2010年05月

2010年05月30日

『裏切りの街』千秋楽

5月30日(日)パルコ劇場

 今回の音楽を担当しているのが、演出の三浦くんが監督した「ボーイズ・オン・ザ・ラン」という映画で主演をした銀杏BOYZの峯田くんで。
 公演後、主題歌の「ピンクローター」(←とりあえずこの題名を言うと会場で微妙な笑いが起こる・・)を、峯田くんが弾き語りで何度か演奏をしていた。
 なのに!弾き語りは全て数日前の発表で、自分の観に行く日には当たらず!
 なので千秋楽にも行ってきました、譲ってくれた人ありがとございます〜

〜以下、ネタバレの入った部分(敬称略) 〜
舞台に関していくつか追加を
●ユウイチ(田中圭)の友達役をやったポツドール米村亮太朗くんはかなりのチャラ男(笑)
 主役の2人(田中圭、秋山菜津子)が煮え切らなくて重い空気の中、この人が出てくると、その”いい加減さ”で何故か空気が軽くなる。
 ユウイチの彼女(安藤サクラ)との浮気をユウイチへ謝るときも超軽い(笑)
 だって「わりぃ、マジゴメン」だもの。
 だけど本人の資質なのかな?観ていてあんまり不快感はなかった。

●1番びっくりしたのが、その軽い謝りに対するユウイチ
 「お前、マジかんべんしてよ。イエローカードだかんね」っておいおい・・・
 そのへんはユウイチの『面倒だから人間関係と対面したくない』という特徴がわかりやすく出ていた

●江口のりこさんは「時効警察」の印象が強くて、正直舞台で声とか通るのかな?と、大変失礼なことを思っていましたが、ぜんっぜん問題なし!
 むしろあの特徴のある声が、ドスの効いたものとして武器になってました。
 出番が少なかったのが残念!

峯田弾き語り
 案の定、上半身裸で登場(笑)
 よく知らない人が見たら何と思うのかとりあえず聞てみたい・・
 歌う前に長いトークがあるのもいままで通り。あ〜なんかホッとするな。
 声はだいぶ良くなっていた、去年の状態からすると随分回復してきているのが分かる。
 1音1音確かめるように歌っていたのは、曲によるものか?喉の調子を見ながらか?なのかは不明。
 パルコ劇場で峯田くんの歌を聴けるのは相当貴重なので、行けて本当によかった。

 弾き語りの後、三浦くん登場。前回はなかったので千秋楽だけだったのかな?
 初パルコ・プロデュースということで色々葛藤はあったようですが。
 クライマックスや絶叫がない、舞台としてのカタルシスがなくても成立したというのも新鮮。(これに関しては、松尾ちゃんがロキノンで「絶叫がないので、役者のその溜まった感情を峯田くんの歌で吐き出していたと」言っていた)
 役者の組み合わせも面白かったし、音楽が銀杏というのもファンじゃなくても面白いことだと思います。

東京公演お疲れさまでした!


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2010年05月23日

西原理恵子の人生画力対決(VS 若杉公徳&村上たかし)

5月23日(日)新宿ロフトプラスワン

 前回のビルボードから一転、古巣に帰ってプラスワン。
 しかも今回はサイバラ・バンドがデビュー曲?「金をかせごう」(・・・)を最初に披露してくれました〜
 ギターを持った瞬間に観客からどよめきが(笑)しかし超至近距離のプラスワンで珍しく超緊張して歌うサイバラは可愛いかったです〜

若杉公徳
 はい、DMCの作者ですね。ほんっともうこれは観たかった〜!DMC大好きなのですよ。
 「下ネタ」「下品」「くだらない」がつくギャグが大好物なものでねえ。
 正直、4巻までのフェスがいい意味で区切りだったので、その後はそのテンションが持続しないかな?と思いましたが。アートキワ荘やクラウザー1世のくだり、豚のさらなる豚っぷり(・・・)で、毎巻本当に楽しみでした。な、だけに完結してしまって残念。

 さっそくクラウザーさんを描いてもらうも、のっけからペンが迷ってる若杉先生(笑)「今日は楽勝だわ〜」とサイバラ。このサイバラの「今日は楽勝だわ」はこの日何度も言っていました・・・
 
