2011年02月25日

どうか…

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南無阿弥陀仏


法然上人さまの祥月命日である1月25日に、大本山増上寺さまを出発し、おおむね旧東海道を下って、総本山知恩院さまを目指す、東海道念仏行脚。


2月23日。無事、総本山知恩院さまに、到着致しました。


お力添えを賜りました皆さまに、伏して御礼を申し上げます。


誠に、ありがとうございました。


  ● ● ● ●


皆さまに、「なむあみだぶ、なむあみだぶ…」と、お念仏をお称えいただけたか。


先日、小生が思うところの、東海道念仏行脚の成否の基準を、記しました。


その大勢を決する要素が、これであります。


  ● ● ● ●


東海道念仏行脚を終えるにあたり、声を大にして、申し上げます。


どうか皆さま。


「なむあみだぶ、なむあみだぶ…」と、お念仏をお称えください。


そのための、念仏行脚でありました。


風雪と足の痛みに耐えた1ヶ月・600kmの道中、お念仏をお称えしながらの念仏行脚は、そのためでありました。


東海道念仏行脚の趣旨は、つまるところ、この1点に尽きます。


そしてまた、それをお伝えすることが、法然上人さまの広大なる御恩に報いる道の1つであり、そのための、八百年御忌・八百年大遠忌であります。


  ● ● ● ●


南無阿弥陀仏とお称えするところにこそ、阿弥陀如来さまのお護りの中、この上ない無上の幸福に満ちた日々が、ございます。


実に、次の一言をお伝えしたいがための、東京念仏行脚・東海道念仏行脚でありました。


かくして、今般の念仏行脚は、次の一言に、結実致します。


  ● ● ● ●


どうぞして、皆さま。


お念仏の中に、日々をお過ごしくださいませ。










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宗祖
圓光東漸慧成弘覚慈教
明照和順大師
法然上人

八百年御忌
上酬慈恩

聖号十称

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平成23年2月25日



全行程踏破者

東京教区芝組
観智院徒弟

鈴木只単
..


