風を見る鳥

" L'oiseau regardant le vent " 野鳥の写真、動画館です。

Ce site présente des photos et des images d'oiseau sauvage,
surtout du colonie du héron.
少し前の時期のものを載せています。
サギコロニーの記事は、右の “カテゴリー” 欄の “サギコロニー” から
まとめてご覧になれます。
以前の記事にも、時々動画を追加しています。

      巣立ったツバメのヒナが、電線や高い木の枝にとまって親鳥に給餌される、
      お馴染みの初夏の光景ですが、
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      私がよく行き来する河岸のとある場所では、ツバメたちが護岸にとまって
      休んでいたり、巣立ったヒナが親鳥を待っていたりしています。
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      ツバメは普通あまり地面に降りない鳥とされています。
      巣材の泥などを集める時や、水溜りに突進する時(餌取りのため?)は、
      飛びながらか、とまってもほんの一瞬で、ここ以外では地面でじっとしている
      ところを見た記憶がありません。
      イワツバメはツバメより水溜りの側に長くとまっていたりしますが、
      ツバメは尾羽が長く脚が短いので、平らな地面が苦手なのかもしれません。

      コンクリートの斜面で親鳥を待つヒナの元に、時々親鳥がサッと来て
      サッと給餌していきます。
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      夏の1ヶ月以上の期間、別の巣の別の親子が何組もここを利用しています。
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      それにしてもこの場所は、人間の目には他の場所と同じように見えても、
      コンクリートの微妙な凹凸加減とか、斜面の角度とか、周囲の草の生え方など、
      ツバメたちが安心してゆっくりとまれる、何か特別の条件があるのでしょうか?


 
      





      

      コサギの巣密集地帯。中央の巣、卵なのか、中に孵化したての
      ヒナが混じっているのか、判然としません。
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      サギは一度に複数の卵を産むわけではありません。
      毎日ひとつづつ(おそらく他の鳥もこのパターンが多いのでしょう。)
      コサギの場合は、1日おきにひとつづつ産卵しているようです。
      しかし、ヒナが親のお腹の下から姿をはっきり現す頃、
      他のサギの兄弟に比べてコサギの兄弟間にひどく大小差が
      付いている様には見えません。

      成長するにつれ、コサギ兄弟間の体格差は、ますます少なくなるように
      思えます。
      私が今まで見てきたところでは、むしろチュウサギの末っ子の方が、
      あまりにも小さくて育たないケースが多いようです。
      コサギの卵は1日おきに生まれるけれど、そこからヒナが生まれるのは
      何かの理由で同日だったりするのかもしれません。

      ゴイサギのヒナが確認できた翌日、コサギのヒナの誕生も
      確認できました。
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      こちらもあちらもヒナが誕生しています。
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      かわいい頭がのぞいています。
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      羽づくろいする親鳥の側で。 こんなに大きくなりました。 
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      居眠りする親鳥と、巣材をおもちゃに遊ぶヒナたち。
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      5月の中頃から、コサギが求愛する時の優しく喉を鳴らす声などに
      混じって、ヒナがいるらしい声も何となく聞こえていたのですが、
      コロニーの木立を色んな角度から、高倍率のビデオカメラのレンズで
      順にズームアップして探しても、ヒナがいる巣はなかなか見つかりません。
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      ヒナをあやすゴイサギの声が聞こえてから、探しに探して数日後
      ようやくヒナのいる巣を発見するのは、毎年のならいですが、
      今年の営巣場所は、観察場所から例年よりかなり距離があり、
      画像がボケるデジタルズームも駆使して観察や記録をしましたが、
      ヒナが生まれていれば遠目でも大体分かります。
      コロニーの最初のヒナは、やはりどの角度からも目に付きにくい
      条件のいい場所に、いち早く営巣したゴイサギの子のようで、
      ヒナがある程度成長して木陰から出てくるまで、巣そのものの存在
      にさえ気づかない、というのも、毎年のパターンです。

