February 11, 2012

小布施ワイナリー プリムールA2011


目が覚めたらお昼に近い時間。またやってしまったね。あの本のせいだ。とりあえずお湯を沸かす。冷凍庫から珈琲豆を取りだす。きちんと珈琲を淹れてきちんとパンをトーストする。きちんとした珈琲の香りときちんとしたパンの焦げ目。少し身体が温まる。時間が整いはじめる。カーテン越しに見える空は青くない。だけど晴れてきそうな予感はする。どうだろう。昨夜読んでいた本の続きを読もうと探すが見当たらない。どこいったんだ。ラヂオをつける。聴いたことのあるピアノの音。ブラッド・メルドー。しばし聴き入っているとメールの着信音。
「ランチでもどう?」
Re:「それならうちに来てよ。そこの肉屋でコロッケとメンチカツ買ってきて」
Re:Re: 「OK」
キャベツがなかったのでトマトのサラダを作る。それに牛蒡のきんぴら。いちおうご飯も炊いておく。この際だからワインも飲んでしまおう。小布施のプリムールなんかお昼にはちょうどいいかもね。コルクを抜いてちょこっと味見する。うんおいしい。インターホンが鳴る。ドアを開ける。雨上がりの匂いとコロッケの匂いがいっしょに入ってくる。「あーっ!もう飲んでる!」まあまあ。乾杯しましょうよ。棚からもう一脚グラスを出す。ワインをそそぐ。乾杯。こうやってはじまる日曜日の午後も悪くないなと思う。


小布施ワイナリー プリムールA2011小布施ワイナリー
ソガ・ペールエ・フィス
サンスフル・プリムールA2011
メルロ51%
マスカットベリーA49%
長野県下高井郡小布施町
1575円





Brad Mehldau / When it Rains

amazogneレイクォン

  

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February 06, 2012

Runnin'

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最近クラブ活動から遠ざかり、休日の過ごし方と言えば、もっぱらボランティア。(What??)
今日は、マラソン大会にボランティアで参加。 2kmと10kmの先導車という結構大切な仕事を授かりました。

先導車は、選手との距離の取り方が以外に難しく、また無線で現在地を本部にマメに知らせたりしなければいけないので結構緊張しました。

それにしても10kmでトップの選手はずっと時速20kmくらいで走ってるんだから、凄いですよね。

市民マラソン大会だと、結果はともかく、夜の慰労会でビールを美味しく召し上がるために来てる系の人もいて、僕はそうゆうのも結構好きです。

走れることって結構幸せなことですよね。


  

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February 05, 2012

パパ・プロヴァンサル ヴァントゥー・ブラン2010


お笑い芸人ザ・ピースの片方である又吉直樹さんの『第2図書係補佐』を読んだ。早い話が又吉さんがおすすめする本の読書案内なのだけど、これがとてもとてもおもしろい。多くの読書案内が読書案内の域に収まってしまうのは、あらすじをなぞったり理論ばかりが先行するから(もちろんそれはそれでよい)だと僕は思うのだけど、この本はちょっと違う。もう少し開かれているというか、ひとつの読み物としてきちんと成立しているのだ。


第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)
著者:又吉 直樹
販売元:幻冬舎
(2011-11-23)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


まずスゴイのは、おすすめ作品についてはほとんど書かれていないということだろう(笑)。書かれているのは、又吉さんがこれまで経験してきたヘンテコな話ばかり。でもそのエッセイというか小話がいちいちおもしろいのだ。それだけでも短篇のように読める。そしてどういうわけか、ほとんど書かれていないその作品を読みたくなってむらむらしてくる。
これはいったいなぜだろうと考えてみると、それは又吉さんの文章が感覚を喚起させる文章だからだろうか。まったく関係のない文章を書いているようで、おそらくは又吉さんがその作品を読んで心が動いた方角と同じ方角にあるエピソードを、笑いを散りばめながら物語る。そこに小難しい理論や解釈はない。太宰治も西加奈子も大槻ケンヂもここでは同じテーブルの上にあって、読む者を次のステップへ案内しようと揉み手を揉んで待っている。又吉さんの語り口の腰はどこまでも低いけど、その読書愛はどこまでも高い。ステキな本だ。又吉さんが抱えていた深い孤独の痕跡をなぞるような古井由吉や笙野頼子の頁も見事だけど、ポップな切り口で本質を突く村上春樹やカミュの頁に僕はやられたな。


パパプロヴァンサル ラ・キュベ ヴァントゥーブラン2010パパ・プロヴァンサル
La Cuvee
ヴァントゥー・ブラン2010
グルナッシュブラン50%
クレレット50%
フランス・ローヌ
輸入元:ザ・ヴァイン




というわけで、Vサインのポップなラベルが印象的なこのワインは、シャルドネやソービニヨンから次のステップへ向かってみようかな、という時にうってつけのワインだ。おいしく楽しく、次に知りたいことを刺激する。その敷居は低く品質は高い。ステキなワインだ。


