YUSUKE's NOMNOM

堀江裕介のブログ

夜は明和高校音楽科卒業生が出演するコンサートのため、電気文化会館に伺った。

彼女の演奏をこのホールで聴くのは、彼女が高校2年生の後期公開実技試験で演奏した以来。

あの時は、忘れもしない、シューベルトのアルペジオーネ・ソナタを演奏。


良い演奏だった。

しかし、彼女は終わったあと泣いていた。

昨日のことのように思い出した。


今日の演奏、音楽と感性の鋭さを感じる演奏の成長を垣間見られた幸せ。

定期考査前最後の音楽史の授業。

ロシアの音楽史をまだやっている・・・。

今回は「バレエ・リュス」について。

パリを中心に、世界中で公演を続けた伝説のロシア・バレエ団。

天才興行師ディアギレフと、天才振付師やダンサーたちとのエピソードは、面白くてしょうがない。

ちなみにこのバレエ団のロシアでの公演は1度も実現しなかった。

ニジンスキーの牧神の午後、写真で見てもその凄まじさが伝わる。

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ついに、ついに念願叶いました。笑



「アリオン」って、なんで「アリオン」なんですか?

と聞かれることがよくあります。


2005年に結成しコンサートを決めた時、カルテットの名前を決めなくてはならなく、たまたま僕がその時読んでいたギリシャ神話の本に、アリオンは登場していました。


海賊に襲われ、大海原で命を落としそうになった時、最後の願いをと自身の竪琴を奏でたアリオン。

演奏を終え海に飛び込むと、そこにはアリオンの琴の音色に魅了され集まったイルカが。

アリオンはイルカにより岸までたどり着くことができ、命を救われた。


こんな物語が、心のどこかに残っていて、この名前になりました。

あまり熟考したとは言えませんが(笑)、もちろん気に入っています。


よく冗談で、「いつかイルカに乗って演奏しなきゃ」など言っていましたが、かなり近いところまで実現した気がします。

乗るのは絶対不可能だけど(と言っても飼育員さんはちゃんと乗りこなしていた、凄すぎ)、演奏との共演が実現しました。


曲に合わせてイルカみんなで歌ってくれたり、飛んでくれたり。


感激…。


アッセンブリッジ名古屋をプロデュースされた中村さん、そして名古屋港水族館の皆様、本当にありがとうございました。

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横浜のセントラル楽器さんで、選定をさせていただきました。

少し前にモデルチェンジしたヤマハのサックスYAS875EXは、自然な吹奏感と自由な音色作りに応えてくれるものでした。

選ばせていただいた一本は吹いてるのが楽しくて、「このまま本番いけますね」なんてみんなで笑っていました。


このセントラル楽器さんは、リペアセンターの2階にカフェがあり、修理の出来上がりを知らせるモニターが設置されています。

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今日、明和高校音楽科では、副科試験が行われた。

副科とは、専攻とは別に履修する実技や語学などで、必修副科と選択副科に分かれている。

ピアノ専攻生は声楽が必修副科、それ以外はピアノが必修副科となる。

選択副科は、フルート、ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、マリンバなどの管弦打楽器から、作曲、チェンバロ、箏、重唱、音楽概論など多岐にわたる。

僕は主にこの選択副科管弦打楽器担当なのだが、毎回非常に興味深く聞き入っている。

自分の専攻以外の楽器で音楽を表現することは、正直難しい。

楽器を扱うこと自体に翻弄され、音楽的発露まで結びつかない。

しかし中にはぎこちないながら必死で音楽を生み出そうとする者もいる。

ヴァイオリンなどは、ボウイングからそれがよく伝わってくる。


僕はこの副科の部分で、良きアマチュア精神を存分に育ててくれたらと願っている。

上手じゃなくても、音楽が好きで、何かの楽器を媒体として、専門性とは別の感性を磨くことができる貴重な経験だと思っている。

中にはこの副科履修生から、管弦楽の授業を履修し、定期演奏会のステージでオーケストラの一員として演奏する者もいる。

ピアノ専攻生ながらしらかわホールで満席のお客様にチェリストとして拍手を送られる経験は、なかなかできない。

今名古屋港周辺では、アッセンブリッジ名古屋というイベントが開催され、港に名古屋ゆかりの楽団、音楽家、世界の一流ソリストが集結し、様々な場所でコンサートを行っている。

