2010年11月12日

公務員への逆風かと思いきや

海保の情報流出事案に伴う各所の反応を見て、意外な印象を受けた。
普段はサビ残薄給自慢のリーマン様が公務員をやたらと叩いているのに、
海保職員を賞賛するレスが8ないし9割を占めている。
あんたら普段は特に非違事案起こしたわけでもない公務員叩いてる割には、非違事案働いた公務員をあっさり賞賛するんですね。
って感じだね。明らかに懲戒処分の指針に引っかかる行為なのに、英雄扱いとか面白すぎる。

彼の行為が犯罪にあたるかどうかとかは、実のところどうでもいいことだったりする。というか犯罪に当たるかどうかは微妙くさいんだけどね。
国公法100条が適用できるかどうかを検察がどう判断するかによるけども、多分無理。

しかし今回の事例は、犯罪であろうとなかろうと「自分が国家公務員として働いている職場で得ることのできた情報を外部に公開する」という規律違反行為が問題なのであって、
賞賛されている方々はその辺を考慮されていないのではないだろうか。

しかも今回は、海の警察・海上保安官。警察と同じような権限を持つ「特別司法警察職員」だ。
今回は多分国公法にいう「職務上知りえた秘密」ではないと思うが、とにかく普通では得ることのできなかったネタを、自分の正義感に基づいて確信犯的に公開したわけだ。
法と秩序を守る特別司法警察職員として、それってどうなのよ?

ちょっと前に外事三課のネタがnyで世界中に公開されたけど、あれも「サミット警備に湯水のごとく国費が使われている現実を、情報流出という形で国民に知ってもらいたかった」みたいに
正義感に基づいて公開していたとすれば、行為そのものは今回の海保と同じですな。はやく捕まってくれないかな。

三行でまとめると…
・当該職員の行為は犯罪にあたるか否かを問わず、規律違反行為
・規律を犯した公務員を叩かず、英雄視するのはどうかと思う
・公務員叩いて憂さ晴らしするのもいいけどほどほどにしてあげて  
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平成22年度試験結果

人事院大卒
国I…20.5倍(昨年14.9倍)
国II…11.8倍(昨年7.7倍)
国税…10.0倍(昨年7.2倍)
牢記…23.5倍(昨年16.1倍)
法務…9.83倍(昨年9.9倍)

人事院高卒(大卒受験可のやつ)
入国…27.1倍(昨年34.9倍)
皇宮…35.7倍(昨年40.4倍)
刑務…6.3倍(昨年5.4倍)

その他
裁事I…77.9倍(昨年80.9倍)
裁事II…12.6倍(昨年11.4倍)
都庁IB…10.9倍(昨年9.4倍)
都庁IA…56.9倍(昨年64.5倍)
特別区I…8.4倍(昨年7.6倍)

だいたいどれも去年より上がってる。
入国と皇宮は採用予定が少ないから特攻を避けたんだろう。
2012の民間の倍率がどれほどかは知らんが、刑務官のほうが楽だろ。
7人に1人受かるんだから。  

2010年08月19日

国家公務員試験再編強化

○ 新たな採用試験は、能力・実績に基づく人事管理への転換の契機となることや、新たな人材供給源に対応し、多様な人材の確保に資する試験体系とすることなどを目指すものです。
   主な内容は、以下のとおりです。
・ 現行の?種試験、?種試験及び?種試験を廃止し、総合職試験及び一般職試験に再編
・ 総合職試験に院卒者試験を創設
・ 専門職試験及び経験者採用試験を創設
−人事院HPより引用


ということで、2年後から試験が大きく変わるようだ。
吉と出るか、凶と出るか。今から楽しみでならない。  

2009年03月24日

世の中こんなものかね

大阪府吹田市役所・事務5名募集のところ2767名応募(553.4倍)
大阪府摂津市役所・事務5名募集のところ855名応募(171倍)
千葉県警察本部・警察官50名募集のところ1620名応募(32.4倍)

ブルーカラーはそんなに嫌かね。あくまでも事務屋がいいのかね。
ホワイトな職場じゃないと嫌ですってか。

こうした人達を受からせた分、正日程の補欠合格者が割を食うわけだ。
実際には採用しないとかいう荒業繰り出したらまた騒ぎそうだからね。
欠員が出たときの為の補欠合格なのに、横入りされてしまいましたね。
派遣切りの人ってのはすごく偉いんですね。あー偉い偉い。
  

2009年03月12日

平成20年度ももう終わる

そんな中で人事院が「21年度も再チャレンジ試験やるよ!」と発表。
なんかプロセスが増えてる。採用面接が追加されてるのかな。
某所の再チャレンジさんは面接アウアウでも通ったと聞いてるが、そうしたのを排除するつもりなのか。
5月の詳細発表を待とう。  
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2009年01月10日

第十弾

第十弾では、ニュー速+に「若者の公務員離れ進む」とかいうスレが立つくらいだった平成20年度の国家公務員試験を見ていきたい。
ただし航空管制官は試験がまだ終わっていないので見ることができない。
また、自衛官と警察官は白書が出ていないので見ることができない。

大卒程度

国家擬錙21,200(22,435)人・1,545(1,581)人・13.7(14.2)倍
 合格者微減、申し込み者が減ったために倍率が下がった。
国家脅錙35,546(38,659)人・5,299(4,898)人・6.7(7.9)倍
 申込者が減り、合格者は増え、倍率は下がる三連コンボ。
国税専門官・15,256(15,459)人・2,623(2,288)人・5.8(6.8)倍
 三連コンボ発動、過去最高の合格者数を記録した。
労働基準監督官・3,102(3,120)人・192(131)人・16.2(23.8)倍
 三連コンボ。
法務教官・2,050(2,318)人・248(170)人・8.3(13.6)倍
 三連コンボ。

高卒程度(大卒も受けられる試験)

刑務官・4,838(7,805)人・1,297(1,240)人・3.7(6.3)倍
 H.18よりひどくなっていないか…。

続いて都庁事務。
都庁砧燹4,116(4,271)人・393(375)人・10.5(11.4)倍
 三連コンボ。一次受験者が申込者の半分ってどうなの。

最後に裁判所事務官。
擬錙1,711(1,524)人・10(17)人・171.1(89.6)倍
 逆三連コンボ。H.19がアレすぎたのかも。
脅錙13,894(13,659)人・1,177(1,227)人・11.8(11.1)倍
 逆三連コンボ。H.19がアレすぎ。

・おまけ(若干本音)
平成17年から同20年度までざっと見てきたが、どの試験も大体申込が減っている。
これは公務員に魅力を感じないからとか何だとか言われている。
問題なのは、公務員という選択肢−民間と比べれば楽であろう試験−を自分で捨てておいて、いよいよ行き詰った(派遣契約解除)ときに就職活動がうまくいかなかったのは社会のせいだとか行政が悪いとか責任転嫁する輩が少なからずいることだ。
派遣契約を打ち切られた26歳の人間がニュースに出ていたが、17年度に試験を受けていたのか?もし落ちたとすれば、18年度の試験を受けなかったのか?

