9月12日(水)から第281回検定試験の手本が発売になりました。
検定試験は年4回実施しており、楷・行・草・隷・仮名・細字楷書・細字行書・細字草書の8書体を受験することができます。

創立者は、「検定試験はなるべく締切日ギリギリに手本を渡すのが良い。同じ課題ばかりを何度も何度も練習することは、検定段位を上げるためだけの練習になってしまう。そんな生徒さんの気持ちがわからないわけではない。寧ろそうなるのが当然なのかもしれない。しかし、人間が評価される上で必要なものは段位や称号ではなく実力である。半紙を渡されて、その場で最高の1枚を書きあげられるようにできなければならない。その為には普段の練習・鍛錬が重要になってくる。その土台がしっかりとし、自然と筆が走るようになれば、実力がついてくる。実力がつけば検定段位はおのずと上がってくる。その実力を発揮する場が検定試験である。」

また、学童に対しても同じで「社会に出たとき、締切間近に仕事を与えられる時がある。そんな時でも動揺せず、時間が限られた中で最高の結果が残せるよう努力せねばならない。書道はぶっつけ本番の世界。検定試験はその訓練の一環」
社会に出たとき、恥をかかぬよう書道塾で教育することも大事だと言っていました。


元サッカー日本代表監督のイビチャ・オシム監督は代表候補に選ばれた選手の両親と面談をしていたそうです。その際「あなた達は、試合中99%チャンスが巡ってこなかったとしても、残りの1%で結果を残せるような教育を息子さんにしてきましたか?」と聞いていたそうです。

少ないチャンス、少ない時間で結果を残す。そのためには何が必要なのか?共通している部分があると思いませんか?
人間にとってとても大事なこと、書道とスポーツ、ジャンルは違えども大事な部分というのはどのような世界でも同じなのだと思います。