『96時間』
公式サイト:http://movies.foxjapan.com/96hours/
http://www.takenmovie.com/(英語)
原題:TAKEN
製作:2008年フランス
監督:ピエール・モレル
出演:リーアム・ニーソン/マギー・グレイス/リーランド・オーサー/ジョン・グライス
《公開時コピー》
父の愛が、
パリの街を暴走する。
17歳のアメリカ人少女キム(マギー・グレイス)が、初めての海外旅行で訪れたパリで何者かに誘拐される。
その事件のさなかにキムと携帯電話で話していた父ブライアン(リーアム・ニーソン)は、自らの手で犯人たちから娘を奪還しようと決意。
アルバニア系の人身売買組織だと判明した犯人一味のもとへ単身で乗り込む。
配給会社が同じ20世紀フォックスだからか、タイトルが『24』を意識したかのような『96時間』。
ストーリーも時間をカウントこそしていないけど、救出までの時間制限付き。
スピーディーなストーリー展開といい、娘の名前といい、本当に『24』にテイストが似ている作品。
なーんて、冒頭から文句あり気に書いてるけど、でも好きなのよね〜、こういう映画
製作&脚本も、私の好きなリュック・ベッソンだし
主演はリーアム・ニーソン。
かなり渋めのキャスティングだけど、これが良かった
誘拐された娘を人身売買組織から取り戻す為に、
『娘を助けるためなら、エッフェル塔をも壊してみせる』の言葉通り、元工作員というスキルを活かし、銃撃戦、カーチェイス、マーシャルアーツでの肉弾戦、拷問シーンを、重厚な演技と共に披露してくれてる。
彼だからこその説得力だね。
ただ、一緒に旅行に行った友達に流されたとはいえ、多分に自業自得な娘の為に、ここまでぶっ飛んでしまうのはどうだろう?
彼女達に罠を仕掛けたピーターは、確かに笑顔がステキで魅力的だったけど
それに、旧友、ジャン=クラウドを叩きのめしてしまうのは仕方ないとしても、彼の妻を撃つっていうのはやり過ぎでは?
キムを誘拐してブライアンと携帯で話をした男を見つけ、拷問するシーンも観ていて痛かった
やっと拷問が終わってやれやれやっとその場を去るのか――と思って気を抜いた途端、そのまま拷問死させてしまう非情さも、キツかった…
ブライアンの娘役は『LOST』でシャノン役を演じていた、マギー・グレイス。
登場シーンはそれ程多くはなかったけど、その少ないシーンで気になったのは、彼女の走り方
ブライアンに掛け寄るシーンが何度かあったけど、なーんか変。
細かいところだけど、やけに気になっちゃった
そして母親レノーア役は『X−MEN』のファムケ・ヤンセン。
『24』のザンダー・バークレーも、レノーアの再婚相手役で出てました
ところでこの2人、大事な愛娘が誘拐されている間、一体どうしてたんだろう?
ブライアンと連絡を取っていた様子もなかったし、ただじっと家にいたのかしら?
私が母親なら、何も出来なくたってパリにすぐに飛んでるだろうになぁ
よろしかったら





こちらからはTBなぜかできませんでした。(><)
むちゃくちゃだけど面白い映画でしたね〜!