「既卒だから…」「職歴がないから…」「非正規雇用だから…」等と言い訳ばかり重ね、可能性に賭けて試験に挑戦しなかった結果が今の姿だろう。
私もそうやって言い訳を重ねてハローワークにも行かず、無駄な毎日を過ごしていた。
現状維持では非常にまずいことはわかっているが、行動しない。
非正規雇用のままで一生暮らせるんじゃないかという幻想を抱いたり、親の年金をあてにしたり、社員登用を夢見たりする。
そしてその夢から醒める時、それが今回のような大規模な首切り。
気づいたときには、何もかもが遅い。「あの時、行動していれば…」と悔やんでも、遅い。
すべては、機会がありながらも行動してこなかった自分の責任。
例えば法テラス。わざわざ既卒者用の採用試験を実施している。何人応募したんだ。
情報収集も行動の一部。ハローワークに行っても仕事がありません、なんて甘い。
真剣に仕事を探しているならネットカフェ使えばいいだろう。
人事院の公募システムは見た?管区警察局が有資格者対象の公募出してる。
第1級陸上無線技術士は受験資格が特にないから必死に勉強して取得すれば、試験を受けられる。
全国で取得者は3万人弱しかいないんだから、競争相手もほとんどいない。
しかもこういう試験にありがちな実務経験も不要。チャンスじゃないのか。

職歴無しや中退は民間だと即死級のハンデだが、公務員は違う。
私の知り合いに、24歳で大学を卒業(2留)して2年間ニートをやって、実家を追い出されて3年間ホームレスをやって、友人の家に身を寄せてから一打逆転で公務員になった男がいる。
職歴無し高齢でも受かるという現実を見せてくれた男だった。
「そんなのはごく一部」? ごく一部に入ろうとする気はないんですかと問いたい。

警察職員の職務倫理及び服務に関する規則(H12.1.25 国公委規則1号)中に、「職務倫理の基本」というものがある。
その4つ目は「人格を磨き、能力を高め、自己の充実に努めること」となっている。
別にこれは警察職員に限らず、公務員すべて、そして国民全てにも言えること。
面接官にも分かるような高潔な人格、高い能力、そしてリア充。
氷河期に就職できた学生は、これが備わっていたんじゃないのかと思う。

平成20年度の採用試験は、一般・再チャレンジともに前年度より確実に競争相手は減った。
平成21年度はどうなるのか、そしてこの世の中がどう動くのか。
新しい投稿は、平成21年度の白書が出揃ったころを予定しています。  

2009年01月07日

第九弾

第九弾では、前年度に好評だった平成20年度再チャレンジ試験を見ていきたい。

平成20年度中途採用者選考試験(再チャレンジ試験)実施概要

受験資格
平成20年4月1日時点で29歳以上40歳未満の日本国籍を持ち、国公法第38条に定める欠格条項に抵触しない者

採用予定数
全区分で150名程度(前年比50%Up)

採用区分
行政事務・税務・機械・土木・林業・皇宮護衛官・刑務官・入国警備官(前年と変わらず)

採用別官署一覧発表

 々埓事務 計35名
  東北・東海北陸消滅、しかし北海道・中国・四国誕生。だが35名中、30名が関東甲信越採用と、正に地獄絵図。

◆\婆魁〃71名
  大量採用万歳、今年度もやってくれた。

 機械 計2名
  去年と変わらない。

ぁ‥斂據〃1名
  昨年度と変わらない。

ァ[啅函〃5名
  去年より1名増えた。

Α々諜楔遽甸院〃2名
  去年と変わらず。

А〃彩慨院〃47名
  去年と変わらず。

─‘国警備官 計8名
  去年と変わらず。

申し込み終わって

結果は以下のとおり

1 行政
(1) 北海道 138名(採用予定:1名 倍率:138.0倍)
(2) 関東甲信越 3043名(採用予定30名 倍率:101.4倍)
(3) 近畿 412名(採用予定:1名 倍率:412.0倍)
(4) 中国 172名(採用予定:1名 倍率:172.0倍)
(5) 四国 183名(採用予定:1名 倍率:183.0倍)
(6) 九州 396名(採用予定:1名 倍率:396.0倍)
計 申込人数:4344名 採用予定:35名 平均倍率:124.1倍

2 税務
(1) 北海道 105名(採用予定:2名 倍率52.5倍)
(2) 東北 270名(採用予定:4名 倍率:67.5倍)
(3) 関東甲信越 1291名(採用予定:36名 倍率:35.9倍)
(4) 東海北陸 548名(採用予定:12名 倍率:45.7倍)
(5) 近畿 517名(採用予定:6名 倍率:86.2倍)
(6) 中国 159名(採用予定:3名 倍率:53.0倍)
(7) 四国 117名(採用予定:2名 倍率:58.5倍)
(8) 九州 535名(採用予定:6名 倍率:89.2倍)
計 申込人数:3542名 採用予定:71名 平均倍率:49.9倍

3 機械
全国 179名(採用予定:2名 倍率89.5倍)

4 土木
全国 167名(採用予定:1名 倍率167.0倍)

5 林業
全国 240名(採用予定:5名 倍率48.0倍)

6 皇宮護衛官
全国 224名(採用予定:2名 倍率112.0倍)

7 刑務官(A及びB)
(1) 北海道A 100名(採用予定:4名 倍率25.0倍)

(2) 東北A 83名(採用予定:4名 倍率20.8倍)

(3) 関東甲信越静A 252名(採用予定:11名 倍率23.0倍)
 ア 関東甲信越静B 36名(採用予定:2名 倍率18.0倍)

(4) 東海北陸A 70名(採用予定:4名 倍率17.5倍)
 ア 東海北陸B 7名(採用予定:1名 倍率7.0倍)

(5) 近畿A 153名(採用予定:6名 倍率25.5倍)
 ア 近畿B 25名(採用予定:2名 倍率12.5倍)

(6) 中国A 80名(採用予定:3名 倍率26.7倍)
 ア 中国B 30名(採用予定:1名 倍率30.0倍)

(7) 四国A 51名(採用予定:2名 倍率25.5倍)

(8) 九州A 193名(採用予定:7名 倍率27.6倍)
計 申込人数:1681名 採用予定:47名 平均倍率:23.0倍 

8 入国警備官
全国 472名(採用予定:8名 倍率59.0倍)

9 総計
申込人数:10248名 採用予定:171名 平均倍率:60.0倍

申込者が激減(昨年度より59.1%)したため、倍率はかなり低下した。
しかしやはり申込者の割合が一番高いのは行政事務。42.4%を占めている。
採用合計の20%程度の行政事務が最も申込者が多くなっている。

最終試験終わって

だいたい、採用予定数=最終合格者 であるが、例外は以下のとおり。

行政事務関東甲信越:採用予定者より3人多く合格(倍率は92.2倍)
行政事務関東中国:採用予定者より1人多く合格(倍率は86.0倍)
機械:採用予定者より3人多く合格(倍率は35.8倍)
林業:採用予定者より1人多く合格(倍率は40.0倍)
総計:171人採用のはずが179人合格(倍率は57.3倍)

まとめ
・昨年度よりはるかにマシ
・行政事務にこだわりすぎ 官庁訪問しないと内定出ないよ?
・刑務官の倍率やばい

次回予告
・民間に流れる人が増えて、売り手市場がまだ続くH.20の国家公務員試験  

2009年01月05日

インターミッション

広告がいくつか出ていたのでそれについて。

・面接
騙した者が勝つ。仕事をする理由は金が欲しいから。
やりがいも誇りも使命感も、金がもらえなきゃ成り立たない。私生活あってこその仕事。
その点、公務員は給料はちゃんと出る。超勤代はカットされることもあるが出ることは出る。
手当も出る。分限免職くらう確率は低い。景気に左右されない。だから公務員を目指す。

