honu☆のつぶやき 〜映画に恋して〜

映画の話を中心に美味しいお店の話等、毎日のちょっとした出来事を、のんびりとお話ししてま〜す♪ 

洋画 ら

試写会☆『リンカーン/秘密の書』☆3

『リンカーン/ 秘密の書』試写。

himitsu


あのリンカーン大統領がヴァンパイアハンターなんて、よくもそんな奇想天外なことを思いついたもの
それもうまーく史実を取り入れて、ストーリーを纏め上げてる。

見所はなんと言っても、アクション・シーン
リンカーンが、斧を武器に立ち回る姿はカッコイイ

でも、キャストに有名な人はいないし、RG12指定だけあってグロいシーンも多々ある。
(このダークな感じは、製作に名を列ねてるティム・バートンの影響かな

DVDで十分とも言える作品…

ブリタニー・マーフィがラーメン修行!☆『ラーメンガール / THE RAMEN GIRL』☆3


『ラーメンガール』

公式サイト:
http://wwws.warnerbros.co.jp/ramengirl/


原題:THE RAMEN GIRL
製作:2008年アメリカ
監督:ロバート・アラン・アッカーマン
出演:ブリタニー・マーフィ/西田敏行/余貴美子/パク・ソヒ

《公開時コピー》

ドンブリの底に、見ろ──
これが日本のラーメンと人生の極意(スピリット)

ラーメンガールTOP


恋人を追いかけてアメリカからはるばる日本にやってきたアビー(ブリタニー・マーフィ)。
ところが、その恋人にあっさり捨てられ、言葉も通じない東京で一人途方に暮れてしまう。
そんな時、彼女はふと入った店で食したラーメンに感激し、救われた気持ちになる。
そして一念発起したアビーは、その店のガンコ親父マエズミ(西田敏行)に弟子入り志願し、ラーメン修行を始めるが…。


ラーメンガール2


仕事で日本に行ってしまった彼を追って日本に来たアビー。
彼に逃げられ、たまたま近くにあったラーメン屋さんの味に惚れ込み、強引に弟子入りしたものの、そこの主人は英語がからっきしダメな職人気質の頑固オヤジ
言葉の壁と感性の違いにお互いフラストレーションはたまりっぱなし
それでもぶつかり合いながら徐々に心を通わせていく――っていう主軸にアビーの恋愛を絡め、思っていたよりは巧くまとまってた

ラーメンガール1


いつの間にブリタニーが日本に来て撮影してたのかは、皆目わからないけど、西田敏行とのコンビネーションもわりかし良好で、言葉が通じなくてもハートでなんとか伝わるもんなんだな〜なんて、ヘンなところで感心

ラーメンガール3


余貴美子さんもおっとりした女将さん役で、対立している主役2人が醸し出す緊張感を上手く和ませてて良かった
彼女は『おくりびと』の時もそうだったけど、良い空気感を醸し出してくれるのよね



ただ、英語が喋れる日本人役の人がやっぱり韓国人っていうのが、日本人としては残念
探せば居そうなものなんだけどなぁ

でもハリウッド映画でよくある、ヘンな日本はさすがになかったのには、一安心



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やっと観られた赤壁の戦い!!☆ 『レッドクリフ Part / RED CLIFF: PART II』 ☆4

『レッドクリフ Part供 縮ね茲悗虜能決戦―』


公式サイト:
http://redcliff.jp/

原題:RED CLIFF: PART II 赤壁
製作:アメリカ/中国/日本/台湾/韓国
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン/ヴィッキー・チャオ


《公開時コピー》

戦いは赤壁へ。
連合軍は絶体絶命・・・激戦は続く。

レッドクリフ2−TOP



西暦208年、80万の大軍で天下統一を目指す帝国の支配者・曹操(チャン・フォンイー)。
標的となった孫権軍と劉備軍は、敵同士ながら連合軍を結成して立ち向かう。
孔明(金城武)の奇策で辛くも大軍を打ち負かした連合軍だったが、兵士も村人も傷つき、食料も不足し始め、さらに疫病が追い打ちをかける中、とうとう劉備は戦意を喪失してしまう。
強い信頼の絆が揺らぎ始めた崩壊寸前の連合軍に、曹操軍は2000隻の戦艦と80万の兵士で全軍攻撃を企てる。連合軍は、絶体絶命。果たして奇跡は起こるのか?
迎え撃つ周瑜(トニー・レオン)と孫権(チャン・チェン)、孔明が仕掛ける作戦とは?そして、曹操が仕掛けた戦いの本当の理由とは?
その時……小喬(リン・チーリン)は、ある決断を胸に、ひとり曹操軍に赴くのだった。
歴史に残る大戦“赤壁の戦い”がいよいよ決着の時を迎えようとしていた。


レッドクリフ2−1


前作『レッドクリフ Part1』では、“エーッ!こんな場面で終わっちゃうのぉー”ってなんとも気持ちの悪〜い思いをさせられたけど、待った甲斐がありました

レッドクリフ2−5


孔明が矢を集めるシーンは『三国志』を読んでいたので知っているエピソードではあったんだけど、やっぱり痛快

レッドクリフ2−6


魏の大船団が燃え上がっていくシーンやたくさんのエキストラを使っての戦闘シーン等、リアルな映像が目の前に広がって、とにかく迫力満点
本とは違う醍醐味が味わえた

レッドクリフ2−2


当初は完全な脇役の筈だった中村獅童も監督に演技力を認められたのかpart1、2共に出演したのみならず、本作では見せ場まで作ってもらえた
かっこ良かったな〜〜。

レッドクリフ2−3


ヴィッキーちゃんは、やっぱり私の目には小池栄子に見えてしまう
いらないっちゃあ、いらないヴィッキーちゃんの恋物語は、観ていて可愛らしく、微笑ましく、そして切なくて、私は好きなエピソード。


レッドクリフ2−4




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金城武



ヴィッキー・チャオ


心優しい人々に囲まれて・・・☆映画 『ラースと、その彼女 / LARS AND THE REAL GIRL』☆2


『ラースと、その彼女』

公式サイト:
http://lars-movie.com/
  http://www.larsandtherealgirl-themovie.com/(英語)

原題:LARS AND THE REAL GIRL
製作:2007年アメリカ
監督:クレイグ・ギレスピー
出演:ライアン・ゴズリング/エミリー・モーティマー/ポール・シュナイダー/ケリ・ガーナー


《公開時コピー》

彼が恋に落ちたのは…
等身大のリアルドール!

ラースTOP

雪に覆われた小さな田舎町。町の人たちからMr.サンシャインと呼ばれ慕われている心優しい青年、ラース(ライアン・ゴズリング)。
しかし、純粋すぎるがゆえに極端にシャイで、女の子とまともに話すことも出来ない。
そんなラースを心配していた兄夫婦のもとに、ある日、当のラースが彼女を紹介しにやって来た。
しかし驚いたことに、その彼女とは、インターネットで購入した等身大のリアルドール“ビアンカ”だった。
困惑する兄夫婦は医師に相談し、当面ラースの妄想に話を合わせるようにとの助言をもらう。
そこで、町の人たちにも協力を仰ぎ、みんなでビアンカを生身の女性として扱うことにするのだが…。


ラース1

ラースの家族、そして街の人達が、とにかく優しい
ラースを傷付けまいと、リアル・ドールのビアンカを人間として扱い続けてくれるんだから…。

ラース2

ビアンカが自分の会いたい時に会えないと言って怒り出したラースを厳しく諌めた年配の女性や、義理の姉カリン、ダグマー・バーマン先生等、特に女性がステキ

ラース3

そんな周りの人達とビアンカを介して接するうちに少しずつ成長していくラースなんだけど、私は彼があまり好きになれなかった
散々周りに迷惑を掛けておきながら、自分がビアンカを必要じゃなくなると、重病にして死なせてしまう…。
もちろん彼の無意識下のことなんだけどね。
そんな風にみんなに気遣われていたことに、そして優しさに、いったい彼はいつ気付くんだろう…?。


ラース4

純朴な青年ラースを演じたライアン・ゴズリングは、グッド・キャスティング

そうそう、試写が終わって会場を出ようとしたら
『ビアンカが来日中で〜す
『ビアンカと一緒に写真を撮りませんかぁ〜〜
って声が――。
声のする方を見てみると、なんとそこにビアンカがいるじゃありませんか
思わず苦笑。。。



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そんなぁ〜〜〜!☆ 『レッドクリフ Part I / RED CLIFF 赤壁』 ☆3


