感染症

April 11, 2013

慢性活動性EBウイルス感染症

慢性もしくは再発性の伝染性単核球症様の症状を特徴とする予後不良の疾患。

診断基準
1. 持続性あるいは再発する伝染性単核球症様症状
2. VCA、EA抗体価高値を伴う異常なEBV抗体反応 or 病変組織 (末梢血を含む)におけるEBVゲノム量の増加)
3. 慢性に経過し、既知の疾患とは異なること
以上の3項目を満たすこと

補足事項
伝染性単核球症症状: 発熱、リンパ節腫脹、肝脾腫など
VCA、EA抗体高値: VCA-IgG≧640倍、EA-IgG≧160倍
末梢血単核球中EBV-DNA PCR≧102.5コピー/μgDNA

治療
確立しておらず、免疫化学療法や骨髄移植が行われるものの、10年生存率は48%や59%といった報告がある。

予後
予後不良因子 → T細胞型、8才以上の発症、発症時血小板12万/μl以下

References
吉見祐輔ら. 慢性活動性EBウイルス感染症の1例. 日内会誌 2012;101:2298.



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November 12, 2012

ワクチン接種をしていても、流行性耳下腺炎のアウトブレイクが生じたケース

IMGP2706


感染者との接触、特に学校などでは、ワクチンをしていても感染が生じてアウトブレイクが生じた。睾丸炎は、最多合併症(7%)だが、2回ワクチンを接種した人よりも、ワクチンを接種していない人で多かった。

Barskey AE et al. Mumps outbreak in Orthodox Jewish communities in the United States. N Engl J Med. 2012;367:18.

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October 24, 2012

ロセフィンによる偽胆石 biliary pseudolithiasis

P1110999


CTRXは90%が血清Albと結合するが、残りのうち55%は腎から、45%は胆汁中に排泄される。胆嚢内のCTRX濃度がある閾値を越えると、カルシウムイオンと結合して沈殿する。CTRXと胆汁酸が同じ排泄経路を通るため、CTRX大量投与によりCTRXの胆汁排泄が胆汁酸排泄を阻害し、胆汁中のイオン化カルシウム濃度が上昇する結果、CTRXとカルシウムが複合体を形成し、胆石形成につながるとされている (J Med Ultrasonics 2008;35:125-128.)。


発症頻度は14〜57%。発症時期はCTRX投与開始2〜42日。腹痛、嘔気、嘔吐など症状を呈するのは0〜19%。CTRX中止後数日から60日で消失している (Lancet 1988;2:1411-1413.)。

報告された症例の殆どが無症候性で、CTRXの中止と水分補給で自然に消失。砂状であり、自然に少しずつ胆嚢から排泄されるため、基本的には経過観察のみでよい。

Risk factorは、高用量 (2g/dayまたは100mg/kg/day以上の高用量)、急速i.v.、経口摂取低下による胆汁濃縮、胆嚢収縮力低下、脱水、低Alb、腎疾患など。

References
花田徳大ら. セフトリアキソンが原因と考えられた可逆性偽胆石症の1例. 日内会誌 2012;101:2955. 

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June 04, 2012

Monday, 4 June, 2012
ジスロマックの心血管死への影響

P1110298


特に心血管病のリスクが高い人に処方すると、アモキシシリンよりも心血管死が少しだが増加する (Ray WA 2012)。

Ray WA et al. Azithromycin and the risk of cardiovascular death. N Engl J Med 2012;336:1881-1890.

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December 31, 2011

CRPについてメモ・・・

IMGP2129


肺炎球菌の細胞壁のC多糖体と反応する蛋白質であることに由来する。

産生
感染症による炎症 → 局所でTNF-α、IL-1β等のサイトカイン産生 → 肝Kupffer細胞に作用し、IL-6産生刺激 → IL-6が肝細胞に作用しCRP産生

作用
CRP → 細菌表面の酸化LDLに含まれるホスフォリルコリンに結合し、マクロファージに取り込まれやすくなる (オプソニン化) → 細菌の凝集に関与し、補体の古典的経路を活性化させる作用がある。

意義
CRP>15では有意に予後不良
CRP高値では、市中肺炎ではレジオネラ肺炎や肺炎球菌性肺炎肺炎の可能性が高い

References
関雅文ら. 血液検査〜CRPの重要性〜. 日内会誌 2011no12 p3522.