しかしこれを言うと印象が悪くなる。本音をモロに言う奴は欲しくない。
職場内の和を乱したり、某空幕長みたいに組織にダメージを与えかねない。
だから相手にばれにくい建前を作ってぶつけるしかない。
そんじょそこらの本なんざ、ありきたりのことしか書いてない。
鉄板の建前は本音と同じような効果しかない。
かと言って奇を衒ったやりかたは玉砕の危険が伴う。

じゃあどうすればいいのか、ということになるが、面接官は全員同じじゃない。
あるところで通じた手法がそのまま使えるかといえば、決してそうではない。
私が思う面接の重要な要素は、


40%の外見
30%の礼儀(入退室要領等)
20%の人間性
10%の資格

の4つ。まあこのへんは面接官じゃないとわからないから、考えても意味ないね。
人と話すときにテンパッたりしないように接客のバイトやったほうがいいね。
面接対策完璧にやって棒読みになって死亡するよりは、自分の言葉で臨んだ方がいいでしょう。

過去の経験(面接編)
○○の仕事はやりがいがあると思いまして志望いたしました
 →じゃあやりがいを感じられなかったら辞めると考えていいんだね?

何で民間企業は受けなかったの?
 →公務員にしかできない仕事があると思いまして公務員一本に絞りました
  →公務員にはできない仕事のほうが多いんじゃないの?

二つ目は答えになっていない気がするな。
面倒な質問ぶつけてくる試験官は憎まれ役で大変そう。

・採用試験における身辺調査(犯歴調査)
よく心配している人がいるけど、当然やるでしょ。何を当たり前のことを。
受験するときに案内をよく読んでください。欠格条項にあるでしょ。
「禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者」
これを調査するんですねー。いつやるか知らないけど。

で、警察官は犯歴調査とかされるんですかー、という質問が多いですね。
これも当然ですが調査されますね。
一般国民は犯罪を取り締まる警察官が犯罪を犯していたなんて受け容れ難いに決まってる。
あと犯罪を犯した(=規則を破った)者は、規則規範にがんじがらめの警察になじまない、とする考えもあるでしょうね。一度でもやったらアウトと。「一度だけなら…」その考えは危険です。オールオアナッシングで行きましょう。
あと家族もやばいですね。そりゃ、親父がやくざとか共産党員だったら内部情報を得るために警察官になろうとしてるのかもしれないわけで。
どのあたりまで調査されるのかは知りません。2親等あたりがいいとこじゃないですかね。
曾爺さんが右翼やってる人で警察官やってるのもいますので。

じゃあどうやって調査するのよ、という話になるわけですが、たぶん照会センターじゃないかなと。
自転車乗ってて警察官に止められて、防犯登録番号見られて名前聞かれて、無線でごにょごにょ、はいご協力ありがとうございました、なんていう日常風景の中で、ごにょごにょしてるときが照会センターに照会かけてるとき。指名手配とか盗難自転車とかの情報を蓄積してる。
当然、犯歴情報も蓄積してる。そこに照会かければ瞬殺と。
やり方は違うかもしれないけど、ある・ないで言えば、間違いなくある。
警察官になるには清廉な人が必要なんですねー。中に入ったら濁るかもしれないけど。
この犯歴調査に関してはソースは現職じゃないと得られないし、もしソースを得たのであればそれは現職警察官の地方公務員法又は国家公務員法違反(いずれも「職務上知りえた秘密を漏らす罪」)にあたる。

・正社員になる方法
‥弘コース(マジオススメ)
 バイトで入る→一生懸命働く→社員候補になる→社員になる
 店の規模に左右される(大手は過労死の危険と成果が見えづらい)。
起業コース
 金を集める→起業してもらう→社員になる
コネコース
 親戚縁者総当りで形だけ正社員にしてもらう  
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第八弾

第八弾では、引き続き売り手市場だった平成19年度の試験を振り返る。

大卒程度

国家擬錙22,435(26,268)人・1,581(1,592)人・14.2(16.5)倍
 合格者はほぼ変わらず、申し込み者が減ったために倍率が下がった。
国家脅錙38,659(47,709)人・4,898(3,989)人・7.9(12.0)倍
 申込者が減り、合格者は増え、倍率は下がる三連コンボ。
国税専門官・15,459(16,041)人・2,288(1,721)人・6.8(9.3)倍
 年齢制限が緩和され、過去最高の合格者数を記録した。
労働基準監督官・3,120(4,636)人・131(127)人・23.8(36.5)倍
 三連コンボ。
法務教官・2,318(2,877)人・170(147)人・13.6(19.6)倍
 三連コンボ。
航空管制官・1,139(1,087)人・84(86)人・13.6(12.6)倍
 申込者微増、合格者微減、倍率微増。

高卒程度(大卒も受けられる試験)

刑務官・7,805(6,380)人・1,240(1,314)人・6.3(4.9)倍
 H18が酷かったと思うが、それでも倍率一ケタ台。

警察
詳しく書いてない。ただH18よりさらに受験者が減り、倍率は7.0倍になった。

自衛隊

一般幹部候補生・5,654(6,366)人・306(307)人・18.5(20.7)倍
 合格者あまり変わらず、受験者減って倍率わずかに低下。
一般曹候補生・26,654人・6,994人・3.8倍
 新たに作られた区分。倍率低すぎ。
二等陸海空士・27,699(29,976)人・8,357(9,775)人・3.3(3.1)倍
 申込者が減り、合格者も減り、倍率は少し上がった。

あまり変動なし。

続いて都庁事務。粁爐廊砧Aなどの設置のせいか、事務区分消滅。
都庁砧燹4,271(5,693)人・375(310)人・11.4(18.4)倍
 三連コンボ。

最後に裁判所事務官。
擬錙1,524(1,978)人・17(11)人・89.6(127.3)倍
 劇的な三連コンボ。
脅錙13,659(14,799)人・1,227(761)人・11.1(19.4)倍
 何があったんだ…。

何かおかしい。

まとめ

(神18年度よりもさらに売り手市場加速気味。
△海譴公務員になることのできる最後の機会だったかもしれない。  

第七弾

第七弾では、再チャレンジ試験をはじめとする各種社会人採用試験について見ていきたい。

〆謄船礇譽鵐源邯海粒詰廖⊃修傾み前夜まで
経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006(平成18年7月7日閣議決定)第4章2「再チャレンジ支援」(1)「人生の複線化による柔軟で多様な社会の仕組みの構築」中の、(働き方の複線化)に基づき、
「職業経験の有無にかかわらず誰でも応募することができる」国家公務員中途採用者選考試験(再チャレンジ試験)が、平成19年6月から11月にかけて実施された。
実施された試験区分にあっては以下の8つ。

1 首から上(行政職俸給表・税務職俸給表適用)
(1) 行政事務
(2) 税務
(3) 機械
(4) 土木
(5) 林業


2 首から下(公安職俸給表適用)
(1) 皇宮護衛官
(2) 刑務官
(3) 入国警備官

受験資格にあっては、受験する年の4月1日時点で40歳未満かつ29歳以上。
採用予定人数にあっては当初100名程度と発表されるも、H.19.6.5付「官署別採用予定表」によると、計152名。中でも税務(56名)および刑務官(47名 うち女性6名)の採用予定数が多い。
あとは以下のとおり、少ない。

