Alan Brothers Oakland Light Smooth
Length: 117.86 mm.
Weight: 48.99 g.
Bowl Height: 49.78 mm.
Chamber Depth: 39.37 mm.
Chamber Diameter: 20.83 mm.
Outside Diameter: 40.89 mm.
COM
アラン・ブラザーズは簡単に言えばJ.Alanの廉価ブランドです。
高級パイプ作家のパイプは高級すぎて売り上げが振るわないのか、
こういった廉価ブランドが増えてきました。
スコット・クラインのScott's PipesやGrechukhin Design、
rechukhinはPS Studioなんかも監修してますし、
トム・エルタンのサラ・エルタンなんか有名ですよね。
作ってるのは大抵、彼らの徒弟とかなんですけど。
別に最近始まった行いという訳でもなく、昔から何度も行われてきた事で、
それこそ最近流行のmusicoの前身となるBecker & Musicòというブランドでは
パオロ・ベッカーの監修の下にありましたし、
ヤフオクなんかで皆さんがよく目にするSvendborgというブランドは
タオとポール・イルステッドによるものです。
廉価ブランドに限った話ではありませんが、
新シリーズのパイプは出たばかりが最高で、その後の入荷品のグレインの質は下がる一方です。
ご多分に漏れずこのパイプもそうで、こんなグレインのいいものは
それから出てくることはありませんでした。
気に入ったブランドが出現したらさっさといいグレインのものを買ってしまいましょう。
デザインとしては恐らくjessの流れを汲むシェイプで、
JeffやAdam、Ernie Markleなんかが好んで使うようなシェイプですね。
それを限りなくシンプルにした形でしょうか。
12cm以下、21mm径と非常に取り回しやすいパイプです。
ボウルが肉厚なのも良いですね。
スムースは250ドルと正直あまりお買い得感はありません。
僕みたいなグレイン厨でなければお勧めはしません。
デザインはカッコイイし、道具としても十分なので、
拘りが無いならブラストのものを買いましょう。黒ならなんと150ドルです。
250ドルだとアレですが150ドルなら十分以上のパイプだと思います。
安価な割りに万能性のある外向けパイプです。
オススメ出来るクオリティではありますが、最近はあまり入荷してないような……