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December 13, 2011

マイコプラズマ

P1110076



最近、マイコプラズマが流行しているらしい。外来に来る方で、咳がでると、

「マイコプラズマじゃないですか?」

と自ら聞いてくる方が多い。かといって、マクロライド系抗生物質には耐性がある率90%といわれているため、処方するとしてもミノマイシンやニューキノロン(オゼックス)になってきますが・・・。血液検査をして、後日また血液検査をして診断するのも、OKといってくれる人はなかなかいません。

症状が軽くて全身状態がいい時に、これらの抗生物質を処方するのは如何なものかとも思いますが・・・。耐性が出るし、仮に結核があれば、と考えてしまいます。


なかなか、誰もが納得する、これが一番いい方法というのが思いつきません・・・。

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December 07, 2011

Wednesday, 7 December, 2011
今年のインフルエンザ

P1100996


風邪はちらほら聞きますが、インフルエンザはあちこちの職場で聞いても、まだかかった人は見当たりません。

例年、10月末に学級閉鎖が起こったというニュースを耳にしますが、今年はどうも流行が遅いようです。

先日、製薬会社の方の話では、昨年とインフルエンザの型が似ているため、免疫を持っている人が多いからではないかという推測でしたが、実際のところはどうなんでしょうか・・・。


今年は、寒くなるのが遅かったので、それも影響しているのかもしれませんので、今後注意して様子を見ているところです。

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October 09, 2011

クフォンティフェロンTB-2G (QFT)について少しメモ・・・

P1100679


ESAT-6, CFP-10という2つの抗原を用いている → 結核菌群が産生するが、非定型抗酸菌は産生しない。
BCG接種やMAC感染には影響されない (ツ反と違って、BCG接種していても陽性に出ない)
2006年1月より保険適応「診療又は画像診断等により結核感染が強く疑われる」

判定
<0.1 (IU/ml) → 陰性
0.35-0.1 → 判定保留 (感染のリスクを考え、総合的に判断)
>0.35 → 陽性 (結核感染疑い)

陽性の場合
Q過去の感染か、最近の感染か区別することは困難。感染しているが、発症していないと診断される場合には、薬剤を予防内服することがある。

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October 03, 2010

Saturday, 2 October, 2010

インフルエンザ予防接種

IMGP1898


インフルエンザの予防接種の問診表とともに外来に患者さんがやってきました。

予防接種が始まったとは聞いていなかったのですが、病院ではもう始まっていたようです。10月1日から。

気にしている方はもう接種にこられるほど敏感に対応されていました。


私も敏感にならないといけないと思ったので値段を確かめたら、病院から補助してくれるそうで、安かったのでその日に接種しました。

注射液は少し痛かったのですが、必須。。。


去年は結局熱を出すことも無く、すごせたのは予防接種の効果だったのかもしれませんし。

去年は40代以降のインフルエンザの方は殆どいなかったのですが、今回はどうなんでしょうか・・・。

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February 02, 2010

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Monday, 1 February, 2009
ノロウイルスの簡易キット

簡易に病院で検査できるキット。PCRに比較して
感度 82%
特異度97%

と大分良い。インフルエンザに比較して。

保険適応なし。

業者に頼むと数日後にしか結果は判明せず保険適応なし。

ノロウイルスは症状が軽快しても3週間ほどは便から排泄され
る可能性があり、その間に便の処置はしっかり次亜塩素酸ナトリウ
ムが入ったもので処理する必要あり。アルコールは無効。ちなみ
に、アルコールが無効なCDADの場合と比較して違うのは、ノ
ロウイルス感染症は感染性が非常に強く50個ほどのウイルス
で発症してしまうことも有るらしい。。。


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December 19, 2009

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新型インフルエンザワクチン

Friday, 18 December, 2009
新型インフルエンザワクチンが徐々に優先対象者に行き渡るにつれ
て、意外と「思ったほどは」皆さんインフルエンザワクチンを打た
ない様子。


「この数十年、ワクチンなんか打たなくてもインフルエンザにかか
らなかった」

とか、

「○○(市販の滋養強壮薬)を飲んでるから風邪はこの
数年は引いてない」

とか、

なかには、

「私なんかに打つよりも、もっと他の若い人に打ってください」


と言われる人も。


ただ、傾向として言えるのは季節性インフルエンザのワクチンを毎
年打っている人は、新型インフルエンザも「打っときましょうか」

と言って、打つのに対して、

今までインフルエンザはかからなかったから、「これも打たないで
いいでしょ」

と例年打ってない人は打たない傾向に有ります。


高齢の方は、同居している孫が新が新型インフルエンザにかかった
けど、意外とかかりません。

不顕性感染を起こしてるのかもしれません。

私もインフルエンザの方をみていてもなかなか熱を出したりしない
ので、まあ、しっかりマスクをしているのもあるかもしれません
が、不顕性感染になってるのかな〜とも思います。


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December 06, 2009

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薬局の方に聞いたら、

「新型インフルエンザの方は、ほとんどがせいぜい30代まで
ですよ」


と言われていました。

先日のインフルエンザの人も30代と20代でした。



逆に、20代、30代で熱を出してきた方はかなりの確率
でインフルエンザでした。
それに、職場環境を考えれば、なおさらその確率は高まりそうです。


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December 04, 2009

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2009年12月4日(Fri)

