『クラッシュ』
公式サイト:http://www.crash-movie.jp/

原題:CRASH
製作:2004年アメリカ
監督:ポール・ハギス
出演:サンドラ・ブロック/ドン・チードル/マット・ディロン/ジェニファー・エスポジート/テレンス・ハワード


《公開時コピー》

人はぶつかりあう。人は人を傷つける。
     怒り、哀しみ、憎しみ、孤独。
        それでも、人は、人を愛していく。


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「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本で注目を集めたポール・ハギスが、脚本に加えて自ら製作と監督も務めた衝撃のヒューマン群像サスペンス。



冬、クリスマス間近のロサンゼルス。深夜のハイウェイでLAPDの黒人刑事グラハム(ドン・チードル)と同僚でスペイン系の恋人のリア(ジェニファー・エスポジト)は、交通事故に巻き込まれた。
車から降り立ったグラハムは、偶然事故現場脇で発見された、若い黒人男性の死体の捜査に引きつけられた...。


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その前日──。ペルシャ人の雑貨店経営者ファハド(ショーン・トーブ)と娘のドリ(バハー・スーメク)は、銃砲店でイラク人と間違われ、口論になった。
護身用の拳銃を買いに行ったのは、自分の店が度々強盗に遭うことからだった。
娘のとりなしでなんとか銃を買って帰宅したが、英語が不得意なファハドは、鍵屋のダニエル(マイケル・ペニャ)が入口の鍵を直しても、ドアの建てつけを直さなければ駄目だという言葉の意味がわからず、耳を貸さなかった...。


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夜のウエストウッド。若いアフリカ系黒人のアンソニー("リュダクリス")とピーター(ラレンツ・テイト)は肌の色の違いで差別されることにイラついている。
そんな2人を見た瞬間、怯えたような素振りを見せた白人女性ジーン(サンドラ・ブロック)に腹を立てた2人は、彼女とその夫で地方検事のリック(ブレンダン・フレイザー)が車に乗り込むところへ銃を突きつけ、車を強奪し逃走した。
しかし慌てていた2人は、車を走らせている最中、暗い路地で老いた韓国人男性を轢いてしまう...。


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白人警官のライアン(マット・ディロン)はベテランだが、実は人種差別主義者。
夜、ヴェンチュラ通りをパトロール中、ライアンは黒人の裕福な夫婦、TVディレクターのキャメロン(テレンス・ハワード)と妻のクリスティン(サンディ・ニュートン)に、故なき怒りの矛先を向けた。
車から降ろされた2人は容疑者扱いされた上、クリスティンは身体をまさぐられ酷い屈辱を受けた。


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奪われた車の車内に自宅の鍵も残していたジーンとリックは、強盗に入られることを恐れ、ダニエルに家の全ての鍵を代える修理を頼んでいた。
情緒不安定なジーンは、ヒスパニック系で貧しい身なりのダニエルに、冷たい視線を向けていた。
いわれなき誤解から無力感を抱えてダニエルが帰宅すると、幼い娘のララがベッドの下に隠れていた。
引越して来る以前に住んでいた地域では頻繁に銃撃沙汰があり、銃声がしたらベッドの下に隠れろと言われていたのだった。
ダニエルはララを安心させる為、弾丸を絶対に通さない“透明マント”を着せて娘を寝かしつけた...。



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人種差別を扱った、重めの群像劇。
バラバラだと思われた各々のエピソードがラストで巧く絡み合い、ストーリーがまとまる。

いくつものエピソードの中で、ダニエルが娘に語る“透明なマント”のシーンは、唯一心がほんわかと温まる場面。
後にこの透明なマントで、ヒヤ〜ッとさせられることにはなるんだけれど…(^_^;)
で、娘役の女の子がとってもカワイイの


それと、サンドラ・ブロックの身勝手だけど孤独な心を抱えるキャラクターが、私にはとても印象的だった。
サンドラがいつも演じる役柄とはまるで異なっていたのでそれがちょっと新鮮だったし、年代的にもほぼ同年代なので、興味深かった。

日本はアメリカのような多民族国家ではないので、日常的な人種差別というのを目の当たりにしたことも、ましてや私自身が誰かを差別したり、またされたこともない。
なので、本作を通して日常的な人種差別の現状を知ったわけだけれど、人としてやっぱり間違っていると思ったし、悲しいことだと思った。
難しい問題だけど、みんなで考えていかなければいけないことだよね。



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人は生きていく上でいろんな人と係わり合い、時には衝突して傷ついたり、傷つけたりしてしまう。
それでもやっぱり誰かと心を通わせ合い、繋がって生きていきたいと想うものなんですね。




クラッシュTOP2
















『ER 緊急救命室 (9th Season)』にネイサン役で出演していたドン・チードルも、今や売れっ子俳優
『ER』では主役級だったグリーン先生は、番組を降板してからというもの、全然ぱっとしないというのにねぇ…

――って、話が横道にそれちゃったけど、とにかくドン・チードルは本作で、優等生故に母親に愛されない気の毒な役を好演していた。
彼が主演している『ホテル ルワンダ』、これも重そうだけど、近々観に行く予定



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