2007年01月

2007年01月21日

2007年1月20日(土) Holzの会 例会報告 at STUDIO VIRTUOSI

 20日土曜練習は、クラリネット協会主催「アンサンブルの楽しみ」に向けての、ラインベルガー「序奏とパッサカリア」集中練習でした。
 「アンサンブルの楽しみ」開催地・洗足学園のOGI先生もいらっしゃり、大変賑やかな風景でした。
 また、大阪からほるほるさんが中国製楽器を持ってきてくださりまして、休憩時間に皆さんで楽しまれていました。
 この楽器に関しては、神戸のかいちょさんから詳細なレポートがあがるそうですので、期待してお待ちください♪


 坂本先生からの指導は、他パートからのフレーズの受け渡しに注意することがメインでした。

 練習番号6付近の3連符は、感情に走りがちなので、リズムを正確に心掛けてくださいとのことです。

 練習番号10からの 2Cl の旋律は、暖かい音色で。
 これは練習番号18から 3Cl にもあります。

 練習番号16のキャラクターを強く出したい(16分と8分音符による音形を見せたい)ので、平坦にならないよう息を強めに使うと良いそうです。

 OGI先生からは、147・149・152小節等のスラーが切れている3拍目の裏をアウフタクトに取ると、歌い方が揃えられると指摘がありました(到達点が次小節頭)。しかし、実際に演奏してみると、3拍目の頭と裏拍の間に空白ができてしまいました。「待たない」ように注意してくださいとのことです。

 練習番号20から分担した6連符組は、表パート・裏パートに分かれて、遅めのテンポからおさらいしました。かけあがる表パートは、クレッシェンド気味。音が高くなる裏パートは、軽く引き気味にして、頑張りすぎずリズムをしっかり意識してくださいとのことです。
 OGI先生から「譜読み不足で走ってしまう傾向にある人は、罪が重いことだと思って」と声がかかり、リハが引き締まりました。
 また、アクセントが入らないように注意してくださいとのことです。

 練習番号21から、1・2Cl の細かい動き中、OGI先生から16分休符でのブレス禁止令が出ました。 休符も合わせて「ツタララララ〜」と歌うと、綺麗に揃うそうです。
 3Cl は、187小節のスラーが切れているところは、他の3連符と区別する
つもりでお願いします。

 練習番号24からのテヌートを忘れがちなので「重くなり過ぎず前に行きながら粘る」よう意識してくださいとのことでした。

 3Cl の楽譜の訂正がありました。
 7・223小節2拍目下パートのファに#を付けてください。
 146小節2拍目裏16分音符2個目のファに#を付けてください。

 文責:きょん

holz_klarinetten1996 at 22:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)例会報告 

2007年01月14日

2007年1月13日(土) Holzの会 例会報告

2007年1月13日(土) Holzの会 例会報告

 今年最初のHolz例会は椎名町のスタジオ倉田。晴れているが空気が乾いて肌寒いという典型的な冬型の天気の中で行われました。

 「クラリネットアンサンブルの楽しみ」本番まであと1月を切りましたが、ここにきてラインベルガーの譜面が一新されました。今まで昨秋のドイツ遠征時の楽譜(一部手書き譜も含む)をコピーして練習してましたが、坂本先生が原譜を入手されて、それを元にパート譜をリライトしましたので、今回からはそれを用いての練習になります。一部込み入った部分をパート内でDIVにして分奏するようにする等若干の変更がありますので、今回の例会を欠席された方はご注意下さい。しかしレイアウトから見やすく修正されたきれいなパート譜はイメージも一新され、「こんな曲だったんだ」「なんか新しい曲みたい」という声もちらほらと。

 それからもうひとつ注意点。ここに来て2/12の本番に都合がつかない人が若干名出てきました。一方で以前のパート割り時にはいなかったが参加が確定した人も数人おり、さらに今回DIVが増えたことによって、本番の出欠の再確認およびパート割りの一部見直しが必要となっています。急遽調整に入り、次回20日の例会までに最終決定をする予定です。

 練習は、新たにDIVにされた部分も含めて、細かい動きの部分のアンサンブルを整えることが中心になりました。速い部分でどうしても急ぎすぎて音がばらつく傾向にあるので、最初はゆっくり、徐々にテンポを上げて…というオーソドックスながらも着実な練習を積み上げていきます。音量的には「もう充分出ているので下手に力もうとせずにドイツ管らしいいい響きを作り出すことに気を遣って」と先生から注意を受けました。練習の締めに、今一度全曲を通して演奏しましたが、前回計った時には13分ほどもかかっていた演奏時間が11分ほどになっていて、結果的にスピードアップがなされていたことが確認されました。

 練習時間は18:00〜21:00でしたが、ちょっと早めに終わらせて飲み会(Holzはこちらの方が本会だという噂も…)へ。狭い階段を上がって入る2階の飲み屋でしたが、昭和の趣を多分に残す雰囲気とおやじさんの細かい心遣いのおかげで非常にいい時間をすごせました。
 代表を中心とする一角では今年10月に予定される某プロジェクトについての綿密な打ち合わせが行われていたのですが、全体的には食べ物が来るそばからどんどんなくなってしまうという(いや、実際どれもうまかった)常ならぬ事態に陥っていました。途中、夕方まで札幌で仕事していたという裏地氏が乱入、一時飲み会に加わりましたが、さらに「これから名古屋に行く」と言い残して一足先に去ってくにおよんでそのフットワークの軽さに皆驚嘆しておりました。その他、最近メンバー内でも加入者が増えてきたmixiの話題など、11時のお開きの時間まであっという間でした。

 次回は、来週20日の18時から大久保のSTUDIO VIRTUOSIになります。本番までの練習はあと2回となりました。皆さんふるって参加しましょう。


 文責:なんくる

holz_klarinetten1996 at 22:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)例会報告