もうそろそろ「ノロウイルス」が流行る季節。

カキや、幼稚園、保育園では嘔吐下痢症がおこって、そこの先生も
かかりやすくなります。

そして、施設内や病院内で流行してしまうとあっという間に広がっ
てしまうのが怖いところ。


普通の嘔吐症や下痢症と思っていて、あとで流行りだしてから対処
しても遅いので、


嘔吐、下痢症の人はまずは可能なら個室、ガウン、手袋着用、手洗い
そして、吐物のしっかりとした処理。

など、感染対策マニュアルをおさらいしました。


=====

それにしても、インフルエンザはまだ新型が流行っているという話
ですが、学校で流行していても、高齢者の間にはそれほど見かけません。
子供や孫がインフルエンザにかかったという話はよく聞くものの、
高齢者のかたは大丈夫だったという話がほとんどです。

日常の眼から見ても、高齢者の方は何かしらの免疫が有る印象です。


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November 15, 2009

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新型インフルエンザ予防接種が足りない

新型インフルエンザの優先接種対象者の指標が発表されて、
それに沿って新型インフルエンザの優先接種必要数を注文していま
したが、全国的にワクチンの数が不足しているのか、2、3
割しか届かず。

不足しているので、今の時点では仕方ないにしても、なんとかして
ほしいものです。


この少ないワクチンをどのように、誰に接種するのか?
任意接種なので、優先対象者にはおしなべて、早い者勝ちか?
本来なら、よりリスクの有る希望者がより優先して接種されるべき
です。ただ、優先者のなかでも、よりリスクが高い方を選ぶ客観的
指標もはっきりしたものが有ればいいのですが。。。
以後の接種の順番は、病院が独自で決めることになります。混乱し
てしまいます。



テレビや新聞等で新型インフルエンザやそのワクチンに対する情報
があふれています。ワクチンも今の時点ではまだ優先者のみという
こともご存知の方が多い様子で、「自分の順番が回ってきたらワク
チン接種希望します」と、謙虚に希望されている方が多く我先に希
望される方がいないので、まだ助かっていますが、


将来、鳥インフルエンザが流行したときには、毒性が強ければ、不
安はこの比ではないはずです。将来もっと毒性の高いインフルエン
ザが流行ったときにより的確に、迅速に対処しなければと思います
が、ワクチンの数も同じように対処できる体制になっているのか
な〜と思います。


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October 30, 2009

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MRさんが先日やってきて

「肺炎球菌ワクチンの再接種が認められました」

と。


つい先日も、肺炎球菌ワクチンを打とうかどうか迷っている方がいて、


「一生で一度しか打てないことになってますから、もう少し待って
みては?」


など、年齢を考えて(寿命を考えて)肺炎に一番なりや
すい、ここぞという時期を考えて打たないといけない。。。

と考えていましたが、肺炎になりやすい、なった人は比較的若いう
ちから接種できるようになります。



これまで、よく、「どうして再接種できないんですか?」


と聞かれて、どうしてでしょうかね〜としか答えようが無かったところに


ようやくと言ったところです。


======
5年以上間隔で接種可能
他の予防接種との同時接種も可能。その際には接種する腕を反対側
とする。

ことが注意点のようです。アメリカでは10年ほど前から再接
種可能となっていましたが、日本は10年遅れの改定の様子…。


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August 31, 2009

通常のインフルエンザ抗原迅速検査は、豚インフルエンザのRT-
PCRに対してはseisitivity 51%, H1N1の季節性インフルエンザの
RT-PCRに対して63%、H3N2インフルエンザのRT-PCR
に対して31%。specificityはRT-PCRの99%
と高い(Faix 2009)。


Faix DJ et al. Rapid-test sensitivity for novel swine-origine
influenza A (H1N1) virus in humans. N Engl J Med. 2009;361:7.


どこかのWebで見たときには、熱が出て1日目、3
日目は50%程度で、2日目は8割程度の感受性だっ
たような。。。 検査する時期が大事かもしれません。


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August 16, 2009

ジスロマックは使いやすい薬剤だけど、適応がなかなか…。
ワーファリンに対する作用が無いことには気がつきませんでした。

AZM

組織濃度は血中濃度の10〜100倍に達する。
WBCの内部に高濃度に浸透する。AZMはWBCにより炎症局
所まで運ばれそこで放出される。

□肝代謝
□チトクロムP450阻害作用がなく、『ワーファリン、テオ
フィリンなど他の薬剤との相互作用がない』。
□臨牀適応
軽度の肺炎、中耳炎、副鼻腔炎
性感染症のうちクラミジア感染症、軟性下疳
HIV陽性者のMACの予防と治療



References
藤本卓司. 感染症レジデントマニュアル. 医学書院.


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March 15, 2009

アメリカでも急激にタミフル耐性のインフルエンザが増加しているそうで・・・


従来は1%程度だったのが、2007年度は12%、そして2008年度には90%以上がタミフル耐性になりそうだとか・・・。

==============

従来タミフル耐性のA型インフルエンザは、1-2%程度といわれていたものの、2007年度のインフルエンザでは急激に耐性が進んでおり、12.3%は耐性。2008年度については、90%以上が耐性A型インフルエンザでタミフルを使用した人に耐性インフルエンザが生じたということも無かった。

耐性が増加した理由は不明
従来はタミフル使用と耐性が関連していると報告されてきた。
タミフル耐性のインフルエンザは、入院が比較的少ないのではないかと報告されてきたものの、この論文では耐性であっても同等の入院と考えられるとのこと。

References
Dharan NJ et al. Infections with oseltamivir-resistant influenza A (H1N1) virus in the United States. JAMA.