      5月20日、お腹の下にヒナがいるらしいゴイサギの巣を
      やっと見つけました。
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      抱卵交代・・? どうやらこの巣にもヒナが誕生しているようです。
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      23日、夕方かなり暗くなって、親鳥のお腹の下のヒナが顔をのぞかせました。
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      ふわふわしたヒナが見えます。
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      ヒナが成長すると、親鳥のお腹の下には収まりきれなくなります。      
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      コロニーの方々のゴイサギの巣に、小さな頭が並ぶようになりました。
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      すくすく成長しています。
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      河岸の鳥の種類が極端に少なくなる一時期があるかと思うと、
      初夏の河岸は、時々巣立ちビナの幼稚園になったりします。

      おなじみのムクドリ。
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      何故か姿がまったく見えない日もありますが、大抵は群で芝の上を
      歩いていたり、時には大群になって飛び回ったり。
      様子も顔も、私にはずい分カワイイ鳥と思えるのですが、
      ありふれていて数も多いせいか、あまり注目されていません。
      周囲にいる人間は、足元のかれらをほとんど無視。
      そのお陰でムクたちは、人のすぐ側でものびのびとしています。
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      “珍しい鳥”が、鳥カメラマンなどに追いかけられているのを見る度、
      この世に希少種なんていなくて、みなムクドリのようにありふれた鳥なら
      どんなにいいだろう、と私は思うのです。
      野鳥たちがみなムクドリのようにくつろいでいられたら・・・。
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      とはいえ、野鳥は野鳥。生きる厳しさ、子育ての苦労は同じです。

      もしスズメと同じような生態なら、この子はお母さんムクドリと思われます。
      ヒナが孵化して少し成長したので一息ついているのかもしれません。
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      今年早い時期に生まれたと思われる幼鳥。
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      スズメ式に言うなら、一番子でしょうか?
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      こんなに身近な鳥なのに、ムクドリの生態がまだよく分かりません。
      どなたか詳しい方いませんか?

      他のヒナがかなり成長した時期にまだ幼い子がいました。
      こちらは三番子くらい? 
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      アマサギもずい分長く互いに様子見をしたり、ケンカしたりしていて、
      カップルになっても、横からちょっかいを出すものがひっきりなしに
      現れます。
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      アマサギの求愛の羽づくろいは、互いの羽をガシガシと噛むようで、
      なかなかワイルドでやんちゃな感じですが、何とも微笑ましい光景で
      いつも見とれてしまいます。
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      チュウサギのディスプレイ、求愛は、とても優雅です。
      美しく伸びたレース状の飾り羽をふわりと広げ、
      自分をアピールするのも求愛するのも、ずい分ゆっくりで、
      互いの愛を確かめ合うのに、数日かけるのもざらです。
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      コロニーに抱卵巣がどんどん増えていき、ヒナが生まれる頃になっても
      チュウサギの新たなカップルが、求愛の優雅な動作をしているのが
      よく見られます。
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      巣作り。
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      日本で繁殖しているチュウサギのほとんどが、
      フィリピンで越冬しているという調査結果もあります。
      遠くまで旅しなければならないので、秋、いち早く渡って行くのも
      チュウサギが多いのですが、
      ヒナが巣立って充分飛べるようになる飛行訓練期間も含め、
      約3ヶ月見込めればいいから、6月に巣作りを始めても十分間に合うと、
      チュウサギほど遠くまで渡らないサギ(例えばゴイサギ)に習って、
      このコロニーでは、割とのんびりしているのかもしれません。
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      コサギはよく数羽で何やらやりとりしています。
      恋の駆け引きやバトル、小さな身体なのにアクションは大きく、
      コロニーの木立の方々で何か騒ぎが起こっていると思うと、
      この時期たいていはコサギたちです。
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      婚姻色のコサギ。
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      いつまでも様子見やケンカばかりしているようで、いつの間にか
      ちゃんとカップルになっていて、営巣を始めるのも割と早くです。
      下の画像のコサギは、雨の後、葉に溜まっていた粉塵が流れて
      付着したようです。
      今年のコロニーの木立は 、去年ほど粉塵が多くないようですが、
      雨の後、汚れた羽をしたサギはやはり少しはいました。
      健康への影響が心配です。
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      じっと抱卵する姿がいじらしい。
      花のように美しい表情をするこの子、実はとてももてていました。
      抱卵に入っても、ひっきりなしにちょっかいを出しに来るものがいます。
      つがいの片割れは、休む間もなく言い寄る他の♂を撃退していました。
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      抱卵巣がどんどん増えていくサギコロニー。
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      すぐには巣作りを始めず、様子見やケンカやディスプレイなどに
      精を出しているサギも大勢いて、まるで白い花が方々に咲いているような
      華やかさです。
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      いち早く巣作りを始めるゴイサギの巣は、主に木立の高い場所に
      密集しています。
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      今年もホシゴイが抱卵しています。
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      ホシゴイはよく、ホシゴイだけでまとまっていたりもしますが、
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      ホシゴイと成鳥がカップルになることもあります。
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      ゴイサギのカップルは、巣作りしながらとても仲睦まじい様子を
      見せてくれますし、接近した隣の巣のゴイサギとも争わないで
      仲良さそうにしています。
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      サギコロニーでは、みな子育てに大忙しです。
      それにつれて、コサギやダイサギ、ゴイサギ、ササゴイ、それにアオサギが
      熱心に採餌する姿が川の方々で見られ、散歩の人の目を楽しませています。
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      珍しい鳥写真の撮影を中心にしているバードウォッチャーは、
      そんなかれらの様子にあまり関心を払っていないようですが、
      川のサギたちは水辺のアイドルになっていて、(田園のサギも同様)
      年配のご夫婦がいつまでもうっとりとアオサギを眺めていたり、
      外国人観光客が写真を撮っていたり、踊るようなコサギの仕草に
      目を細めていたり、川辺が好きな者に愛されているサギたちです。