 しかも若杉先生、何度描いても最初の顔の部分でスペースを使ってしまい全身が描けない・・・無理矢理足を描くもんだから、パース(上から見ているような画)になってしまう(涙)

 1番描けなかったのは『名探偵コナン』。蝶ネクタイが“普通のネクタイ”に。丸顔コナンが“面長コナン”になっており、“名探偵”という漢字も微妙に間違っていた・・・もちろんここでもパースで無理矢理全身に。

 あとは音楽シリーズで『ジーン・シモンズ』『ミック・ジャガー』『忌野清志郎』など。
 他には『岡田監督』『ロボコップ』『チワワ』『ゴルゴ13』『メーテル』『タモリ』『叶美香』などなど。
 サイバラ曰く「線に迷いがある」と。確かに劇画調ばりに線が多かったです(笑)
 最後に、若杉先生のひと言「今日はパースを覚えました」・・・・・

村上たかし
 『星守る犬』は号泣でした・・・犬とか死とか、ほんっとダメなんですよね・・・
 村上先生は、漫画のイメージから近く、素朴で優しそうな感じの人でしたー 

 まずは『星守る犬』から『犬とお父さん』。が!上手く描けなかったらしく、史上初となる「やり直し」を要求!!(爆笑)「初めてですよ」という八巻編集に、「やっぱり今日は楽勝だわ」というサイバラ・・・
 
 犬シリーズで『スヌーピー』『ウナギ犬(どっちもヒドかった・・)』『パトラッシュ』『ソフトバンクの犬のお父さん』『ケンケン』
 スヌーピーとパトラッシュは超適当な描き方の村上先生(笑)に、対してケンケンは上手かった〜
 他に『三谷幸喜』『ゲゲゲの鬼太郎』『デビルマン(村上先生上手い!サイバラのはかわいかった)』『ET』『ケンシロウ』などなど。

 何故か村上先生も線が多く、今日は似たタイプの描き方をするとのこと。
 漫画を読んでいるときは、ストーリーに入っちゃうと画の上手い・下手は全然素人の自分には分かりませんが。こうやって同じお題で、キャラや人物を描いてゆくとその先生達の特徴がハッキリして面白い。

 お題を考えたり、出来を見てどっちの先生を先に見せるかを瞬時に判断する八巻編集の仕切りも、このイベントを面白くするには欠かせない。
 
 最後に色紙に全員のイラストを描いて会場のお客さん1名にプレゼント。ジャンケンでしたが負けた〜

 この日はNHKの番組用にカメラが入っており、1部と2部の間にコメント録りを。
 サイバラ「井上雄彦(対決に)こいや〜!」と叫んでいた・・・・・・・
 

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2010年05月22日

『裏切りの街』〜「鉄男 THE BULLET MAN」

『裏切りの街』〜「鉄男 THE BULLET MAN」5月22日(土)

『裏切りの街』パルコ劇場
 三浦大輔くん演出は初めて。約3時間15分、2幕で休憩あり。
 簡単に言ってしまえば不倫もの。人妻・トモコ(秋山奈津子さん)と、彼女のいる若い男・ユウイチ(田中圭くん)が、ヒマに任せてQ2(今ドキ!)をかけたことで知り合う。
 1幕は2人が出会ってから一線を越えるまで。2幕早々にトモコが妊娠すると同時に双方の相手に浮気がバレる・・・
 笑いを含ませながらも、ぜんっぜん煮え切らない日常を過ごして、不倫関係もグダグダしたまま(笑)さすがに妊娠と浮気発覚で焦るも、実はお互いの相手も浮気しているという・・・
 
 トモコとユウイチの共通点は「養われている(ユウイチは彼女に毎日2千円もらって生きている・・・)」「セックスに受身」「だけど浮気相手のセックスには能動的」「顔がいいから頑張れば何とでもなると思っている」。こんな感じ。はい、見ててイライラするでしょ?(笑)
 最後のほうで「顔がいいから何とでもなるって思っちゃうんですよね〜」と言って、そこで解り合う2人の図を見せられる観客の心情って!ちょっと笑っちゃいましたよ。
 だって「本気出せばイチローになれると思うんですよ俺」ですよ!?