『レッドクリフ Part I』


公式サイト:
http://redcliff.jp/


原題:RED CLIFF  赤壁
製作:2008年アメリカ/中国/日本/台湾/韓国
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン/中村獅童

《公開時コピー》

帝国が、襲ってくる。

レッドクリフTOP

はるか昔の中国で絶大な権力を握る曹操(チャン・フォンイー)は、その兵力にものをいわせて敵国を攻めたてていた。
彼の天下統一の野望を打ち砕くため、諸葛亮孔明(金城武)と周瑜(トニー・レオン)はともに協力し、連合軍を結成。
だが連合軍の数はわずか6万、片や曹操の軍勢は80万で、その兵力の差は誰の目にも明らかだったが……。


レッドクリフ4

20代の頃に夢中になって読んだ三國志。
でもそれからだいぶ時は過ぎ、主要人物の名前はなんとか覚えていたものの、ストーリーについては、ほぼ壊滅状態…
私が知ってる限りでは、近年映画化はされてないはずだしね。

レッドクリフ3

本作『レッドクリフ』にはジョン・ウー監督を筆頭に、トニー・レオン金城武中村獅堂等そうそうたるメンバーが名を連ねてたので、どんな大作になっているのかと、だいぶ前から楽しみにしてた

製作費100億円かけてるだけあって、陣を組んだシーンは迫力満点
エキストラだけで、一体何人いたことか…。

レッドクリフ2

相方さんは全然似てないっていうけど、私には孫権の妹・尚香役のヴィッキー・チャオが、小池栄子に見えて仕方なかった
前に小池栄子が、ドラマで勇ましい姫の役を演じてたのを観たことがあったからかなぁ?

レッドクリフ1

周瑜の妻・小喬を演じた台湾のトップ・モデルのリン・チーリン、ホント溜息が出るほどキレイな人だったなー
彼女なら、曹操が戦をしてでも奪いたくなる気持ちが理解出来るわ。

レッドクリフ5

本作のチラシにも、試写会募集の時にもなかった『Part機が試写状には入っていたのでイヤ〜な予感はしてたけど、タイトルになってる肝心のレッドクリフ=赤壁の戦いまで描ききらず

           “to be continued”

だってヒエェェェ〜〜〜〜
この続きはしばらくまたなきゃいけないのぉぉぉぉ〜そんなぁ…
どうでも良さ気なエピソードをもっと省いてくれたら、1本で済んだと思うんだけどぉ


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最後に笑うのは誰だ?!☆『ラスベガスをぶっつぶせ! / 21』☆4


公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/21/
  http://www.sonypictures.com/movies/21/ (英語)

      
原題:21      
製作:2008年アメリカ
監督:ロバート・ルケティック
出演:ジム・スタージェス/ケイト・ボスワース/ローレンス・フィッシュバーン/ケヴィン・スペイシー


《公開時コピー》

その戦略は、天才だけに許される。

圧倒的な数学力でMITの学生が人生を切り開く──実話の映画化。

21top


理系大学の最高峰MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生ベン・キャンベル(ジム・スタージェス)。
医者を目指している彼にとって目下の悩みは、そのあまりにも巨額な学費。
そんなある日、ベンの頭脳に目を付けたミッキー・ローザ教授(ケヴィン・スペイシー)が彼を自分の研究チームに勧誘する。
その研究テーマは、“カード・カウンティング”という手法を用いてブラックジャックで必勝するためのテクニックとチームプレイを習得するというものだった。
一度はためらうベンだったが、チーム内に憧れの美女ジル(ケイト・ボスワース)がいたことも手伝って、学費のためと割り切り参加する。
やがてトレーニングを積んだチームは、満を持してラスベガスへと乗り込むと、みごと作戦通り大金を手にすることに成功するのだが…。

21-4

ネットであまり面白くないようなことが書かれていたけど、どうしてどうして面白かった

とはいえ、理数系に滅法弱い私にはリーディングの仕組み事態がさっぱり
真似されないように全ては見せてないらしいけど、たとえ見れたところで私には欠片も理解出来ないに違いないわ。。。

21-2

でも、私だったら、あんな風に同じホテルで一気に稼いだりしないけどなー。
必勝法があるんだもん、人目につかないように程々の金額を長期間で稼ぐよ。
どんなに頭脳明晰で冷静沈着な人でも、お金がシャワーのように降ってきたら、我を忘れてしまうってことなのかな?
学費を早く稼がなくっちゃいうのがあったとしても、あんなに荒稼ぎしちゃ目立つに決まってるよ

21-3

コール役のローレンス・フィッシュバーンの存在感は、さすが
ベンが稼いだチップを奪い取り、宿敵ミッキーも捕まえた。
彼が誰よりも上手だったってことだよね

21-1

ベンの仲間ジル役のケイト・ボスワース『ブルー・クラッシュ』の頃とはだいぶ感じが変わったねー
痩せて大人っぽくなってしまってて、彼女が出てるって知らなかったら多分気が付かなかった。
以前の健康的な可愛らしいケイトの方が、私は好きだったな〜。


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“最後”じゃないかも?!☆『ランボー 最後の戦場/RAMBO』☆4


『ランボー 最後の戦場』


公式サイト:
http://rambo.gyao.jp/
 http://movies.break.com/rambo/(英語)
       
      
原題:RAMBO
製作:2008年アメリカ
監督:シルヴェスター・スタローン
出演:シルヴェスター・スタローン/ジュリー・ベンツ/ポール・シュルツ/マシュー・マースデン


《公開時コピー》

ムダに生きるか 何かのために死ぬか
お前が決めろ。


ランボーTOP


元グリーンベレーでベトナム戦争の英雄だったジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)は、帰還兵に冷たい祖国アメリカを離れ、今ではタイ北部のジャングル地帯でひっそりと暮らしていた。
一方、隣国ミャンマーでは内戦が続き、軍事政権によってキリスト教徒の多いカレン族が容赦ない迫害を受けていた。
そんなある日、カレン族に医療品を届けるため、アメリカからキリスト教支援団がやって来る。
地雷の埋まる陸路を避けようとボートでの道案内を依頼されたランボーは、支援団の一員サラ(ジュリー・ベンツ)の真摯な姿に心を動かされ、海賊の襲撃をかわしながら何とか彼らを目的地に送り届ける。
しかし数日後、支援団が軍に拉致され、今度はその救出に雇われた5人の傭兵を現場へ送ることに。
それでもまだ静観の構えをみせるランボーだが…。



ランボー1

昨年の『ロッキー・ザ・ファイナル』に続いて、今年もスタローンはやる気満々
私がこのシリーズで一番好きな『ランボー/怒りの脱出』には遠く及ばないものの、ランボーは今も健在
還暦を過ぎているというのに、スタローンのあの身体は本当に脅威だわ。。。
本作では監督・脚本・主演もしてるしねー。

ランボー2


それにしても、ミャンマーでの現実は酷い。
何の罪もない村人達が弄ばれるかのようにいたぶられ、殺されていく…。
肉片が銃弾を浴びてスクリーンに飛び散ったりする光景は、あまりの凄惨さに目を覆いたくなるほど
これでは、シリーズ初のR-15指定もやむを得ないね。

ランボー3


そんなコワイシーンの連続だったというのに、スピード感ある展開で気が付けば90分間スクリーンに釘付け
終わってやっと肩の力が抜けましたぁ。
面白かったけど、疲れたなー(苦笑)


ランボー4

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女の嫉妬は恐ろしい…☆『ロンリーハート / LONELY HEARTS』☆4


『ロンリーハート』


公式サイト:
http://www.sonypictures.jp/movies/lonelyhearts/
    http://www.millenniumfilms.com/lonelyhearts/ (英語)
       
      
原題:LONELY HEARTS
製作:2006年アメリカ/ドイツ
監督:トッド・ロビンソン
出演:ジョン・トラヴォルタ/ジャレッド・レトー/サルマ・ハエック/ジェームズ・ガンドルフィーニ


