2005年11月02日

【ほんぶろ物語4:最終】

いよいよ最終話。ほんぶろを作ろうと思ってから実際にできるまでのことをお話します。

ほんぶろ物語4 サイト運営



これまでいくつもの(今でも少し)サイトを運営してきました。専門家には遠いけどある程度のスキルやノウハウはありました。けれども、これほど多くの人(本ブロガーさん)の協力や支持なしにこのブログを作ることはなかったと思います。
なぜなら他のブログへの積極的なコミュニケーション(←自分としては無理な攻勢に見える)や、SEO(サーチエンジンの最適化←単なるテクニック)で「活躍するんだ」という目的は全然なく、今でもみなさんには最低限のコミュニケーションしか取っていませんし(←距離感がちょうどよい)、SEOも最初に整えてあとは結構ほったらかし、という状態です。
それでも多くの方の協力や支持によって、こうして立派なサイトができてしまいました。

まず、登録してくださった本のブロガーさん。それから本に興味を持って訪れてくれるユーザーのみなさん。これはもちろんですね。
立ち上げの最も初期にはライブドアの「本が好き!」企画を行っている清水さんと根岸さんという方が、サイトにバナーのリンクを貼ってくださいました。それから、「本を読む女。改訂版」のざれこさんが運営している「本を読む人々。」というSNSでも告知していただき、こちらから「ほんぶろ」のことを知って登録してくださった本ブロガーさんも少なくありません。
みなさんには本当に感謝しています。

とりわけ、ブログデザインを作ってくださったCiel Bleuの四季さんにはかなり助けられましたので、そのお話をしましょう。

四季さんのデザインとアドバイス



「やぎっちょのベストブック」内にある、自分のリンク集をまじまじと見て、これは量的に問題があるなぁと、何気なく、ふと思いました。
みなさんが残してくださったコメントを見るに、こんなリンク集があれば本ブロガーさんの交流が深まるということもわかったので、それならいっそ、もっと各ブログの特徴とか得意な作家さんとか、それぞれの「顔」を出せばきっといいものができるだろうなぁなんて思ったわけです。

それで最初はライブドアのテンプレートをひとつひとつ見たり、jugemやFC2やアメブロなんかを見てはいたんですが、なかなかいいと思えるデザインがなかったんですよ。とにかく画像(視覚)で「本」であることを訴えたかったし、3カラムでどれも広めの幅がほしいなと思っていました。
ところが、そういうものは・・・・・ない!んですよ。

そして、何がきっかけになったかは全然覚えていないんですが、ふと四季さんが自分のブログを自分で作ったとコメントしてくれたことを思い出したのです。(詳しくは第3話をどうぞ)
そこで思い切って(メルアドはわからないので)ブログのコメント欄に直接書き込みをしました。「やってくれませんか?」って(←実際はもっと長い)
そしたら「いいですよ」(←実際ははるかに長い)ってお返事をいただけたんです。
そしてこんなふうにデザインのオーダーを伝えました。(抜粋)

  背景(メインカラー)は白がいいかなと思っています
  サブカラーはお任せしてもよろしいですか?

  本文の文字色は#333333〜#666666の間で考えていますが、
  全体のバランスに合わなければ変えてください。
  リンクの文字色はお任せでお願いします。

  左カラム、右カラムのピクセル幅ですが250前後で十分かなという
  気もします。
  現在の小見出しのひとつ「【本ブログを探す】作家さんに強い!!」が
  横一列で入る長さであればOKです。
  中央、本文のカラムは、500ピクセルほどあればいいと思います。

