『グランパス』VS 神戸戦~良いプレーの積み重ね~『グランパス』Jユースカップ決勝 VS ガンバ戦~飽くなき野心~

2019年11月16日

『グランパス』強化部の差?

この時期になると、来期に向けての話が、チラホラとメディアから流れてきます。
某メディアによると、グランパスはジョーの相棒候補に、柿谷曜一朗(セレッソ)と、宮市亮(ザンクトパウリ)の名前が挙げられていました。
他にもCBとして畠中慎之輔(マリノス)も、グランパスが狙っていると紹介されていました。




個人的には、柿谷曜一朗を獲得候補とする人選には疑問符が湧きます。
ポゼッション率を高めて守備機会を減らし、DFラインを高く保ち全体をコンパクトにしてFWが守備に戻る距離を短くする(理論上)ことを目指す風間監督時代なら理解できます。


来期もフィッカデンティ監督であるなら、守備はリトリートを前提にするため、攻守ともに長い距離をスプリントすることができる選手が必要になります。
シャビエルが、フィッカデンティ体制になって守備の負担から能力を発揮できていない状況を見ると、来年30歳になる柿谷が、フィジカル的にフィットできるかとは思えないのです。


グランパスの前提条件として、FWの中心は守備の強度が低いジョーになります。
神戸戦で、アーリアがジョーの分まで守備をすることで、全体のバランスを取っていました。
守備の強度が低い柿谷を獲得しても、監督の頭痛の種になりかねない懸念が生じる気がします。




フィッカデンティ監督のサッカーでは、FWの一枚はフィジカルが強い9番タイプ。
もう一枚は、守備に貢献しながら、ロングスプリントを繰り返す、ドリブルの突破からシュートへ持ち込めるセカンドトップタイプの組み合わせになります。


理想を言えば、FC東京時代のエース武藤嘉紀。
現状の戦力では前田直輝が当てはまります(和泉はスピードがなく、インサイドハーフ候補)。
レンタル組では相馬、マテウスが該当します。
適応期間が必要ですが、宮市もセカンドトップ候補になり得る存在です。




柿谷、それとグランパスが獲得に動いた噂のあった大前元紀(大宮)は、所属チームで出場機会を失っています(柿谷は清武の負傷離脱でスタメン復帰)。
理由は、長所である攻撃力(得点力)が、守備の負担を軽減しないと発揮できないからです。


グランパスには、ジョー、シャビエルと2人、守備の負担を減らす必要のある選手がいます。
ここに強化部が、能力が高いからと言って、3人目のエクストラキッカーを獲得することは、監督のマネージメントを難しくします。


武藤嘉紀は出場機会が無い、ニューカッスルからの移籍を模索しています。
移籍金14億でニューカッスルに加入し、契約年数の残りは2年半。
獲得するには10億近い移籍金と、億単位の年俸が必要になります。
おそらく、ドイツ方面からオファーは有るでしょうし、Jリーグ復帰になっても古巣FC東京が手を挙げるので、獲得のハードルは高くなります。


確かに、柿谷の方が獲得の芽はあるでしょうし実力もあります。
(フィッカデンティ続投を前提として)監督の戦術に合わない可能性が高い選手の獲得に動く。
過去のグランパスも同様に補強を重ね、中位を彷徨っていました。
現強化部も同じ轍を踏むのか。
柿谷獲得の動きが本当であれば、危うさを感じずにはいれらません。






第31節のマリノス対札幌戦のダイジェスト。
前線にスピードのある選手を揃え、札幌のDFラインにプレッシャーをかける場面が印象的です。


マルコス・ジュニオール(26歳)
エリキ(25歳)
マテウス(25歳)
 
シティ・グループのネットワークもあるでしょうが、スピードがあり、ポジショナルプレーに適応できるテクニックのある選手を、マリノスが狙っていることが分かる人選です。


畠中慎之輔は、東京V時代から注目していましたが、マリノスに加入して、これほど短期間に日本代表に選ばれるとまでは、想像できませんでした。
山田康太には悪いですが、彼がグランパス加入を選んだのも、渡辺皓太をマリノスが東京Vから獲得したからです。
グランパス強化部がやるべきことは、マリノスに先んじて、畠中や渡辺を東京Vから獲得することではなかったかと思います。


優勝争いをするマリノス。
残留争いに巻きもまれたグランパス。
風間八宏とポステコグルーの指導力に、それほど開きがあったとは思えません。
必要な選手を獲得して、監督をサポートできたかどうか?