《公開時コピー》

アメリカ犯罪史上、最も悪辣な連続殺人犯:動機は孤独──
これは実話

激しい嫉妬で殺して愛す。


ロンリーハートTOP


1940年代、レイモンド・フェルナンデス(ジャレッド・レトー)は戦争未亡人や中年女性ばかりを相手に結婚詐欺を繰り返す犯罪者。
標的は、新聞の恋人募集欄“ロンリーハート・クラブ”から選び出していた。
ある日、レイは新たなターゲット、マーサ・ベック(サルマ・ハエック)に近づく。
しかし、そこでドジを踏んだレイだったが、逆に彼にぞっこんのマーサがその危機を救う。
これをきっかけに、2人は強い絆で結ばれることに。
以来マーサはレイの妹と偽り、詐欺の片棒を担ぐようになるが、相手の女性に異常なほどの嫉妬心を燃やすマーサはついに殺人を繰り返すようになる。
そんなある日、女性の自殺現場に駆けつけたエルマー・C・ロビンソン刑事(ジョン・トラボルタ)は、背後に犯罪の臭いをかぎつけ捜査に乗り出すが…。


ロンリーハート1


私の好きなジョン・トラボルタ×ジャレッド・レトー×サルマ・ハエックの三つ巴ってことで、必見だった本作。
『ロード・オブ・ウォー』ではイケメンくんだったジャレッド・レトーが、本作ではハゲ(^_^;)
それも最初はウィッグでハゲを隠したイケてる結婚詐欺師のはずが、マーサと出逢ってからは彼女に完全にイニシアティブをとられて情けない、情けない役どころ。トホホ…(x_x;)

ロンリーハート4


本作はトゥルー・ストーリーなので、登場人物は実在した人達。
ってことは当然マーサもかつては実際にこの世にいた人なんだよねー。
コワイ〜〜(>д<)

ただよくわからないのが、マーサは何であれほどレイに執着したんだろう?ってこと。
作品を観る限り、嫉妬に狂って殺人を犯すほどの価値がある男とは思えないんだけど…。
映画では描かれていない部分があるのかな?

とはいえ、感情の起伏の激しいマーサ役にサルマ・ハエックは見事にハマってた。
背筋がざわざわするほど、怖かったけどね

ロンリーハート2


そんなレイ&マーサの物語と平行して、ジョン・トラボルタ演じる刑事側の物語も描かれているんだけど、んー、ちょっと盛り込み過ぎかな。
自分のせいで自殺してしまった妻のことで罪悪感に苦しみ、息子との関係もギクシャクしてる、同僚との恋愛もイマイチ。
そんな状況から、この事件を通して脱却していく姿を描きたかったっていう意図はわかるんだけど、1本の作品の中であれもこれも描ききるのは無理があるでしょー
結局は、どれも中途半端になってしまってる。
ジョン・トラボルタを始め、キャストの演技が素晴らしかっただけに、そこだけが惜しい

ロンリーハート3


ちなみに、この作品の監督・脚本をしたトッド・ロビンソンは、エルマー・C・ロビンソン刑事の孫なんだそうです。




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ジョン・トラボルタ



ジャレッド・レトー



サルマ・ハエック




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ホラー・サスペンスじゃなくて青春映画だった〜〜!☆『臨死 / THE INVISIBLE』☆2


『臨死』

公式サイト:
http://www.myspace.com/theinvisiblemovie/(英語)

原題:THE INVISIBLE
製作:2007年アメリカ
監督:デヴィッド・S・ゴイヤー
出演:ジャスティン・チャットウィン/マルガリータ・レヴィエヴァ/クリス・マークエット/アレックス・オローリン


臨死TOP






















成績優秀、人気者の高校生ニック(ジャスティン・チャットウィン)は、友人(クリス・マークエット)の窮地を救ったために、不良グループリーダーの少女アニー(マルガリータ・レヴィエヴァ)に目をつけられる。
ある日、警察が強盗事件の容疑者としてアニーのもとを訪れ、学校は騒然とする。
警察にアニーのことを告げ口した人物と勘違いされたニックは、パーティの晩、アニーの逆恨みのために不良グループの暴行を受け、森に置き去りにされる。
瀕死の重傷を負ったニックが目覚めるといつもと何か様子が違っていた。
母親が自分の写真を見て泣いている。
友人に助けを求めて話かけても彼の前を素通りする…。
驚くべきことに、ニックは臨死状態に陥っていたのだった。
死の淵にある肉体を捜す為、救いを求めさまようニック。
しかし彼の姿は、もはや誰にも見えなかった―。
そして彼はさまよい歩くうち、自分の周囲の人々の思わぬ本当の姿を目にすることになるのだった。
果たしてニックの生還への道は残されているのか?
それはある人物の行動に託されていた。


臨死1

















タイトルから、てっきりホラー・サスペンスかと思って観始めたのに、アレレ、なんだなんだ
ホラーというには怖さの欠片もなく、アイドル映画か、青春ものって感じ

アニーの思い込みから、肉体が瀕死状態に陥り、ほぼ幽霊になってしまったニックが何とか自分を救ってもらおうと、右往左往する様はお気の毒〜〜のひと言。

たけど、ラスト間近にきてアニーが重症を負っているにも拘らず、自分を救ってくれっていうのは、どうかと思うわー
たしかにアニーのせいでこんな状況になったから、責任を取らなきゃならないのはわかるけど、こんな結末は有り得ない

臨死2




















それに、ニックの親友や、アニーのダメダメ彼氏は、結局あの後どうなったの?
アニーがアブナイ子になってしまったのは何故なのか?
はたまた、警察がやたら察しが良く、すぐにアニーに目を付けたり・・・って辺りもきっちり描かれていなかったので、ストーリー展開上の説得力に欠けてた・・・。

なんだかあっちもこっちも中途半端(^_^;)

臨死3
















ニック演じるジャスティンが、見た目は爽やかなのに、脱いだら胸毛が…。
これが実は私、一番驚きましたわぁ〜〜〜



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続編制作はあるのか?!☆『ライラの冒険 黄金の羅針盤 / HIS DARK MATERIALS: THE GOLDEN COMPASS』☆2


『ライラの冒険 黄金の羅針盤』


公式サイト:
http://www.sonypictures.jp/movies/reignoverme/
  http://www.sonypictures.com/movies/reignoverme/ (英語)
     
      
原題:HIS DARK MATERIALS: THE GOLDEN COMPASS
製作:2007年アメリカ
監督:クリス・ワイツ
出演:ダコタ・ブルー・リチャーズ/ニコール・キッドマン/ダニエル・クレイグ/エヴァ・グリーン


《公開時コピー》

人間は、その先を、まだ知らない。
その針は教えてくれる。
ライラ・ベラクア12歳。
真実を示す羅針盤を手に 世界を変える旅に出る!


ライラTOP






















われわれの世界と似ているけど多くの点で異なるパラレルワールドの英国オックスフォード。
その世界では人々は、それぞれの心が動物の姿で具現化したダイモンと呼ばれる守護精霊と片時も離れず行動を共にしている。
粗野で好奇心旺盛な12歳の少女ライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)も“パンタライモン”というダイモンと常に一心同体。
そんな彼女の周囲では子どもたちが行方不明になる事件が続いていた。
そしてついに親友ロジャーまでも姿を消してしまう。
やがて、子どもたちが北の大地に連れ去られていることを突き止めたライラは、黄金に輝く“真理計”を手に、北極を目指し危険な旅に出るのだが…。


ライラ2













ファンタジー小説の傑作と謂われている有名な作品らしいけど、ファンタジーは映画で接するだけで、本は読まない私。
と、いうわけで全く知る由もなく。
それがいけないのか、初っ端からわかんないことだらけ

ライラ4






















なんで学校長はライラがコールター夫人と旅行に行くことになったからって、黄金の羅針盤をライラに渡したんだろう?
そもそもコールター夫人って何?

何の説明もないまま話がどんどん進んでいくので、頭ん中は??だらけ(?_?)
三部作ってことだから、いろんな謎はこれから徐々に解き明かされていくのかなー?

