2016年07月30日
祝電への道 第七回〜ニューウェイヴ”助っ人”女番長登場!
すると伊藤さんは・・・。
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バチバチソニックのY子さんに声をかけてみましょうか?
彼女もあの時代のNWが好きですし、
ニューウェイヴ番長を聴いたとき、
共通するニュアンスを感じたので、いかがでしょう?
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といった内容の提案をしてくださったのです。
正直、それまでY子さんについては
バチバチソニックの紅一点という認識でした。
伊藤さんの提案をきっかけに
あらためて、Y子さんの他の音楽活動を本格的にチェック。
そこで、ガツンとやられたのがツージーズ。
ジャパニーズ・パンクの黎明期から勢力的に活動されている
ツージーQさんとの「パンクデュオ」がツージーズ。
そして、YOUTUBEで検索して観たのがコレ。
一発でやられた・・。
バチバチソニックのテクノポップでのクールな歌姫の顔と
パンキッシュな激しさを併せ持つY子さん。
そして、キュート。
ニューウェイヴ”助っ人”女番長をお願いするお方は、
Y子さんしかいない!!
早速、伊藤さんにお願いし、直ぐにY子さんから快諾を頂く。
(※ちなみにY子さんは、バチバチやツージーズの他にも、あのコンクリーツや
泉水敏郎さんがメンバーのArchiejack The Spider、弾き語り等、多岐に渡る勢力的な活動をなさっております。
さらには鈴木慶一さんのMV(注1)にも出演歴有り!)
こうして、なんとバチバチソニックから
伊藤さん繋がりでY子さんもご参加の運びとなったのです。
(注1)Y子さん出演の鈴木慶一さんのミュージックビデオ(1分50秒くらいから)
(つづく)
2016年02月22日
祝電への道 第六回〜青春ピッコとニューウェイヴ番長(後編)
ところが・・・ところがである。
結論から言えば、二人共に今回は難しいとのことで
出演は見送りになった。
当然と言えば当然なのではある。
ウロボロックス21もオヤジトロニクスも
海を越えた遠距離でのレコーディング・ユニット。
そもそもライヴは原則的に想定していない(※1)
急にライヴを数ヶ月後にやると言われても、
色々と難しいのは当たり前だの何とやら・・。
かくいう私自身、祝電の話が来るまでライヴなんてやるつもりは
毛頭無かったのだから。
とはいえ、オヤジトロニクスのUTSUMixさんは
仕事が忙しく、ドタキャンで迷惑をかける可能性が大というのが
出演辞退の理由であったため、
もし休みが取れたら出演するということでOKをもらい、
かろうじて、UTSUMixさんのゲスト出演の余地だけは残せることになった。
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というわけで、
残念ながら、築10年に参加した「デジタルス+ウロボロックス21」での出演は見送りに。
だが、築10年のリリース記念ライヴである。
やはり、「ワッショイ!ニューウェイヴ番長」は、やりたい!