行政32名
入国警備官8名
林業4名
皇宮護衛官2名
機械2名
土木1名

・申し込み終わって
申し込みが終わったのがH19.7.3である。その結果は以下のとおり。
1 行政
(1) 東北 657名(採用予定:2名 倍率:328.5倍)
(2) 関東甲信越 8125名(採用予定:24名 倍率:338.5倍)
(3) 東海北陸 1163名(採用予定:2名 倍率:581.5倍)
(4) 近畿 2093名(採用予定:2名 倍率:1046.5倍)
(5) 九州 1991名(採用予定:2名 倍率:995.5倍)
計 申込人数:14029名 採用予定:32名 平均倍率:438.4倍

2 税務
(1) 北海道 515名(採用予定:2名 倍率257.5倍)
(2) 東北 463名(採用予定:6名 倍率:77.2倍)
(3) 関東甲信越 1994名(採用予定:27名 倍率:73.9倍)
(4) 東海北陸 955名(採用予定:8名 倍率:119.4倍)
(5) 近畿 1190名(採用予定:5名 倍率:238.0倍)
(6) 中国 563名(採用予定:3名 倍率:187.7倍)
(7) 四国 300名(採用予定:1名 倍率:300.0倍)
(8) 九州 797名(採用予定:4名 倍率:199.3倍)
計 申込人数:6777名 採用予定:56名 平均倍率:121.0倍

3 機械
全国 356名(採用予定:2名 倍率178.0倍)

4 土木
全国 417名(採用予定:1名 倍率417.0倍)

5 林業
全国 514名(採用予定:4名 倍率128.5倍)

6 皇宮護衛官
全国 418名(採用予定:2名 倍率209.0倍)

7 刑務官(A及びB)
(1) 北海道A 166名(採用予定:4名 倍率41.5倍)

(2) 東北A 118名(採用予定:4名 倍率29.5倍)

(3) 関東甲信越静A 333名(採用予定:11名 倍率30.3倍)
 ア 関東甲信越静B 43名(採用予定:2名 倍率21.5倍)

(4) 東海北陸A 111名(採用予定:4名 倍率27.8倍)
 ア 東海北陸B 18名(採用予定:1名 倍率18.0倍)

(5) 近畿A 238名(採用予定:6名 倍率39.7倍)
 ア 近畿B 30名(採用予定:2名 倍率15.0倍)

(6) 中国A 112名(採用予定:3名 倍率37.3倍)
 ア 中国B 27名(採用予定:1名 倍率27.0倍)

(7) 四国A 104名(採用予定:2名 倍率52.0倍)

(8) 九州A 381名(採用予定:7名 倍率54.4倍)
計 申込人数:1681名 採用予定:47名 平均倍率:35.8倍 

8 入国警備官
全国 883名(採用予定:8名 倍率110.3倍)

9 総計
申込人数:25075名 採用予定:152名 平均倍率:165.0倍

刑務官の倍率の低さ、行政事務の倍率の高さが光る。それもそのはず、行政事務の申込者は全申込者の55.9%にも達しているのだ。確かに首から下を使う職業はランクが低くなるわけだが、この期に及んでそんなこと考えてたりはしないと思いたい。

・最終試験終わって
だいたい、採用予定数=最終合格者 であるが、例外は以下のとおり。

行政事務関東甲信越:採用予定者より4人多く合格(倍率は290.2倍)
行政事務東海北陸:採用予定者より1人多く合格(倍率は387.7倍)
機械:採用予定者より3人多く合格(倍率は71.2倍)
入国警備官:採用予定者より2人多く合格(倍率は88.3倍)
総計:152人採用のはずが162人合格(倍率は154.8倍)

・光と影
・合格者162名中、内定者は151名。11名は内定辞退。
・行政事務及び税務の合格者93人に対して各府省が聴き取りを行った結果によれば、受験時に正規雇用されていた者は44人、非正規雇用されていた者は18人、無職は31人であった。

⊃融院公募システム
平成18年、人事院は経験者採用システムを導入した。経験者採用システムは、個別の府省の要請に応じて、専門的な知識経験を有する者の選考採用については各府省が専門能力の検証等を行うことを基本とした各府省の採用活動を支援する新たな仕組みである。
平成18年度においては計7件の選考・公募採用に利用され、中でも法務省の実施した刑務官の公募は18歳以上50歳程度と幅広く人材を求め、結果として1009名もの申込者と79名の合格者を出している。

平成19年度においては8省庁の選考採用で利用された。うち、法務省と皇宮警察本部は社会人経験を必要としない試験を行った。

平成20年度は情報があまり集まっていないが、警察庁が技官を求めている。
募集は随時、資格は第1級陸上無線技術士のみ。試験は作文及び人物しかない。
これは受けるしかないと思うのだが、随時募集ということは集まっていないようだ。

その他の社会人採用
・平成19年、海上保安庁で有資格者採用試験が行われた。
船艇(航海、機関に分かれる)、無線、航空機(操縦、整備)の3区分。
海技士、第一級又は第二級総合無線通信士、第一級又は第二級海上無線通信士+第一級又は第二級陸上無線技術士、飛行機又は回転翼航空機の事業用操縦士の資格以上の技能証明+有効な第一種航空身体検査証明書、飛行機又は回転翼航空機の二等航空整備士(旧三等航空整備士を含む)があり、受験する年の4月1日時点で60歳未満であれば受けられる。

・法務省矯正局では、刑務所内の特別警備隊要員として、武道有段者の選考採用試験を行っている。
受験資格は武道の段位と継続性、高卒以上の学歴。

・地方は多いので省略。というかこんなにあるとは思っていなかった。

次回予告
・売り手市場は健在です
  

2008年12月29日

第六弾

平成18年は、団塊の世代が一斉退職するいわゆる「2007年問題」なる言葉が聞かれ、売り手市場がやって来たとまで言われた年だった。
そんな平成18年度の公務員試験(人事院所管)の様子を見てみよう。

大卒程度

試験名・申込者・最終合格者・倍率 ()内は前年値

国家擬錙26,268(31,112)人・1,592(1,674)人・16.5倍(18.6倍)
 申込者の減少により、合格者は減ったが倍率が下がった。
国家脅錙47,709(61,621)人・3,989(5,300)人・12.0倍(11.6倍)
 申込者は大きく減るも、採用予定減少により過去最小の合格者を記録した。
国税専門官・16,041(18,129)人・1,721(1,536)人・9.3(11.8)倍
 申込者が減って合格者が過去最高を記録するというすごい状況。
労働基準監督官・4,636(5,983)人・127(144)人・36.5(41.5)倍
 採用予定減少するも、申込者が減って倍率は下がった。
法務教官・2,877(3,465)人・147(139)人・19.6(24.9)倍
 採用予定は変動せず、申込者が大きく減って倍率は下がった。
航空管制官・1,087(1,424)人・86(71)人・12.6(20.1)倍
 採用予定が増え、申込者は減り、倍率は下がる三連コンボ。

高卒程度(大卒も受けられる試験)

刑務官・6,380(7,955)人・1,314(949)人・4.9(8.4)倍
 採用予定が増え、申込者は減り、合格者は前年比38.5%増、倍率は半減した。

以上のとおり、おおむね倍率は17年度よりも低下したことがわかる。

続いて警察官はどうだったのか見てみよう。警察白書で見ることができる。
平成18年度には約11万4,900人が警察官採用試験を受験し、合格者数は約1万6,100人、競争倍率は7.1倍であった。

