2023年02月09日
グランパス選手評2022 背番号46 石田凌太郎
背番号46 WB 石田凌太郎 21歳
出場8試合
SBとしては4番手、サイドハーフとしての序列も不確かだった石田は、(おそらく)オファーがあった徳島に期限付き移籍を決断します。
石田の実力なら、徳島の競争相手を考えればレギュラーは取れるだろうと期待しました。
徳島の試合情報をチャックしていましたが、石田はメンバーに入れない日々が続きます。
徳島のポヤトス監督(現ガンバ)は、割と厳格な戦術を志向する指揮官なので、石田が戦術に適応するまで時間がかかったのかもしれません(コンディションの問題だったのかも?)。
ポヤトス監督の構想から外れたのか?選手のコマ不足に陥っていたグランパス強化部が呼び戻したかは不明ですが、4月14日に石田のグランパス復帰が発表されます。
4月13日に開催されたルヴァン杯広島戦で3バックを試したこともあり、WBに適性がある石田を復帰させたのかな?と思いましたが、長谷川監督は石田をFWとして起用します。
戦力的に足の速いFWがいなかったこともFW起用の要因だと思いますが、エリートリーグマリノス戦にFWで出場すると、得意のニア上をぶち抜くシュートを放つなどアピールしていました。
第13節セレッソ戦では、金崎がベンチにいましたが石田を投入してワントップに入れます。
リードしていたので、スピードを活かしたカウンター要員としてチームの勝利に貢献しました。
第16節広島戦は、後半頭から投入されてワントップに入り、後半途中から右WBにポジションを移します。
WBとしては、縦のコースを塞がれるとボールを前に運べず、プレーの選択がバックパスだけになることが課題として出ました。
天皇杯同志社大学戦でも右WBとして出場しますが、パスがDFに引っかかる回数が多く、右サイドが機能不全を起こしていました。
徳島のポヤトス監督はボール保持を重視する監督なので、パス、ドリブルでボールを前進させられない石田は起用しにくい。
こうした課題があったので、徳島では出場機会が得られなかったのでは?と今では思います。
第17節浦和戦でスタメンのチャンスを得ます。
石田にとって、スタメンに定着する最大のチャンス。
しかし、チームは前半早々にセットプレーから2点を失います。
FWとして出場した石田は、相手を背中で隠しながらパスコースを限定する守備が上手くできなかったこともあり、前半26分で交代を告げられベンチに下がりました。
スピードタイプのFW永井が加入したことで、石田はベンチ入りもできない日々が訪れました。
10月に開催されたエリートリーグ横浜FC戦では右WBで出場。
プレー内容はあまり良くなく、「いやあ…今日は一番ひどかったと言っていいくらい僕がひどかったので。僕のせいかなと思います」と厳しい自己分析をしていました。
シーズン終了後に開催された親善試合ローマ戦。
森下が練習で負傷したこともあり、石田にチャンスが回って来てきました。
右WBとして出場すると、課題だったボールを前に運ぶプレーで、横にドリブルで持ち出してコースを作ったり、斜め方向へのパスを出すなど工夫が見られました。
守備面でも、CBの背後をしっかりとケアするなどWBとして及第点のプレーをしていました。
しっかりと自己分析して、日々の練習から課題を克服していたのだな、と感じました。
23年のキャンプでは、左右のWBとして起用されています。
「現時点では森下選手、内田選手に勝っていないというか」
「現状、ヒデ(甲田)にも負けていると思う。数字を残せていない」
「自分の良さを自分で消してしまっているということも、今日は試合をして感じている部分ではあるので。ちょっと頭をリフレッシュしないといけない」
と、キャンプ、練習試合を通じて危機感を言葉にしています。
もがいていますが、だからと言ってあきらめている訳ではないでしょう。
沖縄で行われた最後の練習試合札幌戦4本目ではありましたが、2ゴールを決める活躍を見せます。
WBは左右で状列は確定していないので、結果を積み重ねて出場機会を掴んでほしいです。
24年には大学に進学した同級生がチームに戻ってきます。
石田としてはチーム内に確固たる地位を築いて、彼らを迎えたいところでしょう。
グランパス選手評2021 背番号24 石田 凌太郎
グランパス選手評2020 背番号24 石田 凌太郎