お客さんも期待しているだろう。
だが、この曲をやるためには、
「ワッショイ!ニューウェイヴ番長」の世界感と曲のイメージを活かして歌ってくれる
ゲストボーカリストが必須。
※初期の準備段階から伊藤さんには本当にお世話になりました。撮影:アカシックの夜さん。
そこで、悩んでいることをソニコフ伊藤さんに相談した。
すると伊藤さんは・・・。
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(※注1 ウロボロックス21は2011年に一度だけ東京・三軒茶屋でライヴを行った。
但し旅費・滞在費の問題があるため、私は映像で出演という変則的な形を取りました。)
2016年01月20日
祝電への道 第五回〜青春ピッコとニューウェイヴ番長☆前編
ソニコフ伊藤さんからの力強いバックアップの快諾を得て
ライヴを行うことを決心した私。
次にやることは、選曲である。
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まずは、築十年を記念したライヴである以上、
やはり「ワッショイ!ニューウェイヴ番長」はやりたい。
最新作「電池」からも、1〜2曲やろう。
過去を代表する曲も1〜2曲やろう。
メカノ10年の歩みと平行するようにおこなってきた
ここ10年の私の音楽活動を代表する曲もやりたい。
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最初の段階で考えたのは、上記のようなおおまかな選曲基準だった。
ということで、まずは「ワッショイ!ニューウェイヴ番長」の共作ユニット「ウロボロックス21」のボーカル、ネリーに声をかけた。
それから、メカノのオープン時期と同時に立ち上げたユニット
「オヤジトロニクス」の相方UTSUMixさんにも。
ここで、この2つのユニットについて簡単な説明をしておこう。
ユニットの参加資格が40才以上、
オヤジバンドならぬ、オヤジテクノポップユニットが「オヤジトロニクス」
このオヤジトロニクスは、ユニットとプロジェクトの中間的なグループである。
というのも、メンバーがオヤジということは、各々キャリアが長いので
皆、自分一人でも全部作れてしまうのと、
「コンセプト」に従い、各々がほぼ完成させてから曲を持ち寄ったりすることも多いので、
どこかオヤジのテクノ同好会のような趣きがあるのだ(笑。
※UTSUMixさん(左)と私(右)。撮影:アカシックの夜さん。
築10年にデジタルスとの共作で参加した「ウロボロックス21」は、
編成こそ女性ボーカルと男性がエレクトロニクスという
エレポップやテクノポップの一つの典型的スタイルではあるが、
パンクやニューウェイヴに始まり、チップチューンやエレクトロクラッシュ、ハードロックやプログレなど、両者のバックボーンとなる様々な音楽の要素や嗜好をテクノポップというフィルターを通して表現すること、相方が単なる歌い手ではなく、音に負けない個性と世界感をぶつけてくれるアーチストであるという、私の長年の夢が実現したユニット。
※築十年用に用意したデジタルス+ウロボロックス21のアー写。
(曲のテーマに合わせた衣装になっています。)
どちらもデジタルスとは異なる持ち味のユニットであり、
私にとって大切かつ重要な存在のユニットである。
ぜひ、この機会にこれらのユニットの相方らとも一緒に1曲で良いからやりたい!
そう思っていたのだが・・・。
2015年12月14日
祝電への道 第四回〜救世主ソニコフ降臨!
その方の名は・・・Sonikovこと伊藤英紀さん。
メカノ界隈では説明不要。
バチバチソニックのスーパーベーシストとして名の知れたお方。
4月に伊藤さんから、Sonikovの1stを聴かせて頂いた際、
「機会があれば、一緒に何かやりましょう!」との挨拶を交わしていたことだけを頼りに藁にもすがる思いで、ご相談してみたのです。
※あえて生ベースを排除した純度の高いエレ&テクノポップ。
溢れる電子音とクールな情緒性が交差する、テクノ的カッコ良さ満載の傑作アルバム。
ショップ・メカノで発売中(通販可)
そのときの私が伊藤さんに出したメッセージを要約するとこんな内容でした。
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突然すみません。
あくまで「仮定」のお話としてご相談がございます。
先日、メカノ10周年のライヴにお誘いを受けました。
中野店主にはユニオン時代から大変お世話になっていますので、
皆と一緒にお祝いしたい気持ちでいっぱいなのですが、
ライヴに参加するには大きな問題がありまして・・。
私はこの20年、ライヴをしておらず、
当時、ライヴ時に演奏を受け持っていた相方も、今回の参加は望めません。
基本的にはオケを操作することがメインとなると思うので、
伊藤さんのような卓越したベーシストにお願いするのは
失礼とは承知しておりますが、
ライヴ経験が豊富で、機材等の扱いも慣れており
しかも、東京在住で、私の音楽にも理解がある方となると、
伊藤さんしか思い浮かばず、ご相談させていただいた次第です。
伊藤さんがもし手伝ってあげても良いということであれば、
ご返信頂けますでしょうか。
ご検討いただけましたら幸いです。
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すると、伊藤さんから即答でお返事が!
