『グランパス』大分戦に向けて。5-0と3-0の戦い。『グランパス』VS 大分戦~もっと、もっとうまくなれ~

2019年06月14日

J2で苦戦する柏

グランパスは2017年にJ2を経験。
選手を大幅に入れ替え、開幕戦のスタメンで、前年の最終節もスタメン出場したのは楢崎のみと、チームはゼロからのスタート。
楽観視していたサポーターもいましたが、17節から24節で2勝6敗と失速。
監督解任論も噴き出し、プレーオフを何とか勝ち抜いてJ1復帰を勝ち取りました。


J2は苦しかった。


今現在、柏のサポーターも同じような苦しみを味わっています。
6/14日時点で、7勝4敗6分(得点14、失点11)の7位。
まだまだ、自動昇格圏のチームとの勝ち点差は6と十分に射程圏内ではあります。
しかし、柏サポーターの不満(不安)を掻き立てる原因は試合内容の悪さ。
対戦時、最下位だった昇格チームの鹿児島に逆転負け。
人件費はJ2下位の愛媛に、シュートを22本(柏は10本)撃たれて3-1で敗戦。
こんなはずしゃなかった……
そんな風に思っている柏サポーターは、少なからずいるはずです。



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2010年にJ1復帰を成し遂げたネルシーニョを、柏フロントは再招集。
2010年もコーチを務め、去年まで福岡を指揮していたJ2をよく知る井原正巳も復帰。
同じくコーチを務めた前京都監督布部陽功はGMとして、チームを支えています。
実績のある布陣で、柏フロントが冒険ではなく、手堅い人選をしたなと思いました。




守備からチームを作るネルシーニョ監督ですが、開幕からの左SBの人選が決まりません。
亀川が移籍(長崎)、高木利弥はメンバー外。
本来は、中盤の菊池大介が起用されました。
若手の古賀太陽も試されましたが、ネルシーニョ監督の望むタイプではないのか、4バックを断念して3バックで試合に臨むことが多くなって行きました。


CBも監督の要求水準を満たしていなかったのか、上島拓巳(22歳)、古賀太陽(20歳)、杉井颯(19歳)を抜擢。
鎌田次郎(33歳)、パク・ジョンス(25歳)に見切りをつけ、若手をJ1でも戦えるCBに育てようとしている風に見えます。


守備を固めて、相手の弱点を突き、勝ち点を重ねる采配をするネルシーニョ監督。
若く、経験の浅いDFラインは、時に脆さを露呈。
戦い方の前提にある堅守に綻んでしますと、安定した結果を残すことが難しくなります。




攻撃陣もサイドアタッカーと、トップ下が固まりません。
瀬川、江坂、クリスティアーノ、菊池、山崎亮平、ガブリエルと人材はいますが、適切な組み合わせが見つけられません。
瀬川、江坂はプロ入りがFWでプレーすることが多く、サイドより中央を得意とするプレースタイルに変化しました。
クリスティアーノは、サイドを上下動する運動量がなく、守備の不安がある。
菊池はサイドならWBの位置が適正で、山崎亮平はセカンドトップの選手。
帯に短したすきに長し状態で、攻守で左右のバランスが取れず、システムを3-6-1に変更。
システム変更で、菊池は得意なWBのポジションができました。
江坂、瀬川、クリスティアーノもサイドではなく、得意の中央でプレーできるようになりました。




若いCBも、4バックの2CBより、3CBの3バックのほうが、マークが明確になり、役割分担もはっきりするので、3-6-1へのシステム変更は理に適ったものです。
チームの原型となるシステムは固まり、戦い方の方向性も見えてきましたが、結果が思うようについてきません。
ネルシーニョの大人のサッカーをするには、チームがまだ若いとも言えます。


もう少し時間を与えれば……
そんなフロントの声が聞こえてきそうですし、昇格を争うライバルも決定力を欠く状態なので、まだまだ焦る時期ではないのですが、試合内容が伴っていないので、サポーターの不満(不安)は募る一方ではあります。


チームが成熟するのが早いか、ライバルチームが昇格圏を駆け上がるのが早いか。
確実に自動昇格を狙うなら、夏の補強は必要になります。




中谷進之介、中山雄太、鈴木大輔と、準日本代表クラスが、1年の内に全員移籍してしまえば、守備が脆くなるのも致し方ありません。
若いCBの成長を促せる、統率力のあるCBがほしいところです。
理想はクラブOBの那須大亮(37歳)のような、リーダーシップのある選手です。
流石に、那須本人は年齢的に厳しい。
世代的にはロンドン五輪、リオ五輪世代の有望選手が獲れれば最良ですが、日本人で適任が思い当たらないし、いたとしても獲得は難しい。
そうなると外国籍のCBに狙いを定めるほうが現実的だとは思います。


後は、10歳若いレアンドロ・ドミンゲス(35歳)がほしいところです。
得点が取れて、ゲームメークからチャンスメーク、更にセットプレーのキッカー。
攻撃の万能選手であるレアンドロ・ドミンゲス。
江坂はチャンスメークと得点力が両立せず、ゲームメークまでは難しい。
クリスティアーノはアタッカーで、ゲームメークは無理。
手塚がいますが、セットプレーのキッカー、ゲームメークはできますが、トップ下として必要なフィジカルと得点力がありません。
グランパスもガブリエル・シャビエル(7得点14アシスト)を夏に獲得しなければ昇格はできませんでした。



万能型のトップ下と、統率力のあるCB。
難易度の高いミッションですが、こうしたキープレーヤーを獲得しないと、確実に昇格できる保証はありません。
監督ガチャに望みを託すにしても、当たりの確率を引ける確率は如何ばかりのものか。
優良外国籍選手も、昇格を成し遂げる名将も連れてくるのはフロント(強化部)の仕事。
柏レイソルの2019年がどうなるか。
現場だけでなく、フロントの力も試される1年になりそうです。



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hototogisuguradora at 08:30│Comments(0)Jリーグ 

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