2006年01月10日

I.Q.FINAL

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夢の世界へようこそ



みなさん、初夢は見ました?僕は_| ̄|○ …
っていうか、1日の朝に見たのがかなりヤバイしろもので、それ以降は覚え無し。

I.Q.も、そんな夢の世界の物語。いや、ストーリー無いから物語じゃないか。

20060110-I.Q.FINAL-ゲーム画面.jpg
気がついたら、そこは自分の足場になっているブロックしか見当たらない。
それ以外、まわりを見渡しても果てしない闇。奈落へ続くような深い闇。

目の前からブロックが自分を押しつぶそうと迫ってくる。後ろに逃げ場は無い。
迫りくるブロックを壊す方法は知っている。生きるために。ただ、生きるために。

ゲームデザインとして、素晴らしいです。
押し潰される。追い詰められ、奈落へ落ちる。人の持つ、根源的な恐怖。
ブロック消去のルールが若干煩雑だけど、見た目だけで何が起これば死ぬか、
何をしなければならないか
が伝わる、それこそがイチバン大事なこと。

SCE最大の功ですね。
90年代半ば、バブルが崩壊しても、なお高騰しつづけるゲーム開発費。超大作。
スーファミのゲームなんて1万円超えがざらになってきた時代に、プレイステーション
(とサターン)がゲーム業界に参入してきた。

プレイステーションのゲーム開発は、ともかくプラットホームの低さにあった。
まだ「ゲーム屋さん」だったセガをも置き去りにして、100万円程度で開発機材一式
揃えられるお手軽さ。資金がなくてもSCEが販売代行してくれるので、志のある
ベンチャー企業が次々参入。

その結果、「これゲーム?」みたいな謎ソフトの乱立もあったけど、「I.Q.」のように
「こんな夢見たんだけど、ゲームになるかな?」みたいな楽な作りのソフトも。

思えば、最近はまた「続編」「超大作」しか売れない、つまらない時代になってきたな……

20060110-I.Q.FINAL-OVER.jpg

うわあああぁぁぁぁぁ!!!


終劇。

あまりにコンセプト寄りな話になってしまったけど、ゲームとしても最高級に面白いよ。
何故FINALかと言われれば、初代が紛失してるから。貸した覚えないんだけど。

horiate at 11:50│Comments(0)TrackBack(0)clip!PS 
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