 トモコの夫(松尾スズキ)のグレーな感じもスゴい〜 なんか怪しいんですよ!まあ、松尾ちゃんだから当然か(笑)夫がユウイチにトモコと別れるように言うときに「俺も浮気してるんだよ。だけどトモコと別れるつもりは全くない。」ですから。とはいえ登場人物の中ではある意味最もまともな人。
 しかし、トモコが自分の浮気がバレたことを夫に言おうとした瞬間、「妊娠したの?もちろん産んでくれるよね?」と夫は言う。トモコは「はい」と言うしかない。夫は『自分の子供じゃないと知っていながら』だ。別れるつもりないしな・・・それでトモコに一生心の中で負い目をおわせるんだろうな・・・この辺は松尾ちゃんの真骨頂、人間のダークな部分とその怖さがよく出ていた(怖〜)

 ユウイチの彼女は、ユウイチに嫌われたくないからヒモ状態にさせたまま。まあ、最終的にはちゃんと言いますが。ユウイチの友達と浮気しており「ユウちゃんも人妻との浮気止めてね、私ももうしないから」と言いながら全然悪気なく続行する気の彼女。

 ラストは駅で「もうちょっとここにません?」というユウイチに対し、「はい!」と答えるお腹の大きいトモコ・・・という・・・

 とまあ“イライラ全開”な部分が多い芝居でしたが、何故だかそこに不快感はない。不倫ものだけどドロドロ感も感じない。

 何故だろう?ある程度のズルさは人間少なからずも持っている。そのズルさや煮え切らなさが、彼らのエピソードにピンポイントではないけど共感は出来る部分となるのかも。
 オリジナルの脚本・演出ということで三浦くんの作風が何となくわかってよかったです。
 役者さんをハメるのも上手いなあ。ポツドールでは独特の演出方法で、役者さんを追い詰めるとかいう怖い噂がありますが(・・・)今回はそもそも公演形態が違うから、そういう感じでもなかったのかな?

 秋山さん文句なし!弱腰ながらもトキメキを求めてしまう(夫には全く感じないらしい・・・)中年女性の心情が、悲しさや不恰好ではなく、キレイに表現していた。
 田中圭くん!すっごくよかった!ドラマも見たことなかったですが、若者のダル〜い感じや煮え切らない性格が嫌味なく出ていました。声と背格好が中山くんに似ていて。そう思っていたら休憩中に友達のほうから「中山くんに似てるよね?」と先に言われたから、似てる度高いかも〜
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「鉄男 THE BULLET MAN」シネマライズ渋谷
 アイアンマンではないんですね(笑)鉄男のアメリカ版、前編英語、主役は外人です。
 印象としては「鉄男」の1と2を足したような感じ。鉄化してゆくのは1からで、子供がキーワードになるところは2からというような。
 
 しかしすんません、、、この爆音映画の最中にこっくりきて一瞬寝てしまった・・・
 以前「外科室」という映画で爆睡して、起きたら主要キャストが自殺してたというびっくらな過去があるので、どんな騒がしい映画でこっくりきても全然不思議ではないのですが。。。

 音は相変わらず神経質なまでにこだわっていたな。その執拗さはそこらの監督さんには太刀打ち出来ないだろう。ひとたび始まると、お化け屋敷にでも入ったかのような「次にどんな衝撃が出演者達の身に降りかかってくるか分からない恐怖」を感じるため、一瞬たりとも気を抜けない。まあ、一瞬気を抜きましたが。
 後日kai嬢から立川の音にこだわった映画館で、さらなる爆音で上映しているという情報を聞きました。
 う〜ん、金銭的に余裕があったら是非そっちでも見てみたかったー!

 「鉄男1」では“痛さ”が強烈に描かれていて、その痛覚をスクリーン越しに感じてしまうという体感がすっごく印象に残ったけど、今回はどちらかというと“映像と音”。どわんどわんとかガランガランとか、通常の映画ではあまり聴くことのない音が、鉄男化されてゆく後半になるとずーーっと鳴っています(笑)
 好きな人にはたまらんほど、この世界が心地良い。

 残念ながら“新発見”という印象はなかったですが。
 やはり唯一無二の“塚本ム−ビー”の面白さは存分に味わえました。

 あ、NINの新曲は最初?最後?いつかかるの?と思いながら見ていたらラストでした。流れた瞬間「トレント!」な曲が、この映画に当然マッチしていて感涙。
 
 「鉄男」は個人的にはシリーズ化して欲しいですねえ。
 「最後の」とか「帰ってきた」とかでもいいですから(笑) 


