先日、イタリア、ミラノ近郊の木工屋さんを見学する機会がありました。
factory

イタリアの少し北に、木工所、家具製造業の集積した地域があります。
カントゥという町を中心にして、いくつかの町に約10.000件の木工屋さんがあると聞きました。(10,000件は大袈裟なような気がしましたが...)

このエリアの木工所の多くは、家族経営の小規模木工所(経営者、従業員合計で10名以下)なので、日本の木工屋さんへの、機械や、経営方針のヒントでもあればと思い、勉強のために訪問しました。

訪問した会社は15件で、そのうちいわゆる下請け仕事をしている会社は1件のみでした。

そのほかの会社は、直接、エンドユーザーと契約をしているとの事でした。

ドイツ、オーストリアの木工所を訪問したこともありますが、イタリアに限らず、これらの国では、直接、エンドユーザーと契約していることが多いのが特徴です。
当然、その分利益率が高くなります。

そのエンドユーザーとは、グッチ、プラダ、フェラガモといった、ブランドのショールームであったり、近くにある、コモ湖周辺に別荘を持つセレブ、ドバイやロシアの富豪(中には日本人もいるそうです)といった、裕福な人たちが多いそうです。

また、設計、製造、取り付けも行うそうなので、デザインから、最終仕上げまで、施主さんと直接やり取りをするとの事で、施主さん側も製造する木工屋さんと直接話をしたがるそうです。
誰か知らない人が作っているということは、あまり好きではないようです。

さて、そんな木工所の持っている設備は...

次回ご紹介。