となっている。なお、平成17年度から倍率は10倍を切っている。
そっぽを向かれるようになってしまったようだ。

続いて自衛隊を見てみよう。
一般幹部候補生・6,366(7,371)人・307(330)人・20.7(22.3)倍
 申込者と採用者が減り、倍率も下がった。
曹候補士・30,429(29,504)人・5,890(4,172)人・8.1(7.1)倍
 27歳まで受けられるが、この年度をもって試験区分が廃止された。
 申込者・採用者・倍率ともに上がっている。
一般曹候補学生・21,862(22,613)人・821(848)人・26.6(26.7)倍
 ほとんど変動なし。
二等陸海空士・29,976(31,687)人・9,775(11,004)人・3.1(2.9)倍
 前年よりわずかに倍率上昇。

自衛隊は不思議なことにあまり変動がなかった。

続いて人事院とは関係ないが、都庁(事務)と裁判所事務官。
都庁砧燹5,693(6,250)人・310(354)人・18.4(17.7)倍
 採用予定は減らず、申込者が減って、合格者も減って倍率は上がった。
都庁粁燹3,165(3,848)人・99(91)人・32.0(42.3)倍
 採用予定は減らず、申込者が減ったが、合格者は増えて倍率が下がった。

砧爐蝋覆蠅垢たのだろうか。粁爐六囲▲灰鵐棔

裁判所事務官
擬錙1,978(1,798)人・11(13)人・179.8(138.3)倍
 ここまで来ると減っても増えても変わらない気がするが、倍率は低下した。
脅錙14,799(17,341)人・761(661)人・19.4(26.2)倍
 申込者が減って合格者が増えて倍率が低下する三連コンボ。

裁判所は倍率が高いのであまり変わらない気がするが、とりあえず倍率自体は下がった。

まとめ
(神18年度の試験は大卒(平成19年度4月1日採用)に優しい
⊃醜者が減った試験が多い
G槊┐下がった

第七弾では平成19年度を見ていきます。
次回予告
・人事院、公募情報を設置(社会人向け選考採用試験)
・再チャレンジ試験、始動
・他でも始まる、社会人採用
・まだまだ続く、売り手市場  

2007年03月27日

第五弾

第五弾はマイナーどころを見ていく予定だったが、
平成7年度に受験者が急増していることは明らかだったので取り止めた。
ただ、外務公務員擬鏤邯海鷲慌牢であってもなくても受験者はほぼ横ばいで、
平成3年度-廃止された12年度の全年度で2000人に達していない。
ただし倍率は20倍-50倍と(国家公務員試験としては)それなりに高かった。
が、何度も言うように民間が100倍なら50倍の公務員を受けるほうが賢明である。
また個人的に注目したかった国郷渊餞朿悗4-5年に増加して1000台になってからは、
平成16年の区分廃止まで1000台をキープし続けている。
廃止された理由は、国立大学等が法人化して採用激減が見込まれたため。

さて改めて第五弾のネタを考える必要に迫られた。
そして大体決まった。「上限年齢引き上げ/引き下げに見る受験者数の推移」にする。
以下、氷河期における各年度の受験可能年齢の変更等

03年の変更等
特になし

04年の変更等
・郵政事務の上限年齢を23歳未満から25歳未満に引き上げ→19,979人増加
・外務公務員擬錣両絽打齢を28歳未満から33歳未満に引き上げ→4人増加
・外務省専門職員の上限年齢を27歳未満から29歳未満に引き上げ→41人増加

05年の変更等
特になし(刑務官採用試験に他地域受験制度を導入)

06年の変更等
特になし

07年の変更等
・国家啓鏐埓事務・技術の上限年齢を23歳未満から21歳未満に引き下げることが決定

08年の変更等
・07年の決定の経過措置として上限を22歳未満に引き下げ→25,630人減少

09年の変更等
・07年の決定を実行し、大卒者は事実上受験不能に→25,601人減少

10年の変更等
特になし(外務擬錣稜兒澤萃蝓13年度実施の擬鏤邯25区分を10区分に再編が決定)

11年の変更等
特になし

12年の変更等
特になし

13年の変更等
特になし(試験問題の持ち帰りが14年度より可能になると決定)

14年の変更等
特になし

マイナスの点がかなり大きいことがわかる。
ただ、04年度の年齢引き上げはそれなりに恩恵があったと見るべきだろう。
実際05年度は外務公務員の二種類が受験者の増加をみている。

以上の結果から、氷河期の公務員試験が例年より厳しいことがわかった。
しかし自称氷河期の「民間の倍率100倍」に比べたら遥かに難易度が低い。
正社員の椅子1個を奪う戦いが100人で繰り広げられる民間と、
公務員の椅子20個を奪う戦いが100人で繰り広げられる公務員
たとえ既卒になったとしても一発逆転を狙って公務員受験をした氷河期の人は、
2chで愚痴ってる人の中にどれくらいいるのだろうか、と思った。  

2007年03月26日

第四弾

肉体を駆使する商業であるほど職業ランクは下がる傾向にある。
その例外はプロスポーツ選手・実業団くらいのものである。
前回は二等陸海空士の倍率変動を見たので今回は範囲を広げる。
肉体派代表の警察官・刑務官・海上保安官について見てみたいと思う。
本当は消防官も見てみたかったが、消防白書にデータがなかった。

警察官については警察白書に受験者と合格者・倍率が出ている。
日本の全警察本部(警察庁および皇宮警察は含まない)の合計と平均なので、
氷河期当時の警察官採用試験の大体の傾向がつかめるかもしれない。
あと公務員試験(郵政除く)を採用数で見れば警察官が自衛隊の次に多いと思う。

各年度における受験者と合格者と競争率と大卒率

03年度-受験者約64.600人 合格者約7500人 競争率約8.6倍 大卒率約36%
04年度-受験者約47.200人 合格者約6100人 競争率約7.7倍 大卒率約45%
05年度-受験者約66.000人 合格者約4500人 競争率約14.8倍 大卒率約57%
06年度-受験者約97.000人 合格者約3700人 競争率約26.2倍 大卒率約54%
07年度-受験者約106.000人 合格者約5100人 競争率約20.8倍 大卒率約58%
08年度-受験者約133.000人 合格者約8300人 競争率約16.0倍 大卒率約61%
09年度-受験者約115.000人 合格者約7500人 競争率約15.4倍 大卒率約66%
10年度-受験者約144.700人 合格者約6900人 競争率約21.0倍 大卒率約66%
11年度-受験者約158.000人 合格者約7200人 競争率約22.0倍 大卒率約69%
12年度-受験者約134.600人 合格者約8900人 競争率約15.0倍 大卒率約68%
13年度-受験者約159.300人 合格者約13.200人 競争率約12.0倍 大卒率約70%
14年度-受験者約184.300人 合格者約15.400人 競争率約12.0倍 大卒率不明

昭和50-60年代は受験者数が6-70000人で推移、合格者は10000人から6000人と幅広い。
受験者のピークは15年度の約192.800人となっている。
人事院所管の上級試験とはピーク時期が異なっていることに興味を持った。

