2006年は充実した1年間でした。2006年の初めは修士論文で本当に苦労をしました。何度もゼミの先生に「これじゃあダメだから、もう半年修士課程を延期しなさい」と言われていたのですが、最後の最後に「すごく良くなった」と言われたときは嬉しかったです。

無事に博士課程に進学できたのは良かったと思いますが、先の進路も狭くなりましたし、現在も色々と考えさせられることがあります。

4月からはオープンカレッジとはいえ、大学で教えられるようになりました。1時間30分という時間を教えることの難しさ、自分のしゃべり方、伝え方などこちらも考えることが多かったです。

夏には人生初の講演をしました。高齢者相手にかなり奥の深い話をして、質問続出と、講演自体は盛り上がったのかもしれませんが、中には気分を害した方もいたのかなーと思うと反省点満載です・・・

秋からは3校で教えることになりましたが、やっぱり自分の実力のなさを感じましたし、コミュニケーション能力について日々、悩まされました。また「先生らしさ」っていうところでも自信を持ってしゃべるとか、質問への応答の仕方、伝えたいこと
をどう伝えるか、このあたりのことはまだまだ今後の課題です。

それから、知り合いの先生の紹介もあって、出版社の方と知り合え、来年、修士論文をリライトして人生初の単著が出せそうです。これは私にとって今年の大きな出来事です。勉強だけできるんじゃだめで、人間関係は吉本興業時代同様、重要なんだと改めて感じました。大きな収穫でした。(私の場合勉強もおろそかってことも言っておかないと・・・)

論文は3本目標だったのにも関わらず、「日本笑い学会」の1本しか書けなかったのは、勉強をサボった証です・・・全部、今年の一番のイベントだった結婚式のせいにしている私にも嫌気がさします。

そうそう、今年といえば、やっぱり妻と、3月から同棲が始まり、11月には結婚したことが何よりも2006年は大きな出来事でした。本当、生まれてから一番最高の日でした。本日、待ちに待った結婚式のビデオが届き、さきほど妻と見ました。自分好きな私はこの先も何回もみて、2006年11月11日にひたりそうです。結婚についても色々と考えさせられました。ブログを眺めてみると、結婚に批判的なものばかりですね・・・結婚式は最高でしたが、夫婦としては通過点でしょうし、課題もたくさんありますし、お互いもっと成長しなければなりませんし、もっともっと会話をして8年では知りえなかったことを、知り合わなければならないなーと日々思っています。多くの人が理想としている幸せな結婚生活、「そんなのない!」って私は言い切りそうですが、それでも、幸せのために、たとえ癒しの家庭でのんびりしたくても、毎日、夫婦で努力して辛いこと(特に対話かな)もしていかないといけるといいなあと考えています。もう1つは結婚は今までのカップルのような1対1の関係ではなく、親なども含めて、複数対複数の関係なことを日々感じます。

忘れてはいけないのが、妻の関係で車が変わったことです。8年間乗ったオペルは本当、忘れないです。

それから今年は海外には2月に途上国のタイに大学院の友人と行きました。今までしてきた旅行とは違い、同行した2人の海外での「勉強の姿勢」はすばらしかったです。見習わないと・・・それから海外と言えば、妻との新婚旅行です。結婚式翌日からというハードなヨーロッパ、ロンドン・パリ・ローマの旅でした。タイでの反省をいかせず、これまた勉強にはならない旅でしたが、新婚旅行らしい、妻とのいい思い出はできたと言えそうです。本当、タバコさえ飛行機で吸えたら、もっと色々なところに行きたいです。

2006年は本当にすばらしい濃密な年でした。来年はもっと濃密な年にできるかな・・・反省点も多々ありますから、来年に生かせるといいなあーと思います。来年の目標はまた明日書きます。

では、みなさん良いお年を!