あのリンカーン大統領がヴァンパイアハンターなんて、よくもそんな奇想天外なことを思いついたもの
それもうまーく史実を取り入れて、ストーリーを纏め上げてる。
見所はなんと言っても、アクション・シーン
リンカーンが、斧を武器に立ち回る姿はカッコイイ
でも、キャストに有名な人はいないし、RG12指定だけあってグロいシーンも多々ある。
(このダークな感じは、製作に名を列ねてるティム・バートンの影響かな)
DVDで十分とも言える作品…
『ラーメンガール』
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/ramengirl/
原題:THE RAMEN GIRL
製作:2008年アメリカ
監督:ロバート・アラン・アッカーマン
出演:ブリタニー・マーフィ/西田敏行/余貴美子/パク・ソヒ
《公開時コピー》
ドンブリの底に、見ろ──
これが日本のラーメンと人生の極意(スピリット)
恋人を追いかけてアメリカからはるばる日本にやってきたアビー(ブリタニー・マーフィ)。
ところが、その恋人にあっさり捨てられ、言葉も通じない東京で一人途方に暮れてしまう。
そんな時、彼女はふと入った店で食したラーメンに感激し、救われた気持ちになる。
そして一念発起したアビーは、その店のガンコ親父マエズミ(西田敏行)に弟子入り志願し、ラーメン修行を始めるが…。
仕事で日本に行ってしまった彼を追って日本に来たアビー。
彼に逃げられ、たまたま近くにあったラーメン屋さんの味に惚れ込み、強引に弟子入りしたものの、そこの主人は英語がからっきしダメな職人気質の頑固オヤジ
言葉の壁と感性の違いにお互いフラストレーションはたまりっぱなし
それでもぶつかり合いながら徐々に心を通わせていく――っていう主軸にアビーの恋愛を絡め、思っていたよりは巧くまとまってた
いつの間にブリタニーが日本に来て撮影してたのかは、皆目わからないけど、西田敏行とのコンビネーションもわりかし良好で、言葉が通じなくてもハートでなんとか伝わるもんなんだな〜なんて、ヘンなところで感心
余貴美子さんもおっとりした女将さん役で、対立している主役2人が醸し出す緊張感を上手く和ませてて良かった
彼女は『おくりびと』の時もそうだったけど、良い空気感を醸し出してくれるのよね
ただ、英語が喋れる日本人役の人がやっぱり韓国人っていうのが、日本人としては残念
探せば居そうなものなんだけどなぁ
でもハリウッド映画でよくある、ヘンな日本はさすがになかったのには、一安心
『レッドクリフ Part供 縮ね茲悗虜能決戦―』
公式サイト:http://redcliff.jp/
原題:RED CLIFF: PART II 赤壁
製作:アメリカ/中国/日本/台湾/韓国
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン/ヴィッキー・チャオ
《公開時コピー》
戦いは赤壁へ。
連合軍は絶体絶命・・・激戦は続く。
西暦208年、80万の大軍で天下統一を目指す帝国の支配者・曹操(チャン・フォンイー)。
標的となった孫権軍と劉備軍は、敵同士ながら連合軍を結成して立ち向かう。
孔明(金城武)の奇策で辛くも大軍を打ち負かした連合軍だったが、兵士も村人も傷つき、食料も不足し始め、さらに疫病が追い打ちをかける中、とうとう劉備は戦意を喪失してしまう。
強い信頼の絆が揺らぎ始めた崩壊寸前の連合軍に、曹操軍は2000隻の戦艦と80万の兵士で全軍攻撃を企てる。連合軍は、絶体絶命。果たして奇跡は起こるのか?
迎え撃つ周瑜(トニー・レオン)と孫権(チャン・チェン)、孔明が仕掛ける作戦とは?そして、曹操が仕掛けた戦いの本当の理由とは?
その時……小喬(リン・チーリン)は、ある決断を胸に、ひとり曹操軍に赴くのだった。
歴史に残る大戦“赤壁の戦い”がいよいよ決着の時を迎えようとしていた。
前作『レッドクリフ Part1』では、“エーッ!こんな場面で終わっちゃうのぉー”ってなんとも気持ちの悪〜い思いをさせられたけど、待った甲斐がありました
孔明が矢を集めるシーンは『三国志』を読んでいたので知っているエピソードではあったんだけど、やっぱり痛快
魏の大船団が燃え上がっていくシーンやたくさんのエキストラを使っての戦闘シーン等、リアルな映像が目の前に広がって、とにかく迫力満点
本とは違う醍醐味が味わえた
当初は完全な脇役の筈だった中村獅童も監督に演技力を認められたのかpart1、2共に出演したのみならず、本作では見せ場まで作ってもらえた
かっこ良かったな〜〜。
ヴィッキーちゃんは、やっぱり私の目には小池栄子に見えてしまう
いらないっちゃあ、いらないヴィッキーちゃんの恋物語は、観ていて可愛らしく、微笑ましく、そして切なくて、私は好きなエピソード。
金城武
ヴィッキー・チャオ
『ラースと、その彼女』
公式サイト:http://lars-movie.com/
http://www.larsandtherealgirl-themovie.com/(英語)
原題:LARS AND THE REAL GIRL
製作:2007年アメリカ
監督:クレイグ・ギレスピー
出演:ライアン・ゴズリング/エミリー・モーティマー/ポール・シュナイダー/ケリ・ガーナー
《公開時コピー》
彼が恋に落ちたのは…
等身大のリアルドール!
