YUSUKE's NOMNOM

堀江裕介のブログ

この時期は、吹奏楽コンクールの課題曲が頭から離れない。

ここ数年、マーチがF-durが続いているからか、たまに流れるメロディがタイムトラベルする。

見本を見せようと前奏からテーマに入った時、「先生、それ去年の課題曲…」と言われたこと、正直あります…


写真は充実した合奏の時間を共にしてくれた尾鷲高校3年生。
僕の両脇はサックスパート、なんと3人とも身長が一緒です。笑


そして、3日ぶりに帰宅しました。

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愛知県東三河地区吹奏楽コンクールの審査をさせていただいた。
今日は小編成。

ある学校のコントラバスを弾いていたこが、非常に音楽的に演奏していることに驚き、その旨を講評用紙に書いた。

ソロを担当していたわけではないのに個人を取り上げて講評に記すこと自体僕としては稀なことだが、夕方明和高校音楽科の1年生から、それ私の妹ですと連絡があった。

世間は狭いと言うべきか、血は争えないと言うべきかわからないけど、とりあえず驚愕。

楽器は違えど、言われてみれば本能的な音楽の感じ方はそっくりかもしれない。


審査終了後は蒲郡から再び三重県は尾鷲市に移動。

そして今日もホテル暮らし。

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足を踏み入れる時、緊張感でジワッと手に汗をかくのを感じる。

エレベーターが5階の練習場に上がるに連れ心拍数も共に上昇し、エレベーターを降りると練習場から漏れ聞こえて来る弦楽器や管楽器、打楽器の音に身が引き締められ、団員の方々に「おはようございます」と挨拶をしながら、自分をその場に慣らしていく。

これって、オケのエキストラあるあるだと思う。


名古屋市音楽プラザは、名古屋フィルハーモニー交響楽団の練習場。

今日はそんな、日本でも有数の美音が染み込んでいる練習場で、高校生たちが吹奏楽コンクールに備えたリハーサルを行っていた。

蒼々たる巨匠たちが立ったであろう指揮台に上がって棒を振っていると、妙な高揚感がある。


そして今日もホテル暮らし。

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考えてみれば、中学、高校と、新しいことを始めるため、というわけではなく、色々なものを手放してきたように思う。

中学の時、小さい頃から習わせてもらっていたピアノをやめた。

何度も母に「本当にいいのか」と確認されたが、僕は頑なだった。

理由は大したことはない、なんとなく周囲にピアノを習っているということを気恥ずかしく感じていたからだ。

高校に入った時、僕はサックスまで手放そうとした。

吹奏楽、サックスは中学までにして、何か他のことを始めようとかもっともな理由を吐いていたが、中学3年のソロコンテストで微妙な演奏と結果だったこと、夏の吹奏楽コンクールで負けた虚無感からの逃避であることは薄々気づいていた。

高校入学して少ししたある日、友人に強引に見学だけしてみてと吹奏楽部に連れて行かれ、その日の帰りのミーティングで、怖そうな部長から新入部員だと紹介され、大きな拍手で迎えられた。

この友人に騙されて入部してなければ、僕はどうなっていたのだろうかと、いつもゾッとする。

後に勉強することからも手を引くことになるが、それはまた別の話で…。


とにかく僕の10代半ばというのは、チャランポランでいい加減な時期だった。

自分の身に起きることはだいたいのことはポジティブに焼き直すようにしているつもりだが、正直、後悔しかないことも多い。

身に降りかかることは考えようでプラスにできるが、当時自分が決めたことについては考え直しようがない。
諦めて後悔をし、反省をするしかない。



今日は午前中、16歳のフルーティストのソロコンサートに出かけた。

明和高校音楽科の1年生。

フルーティストのお母さんと小さな頃から積み上げ、磨き抜いてきた技術と感性を武器に、中学までに多くのコンクールを制覇してきた。

その功績が大きく認められ、今日のコンサートとなったが、満席の会場、16歳で1時間以上のプログラムをなんなく吹ききった。

きっとこれまで生半可な道ではなかったと思うし、辛くて背を向けそうになったことも多々あるはずだが、とにかく諦めるということは選択肢になく、前を向いて走り続け、今も将来の自分をきちんと直視しながら進化し続けている。

とにかく眩しかった。


キャリアの差はあれ、今僕の周りにはそんな人たちばかりだ。

どうしてもステージの彼女たちの隣に、16歳の堀江少年を並べてしまう。

その度にカーッと恥ずかしく、苦しくなる。

しかしそんな僕のことを温かく見守ってくれた大人や仲間がいたことも同時に思い出し、妙に胸が熱くなる。

その人たちがいたから、今僕はここに立てているのだと思う。


彼ら彼女らの素晴らしいステージを目の当たりにする度、僕は感情を掻き立てられ、涙すら流れてくることがある。

それは音楽に感激していることもあるが、やはり1つのことに真っ直ぐになり、自分を人間として必死で磨き上げている姿は無条件に美しい。

美しさというのは直に心に触れてくる。



これ以上書くとどんどんナルシシズムに溺れた文になりそうなので、まとまりきらないけど終わり。

妖精さん、お疲れ様!


