September 30, 2014

124*人生の壁

崇志が…学校、辞めたいと言っております。
友達とも相変わらずだし、楽しく通ってくれていると思っていたのに…学校そのものに馴染めないようです。

もちろん、怒ったり、なだめすかしたり、説き伏せたり、私だけでなく、学校も知り合いの大人も含め、全力で、阻止してはいるんですけど…。

実は、少し前に鼻血が止まらなくて、救急車のお世話になったんです。
日頃は、病気のことなど気にすることもなく生活できているのに、ふとしたときに、親の私が恐怖を思い知らされるのですから、恐らく本人はもっとなのではないでしょうか。

「ここに通うのは違うと思う。やりたいこともないし、時間の無駄。」と言うのです。
早く働きたいそうです。
これは…兄や姉と同じ…どうも、ウチの子どもたちは生き急ぐ体質のよう。

破天荒の兄や姉と比べると、穏やかで優しくて、余り大胆なタイプではないので、安心していたのですが…
人生何がおこるか分からない。
彼の反乱は、まさに青天の霹靂!

彼なりに、次のステップについて考えたり調べたりはしていますが、やっぱり甘いですね。
でも、これが甘やかして育てた結果なのかな。

どんな道を選ぼうとも、人生に正解はない。そして、親は見守ることしかできないもの。
人の道に反してないだけ…また、社会生活に支障を来たしてるわけでもないのなら…それは救いと云うか、まだ幸せなのかも知れません。

ヤンチャだった姉、積み木崩しのさなか、当時15歳だった彼女が言いました。
「みんながウチのこと、不幸になるって言う。幸せとか不幸とか、人が決めることやない。ウチが決めることや。大人になって後悔することなんか、ウチだって分かっとう。じゃあ聞くけど、大人の言うこと聞いたやつは、みんな幸せなん?そうじゃなかろ!人の人生、勝手に決めつけんな!」

何も返せない情けない母でした。
そんな彼女も19歳になり、めちゃくちゃ働いて、周りがビックリするほど素敵な女性になってます。

私は学歴とかにこだわるタイプじゃない。
むしろ、子どもたちが私がいなくなった世界で地に足を付けて生きていく強さや、人生を楽しむ心があるのほうが、大切なんじゃないかと思ってます。
だけど、親だから、なんでも「いいよ!いいよ!」と言うわけには行かない。

勉強しなくても、時間が経てば大人にはなれる!だけど、勉強したほうが人生の幅は広がるし、男なら家庭を守る力を身につけなければいけないと教えないといけない。

崇志の本当の心の内は見えない。
今が彼の人生で2番目の壁なのかも知れません。
どうか、自分に負けないで、強く乗り越えて欲しいと願います。

彼がどんな選択をしようとも、世間がなんと言おうとも、私は崇志の味方です。
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homemaker725 at 23:01|PermalinkComments(1) No.121~130 

March 20, 2014

123*サ・ク・ラ・サ・ク

約1年ぶりの更新となりました。
おかげさまで、可もなく不可もなく…平穏に過ごしております。
そしてとうとう、中学校を無事に卒業しまして、この春より高校生となります。
AKBを卒業して、今は同級生の彼女とも仲良く青春まっしぐら!
当たり前の生活が凄く嬉しいし、感謝の日々です。


10歳
小学校の“ 2分の1成人式 ”
「二十歳の自分へ」と題された手紙を書くことを躊躇っていた末っ子。

とても元気で日常生活にはなんら支障はないものの…
『再生不良性貧血』と上手に付き合っていかねばならない彼の人生。
思えばそのずっとずっと前から、その病気とともに過ごしてきたのだけれど、現実に知ったのは10歳の時でした。
「俺、だいたい20歳まで生きとうとかいな。」

生まれてきて、たった10年で自らの生に不安を抱かねばならないことは、どれほどの試練、葛藤、苦悩、恐怖だったのだろう。
それでも彼は、まっすぐに素直に少年から青年へと成長しています。