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出場8試合
SBとしては4番手、サイドハーフとしての序列も不確かだった石田は、(おそらく)オファーがあった徳島に期限付き移籍を決断します。
石田の実力なら、徳島の競争相手を考えればレギュラーは取れるだろうと期待しました。
徳島の試合情報をチャックしていましたが、石田はメンバーに入れない日々が続きます。
徳島のポヤトス監督(現ガンバ)は、割と厳格な戦術を志向する指揮官なので、石田が戦術に適応するまで時間がかかったのかもしれません(コンディションの問題だったのかも?)。
ポヤトス監督の構想から外れたのか?選手のコマ不足に陥っていたグランパス強化部が呼び戻したかは不明ですが、4月14日に石田のグランパス復帰が発表されます。
4月13日に開催されたルヴァン杯広島戦で3バックを試したこともあり、WBに適性がある石田を復帰させたのかな?と思いましたが、長谷川監督は石田をFWとして起用します。
戦力的に足の速いFWがいなかったこともFW起用の要因だと思いますが、エリートリーグマリノス戦にFWで出場すると、得意のニア上をぶち抜くシュートを放つなどアピールしていました。
第13節セレッソ戦では、金崎がベンチにいましたが石田を投入してワントップに入れます。
リードしていたので、スピードを活かしたカウンター要員としてチームの勝利に貢献しました。
第16節広島戦は、後半頭から投入されてワントップに入り、後半途中から右WBにポジションを移します。
WBとしては、縦のコースを塞がれるとボールを前に運べず、プレーの選択がバックパスだけになることが課題として出ました。
天皇杯同志社大学戦でも右WBとして出場しますが、パスがDFに引っかかる回数が多く、右サイドが機能不全を起こしていました。
徳島のポヤトス監督はボール保持を重視する監督なので、パス、ドリブルでボールを前進させられない石田は起用しにくい。
こうした課題があったので、徳島では出場機会が得られなかったのでは?と今では思います。
第17節浦和戦でスタメンのチャンスを得ます。
石田にとって、スタメンに定着する最大のチャンス。
しかし、チームは前半早々にセットプレーから2点を失います。
FWとして出場した石田は、相手を背中で隠しながらパスコースを限定する守備が上手くできなかったこともあり、前半26分で交代を告げられベンチに下がりました。
スピードタイプのFW永井が加入したことで、石田はベンチ入りもできない日々が訪れました。
10月に開催されたエリートリーグ横浜FC戦では右WBで出場。
プレー内容はあまり良くなく、「いやあ…今日は一番ひどかったと言っていいくらい僕がひどかったので。僕のせいかなと思います」と厳しい自己分析をしていました。
シーズン終了後に開催された親善試合ローマ戦。
森下が練習で負傷したこともあり、石田にチャンスが回って来てきました。
右WBとして出場すると、課題だったボールを前に運ぶプレーで、横にドリブルで持ち出してコースを作ったり、斜め方向へのパスを出すなど工夫が見られました。
守備面でも、CBの背後をしっかりとケアするなどWBとして及第点のプレーをしていました。
しっかりと自己分析して、日々の練習から課題を克服していたのだな、と感じました。
23年のキャンプでは、左右のWBとして起用されています。
「現時点では森下選手、内田選手に勝っていないというか」
「現状、ヒデ(甲田)にも負けていると思う。数字を残せていない」
「自分の良さを自分で消してしまっているということも、今日は試合をして感じている部分ではあるので。ちょっと頭をリフレッシュしないといけない」
と、キャンプ、練習試合を通じて危機感を言葉にしています。
もがいていますが、だからと言ってあきらめている訳ではないでしょう。
沖縄で行われた最後の練習試合札幌戦4本目ではありましたが、2ゴールを決める活躍を見せます。
WBは左右で状列は確定していないので、結果を積み重ねて出場機会を掴んでほしいです。
24年には大学に進学した同級生がチームに戻ってきます。
石田としてはチーム内に確固たる地位を築いて、彼らを迎えたいところでしょう。
グランパス選手評2021 背番号24 石田 凌太郎
グランパス選手評2020 背番号24 石田 凌太郎

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