ちなみに今日のコンサートは、デビュー間もないアリオンが9年前に出演させていただいたコンサートだった。

館長の杉本さんがチラシを発掘してくださった。

みんなやっぱ若い。


そして今日もホテル暮らし。

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ほぼ和歌山、三重県熊野市に伺った。

何年も前から、この辺りでコンサートをしたいと常々思い、地元の高校生たちにも宣言していたが、ようやく念願叶う。

10/29(土)には、少し北上した尾鷲市が、Arionのツアー会場の一つになる。

地元のみんな喜んでくれたが、今日発覚した現実。


会場、キャパ1200人くらい!?


え。そんなでかい箱でしたっけ・・・。


どうぞ、お近くの方、よろしくお願いいたしますm(--)m


熊野の海と山は、いつも美しい。

もうすぐ熊野では、大花火大会。

1年前にはすでにどこも宿泊予約ができなくなる。

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音楽科は今日から夏季レッスン期間となる。

講師の先生方も多数来校していただき、専攻、副科のレッスンをしていただく期間。


が、なんと音楽棟のエアコンが止まったと事務から唐突な連絡。

この灼熱の名古屋で、密室でレッスンしろという殺人指令のように響く。


窓やドアを開け放してのレッスンや、学校中の扇風機を掻き集めてのレッスンとなり、例年になく賑やかな夏季レッスンとなっていた。

そんな喧騒の中、実は僕は当初から別日でレッスンを予定しており、密かに対岸の火事で・・・、唯一別のラインでクーラーが付いている音楽科職員室で快適にデスクワークを行っていた。(内緒)


夜は三重県へ移動して宿泊。

今週は宿泊が多い。


写真は昨日和光楽器で手に入れたシルバークリーナーで磨いたアルトとソプラノのリガチャー。

beforeを撮っておかなかったのが失態。

スッゲー綺麗になった!

両方ピンクゴールドです。

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生徒は夏休みに入り、それぞれに忙しい日々を送る。
ここ数日で、何人か海外に飛び立つ。
無事に帰ってこい。

僕も今までよりも少し忙しい期間に入る。

きちんと自分の練習時間を確保するのが至難の技になる時期だが、夏休みが明ければすぐアリオンのツアーが始まる。


飯田の和光楽器では、店頭にポスターを貼って頂いていた。

飯田公演では、地元の音山野サクソフォンアンサンブルに共演していただく。

このツアー唯一のアマチュアのゲストだが、サックスへの、音楽への気持ちの強さはプロ顔負けで、今回は是非にとこちらからお願いさせていただいた。

写真はソプラノ遠山さんの娘さん、ななちゃん。

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オケ友、飯田市民吹奏楽団定期から早2ヶ月。

今日は飯田で吹奏楽コンクール審査。

2年ぶりに審査をさせていただいたこの町の吹奏楽は、一段とレベルアップしていて、昨年は中学も高校もこの地区からの東海大会出場校が出たのも納得の快演が続出した。

Tuttiでのフォルテシモがいつも同じサウンドになってしまうのが、この地区の特徴かもしれない。

個人レベルではなく、全体としての音色を選択していければ、もっともっと深い音楽を追求していけそうな気がした。

なんてこんな話、7〜8年前だったら絶対できなかった。


僕はプライベートな仕事でもう一泊するため、夜は先生方の打ち上げに混ぜていただき、たくさんの話を伺い、現場の大変さと先生方の音楽への真摯な姿勢と貪欲な向学心に頭が下がった。

この町の音楽文化に微力ながら携わらせていただいていることを少し誇らしく感じながら、強く身が引き締まる思いがした。

中高生の目標であり続けるためには、現状維持ではなく、ちゃんと自分も進化していかなくてはならないのだ。

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明和高校音楽科、サマーコンサートが終演。

ここ数年はずっと演奏会担当だったため、スケジュールから本番のステージまで全てマネジメントしていたが、今年は進路方面を担当しているため、少し客観的にコンサートの流れを見ることができた。

サマーコンサートは3年生のソロが中心。

一人一人、本番前の表情、本番の演奏、本番後の表情、1つ1つをステージ袖でつぶさに見つめることができたが、ついこの前入学してきたと思ったら、もうすでに演奏家の卵としてイッチョマエな資質を持ち始めていることに驚いた。

学校というのは、ここでしか出会えない人たちと毎日を共にし、その人たちと感性を磨きあっていく。
その人たちが1人でも欠けたら、今の自分はない。

出演者は一部だが、今までこの学校を築いてきた卒業生の方々と、在校生全員の成果が結集したコンサートだと思う。

熱い演奏、満席のお客様の熱い拍手に胸が熱くなった。

自分も頑張らなきゃと、毎回生徒から思わされることは、幸せだ。


終演後は飯田へ向かい、明日のコンクール審査に備える。

名フィル桂冠指揮者、小林研一郎氏のタクトで、アルルの女終演しました。

今回も第1組曲、第2組曲からの抜粋。

本当に美しい曲ばかりです。

第2組曲のメヌエットでは、名フィル首席の富久田さんが素晴らしいソロを紡ぎ出し、そのオブリガートを担うのは幸せでした。


明日は音楽科サマーコンサート。

それが終わると夏休み。

僕もいよいよアリオンツアーに向けて準備していくことになります。

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