Pawn / Morning Tone

amazogneレイクォン

  

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February 01, 2012

タケダワイナリー サンスフル・ロゼ発泡2011


「信じられぬと嘆くよりも、人を信じて傷つくほうがいい」と武田鉄矢は歌った。暮れなずむ町の光と影の中、荒川の土手はきっと、空も川面も野球少年の背番号も鉄橋を渡るスカイライナーも、目に映るものすべてが美しいロゼ色だったに違いない。そういう状況ならそう信じられるかもしれない。しかし何事も過信は良くないのである。ここは日常だ。疑う余地が少しでもあるならば、それを疑うこともひとつの生き方としてあるのだろう。僕はそれを怠った。それがすべてだ。


タケダワイナリー サンスフル・ロゼ発泡2011タケダワイナリー
サンスフル・ロゼ発泡2011
マスカットベリーA100%
山形県上山市
1680円




「ひと月くらい静かにしておいたんだ。まさか噴き出すことはないだろうさ」という過信は台所をロゼ色に染め上げた。噴火しながらもなんとか半分はボウル内に溜まり、その残りの半分を流しに飲まれ、もう半分をボトルに残した。そんなロゼ色に染まった台所の光景は暮れなずむ荒川土手のように美しかったか?そんなわけがない。ただただ悲惨なだけである。こぼれたミルクに泣かないでと人は言うけれど、こぼしたワインは泣いてもいいと僕は思う。
でもその味わいはとてもステキなものだった。それこそ暮れなずむ荒川土手の美しいロゼ色に染まった風景が目に浮かんでくるようなおいしさだった。やんちゃでフレッシュで青春していて、それゆえの理を超えた勢いとやさしさがあって、それゆえに失われてゆく憧憬のような感じがどこか切なくて.....。
とここまで書いといてあれだけど、僕の脳内で再生されているのは海援隊/武田鉄矢の「贈る言葉」ではない。オリジナルから新たな魅力をクールに引き出した大橋トリオのほうだ。こう言っちゃなんだけど、今の気分にはやっぱりこっちの方がしっくりくるんだよな。海援隊/武田鉄矢には悪いと思うけど。ごめんなさい。でもね、わかってほしいんだ。だから求めないで。やさしさなんか。そんなの臆病者の言い訳だから。


大橋トリオ / 贈る言葉

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January 30, 2012

Sun set

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日曜日、17時半の太平洋。御前崎灯台下パーキング。 
いつもの風景だが、陽が長くなった。


Rhymesterの歴史で一冊本が書けそうです。僕。  

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January 29, 2012

ノミの市

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うちのお嫁が大好きなノミの市。
僕もだんだん目が鍛えられ、価値のあるもの、おもしろいものが分かってきました。

出店者も客もお年寄りが多く、タバコの煙がモクモク。

犬が素直そうで可愛かった。。

  

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January 28, 2012

「ほ」は本醸造の「ほ」


「ほ」は本醸造の「ほ」である。僕の辞書の「ほ」の頁には「本醸造」の項目が「本格派」や「本人確認」の項目よりもでかでかと載っている。日本酒が日々おいしく進化していく中で、本醸造の立場はぐらぐらしているのか?いやいや、そんなことはないはずだ。だって、おいしいもの本醸造。ほっとするもの本醸造。

相模灘・群馬泉・佐久乃花の本醸造

たとえば、大吟醸には技と誇りが詰まっている。純米吟醸には見識と未来が詰まっている。純米にはその二文字の重みと信念が詰まっている。どれもおいしい。どれもすばらしい。選ぶのは僕たちだ。世界は開かれている。
では本醸造にはなにが詰まっているのか。それはたぶん、労とか努力だろう。なにそれ重いとか言わないでよ。それは僕たちには見えないところにこっそりと置いてあるのだから。そして、見えるところには気取らない「おいしさ」が置いてある。そのおいしさは、当たり前だけど大吟醸や純米吟醸や純米とは違う。それはなんていうか、気取っていては見えてこないおいしさだ。だから僕は、気取りそうな主義や知識やサングラスを外してみる。一度気取りはじめるとなかなか外せなくなるサングラスだけど、なんとか頑張って外してみた。世界はまぶしかった。「外したほうがステキね」と言ってくれる人がいればなお良かった。でもそれはまた別の話だ。

おろしたての真っ白いシャツのようなこころでいざ本醸造を味わってみる。相模灘。群馬泉に佐久乃花。ほうほう。どれもおいしいな。きゅんとくるよコレ。ちょこっと温めてみようか。あっ。それは活性だから振っちゃダメ。そうこうしているうちにややと気づく。そうかそうか。このほっこりするおいしさは、元を辿ると蔵元さんの努力や愛情や心意気が変換された姿なのだな。やるじゃんか本醸造。ステキじゃないか本醸造。サングラスを外した眼で眺める世界は、あの子のアイシャドウみたいにきらきらしている。まぶしい。