  左右のカラムか中央のカラム、あるいは両方のカラムを枠で囲って
  もらえるとメリハリがついてよろしいのではないかと思います。


などなど。
これが一番初期のオーダーで、四季さんは全てを額面どおりに受けるのではなく、全体として考えたときに最もいい方法で作り上げてくれました。
やぎっちょが香港に行っている間にほとんどを作り上げ、そのあともバナーとか画像とか細かい調整をしてくれただけではなく、カテゴリや作家、はては文章のアドバイスまで的確にしてくださいました。
なので「○○にしたほうがよくないですか?」と言われると、反論の余地なく「はい全くもってそうです」状態でしたね〜。

つまりはやぎっちょができない部分(デザインとか)や、完全ではないところ(構成とか文章とか)がこれほどうまくできているのは四季さんのおかげなんです。

作業の鬼地獄と意見の不一致



PC作業の写真デザインができると、内容をひとつひとつ作っていかなくてはなりません。それぞれのブログの特徴をうまく出せるように、しかしユーザーさんがわかりやすいように「★などで評価」「作家わけ」「1000冊以上」「5年以上」にまず分けました。
そして得意なジャンルがわかるように、恋愛小説〜濫読までカテゴリを作り、得意な作家さんを紹介できるように作家別カテゴリを作りました。

「カテゴリ」と言っても全ては手動なんですね。
作業の大きな誤算は2つあって、ひとつはこの手作業の大変さでした。完全にしようと思えば思うほど予想以上に作業が増えてしまいました。これに追い討ちをかけるかのように、もうひとつ作家の数が増えたことがあります。
最初の予想では「大体みなさん好きな作家に偏りが出るだろう。多くても20人か30人くらいかな」と楽観視していたのですが、ふたを開けてみれば現時点で120名にもなってしまいました。
ということはつまり手作業が膨大になってしまい、オマケに「作家の紹介文」も書けるようにしたので(いい内容にしようと思ったらやっぱり必要)、最初の3、4日は毎日18時間モニターとにらめっこしていました。お腹もすかず、気が張っているのか睡眠時間も短くても、ただひたすら作業ができてしまったのです。


そんな作業をやっている中で、四季さんと考え方の少し異なるところもありました。
それは「マンガ」を加えるか加えないかということでした。もともと小説主体のブログを集めているリンク集なので、マンガは毛色が違うか、それとも入れるべきか。
メールのやりとりではお互いに思うところをちゃんと発言して、その上でどちらを選ぶかを考えたので、結局今の通りにマンガもカテゴリに入っていますし、好きな作家さんにも何名か登録しています。
もちろん、やはり小説というか文芸が主体のブログが集まるリンク集なので、そのコンセプトはこれからも守っていこうと思っています。あまり大きな声では言っていませんが、具体的にはビジネス書の作家さんを「好きな作家」として登録することはお断りしています。

そうやって正面から意見を言い合えたこと、多くのブロガーさんが登録してくださったこと、ライブドアさんやざれこさんが積極的に協力してくださったことなどがあって、よく考えてみれば大きな(←いろんな意味で)リンク集ができたと思います。

このブログは「リンク集」だけども、もともとが多くの人の協力の元に成り立っているので、これからも企画や記事主体ではなく、『本ブロガーさん主体で活躍したり、楽しんだりすることのできる場を作っていく』ことをいちばんのコンセプトにしようと思っています!!




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この記事へのコメント

1. Posted by ia.   2007年10月10日 23:47
『ほんぶろ物語』楽しく読みました!
奥ゆかしく、ひっそり置かれていたので、
今まで気が付きませんでした(^^;

「ほんぶろ」はこうやって作られたんですね。
実は、いたるところに工夫がみられるので、
プロの方に頼まれたのだと思っていました。

これからもお世話になります。
頑張ってくださいね!
2. Posted by やぎっちょ   2007年10月12日 11:16
ia.さん
おおお。わかりにくいのかなぁこの物語。感動とロマンの壮大なスペクタクルロマンス!だったでしょ・・・・・。
読んでくださってありがとうございます!!
わざわざコメントありがとうございますね。記事までブログで書いてくださって。
こちらこそどうぞよろしくでございます♪♪

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