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2010年05月16日

JAPAN JAM 2010

5月16日(日)富士スピードウェイ

 ロキノン主催の初フェス。ホストアーティストが、一緒に演奏したいアーティストを決めてジャムをするという趣旨のフェス。
 でかいモビリタとちいさいリベルタの2ステージ制でしたー

 しかし寒い!!今年はなかなか春にならず寒かったので嫌な予感はしていたが・・・前日のツイッタでも「明日参戦の人は冬の用意を」という書き込みを見て、思いっきり冬支度して行きました。

 新宿〜御殿場までロマンスカーにて一直線、しかもMIOさんが先頭をGETしてくれたので既に遠足気分〜♪着いたら宿泊先に1部荷物を預け、駅〜シャトルバスにて会場まで。

 各ステージは約1時間、2つのステージは基本かぶらないという構成なので、演奏中のリベルタへ。ちょうどYO-KINGでした。後ろで見ながらランチ。地鶏の焼き鳥&つけ麺を堪能し、塩キャラメルのサンデーまでペロリ。YO-KING、何故か最初にアカペラにて「さっちゃん」を熱唱(笑)
 しばし聴いて、エレカシが始まるためモビリタへ移動。

【エレファントカシマシ】
 そう言えば初見。すっと出てきた宮本のオーラにぞくっとくる。あぁ、やっぱりカッコいいなこのひと。
 まずはエレカシのみで数曲。アルバムは聴いていなくても、よく耳にする決め曲連発で嬉しい〜
 次に武道館でも参加されていたというバイオリンの金原さんとチェロの笠原さんが参加。
 そしてChara 登場!おぉ!白のミニワンピに黒の網タイツ!野郎のみのエレカシに大して対照的な構図で一気にジャムとしてのボルデージがあがる。
 まずは「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」。そういやChara も生で聴くの初めてかも。Chara は最初こそ声が出ていなかったけど、徐々にペースをつかんだのか、その声がワイルドさを増して、意外にも宮本と似合っていた。

【ZAZEN BOYS】 
 リベルタへ行ったら既にサゼンのみで演奏中。クレープを食べながら鑑賞しようと並んでいると、ジャム相手の坂田明さん&山下洋輔さんが登場。
 す、すごい!思わず振り返って目を離せないほど演奏力が凄かった!達人同士のガチのぶつかり合いというか。いい意味でケンカ越し(笑)そもそも既にセッションのような演奏、だけど偏執的なまでに狂いのない演奏をするザゼンなワケです。そこに、日本を代表するジャズマン2人がやってきたワケです。
 凄い演奏にならないワケないワケです(と、文字も意味なく繰り返しちゃうくらい凄くてすごかったワケです)。ものすごく後ろ髪引かれながらも民生のモビリタへ移動〜

【奥田民生】
 まずは、ひとり股旅(アコギ1本持ちながら、チェックのシャツにチノパン)で登場。
 「どうせならあっちでやりたいよねえ」とサーキット場を指している。
 で、アコギの弦を1本鳴らして空を見る民生。また1本鳴らして空を見る。んでまた鳴らして・・・3回目にはその仕草に観客の笑いがこぼれる。
 野外なので音をつかみにくかったのかな?
 民生はその仕草に何のフォローも入れずに『荒野を行く』『野ばら』『コーヒー』を演奏。『コーヒー』は“もう30だから〜”を“45だから〜”と歌っていた(笑)
 「ここから徐々に人が増えます」とスカパラから茂木さん・川上さん・加藤さん・沖さんが登場し『イージュー★ライダー』。スカ・バージョンはやっぱりレアで面白い〜
 と、ここでニヤニヤしながら民生とスパカラ達が退場。「衣装チェンジかな?」と思っていたら、しばらくしてスカパラが再登場して1曲。で、谷中さんのMC「ここからしばらく僕らだけでやります」に「えぇ〜!」と、思わずブーイングが起こる場内(笑)中盤にホスト不在ってここのステージだけじゃないのか・・・?
 とはいえさすがスパカラ!ノリノリで持っていきました。
 3曲終わったところで『美しく燃える森』が流れて、スーツに着替えた民生が再登場!そのまま『Bridgeview』『ジャングル・ブギ』(←涙・聴きたかった〜)そして『流星とバラード』。
 MCでは「みんなスーツ新調したの?俺だけ1つ前のじゃん!」と民生がボヤく(笑)
 最後に何と『愛の賛歌』!本来は女性のしっとりした曲ですが。明るく楽しく、中年の色気たっぷりで、貴重なバージョンでした。
 間奏では何故か沖さんに投げキッスを連発する民生・・・
 言ってもモビリタのトリなので、アンコールあるかと思ったらアッサリ終了。
 そして大トリとなるリベルタへ。