アリオンは25日に名古屋港水族館内でイルカさんと一緒にコラボすることになっているが、どどどうなることやら…。

今日は所用で現地へ出かけてみると、名古屋港ポートハウスでセントラル愛知交響楽団のリハーサルが行われているところだった。

ソロコンサートマスター島田真千子さんのソロで、ヴィヴァルディの四季全曲。

素晴らしい独奏に耳を奪われながら図々しくリハーサルを見学させていただいていると、よく見るとチェンバロの席には明和高校音楽科の卒業生が座っていた。

彼女は高校の頃ピアノからチェンバロ専攻に転科し、昨年卒業して今は東京藝大の古楽器科に在籍している。

こういうところに出会えるのは本当に嬉しい。

リハーサル終了後、僕の姿を見て彼女は驚いていたが、僕だって相当驚いた。


帰り際、本番中の彼女をチラッと覗き、凛々しく頼もしい横顔に胸が熱くなった。

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ツアーの告知を往年の吹奏楽専門誌、Band Journalに掲載していただいた。

子供の頃から読んでいるものにプレイヤーとして載せていただくのは、嬉しい。


僕が高校くらいまでは、バンジャの他にバンピもあった。
Band Peaple。

懐かしい。

僕はどちらかというとバンピ派で、父はバンジャ派だった。

残念ながらバンピはバブル崩壊の荒波に飲まれてか廃刊となってしまい、寂しい思いをした。

今はいくつかの専門誌が創刊されてるようだが、やっぱバンジャかな。

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朝から不穏な空。

九州には台風が上陸し、近畿、東海地方にも午後には最接近する。

10:30頃に愛知県豊橋市に暴風警報が発令され、豊橋市民の生徒には帰宅命令。

授業中の音楽科3年生にそのことを伝えに行くと、歓声が上がり、私豊橋!私豊橋!と手があがる。

うそおっしゃい。


午後になると徐々に雨風が強くなり、学校全体が15:30に完全下校となった。

雨はどんどん強くなる。


3年前の9月の大豪雨を思い出す。

台風ではなかったため暴風警報が出なかったからか、深刻な帰宅難民が数名発生し、何人かは学校に宿泊した。

僕も最後の音楽科の生徒のお迎えが確認でき、学校を出たのは22時過ぎだった。

その日学校の前の横断歩道は、膝近くまで足が浸かっていた。


もう一つ、台風が来ると毎回思い出す淡い思い出。

まだ僕も弟も小学校の頃、仙台を台風が直撃したことがあった。

夜雨戸に激しく打ち付ける雨。

家全体を震わすかのような轟音を伴う暴風。

恐怖におののいた弟は急に、

「た」と「い」と「ふ」と「う」の文字が嫌いだー!

と叫んだ。


家族全員に緊張が走る夜、なぜか和んだ瞬間だった。

今日は「0歳からの本格クラシック」のリハーサルで、長久手市文化の家に伺った。

サックス二人とピアノ用に作曲家の井上陽葉さんが華やかな編曲をしてくださり、これにナレーションが加わる。

初めての合わせを、出だしからナレーションの工藤さんと文化の家のスタッフの方々と進行のアイデアを打ち合わせながら、最後までゆっくりと。


長久手市文化の家のスタッフの生田さんから、1991年に放送された NHKスペシャルで、展覧会の絵で実際のモデルとなった絵を探すというドキュメンタリーを録画したDVDをお借りした。

正直やや内容が重い編集だったが、團伊玖磨がロシアを巡るというのも、レアだ。

ラヴェルの編曲ではチューバ、またはユーフォニウムで演奏されるビドロの音楽の奥深さが印象的だった。

牛舎と比喩された、弾圧された民衆。

あの曲に秘められたムソルグスキー、そして画家ガルトマンの気持ちとはどんなものなのだったのか。

世の中の連休2日目は7月以来の長野県飯田市へ。

アリオンツアー、飯田公演もいつの間にか迫ってきている。


夜は名古屋に戻り、いつものThe KINOSHITAでMeiwa WIND Group立ち上げ初期からのメンバー、トランペットの荻原和音さんのライブが行われた。

しかしトランペットは家に置いてきたとのことで、完全に鍵盤ハーモニカ(鍵ハモと略すらしい)とピアノとのデュオライブだった。

本当にヴァイタリティあふれる人だ。

楽しい時間を過ごさせてもらった。

ピアノの西村卓将さんも、明和高校音楽科の卒業生で荻原さんの同級生。

僕が明和高校に非常勤講師で勤め始めた初年度の3年生だ。

あの時は25歳だったなぁ・・・。

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