2009;301:1034-1041.


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March 08, 2009

Clostridium difficile関連下痢症/腸炎



抗生物質を使っていて、下痢が強くなってきたときには、MRSA腸炎、C difficile腸炎を疑う・・・。




C difficile腸炎は臨床的にはよく見てなじみ深い・・・。
しばしば再発する・・・という周囲の噂。





その最近のreviewがJAMAに載ってました。基礎研究主体のreviewではなくて臨床中心に書かれてあってなかなか好印象の文献でした。特に治療のところ。


metronidazoleが日本では保険適応ではありませんが、その他は参考になりました。

↓↓↓
Kelly GP. A 76-year-old man with recurrent Clostdridium difficile-associated
diarrhea. JAMA.2009;301:954-962.


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February 24, 2009

もうインフルエンザも最盛期は過ぎたかな・・・

ニュースでもあっていましたが、もう、インフルエンザもシーズンの最盛期を過ぎた模様・・・。

かといって、周囲ではインフルエンザはまだまだちらほら流行っているので、集団感染には気を配らないといけない状況・・・。






こんな時期になって、インフルエンザのメモ・・・。

Glezen WP. Prevention and treatment of seasonal influenza. N Engl J Med.
2008;359:2579-85.より


抗ウイルス薬を使用すると、特に基礎疾患を有しない若年者でも1日早くインフルエンザから回復する。そしてウイルス排泄を抑制し、早急に治療すれば死亡・重症化も防ぐことができる(McGeer A 2007)。そしてウイルスの
neuraminidaseは細菌感染合併を促進する作用があるかもしれず、neuraminidase阻害薬による治療は二次性細菌感染を抑制する(McCullers JA 2006)。

McCullers JA et al. Insights into the interaction between influenza virus
and pneumococcus. Clin Microbiol Rev.2006;19:571.
McGeer A et al. Antiviral therapy and outcomes of influenza requiring
hospitalization in Ontario, Canada. Clin Infect Dis. 2007;45:1568.


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January 11, 2009

先日、今冬初めてインフルエンザを自分でみました。


といっても、この周囲はまだインフルエンザがそんなに流行っていないので、まれにしか発生していないはず・・・。





よくよく話を聞くと、正月で遠くに住む両親の家から最近帰ってきたばかりで、そこでは、両親が同じように、


高熱がでる風邪にかかっていたそうです。




こんな感じで正月の帰省ラッシュ過ぎにインフルエンザは流行るんだろうな〜、と思いつつ、


広がらないようにご本人には注意するように説明しました。





ちなみに、インフルエンザのA型で、インフルエンザの予防接種はしていたそうです。



それでも、高熱が出てたのでインフルエンザの予防接種の効果は今年はどうなんだろう・・・?



と考えました。


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January 08, 2009

ノロウイルス感染が冬は流行ります。


外来でちらほら見るときも、それが周囲の人に広がらないように、十分注意しないといけないので


外来でトリアージをかけてみています。




いろんな施設でも流行るときには流行るようで、職員の方もかなりの気の使いようでした。
かなり強い感染力。


次亜塩素酸ナトリウム0.1%で便の処理、それより低濃度でそれ以外のところもウイルス付着が考えられるところは消毒、隔離・・・。
アルコール消毒が効かないので、手洗い、手洗い。

吐いた人、下痢した人は、普段熱を出してはいたりする人も、普段から下痢気味の人も、かなり神経質に・・・。
確定診断の検査は保険適応なし。そして、一歩手順を省けば、瞬く間に大流行です。
疑わしきは対処。




職場でも、その流行には神経質で、感染制御の重要性を思い知らされた冬です。


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December 30, 2008

71e5d83f.jpg
今年度のインフルエンザは、


日本国内では10月下旬から学級閉鎖になるところもちらほらあったようで、早い時期に流行るといわれていましたが、、、


私の周りでは、12月の中旬を過ぎてやっと初めてのインフルエンザを見た程度。。。





普段から高熱を出しやすい人もたくさんいますが、インフルエンザだったら流行るのに大注意なので



インフルエンザ抗原のテストをすると



きまって陰性です。



まだ、私自身でインフルエンザ抗原陽性を見たことはありません。




いろんな人に聞いてみても、「今年の流行は早い」という噂は聞くものの、実際に流行っているというのを聞きません。


聞きだしたら、すごい勢いで流行るのかもしれません。




と、考えてみると、新型インフルエンザもこんな感じなのかも知れないな〜と、思いました。


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December 07, 2008

82e70682.jpg
今日の夕方は家でTVを見て過ごしていましたが、最近は普通のインフルエンザの感染が始まった、あるいは、インフルエンザワクチンの時期と重なってか、




