2009年03月05日

料理長オススメのかごしまの特産品−3月−

● 焼酎大国かごしま -2- ●

皆様〜♪こんにちは〜!こんばんは〜?
(ボン・ジョールノ〜! ボナ・セ〜ラ?)
もう3月・・。春ですね〜。花見で一杯!^^。 

さてオススメの特産品ですが、今回も引き続き、『芋焼酎』です。

焼酎イメージ






鹿児島県民ながらも、私今までそこまで詳しいわけではなかったのですが、
いくつかの資料を参考にまとめてみました。
まず、芋焼酎の原料となる芋の種類を少し、そして私オススメの焼酎をひとつ!

1、ムラサキマサリ
【ムラサキマサリ】(農林54号)
アヤムラサキとシロユタカの交配種。
ポリフェノールが多い。
鮮やかな赤紫色が印象的な芋。


2、コガネセンガン
【コガネセンガン】(農林31号)
芋焼酎の原料としては断トツの消費量。
品種改良によって昭和41年に誕生した。
でんぷん含有量が多い。


3、ジョイホワイト
【ジョイホワイト】(農林46号)
芋焼酎専用に開発されて平成4年に誕生。
フルーティーな香りを焼酎に与えるが、
食用には向かない。


4、ベニハヤト【ベニハヤト】(農林37号)
中身は鮮やかなオレンジ色。ベータカロチンを
多く含み、軽快な味わいを生み出す。

5、シロユタカ
【シロユタカ】(農林38号)
でんぷんに富み、収穫量も多い。
コガネセンガンの欠点を補って
改良され、貯蔵性も高い。




6、ベニアズマ
【ベニアズマ】(農林36号)
焼き芋などでもお馴染みの品種で、香り高くて
甘みも強い。皮は濃い紅色で、中身は黄色。

上記が代表的なものですが・・・
芋焼酎の香りと味わいの決め手となる、さつま芋。
いろいろな品種があり、それぞれ特有の性質を持っています。
品種の違いに注目して味わってみるのも、芋焼酎の楽しみ方
の一つと言えます。

そこで、皆様にちょっと興味深いさつまいもを紹介します。

7、竈土芋

その名を竈土芋(かまつちいも)
言いますが、殆どの方がその存在を
ご存知じゃないかと思いますが、


この『竈土芋(かまつちいも)』※(登録商標第2021869号)
100年の歴史を持つ酒販店「池上商店」さんが、約50年ぶりに
蘇らせた竈土土壌の畑で育てられたさつま芋のことをそう呼びます。

そして、この芋を原料にした、その風味が活きたさわやかな香りの
本格焼酎が「愛千代」です。

この愛千代、
・創造蔵として有名な大石酒造(オーナー杜氏の酒蔵)が製造
  ※鹿児島の酒蔵の中でももっとも小さな酒蔵の一つ
・原酒が出来上がった後は、専用タンクで1年の時をかけ熟成
  ※この1年間が、さらにまろやかさを出します
したスグレモノの本格焼酎です。

9、愛千代8、愛千代














飲める場所、入手法も限られていますが機会がありましたら、
是非お試しくださ〜い♪・・すばりオススメです^^。

詳しくは→http://luckyweb.co.jp/hotshop/ikegami/

最後に、鹿児島の酒席での昔ながらの遊びについて・・・

みなさん、【ナンコ】って知ってます?
【ナンコ】とは、鹿児島に古くから伝わる酒席での遊びで、酒席を
盛り上げてお客との親睦を深めるものです。
慶長3年(1598)島津義弘が朝鮮の役から帰国した際に始められたのが
最初と伝えられています。

ナンコが始まるのはある程度焼酎が入ってからで、ナンコ盤を前に二人で
向き合い、お互い三本ずつのナンコ珠を持っていて、両手を後ろに回して
隠しておき、その中の何本かを右手の拳で隠しながらナンコ盤に突き出し、
何本持っているかを当てる遊びです。

後手の人は拳を開く時、ナンコ盤の上にバシッとナンコ珠を置き、気合鋭く
数当てをします。
その勢いのすごさは、場が盛り上がる程に激しくなり、時には格闘技を思わ
せるような場合もあります。ナンコをする時は審判役がそばに居て、お盆に
焼酎をついで勝負を見守り、負けた方には焼酎を飲ませます。

勝った方にも「花」と称して献杯をすることもあります。

ナンコは相手が持っている本数を言い当てたり、双方合計の本数を言い当て
たりしますが、本数の呼び方に独特の用語があり面白いものです。

ゼロ:なし、風(フウ)、お手パラ(あなたの手中はゼロ)、
オイヤラン(誰もいない)

一本:一丁、一人者、天皇陛下、大統領(共にこの世に一人)、
ウゼケンに一人、電気ンバシタ(電柱)、稲田のカカシ、一本

二本:下駄ン歯、ジャン、ジャンボ(両棒)、オンジョンボ(夫婦)、
夜明け

三本:インノシベン(犬の小便)、下駄ン目、鍋こしい、三本

四本:蚊帳ン釣手、シンメ(四枚)、鶏が二匹(足が四本)、菜の花、
蚊張ン釣手、四本

五本:ゴンメ(五枚)、片手(五本)、ゴンジュウ(五十)、五人め、
五人め餅、五本

六本:スッパイ(全部)、ケネジュウ(家内中)、ウゼケンイッペ
(世間一杯)、アイタケ、六本

その他:ズッ(同数)、ドッコイ(同数)、
アニョ(兄の意、自分より一本多い)、オトッ(弟、自分より一本少ない)

※参考資料:焼酎大百科

私が幼いころ・・父、祖父はごく普通に友人とよくやってました!^^。
(焼酎のCMでの映像で見られた方は多いと思いますが)
今、鹿児島でもナンコ盤を持ってる家がどのくらいあるのかな・・・?

ナンコで調べてみたところ、・・・
2月、隼人町国際交流協会主催による第8回国際親善ナンコ大会が、市内で
開催されたとのことでした。

この親善ナンコ大会は、地域で生活する外国人との交流を目的に毎年開催
されるもので、今年は留学生や工場で働く方など9ヶ国25人と、地元から
15人が参加したとのことです。 

こういうのって、すごく良いですよネ〜。

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<文責:イタリア料理 オステリア ポポラーレ シェフ 白石 秀隆>
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