長男長女に比べると、勉強は不得手な末っ子。
なにより「元気なら!」と思っていたので「勉強しなさい」と言わずにきましたが…高校受験を迎え、学力ももう少し余力ありそうだし、元気すぎる彼をみて「もうちょっと勉強させとけばよかったな。」と思うオカン。笑
それでも、おかげさまで、この春より高校生になります。
家から近いし、就職率もいいし、校風も息子にあってそうだし、よかったかな。

17日22時過ぎ
「お母さん、明日、合格やったら、1時に親と学校よ。」
「ナヌー―――!」
仕事だし…。言うのおせーよ!
遅い時間に、パートさんに交代のお願いをしました。
翌日…ドキドキしながら、一報を待っておりましたら…
「楽勝〜♪お昼学校よ〜。」と呑気に連絡ありました。

とりあえず、万事順調!
20歳まで、次の5年への出発です。

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homemaker725 at 08:27|PermalinkComments(2)TrackBack(0) No.121~130 

April 21, 2013

122*主治医の異動

前回の診察時に、骨髄穿刺をしました。

主治医との出会いは、崇志1歳の夏。
鉄欠乏性貧血と診断され、地元の小児科より紹介された大学病院でのことでした。
鉄欠乏性貧血は、1歳前後の乳幼児には珍しくない症状tらしく、その時は1年ほどで治療を終えました。
治療と云っても、オレンジの鉄水溶液を飲むだけなんですけど。

その後、小学校4年生10歳の夏に再び主治医のお世話になることになろうとは、誰が…。

鉄欠乏性貧血と再生不良性貧血との因果関係はないとはいいますが、どうだろう。
たまたま、10歳の夏に血液検査をしてもらったことで発覚した病気ですが、鉄欠乏性貧血の治療からわずか3年後…年中年長の頃には、いつも内出血による大きな痣を身体に持っていて、サッカーや鬼ごっこが苦手と云う、血小板・赤血球(おそらく白血球も)の数値がかなり低かったはずだと、今では容易に想像がつく状態だったわけです。

「先生!この痣、虐待じゃないよ!」
「お母さん、私も虐待してませんよ!崇志くん元気だからぁ!」
と、保育園の先生と笑いあったりしたものです。

なんやらかんやらで、この春、誰も彼が貧血だとは信じがたいほどに、マッチョな中学3年となりました。
1年1年が喜びなのは、やはり健康そのものの長男や長女とは少し違うものがあります。

そして春は、出会いと別れの季節。
長年お世話になった主治医が予想外に、4月より異動になりまして…
その引き継ぎの前に「もう一度、骨髄の検査をさせてほしい。」との申し出に「別いいよー。」と軽ーく答えなった崇志でした。

5年前の検査では「血液を作る工場がストップしている。みんなが持ってる血液工場が10個動いているとしたなら、崇志くんの工場は3つしか動いてない。」と、小学生にもわかりやすい説明をいただきましたが…
今も、その状態なのか…
はたまた、工場は動いているのだけど、作り出された血液が壊れていくという状態になってないか、細胞そのものが悪い形に変化したりしてないか…などを調べておきたいとのことで、今回の骨髄穿刺となりました。

検査結果は、変化なし!
せっかく作った血液を自分で壊してしまうとか、細胞そのものが悪い形に変化していくとか、今の段階ではそのような移行はみられない。
これは、ひとまずホッと胸をなでおろしていいことなのかな。
相変わらず、工場がサボっているだけとのことで、今後も経過を見守るということになりました。

医師が変わることに不安なのか不満なのか、本当にただめんどくさいのか…
「いくら検査しても変わらんちゃけん、もう病院、こんでもよくねー!」
と言ってましたが「ダメ!」と軽ーく却下され、来月の予約を取り付けました。