TVでは、新型インフルエンザについてのテレビ番組が多いです。





この類のテレビ番組を見ていると、怖くなるのは常ですが、本当に新型インフルエンザがはやったら大変でしょう。。。
SARSの時でも、あんなに大騒ぎだったから。




インフルエンザにかかって二次的に細菌性肺炎を起こすのに対しては、昔よりも治療は進んでいるので、
以前のスペイン風邪、香港風邪みたいには死亡者が出ないのではないかという意見もありますが、実際にはどうなるのかわかりません。


それに、東南アジアで起こっている鳥インフルエンザを見ると致死率も高そう。それに、この手の感染は、対策を講じようとした時点で感染している人が多数いるので、抑えようとしても抑えきれない可能性も十分あります。


=====================
そのテレビの中で富山化学工業が、「T-705」

という新しい機序で作用するインフルエンザの薬を治験中とのこと。世界中で、HIV同様に、いわゆる鳥インフルエンザ(avian flu)の薬を作ろうと、多くの研究がされている中、これが飲み薬
で出たら売れるに違いありません。virusの遺伝子を破壊する (RNA polymeraseに作用するとかしないとか・・・)機序でタミフルやリレンザよりも有効にインフルエンザを抑制することができるかもしれないということでした。


タミフルは耐性が多いという話。
リレンザは耐性はまれなものの、吸入という点が難点。




そこで、T-705が飲み薬で出たら、大発見です。


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以前のものに追加記載・・・

メモ・・・

G(-)桿菌の百日咳菌 (Bordetella pertussis)により痙攣性咳嗽を生じる気道感染症。乳児期早期から罹患し、1歳以下、特に6ヶ月以下では死に至る危険性も高い。DPT 三種混合ワクチン接種(ジフテリア・百日咳・破傷風)の普及ととも発生数は激減。

気道・鼻咽頭からの分泌物による飛沫感染・接触感染。

臨床症状
 臨床経過は3期に分けられる。
1)カタル期(約2週間持続):通常7〜10日間程度の潜伏期を経て、普通のかぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなる。
2)痙咳期(約2〜3週間持続):次第に特徴ある発作性けいれん性の咳(痙咳)となる。これは短い咳が連続的に起こり(スタッカート)、続いて、息を吸う時に笛の音のようなヒューという音が出る(笛声:whoop)。しばしば嘔吐を伴う。
 発熱はないか、あっても微熱程度である。非発作時は無症状であるが、何らかの刺激が加わると発作が誘発される。また、夜間の発作が多い。年令が小さいほど症状は非定型的であり、乳児期早期では特徴的な咳がなく、単に息を止めているような無呼吸発作からチアノーゼ、けいれん、呼吸停止と進展することがある。合併症としては肺炎、脳症も重要な問題で、特に乳児で注意が必要である。
3)回復期(2, 3 週〜):激しい発作は2〜3週間で認められなくなるが、時折忘れた頃に発作性の咳が出る。全経過約2〜3カ月で回復する。
 成人の百日咳では咳が長期にわたって持続するが、典型的な発作性の咳嗽を示すことはなく、やがて回復に向かう。軽症で診断が見のがされやすいが、菌の排出があるため、ワクチン未接種の新生児・乳児に対する感染源として注意が必要である。
 また、アデノウイルス、マイコプラズマ、クラミジアなどの呼吸器感染症でも同様の発作性の咳嗽を示すことがあり、鑑別診断上注意が必要である。

検査
 小児ではWBC 数万/mm 3に増加することもあり、分画ではリンパ球の異常増多がみられる。しかし、赤沈やCRP は正常範囲か軽度上昇程度である。

病原診断
 確定診断のためには、鼻咽頭からの百日咳菌の分離同定が必要である。培養には、ボルデ・
ジャング(Bordet ‐Gengou)培地やCSM (cyclodextrin solid medium )などの特殊培地を要する。菌はカタル期後半に検出され、痙咳期に入ると検出されにくくなるため、実際には菌の分離同定は困難なことが多い。血清診断では百日咳菌凝集素価の測定が行われることが多く、東浜株および山口株を用い、ペア血清(2 週間以上の間隔)で4 倍以上の抗体価上昇がある
か、シングル血清で40 倍以上であれば診断価値は高い。ただし、凝集素を含むタイプのワクチン接種者では、シングル血清での判断に注意を要する。また最近では、ELISA 法による抗PT 抗体、抗FHA 抗体の測定も
時に行われる。研究室レベルでは菌の染色体DNA 解析、PCR 法などによる病原体遺伝子の検出も行われる。