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2011年02月24日

隊長所感

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  南無阿弥陀仏

  称えて歩けば
  涙こぼるる
  東海道









  南無阿弥陀仏

  智者の振る舞い
  せずして
  称うれば

  ただ
  懺悔 懺悔 常懺悔











全行程踏破者隊長

尾張教区名古屋組
無量寿院

大田弘光


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道詠

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● 同期の僧
  肩たたかれて
  あらうれし

  思わぬ再会
  念仏行脚








● 行脚僧
  待ち受け人と
  会いし顔

  念仏のなか
  目 舞い踊る








● 縁山を
  出でしは遥か

  今 京に

  祖山間近に
  念仏行脚









● 雨雪と
  あまた寺顔
  縁むすび

  今 京に立つ
  行脚僧たち








● 妻と友
  ともに来しかた

  念仏で
  都大路を
  行けるうれしさ













全行程踏破者

埼玉教区第4組
圓心寺徒弟

侭田昭持


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道詠

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● せせらぎを
  右手に聞きて
  登る道

  宝来坂を
  阿弥陀寺へ行く








● 名代なる
  草津追分
  今 立ちぬ

  朝のしじまの
  行脚僧たち








● 唐橋の
  絶景見ゆる
  ひと間にて

  思わず正座
  僧 言葉なし









● 駅伝の
  テレビで親し
  琵琶湖道

  祖山目指して
  念仏行脚








● 唐橋を
  渡るに見ゆる
  比良の雪

  声高くして
  念仏 とどけ










全行程踏破者

埼玉教区第4組
圓心寺徒弟

侭田昭持


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踏破者日記・2月22日

2月22日


今日も快晴で、3~4月並の陽気となりました。


京都教区の山科・西念寺さまで出発法要があり、約70名の保育園児の皆さんによる、「ほうねんさま ありがとう」の合唱にお見送りいただいて、出立しました。


お寺さま・京都教区浄土宗青年会・寺庭婦人・宗関係者など、約70~80名の随伴者を加えた長い行列は、お念佛をお称えしながら、賑々しく行脚します。


三条通りを、岡崎方向に歩きます。


登り坂では、背中が陽に照らされて、汗ばむほどの暑さです。


やがて、登りから下りに転じ、京都疎水に至り、南禅寺さまの山門前に出ました。


哲学の道周辺には、広大な御寺院が建ち並び、白い塀に囲まれた山門の中に、青々とした苔や樹木の庭が望まれ、優雅な落ち着いた雰囲気です。


お念佛よりも、観光気分になりそうな雰囲気です。


周囲の景観に目を奪われながら進み、●永観堂さまに着きました。


おつとめを終えて、すぐに、大本山金戒光明寺さまに向かいます。


御影堂での法要のあと、御法主台下から、御垂示を賜りました。


大本山金戒光明寺さまは、幕末、京都所司代・松平容保公のもと、会津藩士の駐屯地があったところで、戊辰戦争で戦死した会津藩士の墓所があります。


この一帯にはまた、多数の塔頭寺院が集中し、土塀も長くつづいていますので、よく、時代劇の撮影が行われています。


午後1時15分頃、大本山百萬遍知恩寺さまに着き、御法主台下から、実に余るねぎらいと励ましの御言葉を頂戴し、一同、恐縮至極でした。


新しくできた会館で、お昼をいただきました。


つづく大本山清浄華院さまでも、御法主台下の御垂示を頂戴し、本日の行程が終わりました。











全行程踏破者

滋賀教区甲賀組
善福寺

福住昭孝


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踏破者日記・2月21日

2月21日


東海道と中仙道が合流する52番目の宿場町・草津は、京都や大阪に近いため、年々人口が急伸し、活気のある街です。


市内中心部にある滋賀教区教務所で出発法要をして、本日の行脚が始まりました。


草津宿は、近代的な顔と、本陣跡等が残る古い街並みの顔の、両面を備えています。


旧東海道を西に進むにしたがって、街角に、携帯木魚を叩きながら、お念仏をお称えしてお迎えくださる檀信徒さんの姿が、増えてきました。


月輪の新福寺さまに立ち寄って小休止したあと、瀬田川に向かって進みます。


同じように、携帯木魚をたたいてお出迎えくださる檀信徒の皆さまに、辻々で出会います。


正午前、瀬田の唐橋の畔にある雲住寺さまに、到着しました。


本堂内からは、私たちを待ち受ける木魚の音とお念仏の声が、聞こえてきます。


入堂しますと、御詠歌の吉水講員・寺方・檀信徒の皆さまで本堂は満杯で、熱気に満ちておりました。


御住職さまの御夫妻は、子どもたちを集めたサタデースクールや、婦人会のコーラスグループ活動など、熱心に布教活動をしておられます。


やがて、奥様の名司会によって、ピアノ伴奏にあわせた月かげの御詠歌から、おつとめが始まりました。


むかで退治・むかで供養ゆかりの御寺院と伺いましたので、むかでのシールとストラップを、おみやげに頂戴しました。


昼食には、瀬田名物のしじみ汁と茶めしを、いただきました。


しじみのお味噌汁はとてもおいしく、おかわりをしました。


一同、心からのおもてなしに、深く感謝をした次第です。


また、ご案内いただきました4畳半の茶室からは、瀬田の唐橋を一望でき、実に良いロケーションでした。


古い家並みが残る、膳所城下の清徳院さまで小休止したあと、滋賀県庁の前を通りました。


大津駅を右に曲がり、到着寺院・西福寺さまで豪華なご接待を受けて、本日の行程は終了となりました。










全行程踏破者

滋賀教区甲賀組
善福寺

福住昭孝


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踏破者日記・2月20日

2月20日


午前8時半頃、水口の浄福寺さまを起点として、行脚がはじまりました。


随伴者は、昨日より半減しましたが、関正見師のかわいいご子息が、小さい体を黒衣・白衣で包み、網代笠をかぶって、行脚に参加してくれました。


また、途中から、香林師の2人のご子息も参加となり、本日の到着寺院まで、3人ともよくがんばって、元気に歩いてくれました。


穏やかな春の日差しを背中に浴びながら、田んぼばかりが広がる水口の旧道を、西に進みます。


ところどころ、農家の人たちが、合掌してお出迎えくださいました。


正午前に、現御門主猊下の御自坊であります、石部宿の善隆寺さまに到着。


参道で、多数のお檀家さんが合掌してお迎えくださる中、石段を登って、本堂に上がります。


ちょうど、涅槃会が奉修されており、御住職の伊藤真昭師が御導師を勤めておられました。


午後2時頃、到着寺院であります、金勝(こんぜ)の古刹・阿弥陀寺さまに入ります。


阿弥陀寺さまはかつて、末寺40数ヶ寺を抱えた、本山級の御寺院です。


道内では、総本山知恩院さまより法然上人さまの御分身像をお迎えして、別時念佛会が開催されており、堂内は、300名近くの寺方や檀信徒さんで満員状態の大盛況でした。


そこで、おつとめや御詠歌の奉納があり、午後3時半からは、伊藤真昭師による記念講演が行われました。


金勝(こんぜ)の阿弥陀寺さまと安土の浄厳院さまとの関連を、歴史的背景から考察した研究を、一同、興味深く拝聴しました。


(かつて、浄厳院さまは、283ヶ寺の末寺を擁する、一大勢力でした。)


本日は、阿弥陀寺さままでの行脚となり、万歩計が示す歩数は、約25000歩と、少ないものでした。















全行程踏破者

滋賀教区甲賀組
善福寺

福住昭孝


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