先日、ブログの中に『嘔吐恐怖症』という単語を書いたため、
そのコトバで検索してここに来る方がいるようです。
そのため、参考になるかどうかは分からないけれど、
私の嘔吐恐怖症が軽くなった経験を書きます。

あくまで『軽くなった』だけで、完治ではありません。
今も、この記事を書くための構成を考えている時点で既にちょっと気持ち悪くなっています。
でも、こうして書くことが出来るのは、恐怖症が軽減したからです。
同じ悩みを持つ方なら、それがどれだけ凄いことか分かってくれると思います。

冒頭にリンクした記事は、表現も選んでいますし、
恐怖症じゃ無い方には何でもない内容だと思いますが、
恐怖症の方があえて読む程の記事では無いです。

この記事も、気分の悪くなる内容であることには間違いありませんので、
心構えが出来た場合のみ、『続きを読む』をクリックしてください。
(直接この記事に飛んできた場合は、この辺までが“前置き”だと思ってください。)

なお、私の恐怖症が軽減したのは、出産と育児を経験したからです。
なので、当てはまらない方も多々いると思いますので、
『一例として参考までに』という気持ちで読んでください。

表現は選んでいます。


『嘔吐恐怖症』という言葉を知ったのは、
私の子供が小学生になってからです。

個人面談かなにかで、学校に行ったとき、
待機室が何故か保険室でした。
そこには本棚に生徒向けの健康に関する本が数冊あり、
ふと手に取った本で『嘔吐恐怖症』の項目を目にしたのです。
書かれてある症状があまりにも当てはまるため、
自分が嘔吐恐怖症だったのだと知りました。
パニック障害の一種だと言われているそうです。

それまでは病気だなんて思っていませんでした。

目の前で戻されたら、殆どの人が気分が悪くなると思います。
(うちの母親は全く平気です。凄い人です。)

けれど、私の場合、嘔吐を示す言葉を聞いただけで、
血の気が引き、吐き気が起き、立っていられないほど気分が悪くなってしまいます。

冗談で戻した時の話をする人がいますが、とてもじゃないけど聞けません。

中学生くらいの時、母がそんな話を始めて、私が嫌がるのを面白がり、
なおも続けるので、泣き叫んで拒絶した覚えがあります。
母はそんな私を異常だと思ったようですが、理解もしてくれました。

自分が戻すことにも、ものすごい恐怖心があります。
どんなに気分が悪くても、絶対に戻したくない。
そのため、限界まで我慢してしまい、結果として周囲を汚し、
人に迷惑をかけ、不快な思いをさせてしまいます。

そして、戻したショックで寝込んでしまいます。

元々胃が弱く、子供の頃は常に胃に不快感があり、
常に「戻すかも」というストレスを抱えていたのも、
恐怖症の原因の一つかもしれません。


・・・エピソードを思い出そうとすると、
やはりまだ吐き気がしてしまうのでこれくらいにして、
本題である、恐怖症が軽くなった経緯を書きますね。

私は女性です。
子供の頃から子供が欲しいと強く思っていました。
結婚はしたくないけど、子供は欲しいなと(笑)

そして、結婚し、妊娠。
妊娠といえば『つわり』。
つわりは恐かったけれど、それ以上に子供が欲しかった。
私にとって、大変な覚悟でした。
でも、幸いなことに、実際に戻すほどのつわりはありませんでした。
吐き気よりも、座ってもいられないほどの強い倦怠感のほうが辛かったです。

出産する前からも心配だったのが、
「赤ちゃんが戻したらどうしよう」
ということ。
赤ちゃんは戻しやすく、面倒を見るのは私しかいません。
そして赤ちゃんが生まれ、実際にその状況になった時・・・

全然平気でした^^♪

心配なのと、早くきれいにしてあげたいという気持ちしか起きませんでした。

赤ちゃんはミルクしか飲んでいないから、
見た目による衝撃が少ないせいもあると思いますが、
なにより、母性が勝りました。

息子は戻しやすい子で、普通に食べるようになっても良く戻しました。
幼いころ、家族で食事中に、食卓の上に戻したこともありますが、
私はさっさと片付けて、食事を続けたほどです。
(息子は体質で戻しやすく、戻した後はけろりとしてまた食事をします。
 3歳くらいには胃がしっかりとしてきて治りました。)

病気でも戻しましたが、平気で介助してあげられるし、
汚しても平気で処理できます。手についても平気です。

今はもう高一ですが、先日の朝、急に戻し(ごみ箱に^^;)
介助しながら
「あー、胃液まで出ちゃったね。病院行こうねー。」
なんて言いながら見ていられたし、吐しゃ物の処理もしました。
私は気分悪くなることなどありませんでした。
(でも、いま書いていて気分が悪いです^^;)
あ、息子は胃腸の風邪だと診断され、既に完治し元気です^^


そんなわけで、今は昔ほど嘔吐を恐れることは無くなり、
道端で見かけても、すぐに目をそらして違うことを考えれば大丈夫だし、
自分が具合悪い時は自分で戻し、戻したショックなんか無くてスッキリしちゃったりしてます。

でも、嘔吐をリアルにテーマにした話題はダメです。
いくつかすごく気持ち悪い話があるのですが、
書くために思い出すのも嫌だし、文字にするのも嫌です。

まあ、それは普通みんなそうだと思います。
だから、普通の人くらいには克服できたと思います。


つまり、私が嘔吐恐怖を軽くすることが出来たのは、
『母性』のおかげだった。ということなのでした^^

母は強し。です。


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※別の記事のコメント欄に
「私にはつわりが我慢できません。母性がないのでしょうか。」
という投稿がありましたので捕捉いたします。
私自身のつわりが軽かったのは“たまたま”です。
つわりの覚悟をしての妊娠とはいえ、
人並みにつわりがあったらきっととても辛かったと思います。

“母性のおかげ”というのは“子供の嘔吐が全く苦ではなかった”ことに係っています。
表現力不足で誤解を招き悩ませてしまったことをここにお詫び申し上げます。

また、お子さんの嘔吐すら耐えられないという方がいらっしゃったとしても、
嘔吐恐怖の度合いが私より強いためかもしれません。
悩まれているのでしたら心療内科の受診をお勧めいたします。
私も別の症状でですが心療内科にかかり、だいぶ楽になりました。
つわり自体がひどい場合は産婦人科に相談してください。

−車酔いなどで悩んでいらっしゃる方へ−
余談ですが、私、この記事を書いた後、船での釣りをするようになりました。
そこで恐いのが船酔い。
幸いなことに私は『アネロン』という乗り物酔いの市販薬がとてもよく効き、
かなりのシケでも全く酔いません。
でも、時々、仕事の釣りでどうしても船に乗らなくてはならないのに
肝心のアネロンを忘れてしまうを見てうなされています(笑)
それに、周囲の人が酔って戻したらどうしようっていう不安がいつもあります。
今のところそんな事態になってはいないのも幸いですね^^;
ただし、アネロンは体質により猛烈に眠くなるそうです。
ドラッグストアで購入できますが、ネットだとかなり安価です。

 ↑リンク切れの場合は検索してみてください。