続いて刑務官。再チャレンジ試験で悪態をつかれていたのが記憶に新しい。
刑務官採用試験は17歳以上29歳未満と高齢に優しい試験で難易度は高卒程度。
そのため近年は大卒が受けるケースが多いと言われているが詳細は不明。
合格者(採用者)の学歴別区分表なんて便利なものはない。

公務員白書の「採用候補者名簿からの採用等」の表より結果がわかる。
残存者とは「名簿失効時まで採用を希望しつつも採用されなかった人間」の数。
辞退者は含まない。刑務官の採用候補者名簿は名簿作成日より一年間有効。

03年度-受験者3658人 合格者743人 競争率4.9倍 ※採用361人 残存者7
04年度-受験者5184人 合格者834人 競争率6.2倍 ※採用345人 残存者21
05年度-受験者8149人 合格者763人 競争率10.7倍 ※採用293人 残存者45
06年度-受験者11.869人 合格者682人 競争率17.4倍 ※採用309人 残存者7
07年度-受験者12.944人 合格者705人 競争率18.4倍 ※採用309人 残存者4
08年度-受験者9924人 合格者730人 競争率13.6倍 ※採用309人 残存者5
09年度-受験者10.541人 合格者813人 競争率13.0倍 ※採用347人 残存者13
10年度-受験者12.519人 合格者852人 競争率14.7倍 ※採用371人 残存者33
11年度-受験者16.494人 合格者908人 競争率18.2倍 ※採用356人 残存者37
12年度-受験者9975人 合格者673人 競争率14.8倍 ※採用415人 残存者3
13年度-受験者8231人 合格者809人 競争率10.2倍 ※採用470人 残存者36
14年度-受験者9826人 合格者891人 競争率11.0倍 ※採用571人 残存者2

平成06と07年度、09年から11年度は受験者数が5桁に達している。
また、残存者もそれにともなって増えている。これはひどい。
興味深い数値としては、昭和63年度の受験人数が7348人と多いことだった。
バブル崩壊直後の数字に匹敵する数字だが、その原因は不明。

最後の海上保安官の採用試験は3つある。1つは9月の海上保安学校試験。
もう1つは5月の海上保安学校試験(特別)で、簡単に言えば10月採用の中途試験。
最後は海上保安大学校試験で、受験資格は21歳未満となっている。
海上保安大学は氷河期と関係が薄い(在学中受験を考えなければ)ので外す。
受験可能年齢が24歳未満の海上保安学校の試験2つについて見ていきたい。
年度の上段を海上保安学校、下段を海上保安学校特別として見ていく。

03年度―受験者1592人 合格者277人 競争率5.7倍 ※採用194人 残存者0
      受験者630人 合格者105人 競争率6.0倍 ※採用69人 残存者3
04年度―受験者1938人 合格者329人 競争率5.9倍 ※採用202人 残存者22
      受験者694人 合格者150人 競争率4.6倍 ※採用75 残存者20
05年度―受験者2751人 合格者262人 競争率10.5倍 ※採用142人 残存者16
      受験者1293人 合格者102人 競争率12.7倍 ※採用59人 残存者1
06年度―受験者3331人 合格者194人 競争率17.2倍 ※採用116人 残存者3
      受験者2194人 合格者191人 競争率11.5倍 ※採用126人 残存者13
07年度―受験者3412人 合格者290人 競争率11.8倍 ※採用172人 残存者1
      受験者2862人 合格者191人 競争率15.0倍 ※採用116人 残存者5
08年度―受験者1950人 合格者248人 競争率7.9倍 ※採用164人 残存者0
      受験者2608人 合格者137人 競争率19.0倍 ※採用75人 残存者0
09年度―受験者1645人 合格者157人 競争率10.5倍 ※採用96人 残存者0
      受験者2896人 合格者94人 競争率30.8倍 ※採用83人 残存者0
10年度―受験者1763人 合格者187人 競争率9.4倍 ※採用118人 残存者14
      受験者2865人 合格者77人 競争率37.2倍 ※採用37人 残存者0
11年度―受験者1921人 合格者175人 競争率11.0倍 ※採用98人 残存者0
      受験者3094人 合格者138人 競争率22.4倍 ※採用66人 残存者7
12年度―受験者1800人 合格者112人 競争率16.1倍 ※採用67人 残存者6
      受験者3593人 合格者83人 競争率43.3倍 ※採用33人 残存者2
13年度―受験者1483人 合格者144人 競争率10.3倍 ※採用105人 残存者0
      受験者3725人 合格者134人 競争率27.8倍 ※採用63人 残存者1
14年度―受験者1794人 合格者264人 競争率6.8倍 ※採用175人 残存者10
      受験者3782人 合格者250人 競争率15.1倍 ※採用89人 残存者0

海上保安学校特別の受験者が年を経るにつれ急増しているのがわかる。
特別はいわゆる「新卒」で採用されようとすると受けられない試験である。
ということは一刻も早く職に就きたい人間が受けたのだろうと思える。
が、この試験は辞退者も多い。もっとも辞退の理由までは触れられていないので、
「採用の通知がいつまでも来ないので諦めて辞退」がいる可能性もある。


これらの結果から、氷河期は申込者が増えていたことがわかった。
それで採用者が増えるかと言えばそうでもないこともわかった。
ただ、自称氷河期の人が語る当時の民間倍率50倍やら100倍やらを考えれば、
これらの公務員試験はかなりの低倍率ということが言えることは間違いない。
そういった人たちがどんな就職活動をしていたのかが気になった。

第五弾は外務擬錣簣働基準監督官、国郷渊餞朿悄⊆衛隊一般幹部候補生
といったマイナーどころの倍率推移等を見ていく予定です。  

2007年03月25日

第三弾

公務員試験全滅、民間持ち駒なしでも最後の手はある。
それが任期制自衛官、二等陸海空士の採用試験(男のみ)。
試験のレベルは国偽詰椶100とすると10くらいである。

防衛白書より、自衛官等の募集資料から二士(男子)の倍率を見てみる。
小数点第二位を四捨五入している。

03年-陸1.8 海1.8 空1.9 総合1.8
04年-陸3.1 海11.2 空5.0 総合3.7
05年-陸4.9 海2.7 空3.3 総合4.1
06年-陸2.2 海4.3 空3.1 総合2.4
07年-陸3.4 海3.4 空4.4 総合3.5
08年-陸3.0 海4.7 空5.7 総合3.4
09年-陸3.0 海3.9 空3.8 総合3.2
10年-陸4.7 海7.8 空4.8 総合4.9
11年-陸4.7 海8.5 空7.6 総合5.4

7-10年度版は概要版のため、前年度分の資料が載っていなかった。

3/28追記その1
国会図書館で資料を見てきたので7-9年度まで追記

平成3年度は実に35000人以上が受験している。
なお平成2年の二等海士は倍率が異常(20.1倍)だが原因は不明。

近年、二士以外の試験にも大卒者が増えていると聞く。
人から聞いた話だから裏が取れないが、広報担当が言っていた。
そこで嘘つく必要ないだろうからまあ半分は信じていいだろう。
広報官が言うには、一般曹候補学生や曹候補士の採用試験は高卒向けだが、
それに大卒組が参入してきているとのことだった。

3/28追記その2
ついでなので曹候補士も調べてきた。
曹候補士は27歳未満まで受験可能な下士官採用試験である。
実施は平成2年度からで、それ以前は一般曹候補学生のみの体制だった。
兵(士)である期間が曹候補学生より長いので兵を増やさず兵を多く持てる。
つまり兵が除隊する際に支払う退職金(任期満了金)を削減できるのである。
平成19年度には一般曹候補学生と一本化される予定。