ライラ3













何だかよくわからないながらも、コールター夫人を演じるニコール・キッドマンがこの役に合っているのは、十分感じる。
最初の彼女の登場シーンのあの貫禄と美しさは、ニコールだからこそって感じだったもの


ライラ1



























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ディズニーらしいファンタジー映画☆『ルイスと未来泥棒 / MEET THE ROBINSONS』☆3


『ルイスと未来泥棒』

公式サイト:
http://www.disney.co.jp/movies/lewis/
    http://www.meettherobinsons.com/ (英語)
     
      
原作:MEET THE ROBINSONS
製作:2007年アメリカ
監督:スティーヴン・J・アンダーソン
出演(声):ダニエル・ハンセン/ウェズリー・シンガーマン/ニコール・サリヴァン/ハーランド・ウィリアムズ



《公開時コピー》

本当に発明したかったのは、
《家族》かもしれない──。


ルイスTOP

























発明家を夢見るひとりぼっちの少年ルイス(ダニエル・ハンセン)は、幼い頃に母と別れ、家族の記憶を持たずに生きてきた。
彼は母親を探し出すため、忘れてしまった記憶を取り戻す画期的な装置“メモリー・スキャナー”を発明する。
しかし、その発明品を山高帽の男(スティーヴン・J・アンダーソン)に奪われてしまう。
そんな時、ルイスは未来からやって来た少年ウィルバー(ウェズリー・シンガーマン)と出会い、彼と一緒に未来の世界へと旅立つ。
彼はそこで、ウィルバーの楽しい大家族と幸せなひとときを過ごす。
しかし、その理想の未来世界が、あの山高帽の男によって変えられようとしていた。
そして、それを阻止する鍵は、ルイスの過去に隠されていたのだった…。


ルイス1












空飛ぶ車にカラフルな色使いの未来の建物、カエルのバンドやタコ執事さん、変わり者ばかりだけど気の良いウィルバーの家族達など、いつもならそれだけで心が躍るはずなのに…。
観る私がその体制になかったのか、気持ちが全然入っていかなかった

ルイス2












ストーリー展開は前半少しもたついた感があるけど、後半一気に盛り上げてくるのは、さすがディズニー。
ウィルバーとルイスの関係、山高帽の男の哀しい過去と正体。
それらの謎が解けた後は、

過去を振り返らず、前へ進み続けよう。

私たちは好奇心にあふれている。

好奇心こそ、新しい世界の道しるべだ。

このウォルト・ディズニーの言葉そのまんまの、ハッピーエンド
家族で観るのに最適な1本

私もいつかTVでオンエアされた時に、もう一度観直してみようっと。


ルイス3















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運を取り戻せ〜〜!!☆『ラッキー・ガール / JUST MY LUCK』☆3


『ラッキー・ガール』

公式サイト:
http://www.justmyluckmovie.com/ (英語)
     
      
原作:JUST MY LUCK
製作:2006年アメリカ
監督:ドナルド・ペトリ
出演:リンジー・ローハン/クリス・パイン/フェイゾン・ラヴ/サミーラ・アームストロング


ラッキーガールTOP






















あらゆることに幸運が巡ってくるアシュレー(リンジー・ローハン)は仕事もプライベートも順調。
一方、ツキに見放されているジェイク(クリス・パイン)は何をやっても災難続きだった。
そんな彼らはある日、仮面パーティーで出逢い、キスを交わす。
すると、その直後からそれぞれの運命が入れ替わり、アシュレーは会社をクビに、逆にジェイクは音楽プロデューサーとして成功するのだった。
やがて、再び同じ男性とキスをすれば運を取り戻せると知ったアシュレーは、その相手がジェイクだと分かり、強引にキスして幸運を呼び戻すのだが…。


ラッキーガール1
















リンジーが出てるラブコメは元気&キュートで大好きなだけに、最近何かとゴシップで騒がれているのをいつも残念な想いで見ている私。
そしてそのリンジーが主演している本作もそんなゴシップが影響しているのかいないのか、日本では未公開

ラッキーガール2














ツキまくってたアシュレーが間逆の不運なジェイクとキスした途端、立場が逆転して不幸のどん底に落ちていく。
逮捕されるわ、会社はクビになるわ、家は漏水でメチャクチャになるわ・・・
でも、アシュレーはへこたれない
絶対にツキを自分に戻してみせると突き進む――。

ラッキーガール5












なーんて訳のわかんないストーリーだけど、やっぱりリンジーの映画は肩肘張らずに観れるし、元気になれる
リンジーのキュートさもモチロン健在

ま〜、以前よりは若干大人っぽい感じにはなってるけれど、彼女もいつの間にやら21歳だから、ネ

ラッキーガール4














劇中出てくるバンド“McFLY”は、実際にイギリスで人気のバンドだそう。

ラッキーガール3














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ジェットVSジェイソン☆『ローグ アサシン/WAR ROGUE ASSASSIN』 ☆3


『ローグ アサシン』

公式サイト :
http://www.rogue-assassin.com/
      http://www.lionsgate.com/war/   (英語)

原題:WAR/ROGUE ASSASSIN
製作:2007年アメリカ
監督:フィリップ・G・アトウェル
出演:ジェット・リー/ジェイソン・ステイサム/ジョン・ローン/石橋凌/デヴォン青木


《公開時コピー》

ローグ、お前は何者なのか?


ローグアサシンTOP

















サンフランシスコ。
FBI捜査官クロフォード(ジェイソン・ステイサム)は、悪名高い伝説の殺し屋ローグを追い詰めていたが、その後、相棒トム(テリー・チェン)とその家族を惨殺されてしまう。
3年後、街ではチャイニーズ・マフィアと日系ヤクザの抗争が激化していた。
そんな中、それまで姿をくらましていたローグ(ジェット・リー)が現われ、またしてもクロフォードを翻弄していく。
やがて、再び対峙するクロフォードとローグ。
こうしてついに、ローグの正体と真の目的、そして2人の運命が引き起こす驚愕の真実が明かされる…。


ローグアサシン3

















ジェイソン・ステイサムジェット・リーが主演なので、さぞかしアクション・シーンは見応えがあるかと思いきや、それほどでもなく…
もっと二人のバトル・シーンを見せてくれたら良かったのにぃ〜。
はぁぁぁ、もったいない(´Д`)

ローグアサシン1

















ジョン・ローンはいつの間にか、すっかり歳をとってしまったね
アップで見ると、何だか悲しくなってくる…


石橋凌の組長は、なかなかの貫禄
和服に刀もさすがによく似合ってた

ケイン・コスギは完全なチョイ役だったから仕方がないんだけど、もう少し見せ場が欲しかったなー。
彼ならアクションだけじゃなく、英語・日本語両方イケたし。

ローグアサシン2

















石橋凌の娘役を演じたデヴォン青木を始め、日本人役を演じた俳優さん達の日本語は、日本人の私には到底聞くに耐えない…。
何を言ってるかよくわからない日本語のセリフを聞く度に、シラケちゃうのよね


でもラストの物悲しいどんでん返し方、私は好きだわ



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30年目にして感動の完結!☆『ロッキー・ザ・ファイナル / ROCKY BALBOA』☆5


『ロッキー・ザ・ファイナル』


公式サイト :
http://movies.foxjapan.com/rockythefinal/
                        http://www.rocky.com/  (英語)

原題:ROCKY BALBOA
製作:2006年アメリカ
監督:シルヴェスター・スタローン
出演:シルヴェスター・スタローン/バート・ヤング/アントニオ・ターヴァー/ジェラルディン・ヒューズ




《公開時コピー》

NEVER GIVE UP
自分をあきらめない



ロッキーTOP


























ボクシング界のかつてのヒーロー、ロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)も今では引退し、地元フィラデルフィアで小さなイタリアン・レストラン“エイドリアンズ”を経営していた。
妻エイドリアンは既に他界し、息子のロバート(マイロ・ヴィンティミリア)は有名人の父に反発して家を出ていった。
もはやかつての栄光とエイドリアンとの思い出にすがって生きるのみだったロッキー。
だがやがて、そんな心の喪失感を埋めようと再びボクシングを始めたロッキーは、次第にかつての情熱を取り戻していく。
一方、無敵の現役ヘビー級チャンピオン、ディクソン(アントニオ・ターヴァー)は対戦相手に恵まれず、マッチメイクに苦しんでいた陣営は、伝説の王者ロッキーとのエキシビジョン・マッチというイベントを企画する。
降って湧いた現役最強ボクサーとの対戦というオファーに対し、ロッキーはある決意を秘めこれを受けて立つのだった…。


ロッキー1

















何で今更――って感が強かった本作。
だって、スタローンは60歳。さすがにもう無理でしょう
ところがとんだ、とんだ大誤算
良かったぁ〜、感動した〜〜っ


『ロッキー1』を観た当時、私はまだ小学生で、夢や希望ではち切れんばかりだった。
大人になったら何になりたい、こうしたい、ああしたい。。。
でも、それから大人になるにつれ、その時々の状況や自分の力に限界を感じたりして、少しずつ諦めてしまうことが多くなっていった。
心の片隅ではこんな筈じゃなかったのに――って想いながら…

そんな私にはロッキーのセリフの数々が、ダイレクトに心に響いてきた。
ビル・コンティのあの主題歌が流れてくると、条件反射のように体の中から熱いものがこみ上げてきた。
もう、涙が溢れて止まらない…。