雪に覆われた小さな田舎町。町の人たちからMr.サンシャインと呼ばれ慕われている心優しい青年、ラース(ライアン・ゴズリング)。
しかし、純粋すぎるがゆえに極端にシャイで、女の子とまともに話すことも出来ない。
そんなラースを心配していた兄夫婦のもとに、ある日、当のラースが彼女を紹介しにやって来た。
しかし驚いたことに、その彼女とは、インターネットで購入した等身大のリアルドール“ビアンカ”だった。
困惑する兄夫婦は医師に相談し、当面ラースの妄想に話を合わせるようにとの助言をもらう。
そこで、町の人たちにも協力を仰ぎ、みんなでビアンカを生身の女性として扱うことにするのだが…。
ラースの家族、そして街の人達が、とにかく優しい
ラースを傷付けまいと、リアル・ドールのビアンカを人間として扱い続けてくれるんだから…。
ビアンカが自分の会いたい時に会えないと言って怒り出したラースを厳しく諌めた年配の女性や、義理の姉カリン、ダグマー・バーマン先生等、特に女性がステキ
そんな周りの人達とビアンカを介して接するうちに少しずつ成長していくラースなんだけど、私は彼があまり好きになれなかった
散々周りに迷惑を掛けておきながら、自分がビアンカを必要じゃなくなると、重病にして死なせてしまう…。
もちろん彼の無意識下のことなんだけどね。
そんな風にみんなに気遣われていたことに、そして優しさに、いったい彼はいつ気付くんだろう…?。
純朴な青年ラースを演じたライアン・ゴズリングは、グッド・キャスティング
そうそう、試写が終わって会場を出ようとしたら
『ビアンカが来日中で〜す』
『ビアンカと一緒に写真を撮りませんかぁ〜〜』
って声が――。
声のする方を見てみると、なんとそこにビアンカがいるじゃありませんか
思わず苦笑。。。
『レッドクリフ Part I』
公式サイト:http://redcliff.jp/
原題:RED CLIFF 赤壁
製作:2008年アメリカ/中国/日本/台湾/韓国
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン/中村獅童
公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/21/
http://www.sonypictures.com/movies/21/ (英語)
原題:21
製作:2008年アメリカ
監督:ロバート・ルケティック
出演:ジム・スタージェス/ケイト・ボスワース/ローレンス・フィッシュバーン/ケヴィン・スペイシー
《公開時コピー》
その戦略は、天才だけに許される。
圧倒的な数学力でMITの学生が人生を切り開く──実話の映画化。
理系大学の最高峰MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生ベン・キャンベル(ジム・スタージェス)。
医者を目指している彼にとって目下の悩みは、そのあまりにも巨額な学費。
そんなある日、ベンの頭脳に目を付けたミッキー・ローザ教授(ケヴィン・スペイシー)が彼を自分の研究チームに勧誘する。
その研究テーマは、“カード・カウンティング”という手法を用いてブラックジャックで必勝するためのテクニックとチームプレイを習得するというものだった。
一度はためらうベンだったが、チーム内に憧れの美女ジル(ケイト・ボスワース)がいたことも手伝って、学費のためと割り切り参加する。
やがてトレーニングを積んだチームは、満を持してラスベガスへと乗り込むと、みごと作戦通り大金を手にすることに成功するのだが…。
ネットであまり面白くないようなことが書かれていたけど、どうしてどうして面白かった
とはいえ、理数系に滅法弱い私にはリーディングの仕組み事態がさっぱり
真似されないように全ては見せてないらしいけど、たとえ見れたところで私には欠片も理解出来ないに違いないわ。。。
でも、私だったら、あんな風に同じホテルで一気に稼いだりしないけどなー。
必勝法があるんだもん、人目につかないように程々の金額を長期間で稼ぐよ。
どんなに頭脳明晰で冷静沈着な人でも、お金がシャワーのように降ってきたら、我を忘れてしまうってことなのかな?
学費を早く稼がなくっちゃいうのがあったとしても、あんなに荒稼ぎしちゃ目立つに決まってるよ
コール役のローレンス・フィッシュバーンの存在感は、さすが
ベンが稼いだチップを奪い取り、宿敵ミッキーも捕まえた。
彼が誰よりも上手だったってことだよね
ベンの仲間ジル役のケイト・ボスワース、『ブルー・クラッシュ』の頃とはだいぶ感じが変わったねー
痩せて大人っぽくなってしまってて、彼女が出てるって知らなかったら多分気が付かなかった。
以前の健康的な可愛らしいケイトの方が、私は好きだったな〜。
『ランボー 最後の戦場』
公式サイト:http://rambo.gyao.jp/
http://movies.break.com/rambo/(英語)
原題:RAMBO
製作:2008年アメリカ
監督:シルヴェスター・スタローン
出演:シルヴェスター・スタローン/ジュリー・ベンツ/ポール・シュルツ/マシュー・マースデン
《公開時コピー》
ムダに生きるか 何かのために死ぬか
お前が決めろ。
元グリーンベレーでベトナム戦争の英雄だったジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)は、帰還兵に冷たい祖国アメリカを離れ、今ではタイ北部のジャングル地帯でひっそりと暮らしていた。
一方、隣国ミャンマーでは内戦が続き、軍事政権によってキリスト教徒の多いカレン族が容赦ない迫害を受けていた。
そんなある日、カレン族に医療品を届けるため、アメリカからキリスト教支援団がやって来る。