ちゃっかり帰りに、外来受付においてある医師の紹介パネルを見て「この人になるったい!」と確認してました。
心の準備もオッケーですね。(〃⌒∇⌒)ゞ
これまでの医師も、これからの医師も、きっと長いお付き合いになるのでしょう。

homemaker725 at 10:14|PermalinkComments(2)TrackBack(0) No.121~130 

March 05, 2013

121*本音とたてまえ

前回(2月5日)の診察日で、まずまずの数値を見ることができました。

白血球 3.3 (正常値 3.9〜)
赤血球 365 ( 〃  427〜)
血小板 1.5 ( 〃  13.1〜)
ヘモグロビン 13.5 ( 〃 13.5〜)

ここ最近は、ヘモグロビンが、正常値の範囲内で安定しています(*^-^)
もはや問題は、正常値のほぼ、1/10を保っている血小板だけな気がします。

これは、手放しで喜んでいいことなのでしょうか。
確かに、数値が上がってきていることそのものは、喜ぶべきことなのですが、先が見えない…予想がつかないのがこの再生不良性貧血のやっかいなところだと思います。

なにしろ血液専門の医師が
「分からないんだよねぇ。なーにもしてなくても正常値になっちゃう人もいるし、急に下がっちゃう人もいるから、そこが怖い病気なんですよねぇ。今いいからって油断はできない!っていうことしか言えないんですよ。申し訳ない。」

専門家が分からないことを素人が「わぁ♪良かったねぇ!」と安易には言えません。
もちろん、本人には言いますよ。

「わぁ♪やったやん!このまま上がっていったらいいねぇ!」

言いながら不安になる。
こんなふうに喜ばせといて、後々数字が下がったら、この子の心は耐えられるのだろうか…。
だけど絶対にそんな内なる顔は表には出さない。

だって親だもん。
どんな状況であろうとも、希望を捨てない姿勢を子どもに見せるしかないでしょう。

まだ10年そこらしか生きてないのに「俺は早く死ぬけん。」「成人式って俺にも来るとかいな。」って、それは親にとっては本当に切ないセリフなのです。
聞きたくなくとも、彼の本音を受け止めて励まして笑い飛ばすのが私の役割。

反抗期なんでね、親に八つ当たりするのは当たり前のことなんですけど、そこに命がかかわると本当にダメージ大きい。
「ウザいと!」「だまっとけ!」と叫ばれたなら「誰のおかげで大きくなったと思っとんかい!一人で生きてきたような顔するな!」って応戦もするし「はいはーい!成長したねー。」と茶化して笑いとばしますよ。
だけど「お母さんが、俺をちゃんと生まんかったけん。」って言われたら、さすがの私も笑い飛ばせないから…ははははは…涙

だけど、本当に傷ついているのは私ではない。
思わず口にしてしまった本人が一番辛いはずなのです。
多分…彼は、そのこと、この病気のことで私を責めたりはしていない。
ウチからなるエネルギーのぶつけどころがなくて、つい吐き出してはみたんだろうけど、言った直後から後悔してるのが分かる。
だからやっぱり私はそれも受け止めて「すまんねぇ」と笑うのです。

先日、息子の腕にブレスレットをみつけた。
ヘマタイト
黒っぽいパチンコ玉みたいな石なんですけど、少し前から私も彼にブレスレットをプレゼントしようと準備をしていたんですが、先を越されてしまいました。

「俺、石とか全然興味なかったんやけど、たまたまこれに目がいって、本当にたまたま手に取って、石の意味をみたら、血液にエネルギー与えるとか書いとうけん、もう買うしかないやろ!って思って買ったっちゃん。」

巡り合せだねぇ…。
そして、自分の体の特徴に前向きな彼の姿も嬉しく思いました。
私が息子にプレゼントした石は “ブラッドストーン” その名のとおり、血液関連の石、血液に良い影響を及ぼすとされている石です。

そちらも気に入ってくれて、今は2本しているんですけど…私がプレゼントした石は腕にピチピチ。( ̄へ ̄|||) ウーム

娘に「どう考えても小さいやろ!」と言われて気が付いたんですが、もうとうに私の身長なんぞ追い越し、細マッチョながら握力50超えで学年トップをたたき出すようなたくましい息子なのに…
私の中では、ずっと今も「チビッ子」なのです。笑
成長したって分かってるのに、どこかでまだ幼い日の姿をイメージしてる。
親ってやっかいですね。

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homemaker725 at 11:41|PermalinkComments(8)TrackBack(0) No.121~130 

December 31, 2012

120*親の欲

今年、2012年も終わろうとしています。
先日、今年最後の検診に行ってまいりました!