ロッキー2
















細かいことは言いません
ロッキー世代の貴方、そうじゃない貴方も、是非、劇場へ足を運んでみてください。
勇気付けられ、前向きにまた生きていく元気をもらえること請け合いです

おっと、最後にひと言だけアドバイス。
本作を観る前には『ロッキー1』だけは観ておいてください。
きっと何倍も楽しめますよ〜(*^^)v


ロッキー3















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血にまみれた独裁者 ☆映画『ラスト・キング・オブ・スコットランド』☆3


『ラスト・キング・オブ・スコットランド』


公式サイト :
http://movies.foxjapan.com/lastking/
 http://www2.foxsearchlight.com/thelastkingofscotland/  (英語)

原題:THE LAST KING OF SCOTLAND
製作:2006年アメリカ/イギリス
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:フォレスト・ウィッテカー/ジェームズ・マカヴォイ/ケリー・ワシントン/ジリアン・アンダーソン


《公開時コピー》

何よりも恐ろしいのは、人間の本性


ラストキングTOP
























スコットランドの医学校を卒業したニコラス・ギャリガン(ジェームズ・マカヴォイ)は、高い志を胸にウガンダのムガンボ村にある診療所へとやって来た。
それはちょうど、軍事クーデターによってイディ・アミン(フォレスト・ウィッテカー)が新大統領となった直後のことだった。
ニコラスはアミンの演説を聞いて、そのカリスマ性に強く惹きつけられる。
そして偶然にも、ケガをしたアミンを救ったことからアミンに気に入られ、彼の主治医に抜擢される。
やがてアミンは主治医という以上の信頼をニコラスに寄せ、ニコラスもまたその期待に応えようとするのだが…。


ラストキング1















軍事クーデターによってオボテ政権からアミンへ政権が変わったばかりのウガンダへ冒険を求めてやってきたスコットランドの新米医師ニコラスの目から見たアミン大統領を描いた本作。

型にハマった毎日にうんざりし、刺激を求めてやってきたニコラスだけど、現実はゲームのようなものでは勿論なく――。

権力者に目をかけられ毎日が楽しく過ごせるうちは有頂天でいられたけど、ウガンダを発展させようと精力的に活動する庶民派大統領の顔とは違うアミンの裏の顔に気付いた時点から、その地は一転、地獄と化す。
つまらないと感じていた故郷に帰りたいといくら願っても、逃げ出す方法がない…どうしよう??と奔走する。

大統領夫人と不倫するなんていう無謀なことをしでかした挙句の窮地なので、全く同情する気持ちになれなかったのは当然のこと、同僚の医師等、彼のせいで殺されていった人達が気の毒で、気の毒で…

ラストキング2
















そんな主人公ニコラスを演じたのは、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』で心優しきフォーンのタムナスさんを演じたジェームズ・マカヴォイ
本作を観ている時にはあのタムナスさんだとは全然気付かず、後で知ってビックリ

アカデミー賞主演男優賞を取ったフォレスト・ウィッテカーの影につい隠れてしまいがちだけど、腹が立つほど無鉄砲で迷惑千万なニコラス役を熱演していたのにも、もうちょっとみんな気が付いてあげて欲しいなー。

ラストキング4


















もちろん、アミン大統領を演じたフォレスト・ウィッテカーの存在感と演技も、素晴らしかった
人の心を掴む話術と人懐っこい笑顔の裏で、30万人という大量虐殺を行ったと云われるアミンの冷酷さ、切羽詰まった状況に陥ると恐慌に陥ってしまう脆さ等を、さすがの名演している。


ラストキング3















 
とは言えとっても後味の悪いこの作品、また観たいとは思わない…なぁ(-_-;)



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 ☆ 『ラブソングができるまで / MUSIC AND LYRICS』 ☆5


『ラブソングができるまで』

公式サイト :
http://wwws.warnerbros.co.jp/musicandlyrics/
         http://musicandlyrics.warnerbros.com/  (英語)   


原題:MUSIC AND LYRICS
製作:2007年アメリカ
監督:マーク・ローレンス
出演:ヒュー・グラント/ドリュー・バリモア/ブラッド・ギャレット/ヘイリー・ベネット


《公開時コピー》

彼は、忘れ去られた80年代のポップスターだった
彼のメロディに彼女の詩(ことば)が出会うまでは──


ラブソングTOP
























80年代に一世を風靡したバンド“PoP”の元ボーカル、アレックス(ヒュー・グラント)。
アイドル的人気も今は昔、現在ではすっかり忘れられた存在となっていた。
そんな彼のもとに、若者に絶大な人気を誇るカリスマ歌姫コーラ(ヘイリー・ベネット)から、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込む。
またとない復活のチャンスだったが、すっかり曲作りから遠ざかっていた上、作詞が大の苦手のアレックスは悪戦苦闘。
そんな時、観葉植物の手入れに来ていたアルバイトのソフィー(ドリュー・バリモア)が口ずさむフレーズを耳にしたアレックスは、彼女の作詞のセンスを確信、渋るソフィーを強引に説得し、二人三脚の曲作りをスタートさせるが…。


ラブソング5
















ヒュー・グラントドリュー・バリモアのラブコメ

あのヒュー様が歌って踊ってる
それも優雅なソシアルダンスとかじゃなく、80年代の衣装を着た元ポップスターとして。。。ι(◎д◎)ノヾ

そのハジケっぷりったら、も〜う最高〜〜d(⌒〇⌒)b♪
なんともいえないあの絶妙な腰フリダンスは、完全永久保存版もの

ラブソング2
























遊園地や元ギャル達がいる同窓会でのイベントなんていう、ジョボ〜イ仕事しかない元ポップスターの役は、意外にもヒュー様にピッタリなんだよねー。
落ちぶれ感がないところが、また良かったのかも
歌も思ったより、ずっと上手だったし

ラブソング7
















ドリュー・バリモアもなぜかラブコメだと、いつも以上にキュートになる()のは本作も同じ。
ストーリー中、しょぼいステージにやる気をなくしそうになったアレックスが、ソフィーに励まされるってシーンがあったんけど、その気持ち、よぉ〜くわかる。
あのパァ〜ッと弾けるような笑顔を向けられれば、そりゃー彼じゃなくったって 元気になれちゃうよ

ラブソング3
























主役の2人以外にも、ソフィーのゴッド姉ちゃん=クリステン・ジョンストン、不思議ちゃん系歌姫コーラ=ヘイリー・ベネット等、個性的で魅力のあるキャラクターが、脇をしっかり固めていた。

ラブソング4
















80年代といえば、まさに私の青春時代。
あの曲調、ファッション、PVは確かにあの当時のもの。


そー、そー、そうだったよね〜〜、懐かしーい

でも、今見ると笑える〜〜っ(^○^)


ラブソング1























モチロン、お楽しみはそれだけじゃない。
ステキなラブストーリーにも、ちゃ〜んとなってます

アレックスが自分の心の内を晒らけだして作詞作曲した曲を聴いた時は、制作側の策略だとはわかりつつも、ついホロッとしちゃったし(^o^;
ベタな展開いーじゃん、いーじゃん
HAPPYな気分になれるんだから

ラブソング6















アレックスとソフィーが作った『愛に戻る道/WAY BACK INTO LOVE』は前出の曲以上に、素敵な曲。
メロディラインもキレイだし、歌詞もシンプルでイイ感じ
サントラ、買おっかな〜
でも、でも、歌姫コーラの曲が入っていたらどうしよう。。。(笑)




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ヒュー・グラント





ドリュー・バリモア














☆ 『ラッキーナンバー7 /LUCKY NUMBER SLEVIN 』 ☆2


『ラッキーナンバー7』

公式サイト :
http://www.lucky-movie.jp/ 
           http://www.luckynumberslevin-themovie.com/  (英語)

原題:LUCKY NUMBER SLEVIN
製作:2006年アメリカ
監督:ポール・マクギガン
出演:ジョシュ・ハートネット/ブルース・ウィリス/ルーシー・リュー/モーガン・フリーマン/ベン・キングズレー

スレヴンTOP























仕事をクビになり、恋人にも裏切られ、不運続きの青年スレヴン(ジョシュ・ハートネット)は、友人ニックを頼ってニューヨークへとやって来た。
しかしニックは不在で、スレヴンはひょんなことから知り合った隣に住む女性リンジー(ルーシー・リュー)と一緒にニックの行方を捜し始める。
そして、いつしか2人は恋に落ちる。
そんな矢先スレヴンは、彼をニックだと思い込んだギャングによって拉致され、親玉“ボス”(モーガン・フリーマン)の前に引き出される。
ニックがつくった多額の借金の返済を迫られ、それを帳消しにする条件として、敵対するギャングの親玉“ラビ”(ベン・キングズレー)の同性愛の息子を殺害することを強要されてしまうスレヴンだったが…。


スレヴン1

















冒頭からしばらくはストーリーに全くついていけなかった私… f^_^;
途中でようやく作品のテンポ&ストーリー展開に慣れてはきたけれど――どうなんだろう?!