「私で良ければ是非!スケジュール確認の上、あらためてお返事致します」とのこと。
翌朝には、正式に引き受けて頂けることになりました。
この伊藤さんのご快諾により、デジタルス祝電出演の実現へ大きく踏み出しました。
※まさか、ソロバンを演奏して頂くことになるとは、この時点では全く思っていませんでした(汗。
撮影:アカシックレコードの夜さん。
なお、まだこの時点で私が描いていたステージの基本イメージは
「伊藤さんがオケを操作して、私が歌う」という極めてシンプルなもの。
そして、出来ればそこに、
ウロボロックス21とオヤジトロニクスのボーカルにゲスト的に参加してもらおう、と。
それが、最終的にあんな大所帯になるとは、私自身、全く想像していませんでした(笑。
2015年12月07日
祝電への道 第三回〜オファーは突然に
6月下旬のある夜のことである。
入魂の一曲「ワッショイ!ニューウェイヴ番長」が収録されたメカノ十周年記念コンピ「築10年」も無事にリリース。
嬉しさと共に、ここまで1曲にエネルギーを傾けた曲というのもそうは無かったので、
すっかり脱力していたある日、ツイッターに1通のメッセージが届く。
発売から1ヶ月経った頃のことである。
差し出しアカウント名は、「アカシックレコードの夜」
相互フォローはしていたものの、全く交流は無かったので、
何事かと思いつつメッセージを読む。
要約すると以下のような内容だった
(もちろん、実際はもっと丁寧な文章です)
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中野店長の許可を得て、
築10年参加アーティストが出演するライブイベントを企画することになったので、出演出来ませんか?
会場は四谷Lotus。
日程は9/15 10/20 11/17 12/22。
もし出演が可能であれば、出演可能な日程を教えてください。
7/2までに返信お願いします。
by アカシックレコードの夜 M(←実際はお名前)
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おお〜っ!!!築十年のメンツでライヴやるんだぁ!!という、驚きと共に、オ、オレがライヴ出演!?・・・と、固まり、しばし考えこんでしまった。
最後にライヴをやったのは、たしか20年くらい前。
しかも、当時の相方は長期活動停止中なので、やるとしたら、俺一人(汗。
やはり、無理だよなぁ・・・。
「残念ながら・・」と、お断りの文章を書き始めた。
その間も、頭の中はグルグルと色んな想いが駆け巡る。
お世話になってるメカノ十周年は祝いたい。
この機会を逃せば、仮に次があったとしても、さらに十年後。
それでは、自分の還暦祝のライヴになってしまう。
20年前、複数の方から何度かお話は頂きながらも、実現しなかった東京ライヴ。
そして、何より、メカノのオープン時、
中野さんから、なんとかヴァーチャルでも良いからライヴ的なことをやらないかと話を持ちかけられ、プランを練りかけつつも、立ち消えになったという悲しい経緯がある。
あの時の悔しい思いへのリベンジを遂げる最大のチャンスなのは間違いない。
お断りの文章を入力する手が止まった。
具体的に、どういうスタイルで、今の私に何が出来るのか、全くそのイメージは描けないが、とにかく、ライヴ実現の可否を真剣に検討して見よう。
「残念ながら・・」の文章は全て削除。
私は、正直に現在の状況と迷っている気持ちをあらたに書き始めた。
その後の具体的なやりとりについては割愛するが、アカシックレコードの夜さんの惜しみない協力と応援のお陰もあり、参加することが決定。
しかし、上記のオファーメッセージにあるように、本来は7月2日が〆だったのにもかかわらず、最終決定に至ったのは7月14日。なんと10日以上もオーバーしての決定でした。
そして、実はこの7月14日の決定に至ることが出来た大きな理由があります。
それは、今回のデジタルスのライヴにおける最大のキーパーソンと言うべき存在のミュージシャンが参加して下さることが決まったからなのです。
その方の名は・・・。
2015年12月05日
祝電への道 第二回〜プロローグ2
まず、4日ぶりに書いたブログのタイトルが”プロローグの「2」”という時点で、如何に私のブログが「長い!クドい!更新、遅い!」の三拍子揃っているかが、分かって頂けると思います(汗。
前回、「記憶が薄れないうちに」と書きましたが
実のところ、本番前1ヶ月を切ったあたりから、時系列での記憶が無いのです(笑。
何をしたか、誰とどんなやりとりをしたかは覚えているが、その順番というのが、余り思い出せない。
ラスト3日間に至っては、ほとんど布団では寝ておらず、作業用イスに座ったまま腕組みして仮眠を取るという最終手段で乗り切りました。
横になってしまえば、確実に4〜5時間は寝てしまう。
これは、間違い無く分かっているので、編み出したのが
「作業用イスに座ったまま腕組みして仮眠」というワザ。
個人差があるだろうが、この状態だと自分の場合
たいてい20〜30分で目が覚める。
睡魔との戦いの限界に達したときに寝ているので、
意外と眠りが深いのだろうか?
