堀野書道学校スタッフブログ

堀野書道学校の事務員が運営するブログです。記事や写真を交えて、どのような学校であるか?また、書道を身近に感じてもらえるようなブログにしていきたいと思います。

タグ: 選抜展

11月25日~30日にかけて第6回選抜100人展が開催されました。

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天気は生憎の雨でしたが、初日は90名の方にお越しいただきました。

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校長による講評は全期間行われました。

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今年の選抜展も多種多様な作品が出品されました。全体として小さめの作品が多く、部屋に飾るのにちょうどよい大きさの物に思えました。

元々、掛け軸は室町時代、茶席の床の間に飾り画や書を見て心で楽しむことに端を発し、独自に発展していったものです。

展覧会のためだけでなく、部屋に飾り、自分やお客様を楽しませるために掲げるのが本来のあるべき形だと個人的には思います。

特にマンションやアパートなど、洋風な部屋作りが広く浸透し、床の間がほとんど見られない昨今「洋風の部屋でも飾れる形」を考えていくのは書を嗜む者にとっての課題だと思います。


「良い作品は人の心を癒す」と言われます。形態はどうあれ、本当に良いものを作るためにはどうすればよいのか?そのためのヒントやインスピレーションを得られるのがこの展覧会です。

今年で四回目になる選抜百人展が、アートガーデン川崎にて昨日より開催されました。

選抜百人展は学校に通学している生徒、私塾に通っている生徒、すべての会員の中から選抜された100人が作品を出す展覧会です。  
6月に行われる通常展と違い作品の形式に規定を設けていませんので、自由に創作された作品が出品されています。

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前日までの天気予報は雪でしたが、幸い小雨で済み作品も無事に搬入できました。川崎は開会式前には晴れ間も出てきました。

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開会式の後は、校長による作品の解説が始まります。一つでも何かを得ようと皆熱心に聞いています。

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今回は創立者の作品を4点展示しました。上の写真は篆書で書かれたいろは歌と、細字の楷書で書かれた物です。
この細字は恐らく80年近く前に書いた物だと思いますが、最後に「日・独・伊三国同盟賛」と書かれていますので、三国同盟がおこなわれたときの協定内容を、南陽先生という方がまとめて、創立者が毛筆の文字で書きまとめたのだと思います。

創立者は高島易断の本で有名な易学者、高島呑象先生に、本がまだ手書きだった時に清書を任されていたので、こういった三国同盟賛のように何かを文字としてまとめる役を色々な所から任されていたのだと思います。
戦後、GHQによって公職追放処分になっていた時も、このような仕事をひっそりと続けていたそうです。

少し話が逸れましたが、現代に至っても創立者が残した書風は生徒に脈々と受け継がれています。展覧会は培った力を発揮する絶好の機会です。

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ガラス張りのケースには主に巻物にした作品と仮名の小作品を展示しています。巻物はとても長いため全てを見せることができないのが残念ですが、雰囲気は十分に伝わってきます。
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会場は全室借りていますので、作品を無理なく飾ることができました。ご覧になる際はぜひ一つ一つじっくりと鑑賞していただければと思います。
また、1月24日(木)、26日(土)、27日(日)それぞれ午前11時と午後2時から校長による作品の解説がおこなわれます。解説を聞きながら作品を見るのも芸術を鑑賞する上で一つのポイントになります。

会場はアートガーデン川崎。1月27日(日)まで午前10時~午後5時まで開いていますので、ご都合のつく方はぜひ足を運んでいただければと思います。

地図
http://homepage2.nifty.com/k-bunkazaidan/map.htm

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