      カナダでは、アオサギは“国の宝”としてとても大切にされていると
      いいますし、英国では、苗字に“アオサギ=Heron” が付いた人も多い
      らしいのです。(小泉八雲=ラフカディオ・ハーンもアオサギさんの一人です。)
      だから、コウノトリの誤射で話題になった、稲を踏むからと他に手立てを講じず
      簡単にアオサギを駆除してしまうなんて、信じられないことかもしれません。

      さて、ある日川のある堰で、ここの常連であるアオサギとコサギが
      いつものように餌取りに励んでいました。
      その側に、サギたちと同じように水に入ったハシボソガラスが1羽。
      サギと同じように水面を見つめて一緒に狩をしようという様子。
      日中この辺りを縄張りにしているハシボソのつがいの1羽です。
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      サギの真似をしているのですが、「君には無理でしょ?」と
      私も散歩の人たちも、微笑しながらその様子を眺めておりました。
      アオサギ、狩に成功! さすが。
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      コサギもいい感じ。
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      はらはらして見守るギャラリーにお構いなしに、かれは真剣です。
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      あっ、アクション起こした。
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      そして、数回の試みで、何と魚を上手に捕らえたのでした!
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      残念ながら、その瞬間は撮影できませんでしたが、
      見ているうちに二度も狩に成功!すごいっ!
      周囲の人間たちは、思わずほほ笑み合いました。

      実は、このハシボソが魚取りをするのを見たのは、この1回限りです。
      こんなに上手に出来たのに、飽きてしまったのでしょうか?
      
      このハシボソのつがいは、やはりこの近辺のアイドルで、
      いろんな面白い様子を見せてくれます。
      冬、クルミの実を持ち歩いている時期がありました。
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      堤防の上から落とすのですが、下が土や芝ではクルミが割れません。
      道路で車に割らせる、といったことを知らないのかしら、と心配しました。

      クルミを車に轢かせる、という文化は、仙台の自動車教習所から
      全国に広がった、という話がありますが、ここまで伝播していない?
      とにかくクルミを落としてまた拾う、といったことが楽しくてしようがない
      様子でした。
      
      別の日も、このクルミを大切に持ち歩き、ちょっと護岸に置いてみる。
      また拾って別の場所に置き直してみる・・・・・・・。
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      それから、ごきげんな様子でくわえたままホッピングし、
      芝の所に行って埋めました。
      ほどなく掘り出して、またくわえて別の場所へ。
      そういう様子が数日連続してみられました。
      そのうち飽きてしまったのか、ちゃんと割って食べられたのか
      クルミを持ち運ぶことはなくなりました。
      