地雷の埋まる陸路を避けようとボートでの道案内を依頼されたランボーは、支援団の一員サラ(ジュリー・ベンツ)の真摯な姿に心を動かされ、海賊の襲撃をかわしながら何とか彼らを目的地に送り届ける。
しかし数日後、支援団が軍に拉致され、今度はその救出に雇われた5人の傭兵を現場へ送ることに。
それでもまだ静観の構えをみせるランボーだが…。
昨年の『ロッキー・ザ・ファイナル』に続いて、今年もスタローンはやる気満々
私がこのシリーズで一番好きな『ランボー/怒りの脱出』には遠く及ばないものの、ランボーは今も健在
還暦を過ぎているというのに、スタローンのあの身体は本当に脅威だわ。。。
本作では監督・脚本・主演もしてるしねー。
それにしても、ミャンマーでの現実は酷い。
何の罪もない村人達が弄ばれるかのようにいたぶられ、殺されていく…。
肉片が銃弾を浴びてスクリーンに飛び散ったりする光景は、あまりの凄惨さに目を覆いたくなるほど
これでは、シリーズ初のR-15指定もやむを得ないね。
そんなコワイシーンの連続だったというのに、スピード感ある展開で気が付けば90分間スクリーンに釘付け
終わってやっと肩の力が抜けましたぁ。
面白かったけど、疲れたなー(苦笑)
『ロンリーハート』
公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/lonelyhearts/
http://www.millenniumfilms.com/lonelyhearts/ (英語)
原題:LONELY HEARTS
製作:2006年アメリカ/ドイツ
監督:トッド・ロビンソン
出演:ジョン・トラヴォルタ/ジャレッド・レトー/サルマ・ハエック/ジェームズ・ガンドルフィーニ
《公開時コピー》
アメリカ犯罪史上、最も悪辣な連続殺人犯:動機は孤独──
これは実話
激しい嫉妬で殺して愛す。
1940年代、レイモンド・フェルナンデス(ジャレッド・レトー)は戦争未亡人や中年女性ばかりを相手に結婚詐欺を繰り返す犯罪者。
標的は、新聞の恋人募集欄“ロンリーハート・クラブ”から選び出していた。
ある日、レイは新たなターゲット、マーサ・ベック(サルマ・ハエック)に近づく。
しかし、そこでドジを踏んだレイだったが、逆に彼にぞっこんのマーサがその危機を救う。
これをきっかけに、2人は強い絆で結ばれることに。
以来マーサはレイの妹と偽り、詐欺の片棒を担ぐようになるが、相手の女性に異常なほどの嫉妬心を燃やすマーサはついに殺人を繰り返すようになる。
そんなある日、女性の自殺現場に駆けつけたエルマー・C・ロビンソン刑事(ジョン・トラボルタ)は、背後に犯罪の臭いをかぎつけ捜査に乗り出すが…。
私の好きなジョン・トラボルタ×ジャレッド・レトー×サルマ・ハエックの三つ巴ってことで、必見だった本作。
『ロード・オブ・ウォー』ではイケメンくんだったジャレッド・レトーが、本作ではハゲ(^_^;)
それも最初はウィッグでハゲを隠したイケてる結婚詐欺師のはずが、マーサと出逢ってからは彼女に完全にイニシアティブをとられて情けない、情けない役どころ。トホホ…(x_x;)
本作はトゥルー・ストーリーなので、登場人物は実在した人達。
ってことは当然マーサもかつては実際にこの世にいた人なんだよねー。
コワイ〜〜(>д<)
ただよくわからないのが、マーサは何であれほどレイに執着したんだろう?ってこと。
作品を観る限り、嫉妬に狂って殺人を犯すほどの価値がある男とは思えないんだけど…。
映画では描かれていない部分があるのかな?
とはいえ、感情の起伏の激しいマーサ役にサルマ・ハエックは見事にハマってた。
背筋がざわざわするほど、怖かったけどね
そんなレイ&マーサの物語と平行して、ジョン・トラボルタ演じる刑事側の物語も描かれているんだけど、んー、ちょっと盛り込み過ぎかな。
自分のせいで自殺してしまった妻のことで罪悪感に苦しみ、息子との関係もギクシャクしてる、同僚との恋愛もイマイチ。
そんな状況から、この事件を通して脱却していく姿を描きたかったっていう意図はわかるんだけど、1本の作品の中であれもこれも描ききるのは無理があるでしょー
結局は、どれも中途半端になってしまってる。
ジョン・トラボルタを始め、キャストの演技が素晴らしかっただけに、そこだけが惜しい
ちなみに、この作品の監督・脚本をしたトッド・ロビンソンは、エルマー・C・ロビンソン刑事の孫なんだそうです。
ジョン・トラボルタ
ジャレッド・レトー
サルマ・ハエック
『臨死』
公式サイト:http://www.myspace.com/theinvisiblemovie/(英語)
原題:THE INVISIBLE
製作:2007年アメリカ
監督:デヴィッド・S・ゴイヤー
出演:ジャスティン・チャットウィン/マルガリータ・レヴィエヴァ/クリス・マークエット/アレックス・オローリン
成績優秀、人気者の高校生ニック(ジャスティン・チャットウィン)は、友人(クリス・マークエット)の窮地を救ったために、不良グループリーダーの少女アニー(マルガリータ・レヴィエヴァ)に目をつけられる。
ある日、警察が強盗事件の容疑者としてアニーのもとを訪れ、学校は騒然とする。
警察にアニーのことを告げ口した人物と勘違いされたニックは、パーティの晩、アニーの逆恨みのために不良グループの暴行を受け、森に置き去りにされる。
瀕死の重傷を負ったニックが目覚めるといつもと何か様子が違っていた。
母親が自分の写真を見て泣いている。
友人に助けを求めて話かけても彼の前を素通りする…。
驚くべきことに、ニックは臨死状態に陥っていたのだった。
死の淵にある肉体を捜す為、救いを求めさまようニック。
しかし彼の姿は、もはや誰にも見えなかった―。
そして彼はさまよい歩くうち、自分の周囲の人々の思わぬ本当の姿を目にすることになるのだった。
果たしてニックの生還への道は残されているのか?