白血球 2.0
赤血球 391
Hb 14.4
血小板 1.6

数値はまずまず、崇志にとっては可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。
ヘモグロビンが堂々の平常値内で、やんちゃな息子にはありがたいことです。

病棟が新しくなって、もうずいぶん経ちますが、最近は受付・採血の後に、院内にあるコンビニで朝食を買ってフロアの窓ぎわを陣取りモーニングするのが日課となっています。

小学生のころは、まだ腹減りを我慢できなくて、行きの車でパンを食しており、血液検査で血糖値ハイ ↑ が多々ありましたが、今はそれもクリア。
メロンパンとか食べたらテキメンよ!笑

このフロアモーニングは、カフェみたいで、待合室に座っているよりなかなかの居心地です。

わたくし事ではありますが、最近、携帯を“ガラケー”から“iPhone5”に変えまして、すでにiPhone歴1年の崇志に、便利な使い方や、使えるアプリなどを親切丁寧?に伝授していただき、有意義な待ち時間を過ごしました。
まあ、操作が「おっそ!」「へた!」「ださ!」と、息子にさんざんに言われ続け苦笑するしかないオカンでしたが…。笑

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血液の検査項目に“ALP”と云うのがあるのですが、これは骨の代謝に関係する項目で、病気によって高値を示したりもするのですが、息子のような成長期の子どもはしばしば高値を示す項目でもあります。
例えば、1年間で身長が10センチ以上も伸びた時期のALPの値は、平常値の3倍はありました。

親とは欲なもので、病気の状態がつかめなくて不安でいっぱいのときは、生きていてさえくれればいいと願いますが、その次には健康であってほしいと願い、優しい子であってほしいと願い、スポーツができたらいいなと願い、もっと勉強してくれたらと願い、友達が多ければと願い…
子どもへの期待と要求はどんどんと増えて行きますね。

私の身長はとっくに追い越したものの、彼の身長は165センチちょい。
ALPの数値は平常値から若干はみ出る程度。
「うーん…、170センチまで頑張れないかな…。」
ついつい、欲がでてしまい、検査のたびに低くなっていく数値が気になってしょうがない私です。
ダメねぇ。
毎日元気に学校に行って、友達も多くて、優しい息子、それでいいじゃないか!
この年末に、身長欲を捨て、脱ALPします。笑

ただ、検査結果の用紙をみながら、この体重はいい加減に書き換えたほうがいいんじゃないか?と崇志と笑ってますが、いつも診察のときに医師に訴え忘れるのです。

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14才で体重35キロはない。
細マッチョなので、50は軽くあると思うけど、本人も計ってないから分からないらしい。
でも35ではない。笑

ところで、脱AKB48してから、すっかりお洒落に目覚めた崇志。
兄貴もお洒落なので、その影響を受けていると思うのですが、これはこれで大変。私が!笑
「日曜日に着て行く洋服がない!」
はい?
そこらへんにあるの着て行きーよ!って感じですが、ダメらしい。
ついつい甘やかして、二人でいそいそとショッピングモールへお出かけ。
私も洋服好きで、かつ崇志と並んで歩く“お買い物デート”は私も楽しいので、断れないのがバッドポイント。

ジーパンを何着も試着して、裾上げをしてもらう姿を目ながら「もうちょっと、足が長かったらなぁ…。ああ…ALP!」と身長欲を捨てられないオカンなのでありました。
┐( -"-)┌ヤレヤレ...


homemaker725 at 11:22|PermalinkComments(4)TrackBack(0) No.111〜121