曹候補士採用試験の申込者と倍率(倍率は男女混合)の推移

02年-陸8172(3.9) 海1958(3.4) 空2767(4.0) 計12,897(3.8)
03年-陸7815(3.2) 海2194(3.9) 空3451(4.7) 計13,460(3.6)
04年-陸9417(4.1) 海2558(3.5) 空3896(5.6) 計15,871(4.2)
05年-陸14,059(6.7) 海3928(7.7) 空4737(7.9) 計22,724(7.1)
06年-陸18,644(9.3) 海4202(10.6) 空5295(9.1) 計28,141(9.4)
07年-陸19,125(10.9) 海4297(8.8) 空5449(9.0) 計28,871(10.1)
08年-陸19,844(12.2) 海4783(10.1) 空6325(11.4) 計30,952(11.6)
09年-陸19,652(11.4) 海5091(10.9) 空7147(15.9) 計31,890(12.0)
10年-陸23,165(14.2) 海6483(13.7) 空8944(17.2) 計38,592(14.7)
11年-陸23,380(13.8) 海6789(13.9) 空9172(20.9) 計39,341(15.0)

05年の急激な増加(前年比43.17%増)が目を引く。
27歳未満と既卒にも優しい試験だからだろうか。
そして倍率は陸海空(男子のみ)ともに相当低いことがわかる。
平成11年は15人に1人が採用されている計算になる。

-追記ここまで

さて、二士と曹候補士を受験した人間が増えたことはわかった。
そこで気になったのが「氷河期で就職できなかったと嘆く人たち」は受験したのか、
ということである。
私は大学を出ていないので大卒の心理を推し量ることができないが、
まさか「大学出てよりにもよって二士を受けるのはプライドが許さない」
とかそういう理由で受けなかったのだろうかと思っている。

自衛官は特別職国家公務員であり、身分保障といった安定性はきわめて高い。
そして何よりも低倍率である。
競争率1.8倍などという企業が当時なかったことを鑑みれば、
自衛隊を受験することが賢明なことはすぐにわかる。
また、一般幹部候補生は26歳未満、曹候補士と二士は27歳未満と
受験可能年齢が高めに設定されており、
新卒・既卒の差別を行っていないことにも着目すべきである。

よくテレビやら新聞やらに出てくる「氷河期で正社員になれなかった」
と愚痴る人たちは自衛官採用試験を受験したのだろうか。
民間の業界研究をするなら防衛白書を見て倍率を見ることくらいできたはず。
地方連絡部(当時)に出頭して広報官から話を聞くこともできたはず。
自衛官の試験は民間の多重面接などなく、軽い面接が一度だけ(一般幹部除く)。
問題発言をしなくて適性試験と身体要件にひっかからなければ、
大卒が合格することなどたやすい試験である。
地方連絡部の広報官が面接の練習をしてくれるとかありえないことだしね。
実際に聞かれることをまとめて書いた紙を渡されてそれに沿った練習をするのだが、
他の公務員試験(民間だってそうだ)では考えられないことだ。

それに任期制隊員はそこいらの高校顔負けな再就職擁護をしてくれる。
ホワイトカラーな職場はほとんどないと聞くが、贅沢言える立場なのか。
贅沢言って、選り好みして、気づけば無職で卒業パターンじゃないのか。
それは私とまったく同じパターンだ。

世間一般では、体を使えば使うほどその職業に対する意識が下がる。
ホワイトカラーが是でブルーカラーは否と考える人間は少なくない。
が、よく考えてみてほしい。
そういった肉体を駆使する職業を忌避した結果が無職なんじゃないのか。
競争倍率50倍の民間事務より倍率5倍の自衛官を受けることは考えなかったのか。
年中募集して、ポスターで広告しまくってたのに知らないなんてありえないだろ。
防衛白書とかで倍率を調べれば、難易度もわかるんだから。

考えて、受験して、それで駄目だった人については救いの手を差し伸べるべき。
ただ、選り好みばかりして結局ズルズル無職になった人については同情の余地なし。
私はそう思う。

東大受け続けて5浪しても駄目だったけど努力はしたから入れろ、
なんて言っても馬鹿にされるのと同じレベルの話じゃないかと思う。
「志望校のランク下げればよかったじゃないの」と言われてそこで終わる。
つまり「希望の職種以外にすればよかったじゃないの」と言えば終わり。
世の中、自分の希望した職に就いて満足している人だけで構成されてるはずない。
希望したわけじゃないけど就いてるって人もいる。
自分の希望を追い求めて無職になったから助けてくれ、なんて虫が良すぎる。
救済すべきは「夢も希望も捨てて就職活動に励んでそれでも駄目だった人」だ。
そしてそのような人は、どれくらいいるのか。

ちなみに公務員はアルバイト・パートが職歴として計算される。
だから既卒になったら公務員を目指すのが、無職脱出のカギの1つになる。
もう1つのカギは職歴不問・学歴不問の職を探すこと。
サラ金とか産業廃棄物処理は職歴も学歴も不問だけど体と精神を壊しかねない。
ただ、そういう贅沢を言っていればいつまでも無職のままという現実。
一打逆転か、火中に栗を拾うか、武士は食わねど高楊枝か。
選択肢は三つもある。氷河期の方々は、どちらを選ぶのか。

私は一打逆転を延々と狙い続けて今日に至っている。  

第二弾

第二弾では公開された情報を基に見ていきたい。
人事院所管の公務員試験人気が最も高まったのは平成7年度。
ただ、この年度は官庁別採用状況が抜け落ちているという不可解な状況にある。
そのため評価に影響を及ぼす可能性があるかもしれない。

擬錙Ν脅錙国税専門官の内定率(%表示)と各試験の倍率(数値のみ)
内定率は人事院発行の公務員白書第二部第一章第二節の一にある
「採用候補者名簿からの採用等の状況」の表より、
内定者を名簿記載者で除算することにより出している。
倍率は第二部第一章第一節の「国家公務員採用試験実施状況一覧」より。

03年度-国35%(13.7)・国43%(5.0)・国税54%(5.3)
04年度-国41%(14.8)・国43%(6.3)・国税63%(5.2)
05年度-国34%(19.3)・国45%(8.9)・国税61%(12.5)
06年度-国36%(24.0)・国47%(12.7)・国税65%(12.7)
07年度-国47%(26.5)・国49%(13.7)・国税62%(13.1)
08年度-国42%(28.6)・国48%(12.6)・国税65%(16.6)
09年度-国42%(30.7)・国50%(10.7)・国税64%(14.3)
10年度-国45%(28.9)・国54%(9.8)・国税66%(12.3)
11年度-国46%(32.4)・国56%(12.0)・国税61%(15.9)
12年度-国46%(31.6)・国56%(11.7)・国税62%(21.7)
13年度-国46%(28.6)・国58%(10.1)・国税62%(17.6)
14年度-国38%(23.0)・国57%(8.8)・国税66%(13.5)
15年度-国36%(18.2)・国48%(9.3)・国税63%(13.0)
16年度-国36%(19.0)・国50%(10.9)・国税59%(13.7)