主演のジョシュは、登場からかなりの時間裸に近い状態で、可笑しいやら、情けないやら…(苦笑)

スレヴン2






















ルーシー・リューが得意のアクションを封印し、可愛らしい女性を演じてるのは新鮮だったなー。

スレヴン3
















けど、豪華キャストだったわりには全体的にパッとしなかった…(*_*)

ボスもラビも悪役のはずなのに、どうしてもそうは見えないし、コメディのようなサスペンスのような中途半端な感じがどうもすっきりしない…。


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ジョシュ・ハートネット





ブルース・ウィリス





ん〜〜〜、騙されちゃったっ!☆ 『ルール4 / GLORY DAYS』 ☆3


『ルール4』

原題:GLORY DAYS
製作:2002年アメリカ
監督:ランドール・ジスク
出演:エディ・ケイヒル/ポピー・モンゴメリー/ジェイ・R・ファーガソン/エイミー・スチュワート


ルール1











小説家マイクが4年ぶりに故郷の島へ帰るために乗ったフェリーで、1人の男が転落死した。
乗客全員が「事故だ」と証言する中、マイクだけは「突き落とした人間を見た」と言うのだが、警察や島の住人たちは彼の言葉に耳を貸さない。
そんな時、彼は、島の若者たちの間で流行っている“死神ゲーム”という奇妙なカード遊びを目撃する。


ルール2





















都市伝説を扱った『ルール』の続編だとばかり思ったのに、内容は全く別物。
後で調べてみたら、『Glory Days』っていうアメリカのTVドラマからの抜粋らしい。
何でこんな紛らわしいタイトルをつけたのか…

『ラストサマー』とか『スクリーム』と同じ脚本家、ケビン・ウィリアムソンなので、内容的にはまあまあ面白かった。
なので、普通に原題通りのタイトルでシリーズ全てをDVD発売した方が、ずっと良かったんじゃないかなぁ?なんかもったいない。。。

――で、本作は、フェリーから突き落とされて殺された事件、殺しのピエロ、船乗りフェスの3話からなるもの。

こんな田舎の島で、よくもこんなに次々と猟奇的な殺人事件が起こること!ι(◎д◎)ノヾ
と、半ば呆れつつも観続けてしまった(苦笑)

3つの話のうち、ピエロのが一番怖かった
ピエロって素顔が見えないし、ただそれだけで不気味だもんね…

主演の俳優さんがジョシュ・ハートネットに似てる気がするのは…私だけ



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『リバティーン / THE LIBERTINE』 ☆今年39本目☆5


『リバティーン』 

公式サイト:http://www.libertine.jp/


原題:THE LIBERTINE
製作:2004年イギリス
監督:ローレンス・ダンモア
出演:ジョニー・デップ/サマンサ・モートン/ジョン・マルコヴィッチ/ロザムンド・パイク



《公開時コピー》

17世紀イギリス。閃光のように現われ、燃え尽きた美しき男。


リバティーンTOP



























1660年代、王政復古のイギリス。国王の親族が居並ぶ大事な宴の席で卑猥な詩を朗読して国王(ジョン・マルコヴィッチ)の怒りをかい、幽閉されていた第二代ロチェスター伯爵こと詩人のジョン・ウィルモット(ジョニー・デップ)。
恩赦を受けて3ヵ月ぶりにロンドンへと戻ってくる。
しかし、ロンドンでは相も変わらず悪友たちと酒を酌み交わし、娼婦を抱く放蕩の日々。
そんなある日、ジョンは訪れた芝居小屋で観客のブーイングを浴びていた若い女優エリザベス・バリー(サマンサ・モートン)に目を留める。
彼女の隠れた才能に気づいたジョンは自ら演技指導を申し出る。
悪名高いジョンを警戒して固辞するバリーだったが、ジョンの熱意に押し切られ、翌日から2人は一対一で稽古を開始するのだった。


リバティーン6


























『――初めに断っておく。諸君は私を好きになるまい。
男は嫉妬し、女は拒絶し、物語が進むにつれてどんどん私を嫌いになる。
淑女たちに警告。私はところ構わず女を抱ける。
紳士諸君も嘆くことなかれ。私はそっちもいけるから気をつけろ。
・・・・私はジョン・ウィルモット、第二代ロチェスター伯爵。
どうか私を好きにならないでくれ・・・・』

カメラに視線をまっすぐ向け、こう語り掛けるジョニデ演じるロチェスター伯爵のセリフで始まる本作。

これで一気に、私は17世紀の世界へ――。

リバティーン2
















台本の冒頭3行を読んだだけで出演を決めたというだけあって、まさにジョニデのハマリ役。
溢れるほどの知性と才能を持っているが故に孤独を抱え、自己破壊への坂を転がり落ちていくロチェスター伯爵の破天荒な生き様を、ジョニデは天才的な演技力で魅せてくれた――というより、なりきっていた。

リバティーン1



















特に華麗な衣装をまとい、ウェーブ・ヘアをなびかせた美しい伯爵から一転、梅毒に冒されてからの鬼気迫る演技と変わり果てた姿には、度肝を抜かれた
やっぱりジョニデのパワーには、まだまだ計り知れないものがある。

リバティーン10












舞台ではロチェスター伯爵を演じ、本作では国王チャールズ二世を演じたジョン・マルコヴィッチもまた素晴らしかった
ロチェスターに魅了されながらも、憎しみや妬みも持ち合わせているという複雑な心情を、巧みに表現していた。

リバティーン9
















そして女優陣。
新人女優エリザベス・バリーを演じたサマンサ・モートンの瞳の強さには惹き付けられたし、ロチェスターの妻・マレットを演じたロザムンド・パイクが物語後半、死期が近い夫に対する迫真の演技には脱帽。

ロチェスターが愛したバリーは彼よりも女優であり続けることを選択したが、マレットは彼を受け入れる。

どちらの女性もロチェスターに振り回されていたようで、実はしっかりと自分というものを確立している。
その凛とした美しさが同じ女性として、誇らしい


リバティーン4














リバティーン3
















ラスト、


『これでも私のことが好きか?』


と問いかけるロチェスター伯爵のセリフに

『そんなあなただからこそ、好きなんです・・・

愛されたい、孤独の闇から抜け出したいと願って止まないあなたを、私は愛さずにいられない・・・。

リバティーン5

























とはいえ、雨と霧に包まれたロンドンの風景と蝋燭だけの暗い映像。
それに加えての猥雑な描写と言葉に、『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ネバーランド』等でジョニデのファンになった方々からは、嫌がられてしまうかも・・・。

リバティーン8















“LIBERTINE” = 放蕩者


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ロチェスター卿の猿―十七世紀英国の放蕩詩人の生涯

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英国王と愛人たち―英国王室史夜話

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〜 ジョニー・デップ 関連商品 〜
















アダム・サンドラー『ロンゲスト・ヤード』(2005) ☆今年37本目☆3


『ロンゲストヤード』 

公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/thelongestyard/


原題:THE LONGEST YARD
製作:2005年アメリカ
監督:ピーター・シーガル
出演:アダム・サンドラー/クリス・ロック/バート・レイノルズ/ジェームズ・クロムウェル/ネリー/ボブ・サップ



《公開時コピー》

囚人vs看守、塀の中のアメフト・バトル!

こいつら、ヤバイほど、キレてる。



ロンゲストTOP

































八百長疑惑でNFLを追われた、元トップ・プレイヤーのポール・クルー(アダム・サンドラー)。
墜落した生活を送る彼は、ある晩、警官とカーチェイスを繰り広げ、刑務所へ。
そこで彼は、ヘイズン所長(ジェームズ・ウロムウェル)から囚人たちのアメフト・チームを作ることを命令される。
看守チームに自信を持たせる、当て馬にするために…。
刑期を延ばすと脅され、仕方なく引き受けるポール。
便利屋のケアテイカー(クリス・ロック)と共に、メンバー集めが始まった。
看守たちに反撃できる唯一のチャンスに、コーチのネイト・スカボロー(バート・レイノルズ)をはじめ、俊足のメゲット(ネリー)、泣き虫の怪力スウィトウスキ(ボブ・サップ)など、ひと癖あるヤバイ面々が終結。
しかし、試合に向け強くなっていく彼らに、ある問題が…。


ロンゲスト1
















小学生だった頃、『キャノンボール』を観て、バート・レイノルズが大好きになった私。
なので、74年の『ロンゲスト・ヤード』も微かにだけど、記憶がある・・・が、こんなにコメディ色が強かったかしらそれとも、アダム・サンドラークリス・ロックを起用した時点で、多少の変更があったのかな?