はんなりとひとの気持ちにふれてこそ
へんかの兆し本醸造也



今年はきちんと本醸造を見つめていこうって思っています。


MBV / When You Sleep

amazogneレイクォン

  

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January 23, 2012

ジェラール・シュレール × speaker gain teardrop


去年の暮れのことだけど、ジェラール・シュレールさんのワインがいろいろ入荷したとのことで、いそいそといつものワイン屋さんへ行ってきた。シュレールさんのワインは人気があるので早くしないとシンデレラの魔法のようにパッと消えてしまうのだ。どれかおすすめをいただこうと伺うと、それはいつも棚にあるワインだった。「どれもおいしいけれど今飲むならコレです。そのためにうちは多めにキープしています。」なるほど。


ジェラールシュレール ゲヴュルツトラミネール2007ジェラール・シュレール
ゲヴェルツトラミネール2007
キュベ・パルティキュリエール
ゲヴェルツトラミネール100%
フランス・アルザス
輸入元:ラシーヌ



飲んでみて確かにその通りだと、いやそれ以上だなと納得した。華やぎと落ち着き。洗練と素朴。複雑とシンプル。そのような矛盾が言葉の意味を超えた魅力としてワインの輪郭を形成していると言えばよいのだろうか。その矛盾はこの先どんな答えを導くのか。それとも魅力的な矛盾のままあるのか。ワインから言葉をつかむのは難しいけど、それでもいいやと思えてしまうおいしいワインだ。そして、そのワインはずっといつもの棚にあった。僕はその棚の前を何度通り過ぎたことだろう。


speaker gain teardropというユニットを知ったのも人からおすすめされたからである。僕は今までの生活でROCKというものにあまり振袖合うこともなかったので、おすすめされなければたぶん今も知らないままだっただろう。

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アーティスト:speaker gain teardrop
販売元:KILK RECORDS/NOVEL SOUNDS
(2011-12-07)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

でもspeaker gain teardropの音楽がROCKなのかどうかははっきりしない。その音楽は静かでラウド。繊細で力強く、揺れていて揺れてない。夜明けと夕暮れがいっしょになったような音楽だ。もちろん夜明けと夕暮れの意味は全然違うものだけど、その姿形はどこか似ている。うまく言葉にできないけれど、そんな魅力ある矛盾が音の中から聴こえてくる。もちろんその矛盾がこの先どこへ向かうのかはわからない。ただひとつ言えることは、矛盾やその元となる影のようなものが揺らぎや螺旋となって、アンフォルメルな音楽の便宜的な輪郭になっているのだろうなということだ。そこに言葉でつくられる輪郭は必要ないのかもしれない。

「人間は矛盾する。ゆえに世界も矛盾する」という言葉を思い出した。誰が言ったか知らないが言われてみればたしかにその通りだ。でもそれがわるいことばかりではない。ある矛盾は魅力となりうる可能性があって、それは自分と世界との距離を考えたり、枠組みを少しばかり拡げることにつながっている。それを知らせてくれる人が僕のまわりにはいてくれる。それがなによりもなによりだ。


speaker gain teardrop / vasumitra

amazogneレイクォン

  

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January 20, 2012

まる一日、コレクト・テクニック

今日は、まるまる一日、「会議の司会進行スキル」の研修に出ていたわたくしです。
もちろん仕事のためです!

ためになりました。
「どうやったら有意義な意見を引き出せるか」のテクニックを伝授されました。

テクを学ぶって良いですよね。


どうやったら人の心は動くか?
目から鱗のテクばっかりで、おもろかったです。





それにしても、
社会人になってもう10年以上経ちますが、この間に研修の方法は結構変わったなと感じます。

一方的に講師が話すスタイルから、とにかくグループディスカッションが増えた気がします。
S.G.M.(したがいまして)、非常に疲れる! 意見を言わないことには場が持たない! 楽しいんだけど、研修が終わる頃にはグッタリします。


今日はワインをひっかけながら、復習です。

Los Brasilios - Brasilian Beat

ちゅういーち





  

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January 19, 2012

無題

僕の住む隣町では、岩手県からの瓦礫受入問題で、連日テレビでニュースになっている。
(意図の真相は知らないが)受入れたい市長。 納得しない住民。

住民説明会では、若いママやおじいちゃんの大きな声が飛び交う。

「こどもに何かあったらどうする!!」
  ↓
この場合の「こども」は、「自分のこどもOnly」ね。

岩手にも子供は居ると思うのだけど。ね。


受入の賛否や利害は当然あるけど、何か「想像力」、欠けてると思う。



何か一つの大きな流れができると、逆らえないし、それに寄りかかる人間も出てくるからイヤだ。
「錦の御旗」は、他人への想像力や思いやりを無くしてしまうからイヤだ。



みなさんはどう?

僕には何ができるだろう。





  

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