塒が移動する前から、既に多くのサギが渡って行きました。
6月末~7初めにカウントした時は1400羽前後いましたから、
(6/28のカウント調査は雨で正確に数えられなかったため、個人的に
カウントし直した数です。)半分以下になっています。
9月後半になると、サギたちはまるで以前からずっとそうしていたように
夕方迷わず新しい塒に次々戻って来て、それからその中の渡りに入る群が
空を覆うように飛び回る光景が多く見られるようになりました。
塒の木立に帰って来て、のびのびと過ごすサギたち。
シラサギ類が渡るのは、時には雨の晴れ間を縫うこともありますが、
大抵は穏やかな天候で程好い風がある日です。
夕方餌取りから帰って来て、そのまま塒の周囲を飛び回って渡りに入ったり、
一旦木に降りてすぐに飛び立つ群もあります。
木立にすっかり落ち着いたように思われるサギたちが、渡りの群に誘発されて
飛び立って合流することもあります。
これから渡ろうという群は、自分たちが過ごした場所の地形や位置を
もう一度確認し、しっかり脳裏に刻み込もうとするように、塒やコロニーの上空を
長い間旋回し続けます。
今年は異常気象が多かったせいか、夏頃からしばしば異様に美しい
空模様が見られました。
9月初めの夜明け前、雲が渦巻いています。
この世のものとは思えない夕雲にも遭遇しました。
沈む日の残照が一日の終わりの最後の光を投げかけて、
次第に色あせていく夕映えの空に、まるで太陽を追うように、旋回しながら
サギの群が小さく遠ざかり、ついには見えなくなるその光景は、
幾たび見ても感動します。
6月末~7初めにカウントした時は1400羽前後いましたから、
(6/28のカウント調査は雨で正確に数えられなかったため、個人的に
カウントし直した数です。)半分以下になっています。
9月後半になると、サギたちはまるで以前からずっとそうしていたように
夕方迷わず新しい塒に次々戻って来て、それからその中の渡りに入る群が
空を覆うように飛び回る光景が多く見られるようになりました。
塒の木立に帰って来て、のびのびと過ごすサギたち。
シラサギ類が渡るのは、時には雨の晴れ間を縫うこともありますが、
大抵は穏やかな天候で程好い風がある日です。
夕方餌取りから帰って来て、そのまま塒の周囲を飛び回って渡りに入ったり、
一旦木に降りてすぐに飛び立つ群もあります。
木立にすっかり落ち着いたように思われるサギたちが、渡りの群に誘発されて
飛び立って合流することもあります。
これから渡ろうという群は、自分たちが過ごした場所の地形や位置を
もう一度確認し、しっかり脳裏に刻み込もうとするように、塒やコロニーの上空を
長い間旋回し続けます。
今年は異常気象が多かったせいか、夏頃からしばしば異様に美しい
空模様が見られました。
9月初めの夜明け前、雲が渦巻いています。
この世のものとは思えない夕雲にも遭遇しました。
沈む日の残照が一日の終わりの最後の光を投げかけて、
次第に色あせていく夕映えの空に、まるで太陽を追うように、旋回しながら
サギの群が小さく遠ざかり、ついには見えなくなるその光景は、
幾たび見ても感動します。