2007年01月18日

総会屋

いったい、総会屋とは何か。職業別電話帳を探しても、そんな職業は載っていないが、一流の総会屋となると、一流会社の経営者も平伏させるだけの実力をもっており、会社の株主総会には、なくてはならぬ重要人物とされている。総会屋といっても、いろいろな形態がある。

たとえば、株主総会のとき、必ず出席して「異議なし、賛成」と叫んで手をたたく連中を「バンザイ屋」と呼び、またなにか事件でも発生した場合、その会社に乗り込んで、いやがらせをならべ、結局、いくらかのお手当てをせしめる「事件屋」、さらにまた、一株ずつ株の名義書き換えを会社に強要する「分割屋」も、総会屋の一種である。このほか「パクリ屋」「会社屋」「タタキ屋」「ワン株屋」「仲裁屋」「攻撃屋」「防衛屋」といった総会屋もある。

ところで、総会屋となる資格は、その会社の株式を若干もっていなければならないという点だが、手持ち資金の少ない向きは、たとえ一株でも株券を手にすることができればいい。一株の株主でも、株主総会に出席して、株主として発言することができるからだ。

攻撃屋というのは、自分ひとりの意思で株主総会に乗り込むこともあるが、そのほか、他人の利益のために請け負って、その会社に出掛けていき、総会の際、会社に攻撃を仕掛ける総会屋のことである。だから、単なる”総会荒し”とも違っている。

そこへいくと、防衛屋というのは、会社から依頼されると、その株主総会に出動して、株主の立場から会社を防衛する連中をいうのである。総会屋の第1号は、明治35年1月、東京株式取引所の株主総会に登場した藤本某といわれているから、その歴史は古い。

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