それはある人物の行動に託されていた。
タイトルから、てっきりホラー・サスペンスかと思って観始めたのに、アレレ、なんだなんだ
ホラーというには怖さの欠片もなく、アイドル映画か、青春ものって感じ
アニーの思い込みから、肉体が瀕死状態に陥り、ほぼ幽霊になってしまったニックが何とか自分を救ってもらおうと、右往左往する様はお気の毒〜〜のひと言。
たけど、ラスト間近にきてアニーが重症を負っているにも拘らず、自分を救ってくれっていうのは、どうかと思うわー
たしかにアニーのせいでこんな状況になったから、責任を取らなきゃならないのはわかるけど、こんな結末は有り得ない
それに、ニックの親友や、アニーのダメダメ彼氏は、結局あの後どうなったの?
アニーがアブナイ子になってしまったのは何故なのか?
はたまた、警察がやたら察しが良く、すぐにアニーに目を付けたり・・・って辺りもきっちり描かれていなかったので、ストーリー展開上の説得力に欠けてた・・・。
なんだかあっちもこっちも中途半端(^_^;)
ニック演じるジャスティンが、見た目は爽やかなのに、脱いだら胸毛が…。
これが実は私、一番驚きましたわぁ〜〜〜
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/reignoverme/
http://www.sonypictures.com/movies/reignoverme/ (英語)
原題:HIS DARK MATERIALS: THE GOLDEN COMPASS
製作:2007年アメリカ
監督:クリス・ワイツ
出演:ダコタ・ブルー・リチャーズ/ニコール・キッドマン/ダニエル・クレイグ/エヴァ・グリーン
《公開時コピー》
人間は、その先を、まだ知らない。
その針は教えてくれる。
ライラ・ベラクア12歳。
真実を示す羅針盤を手に 世界を変える旅に出る!
われわれの世界と似ているけど多くの点で異なるパラレルワールドの英国オックスフォード。
その世界では人々は、それぞれの心が動物の姿で具現化したダイモンと呼ばれる守護精霊と片時も離れず行動を共にしている。
粗野で好奇心旺盛な12歳の少女ライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)も“パンタライモン”というダイモンと常に一心同体。
そんな彼女の周囲では子どもたちが行方不明になる事件が続いていた。
そしてついに親友ロジャーまでも姿を消してしまう。
やがて、子どもたちが北の大地に連れ去られていることを突き止めたライラは、黄金に輝く“真理計”を手に、北極を目指し危険な旅に出るのだが…。
ファンタジー小説の傑作と謂われている有名な作品らしいけど、ファンタジーは映画で接するだけで、本は読まない私。
と、いうわけで全く知る由もなく。
それがいけないのか、初っ端からわかんないことだらけ
なんで学校長はライラがコールター夫人と旅行に行くことになったからって、黄金の羅針盤をライラに渡したんだろう?
そもそもコールター夫人って何?
何の説明もないまま話がどんどん進んでいくので、頭ん中は??だらけ(?_?)
三部作ってことだから、いろんな謎はこれから徐々に解き明かされていくのかなー?
何だかよくわからないながらも、コールター夫人を演じるニコール・キッドマンがこの役に合っているのは、十分感じる。
最初の彼女の登場シーンのあの貫禄と美しさは、ニコールだからこそって感じだったもの
『ルイスと未来泥棒』
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movies/lewis/
http://www.meettherobinsons.com/ (英語)
原作:MEET THE ROBINSONS
製作:2007年アメリカ
監督:スティーヴン・J・アンダーソン
出演(声):ダニエル・ハンセン/ウェズリー・シンガーマン/ニコール・サリヴァン/ハーランド・ウィリアムズ
《公開時コピー》
本当に発明したかったのは、
《家族》かもしれない──。
発明家を夢見るひとりぼっちの少年ルイス(ダニエル・ハンセン)は、幼い頃に母と別れ、家族の記憶を持たずに生きてきた。
彼は母親を探し出すため、忘れてしまった記憶を取り戻す画期的な装置“メモリー・スキャナー”を発明する。
しかし、その発明品を山高帽の男(スティーヴン・J・アンダーソン)に奪われてしまう。
そんな時、ルイスは未来からやって来た少年ウィルバー(ウェズリー・シンガーマン)と出会い、彼と一緒に未来の世界へと旅立つ。
彼はそこで、ウィルバーの楽しい大家族と幸せなひとときを過ごす。
しかし、その理想の未来世界が、あの山高帽の男によって変えられようとしていた。
そして、それを阻止する鍵は、ルイスの過去に隠されていたのだった…。
空飛ぶ車にカラフルな色使いの未来の建物、カエルのバンドやタコ執事さん、変わり者ばかりだけど気の良いウィルバーの家族達など、いつもならそれだけで心が躍るはずなのに…。
観る私がその体制になかったのか、気持ちが全然入っていかなかった
ストーリー展開は前半少しもたついた感があるけど、後半一気に盛り上げてくるのは、さすがディズニー。
ウィルバーとルイスの関係、山高帽の男の哀しい過去と正体。
それらの謎が解けた後は、
過去を振り返らず、前へ進み続けよう。
私たちは好奇心にあふれている。
好奇心こそ、新しい世界の道しるべだ。
このウォルト・ディズニーの言葉そのまんまの、ハッピーエンド