治療・予防
 百日咳菌に対する治療として、エリスロマイシン、クラリスロマイシンなどのマクロライド系抗菌薬が用いられる。これらは特にカタル期では有効である。通常、患者からの菌の排出は咳の開始から約3週間持続するが、エリスロマイシンなどによる適切な治療により、服用開始から5日後には菌の分離はほぼ陰性となる。しかし、再排菌などを考慮すると、抗生剤の投与期間として2週間は必要であると思われる。痙咳に対しては鎮咳去痰剤、場合により気管支拡張剤などが使われる。全身的な水分補給が必要なこともあり、また、重症例では抗PT 抗体を期待してガン
マグロブリン大量投与も行われる。
わが国で現在使われている無細胞百日咳ワクチンを含むDPT 三種混合ワクチンは、第1期初回として生後3 〜90カ月(標準的には生後3〜12カ月)に3回、及びその12〜18カ月後に追
加接種を行い、第2期として11〜12 歳に、百日咳を除いたDT 二種混合ワクチンによる接種が行われている。
 また、年齢、予防接種歴に関わらず、家族や濃厚接触者にはエリスロマイシン、クラリスロマイシンなどを10〜14日間予防投与する。

感染症法における取り扱い(2003年11月施行の感染症法改正に伴い更新)
 百日咳は5類感染症定点把握疾患に定められており、全国約3,000カ所の小児科定点から毎週報告がなされている。報告のための基準は以下の通りになっている。
○診断した医師の判断により、症状や所見から当該疾患が疑われ、かつ、以下の2 つの基準を全て満たすもの
 1. 2 週間以上持続する咳嗽
 2. 以下のいずれかの要件のうち少なくとも一つを満たすもの
  ・スタッカートやレプリーゼを伴う咳嗽発作
  ・新生児や乳児で、他に明らかな原因がない咳嗽後の嘔吐または無呼吸発作
 ○上記の基準は必ずしも満たさないが、診断した医師の判断により、症状や所見から当該疾患が疑われ、かつ、病原体診断や血清学的診断によって当該疾患と診断されたもの

学校保健法での取り扱い
 第二種の伝染病に定められており、登校基準は以下のとおりである。
○特有の咳が消失するまで出席停止となる。ただし、病状により伝染のおそれがないと認められたときはこの限りではない。

IDWRより (http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k03/k03_36.html)
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December 02, 2008

730ca5e4.jpg
イヤーノートを見ていたら、カリニ肺炎のところが、



「ニューモシスチス肺炎」



と書いてあります。



「何で、こんなにわざわざわかりにくい名前に変えてしまったんだろう?」


と、「もっとわかりやすいカリニ肺炎でいいのに・・・」


と思って読んでみると、、、




驚きました。





原因とされていた、Pneumocystis cariniiはラットの病原であって、ひとには感染しないそうです。


ヒトに感染するのは、Pneumocystis jiroveci




らしい・・・。




10年ひと昔です。といっても、5年前にもカリニ肺炎といっていたような気がします。






プチ知識


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November 16, 2008

狂犬病, rabiesについてメモ・・・


「先日、犬にかまれました。大丈夫でしょうか・・・?」


という話を小耳にはさんだので、


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狂犬病

第四類感染症
日本国内では1954年が最終発症だが、海外では年間5万人が発症している感染症で、日本でも輸入感染症として、海外で動物にかまれて発症した人が、1970年、2006年にいる。発病すると必ず死亡する。

犬、狼、コウモリ、キツネ、猫など

ウイルスは軟部組織で増殖し、神経を伝わり脳に移行。潜伏期間は20-60日 (9日〜数年)で、発病は32-64%。


症状
発熱、頭痛、倦怠感、嘔吐、水を見ると首の筋肉が痙攣する


治療
傷をよく洗い、ワクチンを接種。
日本国内では大丈夫らしいが、海外で犬に噛まれたら、0、3、7、14、30、90日の計6回皮下注射のワクチン接種。検疫所で情報を教えてくれるのかもしれない・・・。


メモhorohoroo at 08:37│コメント(0)トラックバック(0)

November 09, 2008

eb864e06.jpg2008年のインフルエンザ

10月23日に山口県で、Aソ連型のインフルエンザが集団発生、
11月4日、5日に福岡県で学級閉鎖
11月5日に徳島県で学級閉鎖

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20081108ddlk35040343000c.html?C=Sより


今年も流行は早い様子。両親はすでにインフルエンザワクチンを打ったそうで、これからは10月中にでもインフルエンザワクチンを打ったほうがいいのかもしれません。


今年のインフルエンザワクチンの製造株は

http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/eiken/idsc/disease/influvaccine2008.html によると


Aソ連型 H1N1
B香港型 H3N2
B型

と2007年度とは異なる株で作られているそうです。


このホームページによると、小さい子供を除けば、生涯の中でAソ連型(H1N1)、A香港型(H3N2)、B型に感染したことが1度はあるとされ、そのため弱い基礎免疫を持っていると考えられ1回のワクチン接種でもOKと考えられる。。。

以前にこれらのインフルエンザに対する免疫を獲得していない子供では4週以上の間隔で2回打ち(WHO推奨)らしい・・・。



ちなみに、高齢者では、インフルエンザワクチンは有効(Nichol KL et al.
Effectiveness of influenza vaccine in the community-dwelling elderly. New
Engl J Med. 2007;357:1373)


