号23】 ここの箇所はテンポを少し落としてさらいました。アーテュキレーションを臨時に変更して合わせてみたり、いろいろとアンサンブルの向上策を試行しました。
【テュッティ2ndの譜面変更】
【6小節目】 テュッティパートもスラーで演奏するように変更。
【練習番号14】 Div.に改め、半数がオクターブ下を担当。
(他パートの変更点はパート内でご連絡下さい。)
合奏の最後に坂本先生からの総括として、細かい音をしっかり吹こうとするあまり力が入りすぎて音がかえって硬く重くなってしまうとこの曲らしさが失われるので、意識を変えてみるようにとのお話がございました。個人的には、練習番号23そのほか、まだまだ動きの速い箇所がままならないので、坂本先生の総括のお話を忘れずにさらうようにしてみます。

練習後の懇親会には15人ほどの参加があり、楽しい宴となりました。最近立て続けにオーナーが増えたO.HammerschmidのC管ですが、とあるオーナーより加工の善し悪しについての報告があり、興味深く楽器を拝見させていただきました。

文責:青リュック

holz_klarinetten1996 at 23:58|PermalinkComments(1)TrackBack(0)例会報告