2004年09月23日

【陸上】男子200mで驚異の世界新

南アフリカのオスカー・ピストリウス選手が、陸上200mで世界新記録を出し優勝。従来の記録を、0秒74も縮めての勝利だ。2位の選手は、22秒67。映像は見ていないが、ぶっちぎりの勝利であることは間違いない。

 両足義足のスプリンター、男子200mで21秒97(Yahoo! sports)

ちなみに健常者の世界記録は、マイケル・ジョンソンが1996年に記録した19秒32。このタイム差を、まだ大きいと考えるか、ここまで迫ったかととらえるか、見方はさまざまだろう。いずれにせよ、100分の1秒を削っていくような健常者の世界とは異なり、ここまで大幅なタイムアップが可能なのがパラリンピックなのだ。

その要因のひとつが、義足の進歩だろう。記事中にもあるように、ピストリウス選手は膝下義足を両脚に使用している。競技用義足の性能が高まるにつれ、片脚義足よりも両脚義足のほうが有利になるのは明らかだ。左右のバランスがとれるし、カーボン製義足の反発力もダブルで使える。今後は、クラス分けを改めるか、スキーのような係数を導入し、片脚義足の選手との格差を是正する作業が必要になるだろう。

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