オリジナルの記憶が定かでないので比較は出来ないけど、本作はなかなかの秀作
クリス・ロックが言葉の笑いを取るかと思えば、ボブ・サップが図体は大きいのに泣き虫だったり、所長の秘書(??)とアダム・サンドラーとが下ネタ系で絡んだりして、笑わせてくれる。

ロンゲスト4
















また、その他のキャストも個性派揃いだし、刑務所という場所柄、ゲイネタも豊富で笑い所は盛りだくさん
愛すべきゲイのお姐さん方のチア・リーディングぶりも、微笑ましい

ロンゲスト6














そしてモチロン、スポーツ・ドラマとしての見せ場、感動の場面も用意して、エンターテイメントな作品に仕上がっている。

見たからに運動神経抜群そうな、ゴッツイ身体をした男達がぶつかり合うアメフトの試合シーンは迫力があるし、ラスト近くにあるケアテイカー絡みの事件では、ちょっとジ〜ンとくる。
ただ、私はアメフトのルール自体を知らないので、その分楽しみが半減しているかも・・・

ロンゲスト2













また、『グリーン・マイル』でも刑務所長を演じたジェームズ・クロムウェルが、本作でも刑務所長を演じてる。こちらでは、徹頭徹尾、嫌なヤツだったけどね。

ロンゲスト3
















さらにオリジナルで主役を演じたバート・レイノルズが助演しているのも、往年のファンにとっては嬉しいのでは・・・。
彼はしばらく映画に出ていなかったようだけど、ここ数年は脇役等でわりと活躍してる。元ファンとしては、やっぱり嬉しい。。。



ロンゲスト7















刑務所が舞台とはいえ、それほど悪辣なシーンはないので、G.W.にファミリーで観る映画としても、オススメです

ロンゲスト5

















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アダム・サンドラー 出演作品




バート・レイノルズ 出演作品




クリス・ロック 出演作品














『ロード・オブ・ウォー / LORD OF WAR』☆今年8本目☆3


『ロード・オブ・ウォー』


公式サイト:http://www.lord-of-war.jp/index2.html

原題:LORD OF WAR
製作:2005年アメリカ
監督:アンドリュー・ニコル
出演:ニコラス・ケイジ/イーサン・ホーク/ブリジット・モイナハン/ジャレッド・レト/イアン・ホルム


ロードTOP










《公開時コピー》

――史上最強の武器商人と呼ばれた男――

弾丸(タマ)の数だけ、
札束(カネ)が舞う――。



ソビエト連邦崩壊前のウクライナに生まれ、少年時代に家族とともにアメリカに渡ったユーリー・オルロフ(ニコラス・ケイジ)。
やがてニューヨークにレストランを開いた両親を手伝い、そこで働くユーリーはある時、ギャング同士の銃撃戦を目撃する。
この時彼は、食事を提供するレストランと同じように、今の世の中では武器を必要としている人に武器を提供する仕事が求められていると気付き、弟のヴィタリー(ジャレッド・レト)と2人で武器売買の事業を始める。
危険と隣り合わせの裏社会で天性の才覚を発揮し、世界有数の武器商人へと成長していくユーリー。
しかし、そんな彼にインターポールのバレンタイン刑事(イーサン・ホーク)が迫ってゆく…。



ロード3ロード5









事前に予備知識をほとんど仕入れず観に行っ本作。
重いテーマであるにもかかわらず、それをあくまでも淡々と描いた本作はなかなかの出来だと思う。
特に冒頭シーンの弾薬を工場で製造→紛争地域に出荷→弾薬が発射される という銃弾の視点で描かれた映像が秀逸。
銃の発射音がレジの音に変わっていくのも、シニカルで面白い。

いつもはオーバーリアクション気味のニコラス・ケイジが、本作ではかなり抑えた演技をしていて、それが却ってリアルさを感じさせ、良かった。
 
でも、それにも増して好演していたのが、ジャレッド・レト
商才があり、良心の呵責を感じない兄と違って心優しい弟ヴィタリーは、兄から離れることも出来ず麻薬に溺れ、荒んだ生活を送る羽目になる。
それでも清らかな心と澄んだ瞳を持ち続け、ついには悲劇的な最期を遂げる。
彼はそんな役を見事に演じていた。

ロード2ロード6








 
ラストで
 
”世界の5大武器輸出国は、アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシアである。
そしてこの5カ国は、国連の常任理事国でもある”

というクレジットが流れるが、これを含めラスト数分間に、本作を通して訴えたかったもの、描きたかったものが全て集約されていたと思う。
 
たしかにこれでは、アメリカでの資金調達は難しかったでしょうねー



ロード1ロード4









ユーリーが自分のことを『必要悪』と言っているシーンがあるんだけど、その言葉を完全否定出来ない――というか、納得してしまっている自分に自己嫌悪・・・


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『ローマの休日 ROMAN HOLIDAY』 デジタル・ニューマスター版5


『ローマの休日』デジタル・ニューマスター版


公式サイト:http://www.roman-holiday.jp/


原題:ROMAN HOLIDAY
製作:1953年アメリカ
監督:ウィリアム・ワイラー
出演:オードリー・ヘプバーン/グレゴリー・ペック/エディ・アルバート



ローマ1













《公開時コピー》

最高に美しい…

全世界の恋人オードリー・ヘップバーンの代表作!




ローマ2ローマ3













ヨーロッパのとある国の王女アン(オードリー・ヘプバーン)が、親善旅行の一環でローマを訪れる。

堅苦しい公式行事や、常に側近たちに囲まれたプライバシー皆無の日々に不満を募らせていたアン王女は、深夜、こっそりと滞在先の宮殿から抜け出す。
好奇心いっぱいの彼女は、着の身着のままローマの街へ繰り出し、たった一日だけの自由を謳歌する。

偶然出会ったアメリカ人新聞記者ジョー(グレゴリー・ペック)は、素性を明かさないアンの正体に気づき、王女の特ダネ記事をものにするためにローマ見物の案内役しているうち、2人は恋に落ちる…。



ローマ4ローマ5












こんな風にあらすじを書くのもおこがましいほど有名な、“世紀の妖精”オードリーの代表作
もう何度観たかわからないほど観ている作品なのに、昨夜TVで放送していたのをまた夢中になって観てしまった。。。


クリスマスに良く似合う、ロマンティックな映画
スペイン広場、トレヴィの泉、コロッセオ、オープン・カフェ、真実の口を巡っていく2人。。。
観ているうちに私がアン王女になっていく――(笑)

オードリーの上品で可憐で清楚な魅力全てをフィルムに残してくれたウィリアム・ワイラー監督に、賞賛の拍手と感謝の気持ちを送りたい

ただこの作品は日本語吹替えではなく、やっぱり字幕で楽しむべき。
アン王女の気品と可憐さは表情だけじゃなくて、声からも感じられるものだから…。

名セリフの
『It would be difficult to・・・,Rome! By all means,Rome. I will cherish my visit here in memory,as long as I live.』
もオードリーの声のままが、なんと言っても素晴らしい

昨夜の吹替えはちょっと固い声で、私の中のイメージと残念ながら合ってなかった



ローマ6ローマ7











[ 受賞歴 ]

  第26回アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞

  第26回アカデミー賞最優秀脚本(原案)賞受賞

  第26回アカデミー賞最優秀衣装デザイン賞受賞

  1954年イギリスアカデミー賞最優秀主演女優賞受賞

  1954年ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞受賞

  1954年ニューヨーク批評家協会賞最優秀主演女優賞受賞

  第6回全米作家協会賞 最優秀全米脚本(コメディ)賞受賞

  アメリカン・フィルム・インスティテュート100周年記念 恋愛映画ベスト100 第4位


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ローマ8























『蝋人形の館 / HOUSE OF WAX』3


『蝋人形の館』


公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/houseofwax/

原題:HOUSE OF WAX
製作:2005年米
監督:ジャウマ・コレット=セラ
出演:エリシャ・カスバート/チャド・マイケル・マーレイ/パリス・ヒルトン


33年と53年に映画化された猟奇ホラーをフレッシュなハリウッド・スターを揃えて再リメイク。前2作と同じ原案からなっているものの、ほぼオリジナルと言えるストーリーになっている。

