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本間舜久は、「右腕」「猫の道」の2本。どちらも1万字ほどの短編です。
「右腕」は、自分の右手が猫化した人の話。コロナ禍で私たちが体験したようなあれやこれやが影響したストーリーです。
「猫の道」は、ほとんどSFらしさはありません。3つのパートからなり、すべてを奪われた女性が薬物で自殺を図るところに現われた水色の瞳をした猫の話ではじまり、彼女の視点がその猫に移って、自分を捨てたケンジの末路を見に行く話。最後は、ケンジの仲間で組織を裏切ったケンジを始末屋に引き渡す役目を負った男が見た、猫とケンジの行く末です。
お楽しみいただければ幸いです。