家族で観るのに最適な1本
私もいつかTVでオンエアされた時に、もう一度観直してみようっと。
『ラッキー・ガール』
公式サイト:http://www.justmyluckmovie.com/ (英語)
原作:JUST MY LUCK
製作:2006年アメリカ
監督:ドナルド・ペトリ
出演:リンジー・ローハン/クリス・パイン/フェイゾン・ラヴ/サミーラ・アームストロング
あらゆることに幸運が巡ってくるアシュレー(リンジー・ローハン)は仕事もプライベートも順調。
一方、ツキに見放されているジェイク(クリス・パイン)は何をやっても災難続きだった。
そんな彼らはある日、仮面パーティーで出逢い、キスを交わす。
すると、その直後からそれぞれの運命が入れ替わり、アシュレーは会社をクビに、逆にジェイクは音楽プロデューサーとして成功するのだった。
やがて、再び同じ男性とキスをすれば運を取り戻せると知ったアシュレーは、その相手がジェイクだと分かり、強引にキスして幸運を呼び戻すのだが…。
リンジーが出てるラブコメは元気&キュートで大好きなだけに、最近何かとゴシップで騒がれているのをいつも残念な想いで見ている私。
そしてそのリンジーが主演している本作もそんなゴシップが影響しているのかいないのか、日本では未公開
ツキまくってたアシュレーが間逆の不運なジェイクとキスした途端、立場が逆転して不幸のどん底に落ちていく。
逮捕されるわ、会社はクビになるわ、家は漏水でメチャクチャになるわ・・・
でも、アシュレーはへこたれない
絶対にツキを自分に戻してみせると突き進む――。
なーんて訳のわかんないストーリーだけど、やっぱりリンジーの映画は肩肘張らずに観れるし、元気になれる
リンジーのキュートさもモチロン健在
『ローグ アサシン』
公式サイト :http://www.rogue-assassin.com/
http://www.lionsgate.com/war/ (英語)
原題:WAR/ROGUE ASSASSIN
製作:2007年アメリカ
監督:フィリップ・G・アトウェル
出演:ジェット・リー/ジェイソン・ステイサム/ジョン・ローン/石橋凌/デヴォン青木
《公開時コピー》
ローグ、お前は何者なのか?
サンフランシスコ。
FBI捜査官クロフォード(ジェイソン・ステイサム)は、悪名高い伝説の殺し屋ローグを追い詰めていたが、その後、相棒トム(テリー・チェン)とその家族を惨殺されてしまう。
3年後、街ではチャイニーズ・マフィアと日系ヤクザの抗争が激化していた。
そんな中、それまで姿をくらましていたローグ(ジェット・リー)が現われ、またしてもクロフォードを翻弄していく。
やがて、再び対峙するクロフォードとローグ。
こうしてついに、ローグの正体と真の目的、そして2人の運命が引き起こす驚愕の真実が明かされる…。
ジェイソン・ステイサムとジェット・リーが主演なので、さぞかしアクション・シーンは見応えがあるかと思いきや、それほどでもなく…
もっと二人のバトル・シーンを見せてくれたら良かったのにぃ〜。
はぁぁぁ、もったいない(´Д`)
ジョン・ローンはいつの間にか、すっかり歳をとってしまったね
アップで見ると、何だか悲しくなってくる…
石橋凌の組長は、なかなかの貫禄
和服に刀もさすがによく似合ってた
ケイン・コスギは完全なチョイ役だったから仕方がないんだけど、もう少し見せ場が欲しかったなー。
彼ならアクションだけじゃなく、英語・日本語両方イケたし。
石橋凌の娘役を演じたデヴォン青木を始め、日本人役を演じた俳優さん達の日本語は、日本人の私には到底聞くに耐えない…。
何を言ってるかよくわからない日本語のセリフを聞く度に、シラケちゃうのよね
でもラストの物悲しいどんでん返し方、私は好きだわ
『ロッキー・ザ・ファイナル』
公式サイト :http://movies.foxjapan.com/rockythefinal/
http://www.rocky.com/ (英語)
原題:ROCKY BALBOA
製作:2006年アメリカ
監督:シルヴェスター・スタローン
出演:シルヴェスター・スタローン/バート・ヤング/アントニオ・ターヴァー/ジェラルディン・ヒューズ
《公開時コピー》
NEVER GIVE UP
自分をあきらめない
ボクシング界のかつてのヒーロー、ロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)も今では引退し、地元フィラデルフィアで小さなイタリアン・レストラン“エイドリアンズ”を経営していた。
妻エイドリアンは既に他界し、息子のロバート(マイロ・ヴィンティミリア)は有名人の父に反発して家を出ていった。
もはやかつての栄光とエイドリアンとの思い出にすがって生きるのみだったロッキー。
だがやがて、そんな心の喪失感を埋めようと再びボクシングを始めたロッキーは、次第にかつての情熱を取り戻していく。
一方、無敵の現役ヘビー級チャンピオン、ディクソン(アントニオ・ターヴァー)は対戦相手に恵まれず、マッチメイクに苦しんでいた陣営は、伝説の王者ロッキーとのエキシビジョン・マッチというイベントを企画する。
降って湧いた現役最強ボクサーとの対戦というオファーに対し、ロッキーはある決意を秘めこれを受けて立つのだった…。
何で今更――って感が強かった本作。
だって、スタローンは60歳。さすがにもう無理でしょう
ところがとんだ、とんだ大誤算
良かったぁ〜、感動した〜〜っ
『ロッキー1』を観た当時、私はまだ小学生で、夢や希望ではち切れんばかりだった。