【吉井和哉】
 たくさんのミュージシャンを迎えての吉井ステージ。
 後ろで眺めていたけど、黒猫チェルシーの渡辺大知くん登場で少し前に(笑)『パール』を歌いましたが、吉井さんの艶っぽい声と大知くんのかすれた声が意外に合っておりましたー
 そして吉井さんが「次はすげえぞ〜」と言ったので「フジ(ファブリック)かな?」と思っていたら「奥田民生〜!」と言うと、股旅の時の衣装に戻った民生が登場し『LOVE LOVE SHOW』へ。
 うぎゃ〜!!!とパニックの自分。に、MIOさんが思わず言ったのが「あのひとズルい!」・・・(笑)
 まあね・・・民パラでは一時スカパラに任せて引っ込んでアンコールなし。と、本来のステージで若干物足りない気分になっていて。ここで登場したらファンは狂喜ですよ。えぇ、ぐっと持ってかれましたよ・・・だけど、民生的にはアンコなしはこっちに移動するためってことだけでしょうけども。
 消化不良の状態で(小さいほうのステージで)さっきより近くで見られたとしたら、ねえ?
 そんなこんなでパニックになりながらもちゃっかし前へ移動(笑)するとMIOさんに「もっと前空いてる!」と腕をつかまれ下手側の思いっきし前のスペースまで行けました〜
 ポケットに片手を入れてステージをうろうろしながら歌う民生。間奏中に下手側に来てくれましたー!
  
 ちなみにネットのレポでは「荘厳な雰囲気の吉井ステージで唯一笑ってよいと思えた瞬間」と評されていた・・・
 
 そしてフジファブリックの登場。吉井さんは「今日はボーカルの子は来てないけど」と言って3人を迎え、『Four Seasons』を。去年発売されたトリビュートで志村くんが歌った曲だそうだ。吉井さんはあえてこの曲を選んだんだろう。“アンコールはない 死ねばそれで終わり”を“アンコールはある 彼は死んでない”と吉井さんは歌った。初めて聴いた曲なのでわたしは意識はしていなかったけども。
 やっぱりこの時のステージの雰囲気は志村くんを想う空気に包まれていた。カウントダウンの民生のステージに少しだけ似ていた。
 最後は『JAM』。吉井さんの選曲は初めての自分でも堪能した、ホントによかった。


 寒さは厳しかったけど雨が降らなくてよかった。ゴハンもですが“おばあちゃん手製の梅酒”が美味!ソーダ割りとホット割りで2杯頂きましたよ〜
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 終演後、小腹が空いたので御殿場駅周辺のお魚系居酒屋へ。ここの刺身がめっちゃ美味!沼津が近いからか、マグロが本当に美味で値段も安かったです。いや〜満腹!
 そのまま御殿場のホテルで1泊し、翌日はアウトレットへ。
 朝、ホテルのカーテンを開けたらなんと富士山が目の前に!快晴なのも手伝ってクッキリ見えました! 
 そしてアウトレットは、自然の中にあるためマイナスイオン効果もありそうなよい空気。
 途中、大好きな犬種のキャバリアを連れた男性がいたので、思わず触らせてもらったらキャバ子(メス)に強引にキスされた(笑)