バブルが崩壊し、就職戦線に異常が出た平成3年より見てみると、
平成7年度が前年と比較しても特に変動があったとは言えない。
続いて国家擬錣了斡菠・すなわち行政・法律・経済について、
採用漏れ率(100-内定率)と倍率を見てみる。
「国家公務員採用I種試験の区分試験別・府省等別採用状況」より
各区分ごとの合格者から内定率を出すことができる。

国偽菠試験(行政・法律・経済)ごとの採用漏れ率(内定者/最終合格者)
および倍率(申込者/内定者)
03年度-行政47%(156倍)法律37%(38倍)経済46%(28倍)
04年度-行政56%(166倍)法律38%(38倍)経済48%(26倍)
05年度-行政63%(242倍)法律37%(44倍)経済51%(34倍)
06年度-行政62%(281倍)法律38%(54倍)経済42%(36倍)
07年度-この年度のみ内定者数に関するデータなし(原因不明)
08年度-行政50%(301倍)法律37%(60倍)経済34%(29倍)
09年度-行政61%(417倍)法律24%(52倍)経済30%(30倍)
10年度-行政69%(494倍)法律49%(52倍)経済46%(29倍)
11年度-行政74%(678倍)法律46%(55倍)経済47%(35倍)
12年度-行政72%(603倍)法律44%(54倍)経済42%(33倍)
13年度-行政77%(787倍)法律46%(51倍)経済50%(31倍)
14年度-行政86%(1443倍)法律56%(45倍)経済61%(30倍)
15年度-行政82%(756倍)法律62%(41倍)経済62%(27倍)
16年度-行政85%(952倍)法律58%(40倍)経済35%(29倍)
17年度-行政89%(1235倍)法律62%(42倍)経済58%(22倍)

行政の採用漏れ率と倍率の高さが光っていることがわかる。
そして一番知りたい平成7年度のデータがない。
擬錣修里發里虜陵竸瑤呂錣っているのだが。
しかし申込者が増えたと言ってもそれば全試験の合計であり、
擬錣1万人ほど増えているだけだった。
なお、擬鑛神7年度の申込者は8年度とそれほど変わっていない。
そして、6・7・8・11年度こそ4万人を超えているが、
他の年度は3万人台で推移している。
大量流入による試験の超難化があった可能性は低いと思われる。
興味深いものとして国家啓錙△弔泙蟾眤環度採用試験の数値がある。
平成3年度より急激に上昇をはじめ、6年度をピークとしている。
そして7年度より減少をはじめていることがわかる。

ではその国家啓錣砲弔い討澆討澆茲Α
見るべきは、申込者及び合格者に占める大学の割合だ。
大学とは既卒・卒業見込・在学・中退の総合である。
データは元年のものと4年以降のものしかない。3年が見たい。
なお国靴詫浩事務を除いた区分(行政事務や技術系)で
平成8-9年度にかけて1歳ずつ受験可能年齢が引き下げられており、
大卒見込・既卒者の受験が実質的に不可能になっている。
でも一応9年と10年度の割合も見てみることにする。

元年-申込者に占める割合7.9% 合格者に占める割合5.5%
04年-申込者に占める割合9.7% 合格者に占める割合8.3%
05年-申込者に占める割合13.4% 合格者に占める割合13.1%
06年-申込者に占める割合20.4% 合格者に占める割合24.2%
07年-申込者に占める割合27.5% 合格者に占める割合35.9%
08年-申込者に占める割合30.5% 合格者に占める割合40.8%
09年-申込者に占める割合31.2% 合格者に占める割合41.5%
10年-申込者に占める割合36.4% 合格者の学歴別構成データなし

この数字を見ると、大卒者の割合が変わっていないように見える。
その理由は、郵政事務区分の年齢制限が緩かったためである。
具体的には郵政事務A・Bの年齢制限は25歳未満となっている(いた)。
年齢制限は平成4年に引き上げられており、それ以前は23歳未満だった。
では郵政事務の申込者・合格者に占める割合について見てみよう。
なお、郵政事務区分については平成15年度に区分が廃止された。

08年度-申込者に占める割合37.0% 合格者に占める割合40.8%
09年度-申込者に占める割合42.0% 合格者に占める割合41.5%
10年度-申込者に占める割合47.4% 合格者に占める割合67.3%
11年度-申込者に占める割合56.9% 合格者に占める割合76.8%
12年度-申込者に占める割合61.0% 合格者に占める割合76.1%
13年度-申込者に占める割合63.3% 合格者に占める割合73.3%
14年度-申込者に占める割合62.9% 合格者に占める割合79.8%

となっている。大学の占める割合が非常に大きいことがわかる。
なお8年度以前、つまり4-7年までのデータは見つからなかった。

これらの数値をもとにして、以下のことが推測できる

・バブルが崩壊して民間就職が厳しくなったので公務員に走った
・そのためならばたとえ高卒程度試験でも受ける大卒者が急増した
・年齢制限が課せられない限りは高卒程度試験を大卒者は受験する

昔風の言葉で言えば「大卒者必死だな(ワラ」というところか。
しかしこれらは競争試験のため、不合格者も当然出てくる。
不合格者は二種類いる。

・公務員と民間の併願組で民間持ち駒がある不合格者
・民間全滅で公務員に賭けており後がない不合格者

後者は後がないように思われるが、実は違う。
独自採用の自治体試験という手もあるが、それがなくても手はある。
年中募集している自衛隊の任期制隊員、つまり二等陸海空士が手だ。

第三弾では自衛隊の状況について見ていく予定です。  

2007年03月24日

第一弾

日記を一からやり直すことにした。
これからは就職氷河期(平成5〜16年くらい)について思うところ、
調べたいと思ったことを書いていきたいと思う。
では最初の記事(1of3)を書いていこう。
内容は「公務員人気の高まりと職業ランク」について。

不景気になれば人気が上がると言われるのが公務員。
公務員試験は大体五つに区分できる。

一つ目の事務系は大卒向けが多く、高水準の知力レベルが要求される。
国家擬錣箸市役所とかそういうところの職員。

二つ目の公安系は知力はもとより体力も要求されることが多い。
消防士とか警察官とか刑務官とか海上保安官とか。
ただ、いわゆる警察キャリア等は公安職だが体力は関係ない。
試験では知力と人間としての能力が問われるだけ。

三つ目は専門系で、有資格者対象の試験がそれにあたる。
栄養士採用とか。

四つ目は自衛隊系。これには防衛省職員を含まない。
いわゆる制服組のみが該当する。

最後は任期付自衛官、すなわち二等陸海空士。
試験問題は恐ろしいレベルで、高校受験程度の難易度である。
というか難関私立中学の入試問題のほうが難しいと思う。

以上五つのうち氷河期にあたる時期の採用試験記録がネットで公開されているのは
自衛隊系と事務系・公安系・専門系の一部と任期制自衛官くらいしかない。
なお、事務系・公安系・専門系の一部とは人事院所管の試験のこと。
ほとんどの行政機関は96年度以前にwebを立ち上げていない。
そのためデータがすぐに拾える状況ではない。
採用試験ページがarchive.orgに残っていなかったりすることもある。
そして運よく残っていても過去三年間実施分のデータしかないこともある。
やろうと思えば情報開示請求して全部そろえることもできるけど、
有料なのと開示までの時間が長いのでパスする。

片手落ち感が否めないが、とりあえずこれで第一弾は終わり。
第二弾はデータを取り上げつつ具体的に見ていきたい。