大人になったら何になりたい、こうしたい、ああしたい。。。
でも、それから大人になるにつれ、その時々の状況や自分の力に限界を感じたりして、少しずつ諦めてしまうことが多くなっていった。
心の片隅ではこんな筈じゃなかったのに――って想いながら…
そんな私にはロッキーのセリフの数々が、ダイレクトに心に響いてきた。
ビル・コンティのあの主題歌が流れてくると、条件反射のように体の中から熱いものがこみ上げてきた。
もう、涙が溢れて止まらない…。
細かいことは言いません
ロッキー世代の貴方、そうじゃない貴方も、是非、劇場へ足を運んでみてください。
勇気付けられ、前向きにまた生きていく元気をもらえること請け合いです
おっと、最後にひと言だけアドバイス。
本作を観る前には『ロッキー1』だけは観ておいてください。
きっと何倍も楽しめますよ〜(*^^)v
『ラスト・キング・オブ・スコットランド』
公式サイト :http://movies.foxjapan.com/lastking/
http://www2.foxsearchlight.com/thelastkingofscotland/ (英語)
原題:THE LAST KING OF SCOTLAND
製作:2006年アメリカ/イギリス
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:フォレスト・ウィッテカー/ジェームズ・マカヴォイ/ケリー・ワシントン/ジリアン・アンダーソン
《公開時コピー》
何よりも恐ろしいのは、人間の本性
スコットランドの医学校を卒業したニコラス・ギャリガン(ジェームズ・マカヴォイ)は、高い志を胸にウガンダのムガンボ村にある診療所へとやって来た。
それはちょうど、軍事クーデターによってイディ・アミン(フォレスト・ウィッテカー)が新大統領となった直後のことだった。
ニコラスはアミンの演説を聞いて、そのカリスマ性に強く惹きつけられる。
そして偶然にも、ケガをしたアミンを救ったことからアミンに気に入られ、彼の主治医に抜擢される。
やがてアミンは主治医という以上の信頼をニコラスに寄せ、ニコラスもまたその期待に応えようとするのだが…。
軍事クーデターによってオボテ政権からアミンへ政権が変わったばかりのウガンダへ冒険を求めてやってきたスコットランドの新米医師ニコラスの目から見たアミン大統領を描いた本作。
型にハマった毎日にうんざりし、刺激を求めてやってきたニコラスだけど、現実はゲームのようなものでは勿論なく――。
権力者に目をかけられ毎日が楽しく過ごせるうちは有頂天でいられたけど、ウガンダを発展させようと精力的に活動する庶民派大統領の顔とは違うアミンの裏の顔に気付いた時点から、その地は一転、地獄と化す。
つまらないと感じていた故郷に帰りたいといくら願っても、逃げ出す方法がない…どうしよう??と奔走する。
大統領夫人と不倫するなんていう無謀なことをしでかした挙句の窮地なので、全く同情する気持ちになれなかったのは当然のこと、同僚の医師等、彼のせいで殺されていった人達が気の毒で、気の毒で…
そんな主人公ニコラスを演じたのは、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』で心優しきフォーンのタムナスさんを演じたジェームズ・マカヴォイ。
本作を観ている時にはあのタムナスさんだとは全然気付かず、後で知ってビックリ
アカデミー賞主演男優賞を取ったフォレスト・ウィッテカーの影につい隠れてしまいがちだけど、腹が立つほど無鉄砲で迷惑千万なニコラス役を熱演していたのにも、もうちょっとみんな気が付いてあげて欲しいなー。
もちろん、アミン大統領を演じたフォレスト・ウィッテカーの存在感と演技も、素晴らしかった
人の心を掴む話術と人懐っこい笑顔の裏で、30万人という大量虐殺を行ったと云われるアミンの冷酷さ、切羽詰まった状況に陥ると恐慌に陥ってしまう脆さ等を、さすがの名演している。
『ラブソングができるまで』
公式サイト :http://wwws.warnerbros.co.jp/musicandlyrics/
http://musicandlyrics.warnerbros.com/ (英語)
原題:MUSIC AND LYRICS
製作:2007年アメリカ
監督:マーク・ローレンス
出演:ヒュー・グラント/ドリュー・バリモア/ブラッド・ギャレット/ヘイリー・ベネット
《公開時コピー》
彼は、忘れ去られた80年代のポップスターだった
彼のメロディに彼女の詩(ことば)が出会うまでは──
80年代に一世を風靡したバンド“PoP”の元ボーカル、アレックス(ヒュー・グラント)。
アイドル的人気も今は昔、現在ではすっかり忘れられた存在となっていた。
そんな彼のもとに、若者に絶大な人気を誇るカリスマ歌姫コーラ(ヘイリー・ベネット)から、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込む。
またとない復活のチャンスだったが、すっかり曲作りから遠ざかっていた上、作詞が大の苦手のアレックスは悪戦苦闘。
そんな時、観葉植物の手入れに来ていたアルバイトのソフィー(ドリュー・バリモア)が口ずさむフレーズを耳にしたアレックスは、彼女の作詞のセンスを確信、渋るソフィーを強引に説得し、二人三脚の曲作りをスタートさせるが…。
ヒュー・グラント&ドリュー・バリモアのラブコメ
あのヒュー様が歌って踊ってる