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November 08, 2008

52095328.jpg薬剤熱について・・・

感染症に抗生物質を投与して、しばらくしても、なんだか、抗生物質が効いて無いにしては全身状態が落ち着いていて悪くなってないし・・・
それにしては熱が持続していて、CRPも4以上と高くはないにしてもはっきりと上昇が持続している・・・


という時に、抗生物質を中止してみると熱が下がることがあったので、メモ・・・
薬剤熱でもCRP、WBC高値が続くそうです。リウマチの先生は、薬剤熱をすぐに疑いましたが。


自己免疫疾患や悪性腫瘍の鑑別も必要ですが・・・

通常は2〜3日中止すると、改善するようです。


メモhorohoroo at 20:34│コメント(0)トラックバック(0)
ad937713.jpgフルニエ壊疽についてメモ・・・

陰部に生じた壊死性筋膜炎

外傷、尿路疾患、手術後等に引き続き発熱、陰嚢の腫脹から短期間に壊疽に至る。
基礎疾患として、糖尿病、ステロイド投与、高齢者、アルコール大量飲酒者。


壊死性筋膜炎自体は、四肢(下腿)、陰部、腹部に多く、40歳以上に多く、急速に進行し紫斑、水疱、陥凹性壊死、潰瘍などが生じる。


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August 31, 2008

嫌気性菌についてのメモ・・・

ダラシン (クリンダマイシン)

カルバペネム (嫌気性のcoverはクリンダマイシンより優れる)
国内にカルバペネムを上回る嫌気性菌をcoverする抗菌薬はない
カルバペネム+クリンダマイシンという使用は、不必要かつ不適切

ペニシリン

口腔内の多くの嫌気性菌をcoverする。特に、ユナシンSは嫌気性のcover良好

セフォペラゾン/スルバクタム
セフメタゾール

腸管内の嫌気性菌をcover


メトロニダゾール

保険適応は???静注は???ないか・・・
嫌気性菌の治療に重要。偽膜性腸炎の世界的1st choiceで、クリンダマイシンとは異なり、連鎖球菌やブ菌には無効。原虫やピロリ菌には有効。ワーファリンとの相互作用があるために注意を要する。


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August 13, 2008

蜂窩織炎

自分なりのメモ…
簡単に治ってしまう蜂窩織炎もあれば、結構長引く蜂窩織炎もある・・・。意外と見かける感染症だけど、長引くときには、壊死性筋膜炎に至っていないか不安。。。





病原菌は黄色ブドウ球菌やA群溶連菌
ペニシリン、第1世代セフェムが有効

壊死性筋膜炎、ガス壊疽の時には外科的治療が必要になるため、これらの発生には注意する

入院時には、血液培養を念のために行う


Xp (ガス壊疽でのガスの発生をチェック)
病巣の範囲の変化(治療中の)を見るために、マジックで範囲の縁をマーキング




治療
アクリノールを含んだガーゼとその外側に油紙をまいて、患部を覆う方法も良く取られるものの、効果のほどについては不明(無効という話もあるものの、日常は比較的行われている)
静脈のうっ血やリンパ浮腫を示す場合には、少し患部を上にあげてやる(⇒病巣への血流が行きやすくなり、結果として抗生物質が効くから?)

一番大事なのは抗生物質
セファメジン 又は、ユナシンS

敗血症を伴わない場合には、途中で経口への切り替えを考えても良い。抗生物質の中止の目安は、皮膚の炎症が治まって3日後




参考
1. 感染診療の手引き c2006 Norio Ohmagari.
2. http://myhome.cururu.jp/kansenoka/blog/list/bt0_ct2_dc_pg14


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May 07, 2008

クループ症候群(特に鑑別についてメモ・・・)

http://www.mymed.jp/di/dtp.html
http://hw001.gate01.com/y-saka/disease_laryngitis.htm 参照




喉頭やその周辺の粘膜の炎症性腫脹による気道狭窄によって生じる犬吠様の咳嗽・吸気性喘鳴、嗄声、陥没呼吸を主な症状とする急性疾患





分類
その1
真性クループ(喉頭ジフテリア)と仮性クループに以前は分類していたが、DPTワクチンの普及とともにジフテリアはまれとなり、現在ではあまりこのような分類はされていない。

その2
感染性クループ(ウイルス性の急性喉頭気管炎、細菌性の急性喉頭蓋炎)
非感染性クループ(血管運動性浮腫、痙性クループ)





鑑別

ウイルス性クループ
3ヶ月〜3歳に好発し、発症は比較的緩徐。鼻汁、鼻閉等で始まり通常は24〜48時間以内に38℃以上の発熱、犬吠様咳嗽、喘鳴、吸気性呼吸困難などの上気道閉塞症状が加わってくる。ほぼウイルスによるため、炎症反応は軽度であることが多い。



急性喉頭蓋炎
好発年齢は2〜6歳(ウイルス性クループより高年齢)
半数以上では先行する上気道炎がなく、突然38℃以上の高熱と咽頭痛で発症。症状は急速進行性で24時間以内に気道閉塞症状をきたす。
白血球数の著しい増加やCRPの高値 ⇒混合感染または急性喉頭蓋炎を考える。