 帰りも御殿場〜新宿のロマンスカー、再び最前の席を取ってもらって景色万全で帰ってきました〜
 楽しかった〜

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2010年05月07日

奥田民生ひとりカンタビレ

5月7日(金)渋谷AX

 奥田民生がステージ上で全ての楽器を順番に新曲を録音し、その日の夜中に配信するという企画。
 初日のと同じくこの日も開場〜歌いれ直前(と言いながら1テイク目の歌いれまで)を生配信していましたー
 開場するとお菓子が置いてある。歌舞伎揚げ、小枝、ホームパイなどの個包装をいくつもらってもよし!で「こんなに食べるかな?」と思いながらもらいましたが、意外に食べちゃいました(笑)
 さらにおつまみ券をもらい、ドリンク代は払う。本日は外にケータリングカーがありホットドッグ、チキン&ポテト、焼きそば、の他にワッフルなんて甘い系も。わたしはナンドッグをチョイス。

 フロアに入ると民生は既にセッティングは終わっているようで、下手に立って客が入る様子を見ながら談笑中。18時半になったところで民生が挨拶&説明「雨のせいかまだ集まってないけど始めます。録音中でも喋っていて大丈夫です、意外と入んないので。今日はテーブルがこっち向いてる系なんですね・・・むしろあんまりジロジロ見ないでください。」て、全国に生配信してますが(笑)
  
 使用ソフトはPro Tool。さっそく録音開始。
 まずはドラム。この会場は音が響くらしく、民生が手を叩いて「ほらね」と。今回は響かない音を録音したいため「これを用意しました」とキャンプ用テントが!見えんがな!もう会場大ブーイング(笑)わたしは2階席後ろのためドラムだけががっつり見れたのでブーイングに参加しましたよ・・・しかしブーイングが止まないとなると「今回はそういう(←俺が見えるための)企画じゃないから!」と民生のドS発言にてブーイング終了・・・ステージ後ろにスクリーン、上下手にスクリーンと同じ映像を流すモニターがあるので、ドラムの様子はここで確認。
 順調に進みドラムはOK!

 次ベース。使うのはスケールが短い赤いやつ。ミスなく終了したかと思いきや「遊びが足りない」?とかブツっと言って2テイク目。ヘタった部分をパソコン上で直してOK!

 次ギター。「マーシャルさんからプロトタイプの小さいのをお借りしました」とボディがスケルトンのアンプ。ギターはギブソン335黒だそう。まずはリズム録り。メディアムテンポな感じ。途中で「あれ!」とミスしたもよう(ちなみにミスると会場の照明が落ちて赤ランプかつきます・笑)。「考えたらイントロとエンディングは別で録ればいいんじゃん」と言いながらやり直し。「わざとヘタにやるのも味なんですよ、真面目に弾いているだけなのもつまんない」。今日のはフェードアウトの曲らしくエンディングを流すと「このへんはもう使わないから」などの解説。ちなみに途中でディレイという効果を入れているそう。

 そしてアコギ、やった!聴きたかった〜!ギブソンJ450LD。「ここはマイクで録音なので(静かめにね)」。2本分のメロディを録音し、ギターをギブソンB25にチェンジ。完成後に聴いたときはアコギが把握しづらかったけども、実はこんなに音を入れていることにびっくり。そしてないと全然印象が違う。

 お次は鈴とタンバリン、こちらもマイク録音。右手に鈴、左手にタンバリン。イントロで鈴のみを鳴らし、その後歌に入ると4拍子ごとにタンバリンを叩く、と同時に鈴が鳴る仕組み。しっかし正確だなあ、すぐにテンパる自分には考えられないほど平常心で正確に叩く民生。

 「はい、次ボーカルで。じゃあトイレ休憩」とのことで席を立ったら「あ!」と民生の声で客が一斉に固まる(笑)「ギターソロがあった!ま、ギターセッティングするんで」とやはり休憩タイムへ。

 なので休憩明けはギター。「僕の持ってるん中で1番高額なやつです」とレスポールを。遊びでオジー・オズボーン(かな?)と弾いたら思わず沸く会場。「ん?」と民生は反応し「こういうこと?」といきなり『大迷惑』のイントロを。さらに沸く会場。「思い出すなあ、去年を」とポツリ。
 ソロ部分のみなのであっという間に終了、1テイクでOK。「まあ練習してきましたからね」とニッコリ。

