『天国で君に逢えたら』

公式サイト:http://www.tbs.co.jp/tenkimi/


製作:2009年日本
出演:二宮和也/井上真央/ユースケ・サンタマリア/宮本信子


舞台は南房総の美しい海辺に建つガン治療センターのカウンセリングルーム。主人公はガン患者の心のケアをする精神科医・野々上純一(二宮和也)。
都会の大学病院のシステム的な診療に馴染めなかった純一が、病院とは思えない空間のカウンセリングルームでガンで余命を告げられた患者と向き合います。
一人の患者さんから「手紙」を書いて欲しいと言われ、何か役にたてることをしたいと患者の最期の想いを届ける「手紙屋」を始めることになる純一。
それぞれの手紙の中には、死を覚悟した患者のさまざまな想いと愛が綴られる。
純一は、患者とその家族を繋ぐ架け橋「手紙屋」となるのだった。
誰もが人を想い、誰かの役に立ちたいと生きている。
生きる意味を探している。
大切な人へ大切な思いを伝えること・・・それは希望。


天国で君に


このDVDは、モニプラのモニター企画に応募して、当選しました〜
Egg Timesさん、ありがとうございます

まずはDVDから――

このドラマは映画化された『LIFE〜天国で君に逢えたら〜』と全く内容が同じなのかと思っていたら、そのモデルとなったプロウィンドサーファー・飯島夏樹が綴った小説のドラマ化だったんですね。
原作を読んでいなかったので、すっかり勘違いしてました

でも飯島さんが末期癌と戦ってる最中に書かれたとは思えないほど、優しく希望に満ちた作品
飯島さんの精神力の強さに、ただただ頭が下がるばかりです。

末期癌という重たいテーマを扱ってる作品なのに、クスッと笑えて温かい気持ちになれる。

天国で君に1


二宮くん演じる野々上先生、宮本さん演じるみずほさん、八木優希ちゃん演じる愛ちゃんがいるカンファレンス・ルームに醸し出されている優しい空気感がまず、良い

そしてそこを訪れる末期の患者さんとその家族が皆素敵な人達で…
口下手でぶっきらぼうな料理人や、妻に嘘ばかりついていたサーファーが、人生の最期に大切な人に感謝の気持ちを伝える、目には見えない大切なものを残そうとする、そんな姿がとても爽やかで愛おしくて…。

患者さんの心をいくらかでも安らがせてくれるあんなカンファレンス・ルーム、現実にあってくれたら良いのになぁとしみじみ思います。


『あなた達は神様と戦ってるんだから!』



みずほさんが患者さんを救いきれなくて落ち込んでいる、野々上先生と四宮先生に語りかけるこのセリフが、とても心に残りました。

患者さんも辛いでしょうが、その姿を間近に見ていながらどうすることも出来ない先生達も、時にはやる瀬ない想いに駆られてしまうのは当然のこと。
それでも希望を捨てず、頑張って欲しい


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