待ちに待った「忠烈楊家将」
（邦題「楊家将〜烈士七兄弟の伝説〜」）の
試写を見てきました。

「楊家将」といえば
中国では知らない人のいない超有名歴史小説。
ワタクシも大好きでして
わざわざ開封の天波楊府（宋の都・開封で楊家が住んだ屋敷を復元したもの）まで
行っちゃったことがあるほどでございます

長い話で、
主人公の七兄弟のエピソードも盛りだくさんなので
ドラマになることが多いんですが
今回は映画ということで
時間的な制約がある中
さすがはロニ―・ユー監督です！
七兄弟が遼軍と戦って次々に倒れていく様を
それぞれの性格に合ったアクションで表現し……
死に様で表現し……
もう〜〜泣いちゃいました！！
楊家七兄弟＆パパの死の悲壮感が
あますことなく描かれておりました〜〜！
大満足の作品です！

昔、トニーさんが七郎を
アンディが生き残る六郎を演じた
豪華キャストのドラマがありましたが
今回も豪華キャストという点では負けてません。
一郎（楊延平）をイーキン・チェン
三郎（楊延安）をヴィック・チョウ
六郎（楊延昭）をウー・スン
が演じてるってだけでもウハウハなのに
なんと、
パパさん楊業をアダム・チェンがやっとるんですよ〜〜〜〜！！！！
そして最強ママさんを演じるのが余賽花！！！！
もう、この二人の子供だってだけで
楊七兄弟の性格が想像できて納得できるっ！
見事なキャスティングでございます。

女を両手に抱えて永遠の青春プレイボーイだったアダム・チェンも
ついに渋いパパさん役をやるようになりましたか〜〜。
もはや最近は、プレイボーイやっても
いつまでも若すぎて化け物じみてまして
個人的には、お笑い状態だったんですが
今回の楊業はいいです！！
そうだよアダム！　年相応の役やれば
あんたはこんなにカッコイイのよ〜〜〜！！
てな感じでして
さらにママの余賽花も、さすがの貫録。

今回の映画では描かれてませんが
楊家将つっったら
パパと兄弟たちが死んだあと
ママさんが嫁をひきつれて戦う（しかも、むっちゃ強い）って話が続くので
（映画でもラストシーンで、チラッと鎧着てますが……）
このママさんはきれいなだけでは駄目なのです！！
（って、日本の観客にはほとんどどうでもいい話なんでしょうが……）

そして七兄弟も素晴らしい！！
……っと、
あんまり言うとネタばれになるので
切ないイーキン
クールでかっこいいヴィック
若さゆえのおバカだけど、ちょっと可愛いウースン
を見たい人は
映画館へゴーだ！

あと
四郎（楊延輝）の李晨と五郎（楊延徳）の林峯のラストシーンも
泣かせるぜ〜〜〜！
なので、お見逃しなく！！