『ブラッド・ダイヤモンド』

公式サイト :
http://wwws.warnerbros.co.jp/blooddiamond/
    http://blooddiamondmovie.warnerbros.com/  (英語)   


原題:BLOOD DIAMOND
製作:2006年アメリカ
監督:エドワード・ズウィック
出演:レオナルド・ディカプリオ/ジェニファー・コネリー/ジャイモン・フンスー/マイケル・シーン



《公開時コピー》

ダイヤの価値を決める“4つのC”──
color(色) cut(カット) clarity(透明度) carat(カラット)
しかし、実は5つめのC<conflict>が存在することを、あなたは知る──

[自由][家族][真実]──彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た。


ブラッドダイヤ TOP
























激しい内戦が続く90年代のアフリカ、シエラレオネ。
愛する家族とつましくも満ち足りた生活を送る漁師ソロモン(ジャイモン・フンスー)。
しかしある日、反政府軍RUFが襲撃、ソロモンは家族と引き離され、ダイヤモンド採掘場で強制労働を強いられる。
そんな中、彼は大粒のピンク・ダイヤを発見、監視の目をかいくぐりそれを秘密の場所に隠す。
一方、ダイヤの密輸に手を染める非情な男ダニー(レオナルド・ディカプリオ)。
ある時、密輸に失敗し投獄された刑務所で、巨大ピンク・ダイヤの噂を耳にする。
やがて釈放されたダニーは、ソロモンに近づき、家族捜しに協力する代わりにダイヤの隠し場所を明かすよう迫る。
その一方で、アメリカ人女性ジャーナリスト、マディー(ジェニファー・コネリー)に対しても、彼女が追っている武装組織の資金源“ブラッド・ダイヤモンド”の実態に関する情報をエサに自分たちへの協力を取り付ける。
こうして3人は、それぞれの思惑を胸に、ピンク・ダイヤを目指す危険な道へと進んで行くのだが…。


ブラッドダイヤ1
















ダイヤモンドと云えば、永遠の愛の象徴――と思ってきたけれど、その輝きの裏側には、紛争の資金源となる血塗られた石という顔もあるんだということを、恥ずかしながらこの作品で初めて知りました…。

かくいう私もダイヤモンドを一応持っているけれど、それはどこからどういうルートで私の元まで届いたんだろう?
ダイヤの透明度やカットの仕方、カラット数を気にしたことはあっても、そんなことはこれまで気にしたこともなかった。
もしや…??と思いだしたら、他人事ではいられなくなった。

ブラッドダイヤ6




















平和な村に突然反政府軍RUFがやって来て、村人達に次々と銃を向ける。それもゲームでもやってるかのような笑顔で…。
そして反政府軍の兵士の中には、子供らしい顔も見える。
コワイ…(-_-;)

ブラッドダイヤ5
















そんな少年兵士が作り上げられる過程も描かれている。

真っ直ぐな心を持ったソロモンの息子・ディアが反政府軍RUFに拉致され、生き続ける為に心を閉ざし少年兵へと変貌せざるを得なかった姿は、観ているのがかなり辛かったし、悲しかった…。

ブラッドダイヤ8













その息子や家族を取り戻したい一心のソロモンを演じたジャイモン・フンスーは、ディカプリオの陰に隠れてしまうことなく、ソロモンの心情をよく演じていた。


ブラッドダイヤ3






















そして主演のレオ様
本作での演技は少し前に観た『ディパーテッド』の時より、ずっと良かった!
っていうより、『タイタニック』以来、最高の役柄、演技だったんじゃないかなー(*^_^*)
ダニーの心の変化の様を、それはそれは細やかに表現していた。

ブラッドダイヤ4















ダイヤを売るのは生きていく為。それのどこが悪いと言い続け、ピンクダイヤを探していたダニー。
だけど、最後には命を懸けてソロモン親子を守った。
親子の後ろ姿を見守っているあの姿には、もう涙せずにはいられなかった…。
哀しいだけの人生だったダニーだけど、最期を迎えた彼の心の中にはきっと温かいものが溢れていたと、せめて、思いたい。

ブラッドダイヤ7

















“T.I.A.”= “This is Africa”(これがアフリカ)

作中、何度か出てくるこの言葉が、アフリカの現状を映す映像と共に、心に鋭く突き刺さる…。



紛争ダイヤモンド(血塗られたダイヤモンド)
 
紛争、内戦、そして人権侵害を支えている。アフリカで、何百万もの死者と避難民を出した近年の紛争を資金面で支えたのは紛争ダイヤモンドである。
紛争中、ダイヤモンドの違法取引によって生じた数十億ドルに上る利益は、軍指導者や武装勢力が武器を購入する費用として使われた。
ダイヤモンドに煽られたアンゴラやコンゴ民主共和国、リベリア、シエラレオネの紛争で死亡した人びとの数は、370万にもおよぶとされている。

アンゴラとシエラレオネでの戦争がついに終結し、コンゴ民主共和国での紛争が鎮静化する一方、紛争ダイヤモンドの問題は未だ解決していない。

キンバリー・プロセス認証制度(KPCS)と呼ばれる国際的なダイヤモンドの認証制度が2003年に確立されたにも関わらず、コートジボワールの紛争ダイヤモンドはガーナを通じて合法的なダイヤモンド市場へと入り込んでいる。
シエラレオネの残虐な紛争が示すように、少量の紛争ダイヤモンドでさえ国家に大損害をもたらすことができる。
1991年から2002年の間に5万人以上の人びとが殺害され、200万人以上の人が国内で避難するかまたは難民となり、何千もの人びとが手足を切断され、強姦され、拷問された。
今日、シエラレオネはまだ紛争からの復興途上にある。




よろしかったら   ポチポチッと押してやってください


人気ブログにほんブログ村 映画ブログへ