とりあえずは30分寝たら、しばらく睡魔は退散する。
この繰り返しで、何とか頑張った。
(写真は再現イメージです)
今にして思えば、五十路突入し若干の老いも感じるこの頃なのに、よく身が持ったなぁ・・というのが、素直な思い。
好きなことだから、悪いストレス要因は無かったのと気が張っていたから何とかなった、としか分析不能。
あ、とっぱじめからお得意の脱線をしてしまいました(汗。
ようやく「本題」
というわけで、時系列で話を進めるのは無理っぽいので、今回のライブにおけるキーワード、キーパーソンごとに書いて行くことにしました。
例えば、キーパーソンで言えば、デジタルス?のゲストの皆さんや主催者の方々など。
キーワードなら、特典、電卓ティッシュ、スタジオ、限定コンピ、セットリスト、オケ作り、サプライズなどでしょうか。
これらについて、次回から
一つづつ選んで、書いて行く予定でおります。
なお、少なからず記憶違いもあると思いますし、主観で書くつもりなので、 あくまで個人的な感想&意見としてお読みくださるようお願い致します。
2015年12月01日
祝電への道 第一回〜プロローグ
最後にブログを書いたのは、ほぼ1年前・・。
クラフトワーク来日公演を観にいったときのことを中心に
クラフトワークの想い出なんかを交えて長々(だらだら)と
二十数回に渡って書いた。
簡潔に書こうと思っていても、
たぶん、今回も同じ調子で書いてしまうことになるだろうから、
諦めて、このようなエクスキューズを入れておきます。
長いです!クドいです!更新、遅いです!(汗。
それでも良いよ〜という寛大なお方は、おつきあい頂ければ幸いです。
救いなのは、意外とクラフトワーク来日公演ブログが
楽しかったと言ってくださる方が多かったこと。
今回も楽しんで下さったら、嬉しいなぁ・・・。
さて、1年ぶりのブログに何を書くのか。
11月17日に東京四谷で行われた「祝電」というライヴイベントに
出演させて頂いたこと、
そして、オファーから本番に至るまでの出来事。
これを記憶が薄れないうちに、まず自身の為に記しておきたい。
そして、ライブに来て下さった方や、応援して下さった方に、
あのライブが実現するまでの裏側はこんな感じだったのか(笑)と、
楽しんでいただければ嬉しい限り。
では、もはや上京しないと書かない状態ブログ(爆)の再開です。
2014年01月03日
ボクハ・観マシタ・3Dメガネ着用シテ(25)
>>3D音響<<
これが、また映像に負けぬくらい
要所、要所で音が立体的に激しく交差、
なかなかの3Dっぷりであった。
会場を回って確認したわけでは無いので
解らないが、最低でも4隅への設置は必要であろう。
聞くところによると、
波面合成方式WFSというのを導入しているらしい。
残念ながら、
波面合成方式について検索して出て来た内容は
どれを見ても私にはちんぷんかんぷんであった(泣。
なので、具体的にどういう仕組み・システムになっているかは
不明のままである・・。
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私は、1日目は、前から2列目のほぼ最前列、
2日目、2階席の左端の方で観覧した。
3D効果が強く感じられたのは、前列の方だった。
恐らく、常識的に考えれば
1階中央が最も堪能出来たのではないだろうか。
2階席では、
ちょうど、ほぼ真後ろにスピーカーが設置されていた。
通常は、普通に鳴っているのだが
音が、激しく立体的に会場内をパンするときは
リバーブを外し、残響音をカットしたような
まるで耳元で鳴っているような音質に急に代わった。