      




   









      サギコロニーには多種のサギが集まるので、
      ここで繁殖していないサギもやって来て、みなに混じっています。
      やはりサギはサギ同士で集まっているのが安心できるのでしょうか。
      コロニーの場所が元々通年の縄張りであるアオサギに加えて、
      割と近くで巣作りしているらしいアオサギも数羽、日中コロニー周辺に
      集って、コロニーの主要メンバーという顔をしています。
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      アオサギの後ろにいるのはゴイサギの若鳥、ホシゴイです。
      今年も多くのホシゴイカップルが誕生。健気に子育てしています。
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      コロニーの水辺で、あどけない顔をして休んでいる姿がよく見られます。
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      ちょっとピンボケですが、“ホシゴイ”の名の由来が分かる1枚。
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      ゴイサギより小型のササゴイ。
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      ササゴイもこのコロニーでは巣作りせず、少し離れた所で単独に
      営巣しているのですが、コロニーにもよくやって来ます。
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      ササゴイはまた、川で他のサギが餌取りするのに混じりたがって
      いるようです。
      サギが集まる場所は、それだけ餌が豊富という理由があるのでしょうが、
      それだけではなく、自分より大きなサギに混じっていると小さくて地味な
      ササゴイは目立たなくて安心、と思っているのかもしれません。
      (実際は目立っているのですが。)
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      あの有名なササゴイの“疑似餌撒き”を、私はまだ見たことがありません。
      この川ではそんなことをしなくても採餌が簡単だからでしょうか?
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      カルガモが巣ごもりし、河岸で見られる鳥の種類が少なくなる初夏、
      スズメをじっくり観察できる良い季節です。
      二番子も巣立って大きくなりました。
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      ヒナ独特の動作。かわいい様子に思わず見とれます。
      親鳥はいつもヒナより小さくしぼんだ印象です。
      それだけ必死に子育てしてきたのです。
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      ヒナちゃん、独りでここまで遠征?
      護岸を途中まで降りてみたけれど、急に心細くなったようです。
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      ヒナにもいろんな顔のタイプがありますね。
      幼鳥のうちは固体識別がし易そうです。
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      汗ばむような暑い日、河岸の蔓にとまってうつらうつらするヒナ。
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      あまりに眠そうなので、どこか具合でも悪いのかと心配になりました。
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      スズメの卵100個のうち、無事に孵化し、無事に育ち、
      6年後まで(このくらいがスズメの平均寿命なのでしょうか?)
      生き残れるスズメはたった1羽、という試算があります。
      確かにスズメは数が減っている、という実感があります。
      皮肉にも、それにつれて一般的なスズメ人気は高まっているようです。
      しかし残念ながら私の間近には、スズメに熱いまなざしを注ぎ、
      真剣にスズメを観察し続けている人はいません。
      スズメは人にとって、何か特別なところがある鳥だと思うのですが。



      






      次第に増えていくアマサギ。求愛やケンカ、営巣に大忙しです。
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      アマサギは他のサギよりいっそう群で行動することが多い印象です。
      餌取に出かける時も、夕方戻る時も、単独ではなく
      たいてい小群でまとまって飛んでいます。
      アマサギの群が耕作地に沢山集まっている光景を見たいのですが、
      日中コロニーと、離れた場所の餌場(しょっ中移動するらしい)の
      二箇所を同時に見られませんから、なかなか見られません。
      コロニー周辺の水田でも、時々小群に会えますが。
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      コロニー近くの水田では、アマサギだけでなくチュウサギやコサギ、
      それにアオサギも同時に採餌していることが多いのです。
      チュウサギは割と単独でも平気です。
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      水田の隅にいるコサギ。
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      チュウサギやアマサギは主に昆虫、コサギやアオサギは魚系、と
      食べるものが違うのですが、水がまだある水田は、それぞれの必要を
      満たすだけの食べ物がそれだけあるようです。
      そして、コロニーに近い場所では、日没後かなり暗くなっても
      ぎりぎりまで餌取する姿が見られるのでした。









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