それも優雅なソシアルダンスとかじゃなく、80年代の衣装を着た元ポップスターとして。。。ι(◎д◎)ノヾ
そのハジケっぷりったら、も〜う最高〜〜d(⌒〇⌒)b♪
なんともいえないあの絶妙な腰フリダンスは、完全永久保存版もの
遊園地や元ギャル達がいる同窓会でのイベントなんていう、ジョボ〜イ仕事しかない元ポップスターの役は、意外にもヒュー様にピッタリなんだよねー。
落ちぶれ感がないところが、また良かったのかも
歌も思ったより、ずっと上手だったし
ドリュー・バリモアもなぜかラブコメだと、いつも以上にキュートになる()のは本作も同じ。
ストーリー中、しょぼいステージにやる気をなくしそうになったアレックスが、ソフィーに励まされるってシーンがあったんけど、その気持ち、よぉ〜くわかる。
あのパァ〜ッと弾けるような笑顔を向けられれば、そりゃー彼じゃなくったって 元気になれちゃうよ
主役の2人以外にも、ソフィーのゴッド姉ちゃん=クリステン・ジョンストン、不思議ちゃん系歌姫コーラ=ヘイリー・ベネット等、個性的で魅力のあるキャラクターが、脇をしっかり固めていた。
80年代といえば、まさに私の青春時代。
あの曲調、ファッション、PVは確かにあの当時のもの。
そー、そー、そうだったよね〜〜、懐かしーい
でも、今見ると笑える〜〜っ(^○^)
ヒュー・グラント
ドリュー・バリモア
『ラッキーナンバー7』
公式サイト :http://www.lucky-movie.jp/
http://www.luckynumberslevin-themovie.com/ (英語)
原題:LUCKY NUMBER SLEVIN
製作:2006年アメリカ
監督:ポール・マクギガン
出演:ジョシュ・ハートネット/ブルース・ウィリス/ルーシー・リュー/モーガン・フリーマン/ベン・キングズレー
仕事をクビになり、恋人にも裏切られ、不運続きの青年スレヴン(ジョシュ・ハートネット)は、友人ニックを頼ってニューヨークへとやって来た。
しかしニックは不在で、スレヴンはひょんなことから知り合った隣に住む女性リンジー(ルーシー・リュー)と一緒にニックの行方を捜し始める。
そして、いつしか2人は恋に落ちる。
そんな矢先スレヴンは、彼をニックだと思い込んだギャングによって拉致され、親玉“ボス”(モーガン・フリーマン)の前に引き出される。
ニックがつくった多額の借金の返済を迫られ、それを帳消しにする条件として、敵対するギャングの親玉“ラビ”(ベン・キングズレー)の同性愛の息子を殺害することを強要されてしまうスレヴンだったが…。
冒頭からしばらくはストーリーに全くついていけなかった私… f^_^;
途中でようやく作品のテンポ&ストーリー展開に慣れてはきたけれど――どうなんだろう?!
主演のジョシュは、登場からかなりの時間裸に近い状態で、可笑しいやら、情けないやら…(苦笑)
ルーシー・リューが得意のアクションを封印し、可愛らしい女性を演じてるのは新鮮だったなー。
けど、豪華キャストだったわりには全体的にパッとしなかった…(*_*)
ジョシュ・ハートネット
ブルース・ウィリス
『ルール4』
原題:GLORY DAYS
製作:2002年アメリカ
監督:ランドール・ジスク
出演:エディ・ケイヒル/ポピー・モンゴメリー/ジェイ・R・ファーガソン/エイミー・スチュワート
小説家マイクが4年ぶりに故郷の島へ帰るために乗ったフェリーで、1人の男が転落死した。
乗客全員が「事故だ」と証言する中、マイクだけは「突き落とした人間を見た」と言うのだが、警察や島の住人たちは彼の言葉に耳を貸さない。
そんな時、彼は、島の若者たちの間で流行っている“死神ゲーム”という奇妙なカード遊びを目撃する。
都市伝説を扱った『ルール』の続編だとばかり思ったのに、内容は全く別物。
後で調べてみたら、『Glory Days』っていうアメリカのTVドラマからの抜粋らしい。
何でこんな紛らわしいタイトルをつけたのか…
『ラストサマー』とか『スクリーム』と同じ脚本家、ケビン・ウィリアムソンなので、内容的にはまあまあ面白かった。
なので、普通に原題通りのタイトルでシリーズ全てをDVD発売した方が、ずっと良かったんじゃないかなぁ?なんかもったいない。。。
――で、本作は、フェリーから突き落とされて殺された事件、殺しのピエロ、船乗りフェスの3話からなるもの。
こんな田舎の島で、よくもこんなに次々と猟奇的な殺人事件が起こること!ι(◎д◎)ノヾ
と、半ば呆れつつも観続けてしまった(苦笑)
3つの話のうち、ピエロのが一番怖かった
ピエロって素顔が見えないし、ただそれだけで不気味だもんね…
主演の俳優さんがジョシュ・ハートネットに似てる気がするのは…私だけ
『リバティーン』
公式サイト:http://www.libertine.jp/
原題:THE LIBERTINE
製作:2004年イギリス
監督:ローレンス・ダンモア
出演:ジョニー・デップ/サマンサ・モートン/ジョン・マルコヴィッチ/ロザムンド・パイク
《公開時コピー》
17世紀イギリス。閃光のように現われ、燃え尽きた美しき男。
1660年代、王政復古のイギリス。国王の親族が居並ぶ大事な宴の席で卑猥な詩を朗読して国王(ジョン・マルコヴィッチ)の怒りをかい、幽閉されていた第二代ロチェスター伯爵こと詩人のジョン・ウィルモット(ジョニー・デップ)。
恩赦を受けて3ヵ月ぶりにロンドンへと戻ってくる。
しかし、ロンドンでは相も変わらず悪友たちと酒を酌み交わし、娼婦を抱く放蕩の日々。
