2017年8月26日(土)
Meiwa WIND Group Spin-off Concert Series
"SAX make SUMMER!!"

明和高校音楽科卒業生による管楽合奏団を2011年に発足し、小さな編成からスタートしたものの、毎年コンサートをしているうちにいつの間にかとても大きな編成の曲まで演奏できるようになっていた。

編成が小さかった頃は小編成のアンサンブルをコンサートの中に組み込んでいて、今もそれは変わらないが、段々メンバーが多くなるとやりたいことも増えてくるため、昨年からスピンオフコンサートとして本編からはみ出すこととなった。

本編でできないことだけではなく、スピンオフだからこそできることを、幅広く、たくさんのメンバーがMeiwa WIND Groupを背負って自由に活躍して欲しいと思っている。


今回はサックスだけのコンサート。
もちろん僕も一緒に演奏させてもらった。

最初に教えた人から、今の現役1年生まで。

1年生の中には、出演メンバーの教え子もいて、僕にとっては弟子でありながら孫弟子でもある。

卒業生一人一人の顔を見ると、自分の13年間が浮かび上がる。

あの頃こんなことを考えていた、こんなことで悩んでいた、こんなことが嬉しかった、こんなことが悲しかった。

すべて彼女たちとと過ごした時間に刻まれていて、顔を合わせ、音を合わせると、時が経ったとは思えないくらい色濃く心に滲んでくる。

中には、今は楽器から離れている人もいる。

楽器は吹いていなくてももちろん、今の自分に一生懸命、立派に生きている。

そんな彼女たち、全員が集まってくれた。
思い返してみても、たぶんこんなに1度に集まったことはないと思う。

リハーサルの時から、"皆まで言わなくても"なんとなくお互いの音楽を理解できるのは、なんとも嬉しく誇らしい。

アンサンブルとは、価値観の共有に他ならない。

演奏しない人も、本当に一生懸命コンサートを手伝ってくれた。
音楽でもなんでも、何かに必死で向き合わなくてはならない期間を必死で乗り切った人は、次の道をちゃんと自分で見つけられるのだ。

彼女たちのことも同じように誇らしく思う。


本番は、手前味噌だが、本当にいい音をしていた瞬間がいくつもあって、感激した。

お客さんにもそれが伝わったのか、嬉しい感想をたくさんいただいた。

そこが1番大切だ。

感傷と感慨に浸ってるだけでお客さんを感動させられたら苦労はしない。


満席のお客さんとこういう生徒たちに囲まれて、僕は幸せだなって思った。

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