監督チームを強くする時代は終わり、これからは監督チームを強くする時代。
メディアに出た補強候補の名前に、ほんの少し強化部の方針に疑問を持ちました。


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hototogisuguradora at 22:50│Comments(10)グランパス 2019 

この記事へのコメント

10. Posted by hototogisu   2019年11月18日 20:03
>>5

U-18はストーミング寄りで、ラングニック派と呼べるほど、極端ではありません。
引いて守る相手にはポジショナルプレーでボールを持てる、技術のある選手も揃って
いるので、古賀監督が作っている過程のチームには、伸びしろがある。
9. Posted by hototogisu   2019年11月18日 19:57
>>4

個人的には、残留が決まった後、フィッカデンティが攻撃的な采配、若手の抜擢をするかで、強化部の方針が分かると考えています。
トップレベルでストーミングするには、向いている選手が少ないので、育成からの取り組みに期待したいです。
8. Posted by hototogisu   2019年11月18日 19:54
>>3

フィッカデンティの去就は、残留を決めた後の采配次第でしょうか。
鳥栖に敗れるようだと、風向きは悪くなるでしょうし……ね。

メディア情報だと、相馬、マテウスは呼び戻す方針のようです。
7. Posted by hototogisu   2019年11月18日 19:52
>>2

柿谷はメンタル面で信用ができないので、オファーを出しても、日によって考えが変わるから、深追いしない方がいい選手です。
鳥栖戦で残留を決めて、ストーミングに挑戦してほしいです。
6. Posted by hototogisu   2019年11月18日 19:50
>>1

育成が方向転換しなければ、希望はまだあります。
風間さんの理想に、大森SDが追いつけなかった故の別れですね。
5. Posted by ドラガン店長   2019年11月18日 17:33
>>4
マリノスがシティ流ポジショナルなら、グランパスはRB流ストーミングが面白いですね(^^)
尽力して頂いているマッシモの古き良きイタリア流との親和性もありそうです。
ライプツィヒとザルツブルクの躍進を見ると、胸が高なりますね。
世界のトヨタ&レッドブル連合。
コメント、失礼しました。
4. Posted by KK   2019年11月17日 22:59
ホトトギスさんおっしゃる通り
シティのポジショナルプレー、
リバプールやライプツィヒのストーミング、
ここが大きな潮流ですね。

火中の栗を拾うカタチで就任してくれ
時間がない中、残留に全力であたる
マッシモ氏には感謝しかないけど
今やってるサッカーは勝ち点を重ねるのが
目的とはいえ今や以前のもの。

個人的には来季はベップ監督、ラングニック氏
いずれかの系譜の監督を希望します。
もう一度主導権を持っての戦い方を
目指してほしい。
今のJリーグではポジショナルプレーで
横浜が結果を出していますが
ストーミングをしっかり出来るなら
そちらの方が勝てる気がします。
ただし90分、激しいプレッシングと 
縦に早い攻め、
全力で攻守の切り替えを繰り返す
ストーミングは暑い夏に試合を
こなすJリーグには向いてないのが皮肉ですし
いずれにしても選手構成はなんとか早く
残留を決めて再考取り掛かる必要が
ありますね。
3. Posted by サッカー好き   2019年11月17日 22:04
強化部は柿谷をまだあきらめていないのですね。
フィッカデンティ続投ならマテウスの御帰還!が必須かなと思います。相馬にも戻ってきてほしい。
ついでに20年前のピクシーにも10番をつけて復帰してもらいたいな。それくらいでないとトヨスタが再び熱を帯びることはないのではないかと思います。
サッカーは勝負にこだわりすぎると魅力が失われやすいゲームのような気がします。
どこに魅力を感じるのかの違いがサッカー観の違いだろうと思いますが、今グランパスにいるプレーヤーはボールに絡むのを佳しとし、それを目指しているように思います。現監督続投となったとき、選手がどう思うのか。強化部は柿谷の補強よりも先に考えてほしいと思います。
今日もまたU-18が勇気をもって攻める姿勢を見せつつ結果を残しています。その勇気が結果にむずび付き、選手が笑顔になる。その笑顔を私は楽しみたいと思います。
2. Posted by シンディー   2019年11月17日 20:31
柿谷を狙うのは、赤崎が残留しない見込みなら理解できなくもないです。
まぁ、来ないと思いますし補強はもう少し若い選手が良いですね。
早く残留と来季監督を決めて、少しでも早く来季の戦力整備に動けるようになって欲しいです。
1. Posted by ドラガン店長   2019年11月17日 11:38
2 発足当時からフロントに失望した事は数しれませんが、足りているのは資金力。
足りないのはビジョンと継続性、選手へのリスペクトでしょうか。
風間監督の下、名古屋スタイルの構築ができると喜びましたが、残念ながら元の木阿弥になりそうです。
取れそうな選手をとる、反対に功労者を簡単に放出するのも寂しい限りですね。

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