 いよいよボーカル。うわ〜楽しみ〜!ネットでも歌は圧巻という感想が多かった。「これがね、最初の言葉が“雨”なんですよ」。偶然にも本日久しぶりの雨。まあタイミングよいこと。
 1テイク目で失敗もなかったのでOKかと思っていたら「これでOKなわけないでしょ。いまのは発声練習」。で2テイク目。Duoでもびっくりしたのが民生は座って足を組んで歌うんですね。「よくTVとかで立って、目の前になんか丸いのあって歌ってるでしょ。あんなのやりませんよ。」と、どこも会場でもこの体勢で歌うらしい。歌い終わると咳払いしたり、発声したりを何度も繰り返す。
 「ここに同じボーカルを重ねます。なので勝手な遊びをしちゃダメなんです。1箇所遊びが入ったな。」とパソコンを見てメロディラインから外れた部分を探す。「あった。」とパソコンで加工。若干上がり過ぎた部分を下げているよう?でした。
 
 2つ目のボーカル。1つ目と同じように歌う。ヘッドホンで確認しながらとはいえよく正確に出来るな〜 技術と集中力が伴わないと容易な作業じゃない。しかもタイムリミットがあるという緊張感も含んでいる。

 続いて、歌詞の輪唱部分。これはさっきの2つのボーカルをコピぺ。すぐに聴いてみるとおぉ!正確な部分に入ってる入ってる。この辺はソフトを使う面白さかも。

 そして下ハモリ。「う〜ってやつね。人間がやってるから機械のようにはいかなけどね」。
 最後に上ハモリ。1番最後の『待って〜♪』という部分は今でも印象に残ってます、ここは今後聴き返すとこの場所を思い出しそうだ。
 そしてボーカル全体の加工。ここはかなり細かくやっていた。スクリーンには民生がいじっているパソコン画面がうつっているけど、詳しくないので何を目的にしていじっているのか分からないのが残念。
 結構細かく時間をかけて作業し、終了!
 1度流してみて、次にボーカル部分のみの状態で流す。これがスゴかった!歌だけ聴くとホントに見事でキレイ!終わった瞬間に大拍手!わたしも無意識に拍手してしまうくらい感動しましたー

 これにて全工程終了!さらにミックスするため、再び休憩へ。
 休憩後、質問回答タイム。開場時に質問紙をもらいBOXに入れておくとここで民生が答えてくれる。「おすすめのマイクは?」にメーカーと製品タイプをあげていました。あと「ボーカルの息継ぎが無音なのは?」には息継ぎを拾わないよう調節しているらしい。逆にあえて息継ぎを拾うようにする場合もあるようで「林檎ちゃんなんかはわざと入れているんでしょうね、まあ僕はそういうセクシーさを売りにしていないんで」とのこと(笑)

 ここで「今回の曲名を。これは『ひとりカンタビレのテーマ』です」。おぉ!これは嬉しい〜!テーマ曲だったとは!
 そしてようやく完成曲を披露。ミディアム・テンポで歌詞は『ひとりカンタビレ』そのもの。どうりで『ひとり』ってキーワードがよく出てくるな〜と思っていたら。曲が流れている間にスクリーンでは歌詞がうつっています。

 観客の拍手ののち「本日はありがとうございました」と民生がペコリ。「え、これから夜中の配信に向けてまた作業がありますので、みなさま、おごそかにお帰りくださいませ(笑)」ということで、客ハケ。
 
 終了したのは22時前、約3時間半。これでもサクサク進めたそう。
 Duoでも同じ現象が起こったのですが、全ての楽器を聴いてから完成した曲を聴くと、全部の音がクッキリ聴こえるんですよ!通常はボーカル、ギターソロなど目立つ音が大きく入ってくるのに、全ての音が均一の割合で耳に入ってくる!これは本当に面白かった〜

 「いつも自宅でやっているのが3時間くらいだからそのイメージだったけど、ライブだと終わり時間があるので失敗が出来ない。結果、休憩がないのでしんどい。しかも2時くらいにリハーサルで入ってから、始まって、終わって、夜中の配信までずーっとやってる。もう2度とやらない。」というコメントを何度が目にしたので、もうやらないのかな〜

 にしても本当に貴重な現場でした!音を重ねるところを見ること、パソコンで何が加工できるか、何がパソコンではできない(人力でしかできない)か、ボーカル録りのすごさ。1瞬1瞬食い入るように見ていたものが1つの曲となって聴ける嬉しさは、そう経験できるものではないので。
 『ひとりカンタビレのテーマ』は自分にとって大事な曲になりました!ありがとう民生!

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