首都圏にも進出し、「名古屋発」の喫茶店文化をじわじわと全国区にする勢いのあるコメダ珈琲。前回、フラッグシップな本店を紹介したが、1号店は本店とは対照的に、こじんまりとした「いかにも喫茶店」と言った趣のある佇まいであった。


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名古屋駅から徒歩数分の、ちょっとした路地にあるコメダ珈琲・菊井店こそが、今をときめく全てのコメダ珈琲のルーツである。

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それは突然現れる。看板のすすけた感じが、コメダ珈琲40年の歴史を感じさせる。昭和風情を思わせる「純喫茶」という言葉があるが、まさにコメダ珈琲の1号店は純喫茶そのものだ。

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チェーン展開するコメダ珈琲は明るい店内の店舗が多いが、ここは薄暗く、狭く、こじんまりとしている。まさに1号店ならではの風情が漂っている。

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店内の様子。細長いフロアに、細長い厨房とソファ。決して多くの人数が入店できない。

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1号店である菊井店のメニュー。
1号店なのに「当店では扱っておりません」のメニューが多いのが気になるが、ここは小さな純喫茶なのだ。郊外に大量出店しているコメダ珈琲の巨大な厨房と大勢のスタッフが威勢良く切り盛りする感じではない。ここでは静かにコーヒーを飲み、シロノワールを食べるのだ。

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1号店のオリジナルメニュー。小倉トーストなどのバリエーションが、名古屋モーニングスタイルだ。コメダ一号店で食べるモーニングこそ、名古屋の味そのものである。

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コメダ珈琲といえばこのソファー。もちろん1号店にもある。いつまでも座っていたくなるようなこのソファーがあるから、またコメダ珈琲に行こうと思うのだ。

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アイスコーヒーとトースト。

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そしてシロノワール(ミニ)。伝統の味である。やはり1号店の味は格別である。

チェーン店カフェ・シーンは2000年初頭から全国を席巻したエスプレッソ系カフェの時代から、今また日本的、そして昭和的なテイストがリバイバルしているように思える。そんな中、コメダ珈琲は昭和テイストと共に名古屋テイストという個性を持ち、「やはりこれがくつろげるよな〜」という安心感とともに、少しトゥーマッチな甘さや量で、ちょっとした刺激を与えてくれる。名古屋に行ったら是非、コメダ珈琲の1号店へ。







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