A day in Beijing から10年

ココログから引っ越してきました。 最初のブログ設定から10年たったんですね。 とぎれとぎれながらも続けたので、これからも時々行方不明になりながら続けていきます。

2013年12月

今年最後の更新です

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12月の連休中に、ちょっぴり遠い「神奈川県近代美術館葉山」まで出かけました。
展示されていたのは、20世紀前半のロシア~ソヴィエト時代のポスターコレクション
質・量とも豊富で、斬新なデザインから激動の時代のエネルギーが力強く伝わってきました。

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曇りがちで、少々寒い日でしたが、「天気がよかったら気持ちいいだろうなーー」と思える環境です。

話は変わって、クリスマスリースも飾ったまま(次のリースを作るまで1年中飾る)、
SIRYさんの教室で作った、正月飾りも出しました。

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あまり大きくないしめ縄にどっさり飾りをつけてしまいました。
いつも勝手放題させてくださるSIRYさんに改めて感謝、感謝です[E:happy02]

今年もおかげさまで、穏やかに一年を終われそうかな・・・
勝手ばかりの私を、あたたかく見守ってくださったみなさま、
本当にありがとうございました[E:happy01][E:heart04]

映画「バックコーラスの歌姫たち」

今年はたまたま、音楽ドキュメント映画を見ることが多かったのですが、
「バックコーラスの歌姫たち」「シュガーマン」「愛しのフリーダ」と負けず劣らず、
非常に感動し、いろいろ考えさせられる作品でした。


簡単に想像ができることですが、バックコーラスのシンガーは「極めて」歌が上手です。
スターに合わせて、あらゆる要求に応えて歌えないといけないのですから。

声の美しさ、力強さ、リズム感、全て超一流で(しかも美人!)、
ソロで歌うのを聞くと心を揺さぶられ、映画館でもついつい体を揺らしてしまいそうです。
どうして彼女たちが、たった20フィート(約6m)先のスターダムに登れないのか・・・

「自我」の強さや、ソロの責任や孤独感に耐えられるか、「華」があるか、
もちろん「運」があるか・・・などなどいろいろ条件があるでしょうが、
この映画に登場した1960~70年代に活躍した黒人女性シンガーたちには、
「性別の壁」「人種の壁」「ビジネス慣習の壁」が大きく立ちはだかっていたように思います。
黒人女性は、ほんの数名のスターを除いて、後ろで合いの手のコーラスをしているべきもの。
彼女たちは自身との比較で度々「アレサ・フランクリン」を挙げていましたが、
「アレサ」は一人で充分、複数はいらないと思われていたのです。

1980年代以降に活躍したリサ・フィッシャー の歌ときたら・・・
アレサ・フランクリンやバーブラ・ストライザンドに全然負けないレベルです。
彼女の歌の世界にすっかり引き込まれて、酔ってしまいます。
ソロアルバムでグラミー賞まで獲っているのに、
今もローリング・ストーンズやスティングのバックコーラスを務めます。

登場する女性シンガーひとりひとりが非常にかっこよく、チャーミングで、
そして、人生の起伏は激しく(ダーレン・ラブは家政婦までやった!)、
ひとりにつき一本のドキュメンタリーを作ってほしいぐらいです。

この作品を見る前にレンタルDVDで「永遠のモータウン」 (原題:Standing in the shadows of MOTOWN)を見たのですが、
こちらはモータウンサウンドほぼ全てのバックバンドを務めた、
「ファンク・ブラザーズ」に光を当てています。

バックコーラス・シンガーもファンク・ブラザーズも、
スターをより明るく華やかに輝かせるために、深く複雑な影を作り続けた人たちですが、
遅ればせながら彼らの音楽や人間性にスポットライトが当てられ、喝采を浴びるのは、
映画を見ている私までうれしく、誇らしくなります。
「バックコーラスの歌姫たち」は時間があればもう一度見に行って、彼女たちの歌を堪能したいです!!

映画「愛しのフリーダ」

私の毎朝の楽しみ、「BARAKAN MORNING」 に主人公のフリーダ・ケリーさんが出演され、
バラカンさんがインタビュー後「初めて会ったとは思えない」と感想をおっしゃっていたので、
内容と人柄にとても興味を持って、見に行きました。

映画(ドキュメンタリー)は、昼休みに新進バンド・ビートルズが出演する「キャヴァーン・クラブ」に通いつめる17歳の会社員の女の子が、
マネージャーのブライアン・エプスタインから秘書兼ファンクラブの責任者に選ばれ、
グループの解散まで11年間をメンバーとともに駆けぬけます。

ビートルズ解散以後、この映画ができるまで何も語らなかったフリーダが初めて語った内容とは・・・
衝撃的、暴露話はありません。
それでも、イギリスの一地方で活動するグループが世界を変える「現象」になるまでの、
「夢」としか言いようのない日々が、ファンレターの爆発的な増え方や、
リバプールへ凱旋した時の市民の大歓迎ぶりなどで描かれます。

ごく近くで見た4人の素顔や、彼らの家族、ガールフレンドの話はとても魅力的ですが、
話をするフリーダの親しみやすさ、誠実さのほうがより明らかに浮かび上がってきます。

まだ社会に出て2,3年しかたたない女の子が、
気難しいボス・エプスタインとの仕事をこなし、
世界中から届く、膨大な量のファンレターに書かれた希望に、びっくり仰天するほど真面目に応えていきます。
「自分もファンだから、ファンの気持ちがわかるのです」と彼女は笑いながら答えます。

好きなことだから、できる限りの努力をする。
仕事だから、厳格に、真面目に取り組む。
フリーダは17歳の時から今現在まで、同じ姿勢で働き続けています。
厳しそうな人かというと全く逆で、笑顔がとってもチャーミングで、気さくな話しぶりで、
どんどん彼女に魅せられていきます。

劇的な展開のあるストーリーではありませんが、
ビートルズがどんどん有名になり、夢をかなえていく様子は、
その時のフリーダやファンたちの希望にあふれた気持ちを一緒に味わうようです。
ビートルズ解散後、フリーダは華やか(に見える)な過去を完全に封印し、
平凡なようで、波乱万丈な人生を送ります。
その一日、一日が今のフリーダの素敵さ、魅力を作っているのでしょう。
フリーダを見ていると、ふわーっと暖かい、幸せな気分になります。
一方、私自身の、自分に大変甘い性格、生活をちょっと反省させられます。

クリスマスリース生産終了?!

先週母に送るためのクリスマスリースを作って、今年のクリスマスリース作り終了しました[E:sign03]
私のものはフレッシュグリーンを使いましたが、
こちらはプリザーブのヒイラギやヒバ、アジサイ、ドライのオーナメントを使いました。

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母にも喜んでもらえたようで、よかったです[E:happy01]

今年最後の西荻ランチは、「西荻ランチ of the year 2013」の「りげんどう」
(私が今勝手に決定しました[E:bleah])

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一見量が少なそうですが、野菜が多くて、おいしくて、しっかり噛んで食べたくなります。
小皿料理ひとつひとつも手間がかかっています。
30代以上の女性で満席でしたが、納得できます[E:good]
来年も西荻窪で美味しく安い店、探すぞーー[E:punch]

六義園の紅葉

11月はhon-nekoも私も風邪がなかなか治らず、
もうちょっとで紅葉を見そびれるところでした。

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六義園 は紅葉、桜の名所で、何度も訪れています。

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快晴の日曜日、「人山人海」という中国語の成語がぴったりの人出でしたが、
それでも、広い園内を木々を見ながら歩くのは、爽やかな気分でした[E:confident]
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