しかも、音量がデカく感じられた。
そして、また急に極端に遠くで
鳴っているような音に変わった。
なので、各スピーカーで鳴る音を
極端なメリハリをつけてコントロールすることで
あの驚異的な3D効果を作り出していたようだ。
そして、この3D音響効果を操作しているのは
遠くからで、はっきりと確認は出来なかったが
4人に手の動きから察するに、
フリッツの可能性が高いように思えた。
とはいえ、もしかしたら手動ではなくて
予めプログラムされているのかもしれないし、
あくまで、これは私の想像でしかありません、悪しからず。
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特に3Dしてたのは、
ツール・ド・フランスの自転車のチェーンの音。
これには、異論は無いのではないでしょうか?
まるで、頭の中を自転車が走り回ってるようで大感動でした。
それから、アウトバーンの車の走行音やナンバーズの数字ボイス。
これも、走る車や、飛び出す数字の映像と相まって、
超快感でありました。
あと、以前(9)でも書いたようにメタル・オン・メタルの
ハンマービートの嵐も最高でした。
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電子音楽で立体音響と言えば、冨田さんのバミューダトライアングル。
5チャンネル方式で制作されたという、その音を
もし体感出来たとしたら、こんな感じだったのだろうか?
中学生のとき、冨田さんがゲスト出演されたラジオ番組を聴きながら
頭の中で想像を膨らませときのことを思い出しながら
クラフトワークの立体音響に浸っていたのでした。
あと、ヒューズ・ズッカレリの
ホロニクスのテープを聴いたときのことも思い出した。
5チャンネル方式の音源は発売されなかったし、
ホロホニクスは、ヘッドホンで聴かないと効果が薄れる。
しかし、クラフトワークの3Dコンサートでは
なんとライヴ会場で、
大勢の観客が一緒に立体音響を体感出来るという
驚異的なライヴ体験をしたわけで。
本当に良い体験が出来て良かったなあ・・。
無理して上京して観に行って良かったなあ・・と、
しみじみ思うのであります。
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<エピローグ>
帰宅後、驚いたことがあった。
ライヴの余韻覚めやらず、
さっそくクラフトワークのCDを聴き直す。
すると、どうだろう・・・。
30年以上聴き続けたアルバムなのに、
ライヴ体験後に聴くと、まるで違って聴こえてきたのだ・・。
古くさく聴こえるどころか、
解像度が数倍上がったように新鮮に聴こえてくる。
なんだ、これは!?
ライヴ体験により、脳内リマスターが行われたのだろうか?
これには、かなりビックリした。
正直、ライヴの凄まじい音響で聴いた後は
アルバムの音が物足りなくなるのではと、
ちょっぴり心配してたのだ。
それがどうだろう!
若き日の彼らがレコーディングする様子や、
演奏風景が見えて来そうなくらいに
新鮮かつ魅力的な音で聴こえてくるのだ。
ああ、素晴らしきクラフトワーク・マジック!
この魔法はしばらく解けそうに無い。
(完)
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そして・・。
このクラフトワーク3Dコンサートの大きな余韻の波は
2013年後半の私を飲み込んで行くことになった。
それは、
次回「ボクハ・観マシタ・3Dメガネ着用シテ・番外編」で・・。