ジフテリア
非常にまれだが、重篤な疾患であり、3種混合の予防接種をしていない場合には注意を要す。


メモhorohoroo at 14:35│コメント(0)トラックバック(0)

May 04, 2008

3145d4dd.jpg手足口病についてメモ…

hand, foot and mouth disease

コクサッキーA16、エンテロウイルス71が主な原因ウイルスだが、それ以外のウイルスによっても生じる。
口腔粘膜および四肢末梢に現れる水疱性発疹をきたす、幼児中心に発生するウイルス感染症。夏に多い。

感染は、経口・飛沫・接触。潜伏期は3-4日。また、症状消失後も3-4週間は糞便中にウイルスが排泄されるため感染源となりうる。

大部分は症状は軽く、軽度の発疹、口内疹、発熱だが、まれに、髄膜炎、脳症、心筋炎を起こすことあり。下痢も。


治療は対症療法。脱水予防。


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April 19, 2008

数年前にSARSと大騒ぎをしていましたが、最近は全然その言葉を耳にしなくなりました。少しメモ・・・。
最近は発生していないようです。

SARS
重症急性呼吸器症候群, Severe acute respiratory syndrome

2〜7 日,最大10 日間の潜伏期間の後に,急激にインフルエンザ様の症状が現れ、数日間で呼吸困難,乾性咳嗽,低酸素血症などの下気道炎症が現れ,胸部CT,X 線写真などで肺炎像が出現する.肺炎になった
者の80〜90% が1 週間程度で回復傾向になるが,10〜20% がARDSを起こす。致死率は10%。

2002年11月に中国広東省に発生し、2003年7月に制圧宣言。
2004年以降は感染報告なしということ。

新型のコロナウイルス (SARSウイルス)が病原体。


Dx
感染疑いあり
(1) 38度を超える発熱および
(2) 以下の1つ以上に当てはまる呼吸上の問題:咳嗽、息切れ、呼吸困難、低酸素血症あるいは肺炎及び
(3) 以下のひとつ以上に当てはまる場合
   SARS感染の疑いがある人物との緊密な接触
   SARS感染記録がある地域への旅行

検査
RT-PCR
抗体
ウイルス培養検査---上記2つの検査が実施された後に念のためにウイルスを培養して検査

References
1.. Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E7%97%87%E6%80%A5%E6%80%A7%E5%91%BC%E5%90%B8%E5%99%A8%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4


メモhorohoroo at 22:33│コメント(0)トラックバック(0)
感染症のまとめがしてあるホームページを見つけました



http://www.kenkyuu.net/id/index.html


メモhorohoroo at 21:42│コメント(0)トラックバック(0)

March 10, 2008



Brunkhorst FM et al. Intensive insulin therapy and pentastarch resuscitation in severe sepsis. NEJM. 2008;358:125.を読んで・・・



colloid---膠質  (低分子デキストラン注、デキストラン40注、ヘスパンダー、ヘマセル 等の輸液。アルブミンもこちらに属するか?)
crystalloid---晶質 (いわゆる電解質 の輸液)




Septic shockに対して、hydroxyethyl starch (ヘスパンダー等か)はかえって急性腎不全を増やす。

Septic shock時に血糖値を110 mg/dlを目標にしても、150 mg/dlのとき以上に臓器障害や死亡率を改善しない。低血糖の副作用は増加する。(血糖値は150 mg/dl程度を目標に、あまり下げすぎてもそれ以上の効果は出ない)






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March 09, 2008

SepsisについてのReviewをNEJMで見つけたので、少し勉強・・・

定義
Sepsis infection + SIRS
Severe sepsis sepsis + organ dysfunction (BP低下, O2↓, 尿量低下, 代謝性アシドーシス, Plt低下 etc.)
Septic shock severe sepsis + hypotension

治療
換気
Tidal volume 6 (or 4) mg/kg (12 mg/kgより少なくする)
PEEPをかけるかについては明らかなエビデンスなし。
Neuromuscular blocking agentsはできるだけ避けるべき。

抗菌薬
broad-spectrumの抗菌薬の静脈内投与


貧血に対して
Hb 7-9 g/dlを保つ。10-12 g/dlにしても、7-9 g/dl以上の有効性は認められず。

Protein C
このreviewによると、投与を検討するべきと記載されてある。日本では保険適応はどうかな・・・?(Protein C欠損症ではOKだが・・・)
0.6%に頭蓋内出血を起こす。

ステロイド
高用量のステロイド投与は生存率改善しない。
低用量のステロイド投与は議論のあるところ。



Russell JA. Management of sepsis. NEJM. 2006;355:1699.

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November 25, 2007

インフルエンザワクチンは高齢者(社会生活している) では有効

Nichol KL et al. Effectiveness of influenza vaccine in the community-dwelling elderly. New Engl J Med. 2007;357:1373

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