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わたしたちフープ東京は日本初のフラフープ教室・フープダンス教室として2007年のオープンから今まで、TVや新聞、雑誌、書籍、ブログやWEBサイト等々さまざまな媒体でフラフープの正しい回し方をレクチャーしてきました。
レッスン生だけでなくクラスに通えない遠隔地にお住まいの方向けにもたくさんのビデオをYouTubeに公開しています。

フープ東京:YouTube公式チャンネル


でも、動画を見てできるようになる方ばかりではありません。
先日も「回らないです」という嘆きのコメントがありました。

数年前に運営していた旧ブログでは何度も回し方についてのエントリーをポストしていました。
ここで改めて、フラフープの正しい回し方だけではなく、必要な知識もお伝えします。

必要なもの:
1.体にあったサイズと重量のフラフープ
2.回し方に関する知識
3.筋肉(主に大腰筋、腸骨筋、腹直筋、腹斜筋、腹横筋)


順を追って説明します。


1.体にあったサイズと重量のフラフープ

「子供は楽々とフープを回せるんですが、わたしは回せないんです」しばしばこう仰って教室に体験にお越しになる方がいらっしゃいます。伺うと、子供用のフープを兼用しているとのこと。
回せなくて当然です。なぜなら自分の体にあったフープではないからです。

選び方を説明します。まずサイズについて。
フープを体の前に立てます。この時フープの上端がおへその下10cm~上10cmにおさまるものが回しやすいです。
胴回りが大きい方は上記の目安よりも少し大き目を選んでください。
詳しくはサイズに関するこちらの記事をご参照ください。

重さも大切です。
軽すぎると遠心力が足りずに回しづらくなります。
また重すぎるものは皮膚に対する負担が大きく、黒ずみなどができやすいのでこれも避けること。
フープの内側に凸凹がついていたり、磁石が付いていたりなどするものは、腰骨に当たった際にアザなどができて痛いので、絶対におすすめしません(やせたい一心でアザが痛むのを我慢して何時間も回し続ける方がいますが、絶対にやめてください)。
初心者は400g程度から、重くても1キロの範囲に収まるものを選んでください。

慣れてくれば小さめ軽めのフープでも回すことができるようになります。
基本のおなか回しがマスターできるまでは、上記の初心者向けサイズ・重量のフープを使ってください。
また硬すぎる素材も痛みの原因となりますので、肌の弱い方や筋肉の少ない方は弾性のある素材でできたフープを選ぶとよいでしょう。


2.回し方に関する知識

TVの影響か、最近では「腰は前後に動かすんでしょ?」と仰ってくださる方も多くなりました。
その通りです。腰は回しません。前後または左右の直線運動をします。

前後に動かす場合の説明をしましょう。
足は肩幅程度に開き、片足を半歩ほど前にずらします。右から左に押し出す人は左足を前に、左から右に押し出す人は右足を前にするのが基本姿勢です。
フープを水平に持ち、おへその高さで(高すぎても低すぎてもダメ!)背中にぴたりとつけます。両脇はしめ、肘の角度は90度。前腕をフープに沿わせるように構えたら、片方の手を少しだけ後ろに引いて、勢い良く水平に押し出します。まずここまでをマスターしてください。

勢いづけようと上体を大きくひねるのはNGです。水平に押し出せなくなりますし、その後の動作(腰前後)に移るまでの間があいてしまい、その隙にフープが落ちてしまいます。落ち着いて、肘を支点にして、帯を巻くように手を押し出してください。

押し出しがしっかりできるようになったらいよいよ体幹の運動です。骨盤をまわさず、おへそに意識を置いて、前後ろにリズミカルに、一定のテンポを保って動かし続けます。

ここで腰の動きに加えて重要になってくるのが姿勢です。
開いた足の真ん中に重心をおいて、そこから天上に向かって垂線を引きます。その延長線上に頭があることを意識してください。
この垂線を境に、おなかを前後に均等に動かします。
おしりが後ろにぴょこんと出てしまいおなかが前に動かせなくなっている方、一生懸命腰を動かそうとして体全体ごとブンブン振れてしまいっている方、おなかを前後に動かしているつもりで尾てい骨のみ動かしている方は、特に姿勢について注意してください。
ただし姿勢に気をとられるあまり、ガチガチになってしまわないように。
力み過ぎているとリズミカルに体幹を動かすことができません。
リズムとバランスを大切に!


3.筋肉(主に大腰筋、腸骨筋、腹直筋、腹斜筋、腹横筋)

理論的には回しやすいはずのフープを使い、正しい回し方をしているつもりでも、どうしても回せない方は少なくありません。
それはなぜか?
正しい動かし方を維持し続ける筋肉が足りないためです。

フープをウエストで回すには胴回りの筋肉を中心とした下半身の筋肉を使います。
なかでも重要なのが、上半身と下半身をつなぎ全身のバランスを取る働きをする大腰筋、股関節の動きを支える腸骨筋といった、姿勢維持に関係するインナーマッスルです。

これらは重要な筋肉にもかかわらず、年齢を重ねる毎にその量が失われていきます。
「子供の頃にはフープがあんなに得意だったのに、今全く回せない!」
悲しいかな、体は子供の頃と一緒ではありません。
座り仕事の方、普段歩いたりなどの運動習慣が無い方、階段の上り下りがおっくうになって来た方、何もないところでつまづくようになった方、立つと背中が反っておしりがポンと外に出る方、食事を摂ると下腹がポッコリ出る方は要注意です。

動きが目で見てわかるアウターマッスルとは異なり、インナーマッスルを意識的に鍛えるのは難しいことですが、フープはその回転を維持するための動きそのものがインナーマッスルのトレーニングになります。

毎日5分でも、3分でもよいのです。できるときに少しずつ、ただし頻度を上げて(一週間に1回とかではなく)取り組んでみてください。
必ず回せるようになりますよ!






腰を前後に動かして回す、基本の回し方のデモンストレーション映像です。
ご自分とどこが違うのか、上の3箇条をヒントに見比べてみてください。

そうそう、最後にとても大切なことを付け加えておきます。
フープは楽しみながらやること!
フープを回していると不思議と楽しくハッピーな気持ちが高まりますが、これは体にポンポンと刺激が加わることより脳内にセロトニンが分泌されるためです。
つらいだけの運動は長続きしません。
気楽に気長に、できる範囲で楽しく取り組むこと、これが身心の健康の秘訣ではないでしょうか。


以上、フープの基本の回し方についての極意をざっとまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
もちろん人の体は千差万別で、使い方の癖や体のゆがみ、筋肉の付き方の違いなどによって、アドバイスもそれぞれ異なったものにはなりますが、上述したことを意識していただくだけでも回る回数が増えたりするのではないかと思います。

その他フラフープに関するお悩みなどありましたらメールやコメントでお寄せください。We wish your happy hoopy life!


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