出演は「24」でブレイクしたエリシャ・カスバート、「フォーチュン・クッキー」のチャド・マイケル・マーレイ、そして、これが本格的な映画デビューとなる人気セレブのパリス・ヒルトン。
監督のジャウマ・コレット=セラは31歳の新鋭だが、ホラー好きの期待に応える腕を披露していて、キャストが話題だけの作品には終わらせていない。


蝋人形

















カーリー(エリシャ・カスバート)と親友のペイジ(パリス・ヒルトン)ら6人の若者たちは、大学フットボールの試合を観戦するため長距離ドライブでスタジアムへと向かう。途中、キャンプ場で一泊した彼らは、翌朝何者かの悪質な悪戯で車が故障してしまったことを知る。仕方なく、この近くにあるという片田舎の町へ向かう一行。アンブローズというその町は人影もなく、異様なほど静まりかえっていた。ところが、これといって興味を惹くものがないその町に、なぜか立派な蝋人形館が。そして中には、本物と見まがうばかりに生々しい蝋人形の数々。しかしその人形には恐るべき秘密が隠されていた…。

蝋人形1

蝋人形2













あのバリス・ヒルトンの映画デビュー作ということで、かなり不安に思いながらの鑑賞開始。
前半はよくありがちな展開で『ありゃりゃ、これはやっぱりハズレかな〜?』と思ったけど、後半、アンブローズの町に舞台を移してからは一気に盛り上がり、ラストまで勢いを失わなかった・・・ラストのあのSF映画チックな映像は、とても館の中とは思えなかったけど(苦笑)

蝋人形ってただあるだけでもリアル過ぎて怖かったりするのに、生きたまま人間を蝋人形にぃ〜〜なんて、更に怖い
他にも結構グロいシーンがあるから、そういうのが苦手な人にはオススメできません
逆にスプラッター、ホラー映画が好きな人には、大満足の一作

カーリーの双子の兄ニックを演じていたチャド・マイケル・マーレイは、かなりカッコ良かった『フォーチュン・クッキー』に出てたらしいけど、記憶に残ってない…これからは要注目だわ〜〜


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蝋人形5

蝋人形6




















『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』1


『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』 


日本語公式HP http://fushiawase.jp/intro.html


原題:Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events
製作:2004年米
監督:ブラッド・シルバーリング
原作:レモニー・スニケット
出演:エミリー・ブラウニング/リアム・エイケン/カラ&シェルビー・ホフマン/ジム・キャリー/メリル・ストリープ



《公開時コピー》

幸せだった三姉弟妹を次々と襲う、最悪の不幸がはじまる




世にも世にも2
















裕福なボードレール家の三姉弟妹。
長女のヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)は、並外れた知恵とひらめきで日常の発明品を作る14歳の天才発明家。

長男のクラウス(リアム・エイケン)は本の虫で、普通の人が一生かかっても読みきれない量の本をすでに読破している。

末っ子のサニー(カラ&シェルビー・ホフマン)は、どんなものでも噛みついたら離さない女の子。
 

そんなある日三姉弟妹が海辺で遊んでいたところ、自宅が火事になり、愛する両親は莫大な遺産だけを残し焼け死んでしまう。

身寄りのない三姉弟妹は、ほどなく遠縁の親戚オラフ伯爵(ジム・キャリー)が預かることに。

しかし預けられてすぐ、三姉弟妹はオラフ伯爵の目当てが自分たちの遺産だと気づくのだが…。



世にも4世にも5











幼い三姉弟妹が強欲な親戚によって数々の災難に見舞われるファンタジック・コメディ。

世界で40言語に翻訳され、3000万部を売り上げているベストセラーとなった児童書『世にも不幸なできごと』シリーズを映画化。

監督は『ムーンライト・マイル』のブラッド・シルバーリング。主演は『ブルース・オールマイティ』のジム・キャリー。

 


上映時間がとーっても長く感じてしまう程つまらなかった

『マスク2』を蹴ってまで出た作品らしいけど、失敗だったのではないかしら

笑えないし、コワくもない…とにかく中途半端。

末っ子のサニーが可愛いのが唯一の救いだけど、他の兄姉のように特技が活かせていないし。

ジム・キャリーを筆頭に、メリル・ストリープやノン・クレジットのダスティン・ホフマン、語り部のジュード・ロウ等、豪華出演者が揃っていただけに、残念。


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世にも7世にも8












世にも10

世にも11







世にも12

『ルパン』2

『ルパン』

原題:ARSENE LUPIN
製作:2004年フランス
監督:ジャン=ポール・サロメ
出演:ロマン・デュリス、クリスティン・スコット・トーマス/パスカル・グレゴリー/エヴァ・グリーン

ルパン

ルパン1








      
1884年、叔父スービーズ公爵の屋敷に暮らす少年アルセーヌ。
ある日、彼は泥棒である父の指図で、公爵夫人が所有するマリー・アントワネットの首飾りを盗み出し、父に手渡す。
だが、逃げおおせたはずの父は翌朝死体となって発見され、アルセーヌと母は館を追い出されてしまう。

やがて、20歳となり怪盗として活躍するアルセーヌ(ロマン・デュリス)は、公爵夫人の娘で従妹のクラリス(エヴァ・グリーン)と相思相愛の仲になっていた。
そんなある日、彼は王家の財宝を狙う名士たちに捕らわれていたカリオストロ伯爵夫人(クリスティン・スコット・トーマス)を救出し、たちまち恋に落ちるのだが…。



モーリス・ルブランが1905年に生み出した世紀の大怪盗、アルセーヌ・ルパンは、その後58編の物語が生まれ、現在も世界中で愛されている。

生誕100周年を記念して製作された本作は、「カリオストロ伯爵夫人」をベースに、「813」「奇巌城」のストーリーを取り入れ、フランス王家の宝探し、命がけの対決や情熱的な恋物語など、ロマンとサスペンスが幾重にも張り巡らされた冒険活劇となっている。

総制作費2500万ユーロ(37億円)、劇中に登場する煌びやかな宝石の数々はカルティエの提供。特に「マリー・アントワネット王妃の首飾り」は、写真や資料を基にレプリカが製作された。

ルパン2

ルパン3









フランスで製作されたので、もっと上品で優雅で知的なルパンをイメージしていたんだけど、実際はイケメンでもないし、上品と云うよりワイルドなルパンでした…

ストーリーもエピソードを盛り込みすぎて、結局何を描きたかったのか、訳が分からなくなってたし。

ただ、豪華な衣装と宝石は見応えあり。『ほぉ〜〜〜』っと溜息が出るほど、美しい

それと、クリスティン・スコット・トーマス演じるカリオストロ伯爵夫人の妖艶な美しさには目が釘付け
まさにハマリ役



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1971年に放映された『ルパン三世』ファーストシリーズは視聴率的に奮わず半年で打ち切られたが、その後再放送で人気を高め、ついに1977年、新シリーズが制作されることとなった。その第2シリーズ全155話を26枚のディスクに収録したのがこちら
       



『ロボッツ』3

『ロボッツ』

原題:ROBOTS
製作:2005年米
監督:クリス・ウェッジ
出演(吹替):ユアン・マクレガー/ハル・ベリー/ロビン・ウイリアムズ
        草剛/矢田亜紀子/西田敏行

ロボッツ TOP
























◎公開時コピー

きっと輝ける!君の夢はなんですか。
忘れてしまった夢の続き、探しにいきませんか?



ロボッツロボッツ10








大ヒットアニメ「アイス・エイジ」のスタッフがおくる冒険ファンタジーCGアニメ。

ロボットだけが暮らす世界を舞台に、発明家になることを夢みる心優しいロボット、ロドニーが、田舎町から慣れない大都会に出て、困難に直面しながらも仲間のロボット達と力を合わせて巨大な陰謀に立ち向かう姿を描く。

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日本での興業成績は『マダガスカル』の方が良いようだけど、私はこっちの方が面白かった

鮮やかな色合いと、イマジネーション豊かなデザインがまず目を引いた。

ストーリーはなんのヒネリもない子供向けの単純なものだけど、私は結構楽しめた←私がお子ちゃまってことぉ

オリジナルの声優陣も豪華

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