文藝春秋の社長さんが、図書館で文庫本を貸し出さないよう求めたとか・・・

http://news.livedoor.com/article/detail/13735645/

この要請が受け入れられた場合、この社長の任期だけを見れば、ひょっとしたら会社の業績は回復するかもしれませんが、10年20年のスパンで見た場合にはどう考えてもマイナスだと思います。

お金はないけど読書は好きな高校生(中学生でもいいけど)が通学途上ハードカバーを読むでしょうか?
文庫本であれば満員電車でも読めるかもしれませんが、大きな本は邪魔くさい。
ただでさえスマホの普及で従来のかたちでの本に対する需要は減少しているのに、文庫本に触れる機会を奪ってしまえばなおさら従来型の読書人口減少に拍車がかかるでしょう。

目先のことばかりにとらわれるのではなく、業界全体のパイを維持しようと思えば図書館を目の敵にするのは失策だと思います。
まあ、別に出版業界のことなど考えずに個人の業績だけを考えるのであれば合理的なのかもしれませんが。