そんなある日、ジョンは訪れた芝居小屋で観客のブーイングを浴びていた若い女優エリザベス・バリー(サマンサ・モートン)に目を留める。
彼女の隠れた才能に気づいたジョンは自ら演技指導を申し出る。
悪名高いジョンを警戒して固辞するバリーだったが、ジョンの熱意に押し切られ、翌日から2人は一対一で稽古を開始するのだった。
『――初めに断っておく。諸君は私を好きになるまい。
男は嫉妬し、女は拒絶し、物語が進むにつれてどんどん私を嫌いになる。
淑女たちに警告。私はところ構わず女を抱ける。
紳士諸君も嘆くことなかれ。私はそっちもいけるから気をつけろ。
・・・・私はジョン・ウィルモット、第二代ロチェスター伯爵。
どうか私を好きにならないでくれ・・・・』
カメラに視線をまっすぐ向け、こう語り掛けるジョニデ演じるロチェスター伯爵のセリフで始まる本作。
これで一気に、私は17世紀の世界へ――。
台本の冒頭3行を読んだだけで出演を決めたというだけあって、まさにジョニデのハマリ役。
溢れるほどの知性と才能を持っているが故に孤独を抱え、自己破壊への坂を転がり落ちていくロチェスター伯爵の破天荒な生き様を、ジョニデは天才的な演技力で魅せてくれた――というより、なりきっていた。
特に華麗な衣装をまとい、ウェーブ・ヘアをなびかせた美しい伯爵から一転、梅毒に冒されてからの鬼気迫る演技と変わり果てた姿には、度肝を抜かれた
やっぱりジョニデのパワーには、まだまだ計り知れないものがある。
舞台ではロチェスター伯爵を演じ、本作では国王チャールズ二世を演じたジョン・マルコヴィッチもまた素晴らしかった
ロチェスターに魅了されながらも、憎しみや妬みも持ち合わせているという複雑な心情を、巧みに表現していた。
そして女優陣。
新人女優エリザベス・バリーを演じたサマンサ・モートンの瞳の強さには惹き付けられたし、ロチェスターの妻・マレットを演じたロザムンド・パイクが物語後半、死期が近い夫に対する迫真の演技には脱帽。
ロチェスターが愛したバリーは彼よりも女優であり続けることを選択したが、マレットは彼を受け入れる。
どちらの女性もロチェスターに振り回されていたようで、実はしっかりと自分というものを確立している。
その凛とした美しさが同じ女性として、誇らしい
ラスト、
『これでも私のことが好きか?』
と問いかけるロチェスター伯爵のセリフに
『そんなあなただからこそ、好きなんです・・・』
愛されたい、孤独の闇から抜け出したいと願って止まないあなたを、私は愛さずにいられない・・・。
とはいえ、雨と霧に包まれたロンドンの風景と蝋燭だけの暗い映像。
それに加えての猥雑な描写と言葉に、『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ネバーランド』等でジョニデのファンになった方々からは、嫌がられてしまうかも・・・。
“LIBERTINE” = 放蕩者
〜 ジョニー・デップ 関連商品 〜
『ロンゲストヤード』
公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/thelongestyard/
原題:THE LONGEST YARD
製作:2005年アメリカ
監督:ピーター・シーガル
出演:アダム・サンドラー/クリス・ロック/バート・レイノルズ/ジェームズ・クロムウェル/ネリー/ボブ・サップ
《公開時コピー》
囚人vs看守、塀の中のアメフト・バトル!
こいつら、ヤバイほど、キレてる。
八百長疑惑でNFLを追われた、元トップ・プレイヤーのポール・クルー(アダム・サンドラー)。
墜落した生活を送る彼は、ある晩、警官とカーチェイスを繰り広げ、刑務所へ。
そこで彼は、ヘイズン所長(ジェームズ・ウロムウェル)から囚人たちのアメフト・チームを作ることを命令される。
看守チームに自信を持たせる、当て馬にするために…。
刑期を延ばすと脅され、仕方なく引き受けるポール。
便利屋のケアテイカー(クリス・ロック)と共に、メンバー集めが始まった。
看守たちに反撃できる唯一のチャンスに、コーチのネイト・スカボロー(バート・レイノルズ)をはじめ、俊足のメゲット(ネリー)、泣き虫の怪力スウィトウスキ(ボブ・サップ)など、ひと癖あるヤバイ面々が終結。
しかし、試合に向け強くなっていく彼らに、ある問題が…。
小学生だった頃、『キャノンボール』を観て、バート・レイノルズが大好きになった私。
なので、74年の『ロンゲスト・ヤード』も微かにだけど、記憶がある・・・が、こんなにコメディ色が強かったかしらそれとも、アダム・サンドラーとクリス・ロックを起用した時点で、多少の変更があったのかな?
オリジナルの記憶が定かでないので比較は出来ないけど、本作はなかなかの秀作
クリス・ロックが言葉の笑いを取るかと思えば、ボブ・サップが図体は大きいのに泣き虫だったり、所長の秘書(??)とアダム・サンドラーとが下ネタ系で絡んだりして、笑わせてくれる。
アダム・サンドラー 出演作品
バート・レイノルズ 出演作品
クリス・ロック 出演作品
『ロード・オブ・ウォー』
『ローマの休日』デジタル・ニューマスター版
『蝋人形の館』
『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
日本語公式HP http://fushiawase.jp/intro.html
◎公開時コピー
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