2025年06月22日
『グランパス』VS 清水戦 2025.6.21
守備が上手くハマり、3-0の快勝で監督の首がつながった前回対戦。
今回は清水がグランパスの戦術に対応するために、3-6-1でミラーゲームで対抗してきました。
機動力はありながら長身アタッカーがいないので、単純なクロスに頼らず、細かなパスとコンビネーションでペナ角を根気よく狙ってくる粘り強さを清水から感じました。
グランパスはいつも通り、前から守備をハメて素早いショートカウンターを狙っていました。
ただ、清水は対策してきてサイドのカピシャーバを使いながら、中央で奪われないような回避経路を作ってきました。
互いに相手の得意な形を封じる戦い方を選択した結果、両チームチャンスシーンの少ない前半になってしまいました。
後半は永井が斜めのランニングでDFラインの裏を突いてチャンスを作り、森島に代えて山岸を投入して相手守備網の前と後ろに起点を築こう試みます。
63分にサイドからのクロスを中央で跳ね返したところから得点が生まれます。
クリアボールは拾われますが、マテウスが山原、宇野と続けてチェックに行き守備が整う時間を作りました。
再び、山原にボールが渡り、山原から宇野にボールが渡るとマテウスはボールサイドからプレッシャーを掛けに走ります。
マテウスの守備に目線が下がった宇野は前にパスを出しますが、稲垣に引っかかりこぼれ球をマテウスが拾うと自陣からカウンターが発動します。
清水の一回目のチャージが空振りに終わると、マテウスはドリブルで前進し、ギリギリまで引きつけて山岸にパス。
余裕を持ってパスを受けた山岸はコースを狙いシュートを放ち、先制点をもたらします。
偶然かもしれませんが、マテウスの守備がいいなっと感じてからカウンターが生まれたので、この得点でのマテウスの貢献度は高いと思いました。
その後、交代で入った浅野がバー直撃の惜しいシュートを放つ場面がありましたが、追加点を奪えない展開で試合終盤まで進みました。
1点を守り切る安定感は今のところグランパスに無いので、不安に思っていましたが、87分にセットプレーから失点して同点に追いつかれます。
CKでニアを破られると失点の確率は上がります。
得点を決めた千葉についていた浅野、ストーンだったマテウスと山岸の守り方は改善は必要です。
ストーンの守備が上手い永井がベンチに引いた後にどうするかは今後の課題でしょう。
失点後にユンカー、小野を入れて勝利を得点を狙いましたが、GKからのロングフィードは相手に回収されて逆襲を受けるばかり。
勝ち点2を失ったことで、暑さだけでなく精神的にも疲労が残る試合でした。
今シーズンのグランパスは、リードした後だけでなく、試合の終盤に失点を受けることが多く、試合運びの拙さが目立っています。
気温が上がっていくリーグ中盤に、勢いだけのサッカーでどれだけ勝ち点を積み上げることができるか不安を感じる試合運びでもありました。
ある意味で、攻守において永井のチームになっているので、彼のスタミナ次第で試合の中でも波ができているのが現状です。
清水で得点を決めた千葉寛太は年代別代表常連で経歴的にはエリートですが、トップチームではFW陣の層の厚さに出場機会を得られずに苦戦していました。
J3では得点を奪い違いを作り出していました。
昨シーズンの夏から藤枝に期限付き移籍して、FWに離脱者が増えて6月4日に復帰した選手です。
投入されてから結果を残すためにギラギラしていた千葉が、数少ない決定機を活かしました。
グランパスの若手も、少ないチャンスを活かせるように、準備を怠らず、機会を得たらチームに強烈なエネルギーを注入するようなプレーを見せてほしいと感じました。

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今回は清水がグランパスの戦術に対応するために、3-6-1でミラーゲームで対抗してきました。
機動力はありながら長身アタッカーがいないので、単純なクロスに頼らず、細かなパスとコンビネーションでペナ角を根気よく狙ってくる粘り強さを清水から感じました。
グランパスはいつも通り、前から守備をハメて素早いショートカウンターを狙っていました。
ただ、清水は対策してきてサイドのカピシャーバを使いながら、中央で奪われないような回避経路を作ってきました。
互いに相手の得意な形を封じる戦い方を選択した結果、両チームチャンスシーンの少ない前半になってしまいました。
後半は永井が斜めのランニングでDFラインの裏を突いてチャンスを作り、森島に代えて山岸を投入して相手守備網の前と後ろに起点を築こう試みます。
63分にサイドからのクロスを中央で跳ね返したところから得点が生まれます。
クリアボールは拾われますが、マテウスが山原、宇野と続けてチェックに行き守備が整う時間を作りました。
再び、山原にボールが渡り、山原から宇野にボールが渡るとマテウスはボールサイドからプレッシャーを掛けに走ります。
マテウスの守備に目線が下がった宇野は前にパスを出しますが、稲垣に引っかかりこぼれ球をマテウスが拾うと自陣からカウンターが発動します。
清水の一回目のチャージが空振りに終わると、マテウスはドリブルで前進し、ギリギリまで引きつけて山岸にパス。
余裕を持ってパスを受けた山岸はコースを狙いシュートを放ち、先制点をもたらします。
偶然かもしれませんが、マテウスの守備がいいなっと感じてからカウンターが生まれたので、この得点でのマテウスの貢献度は高いと思いました。
その後、交代で入った浅野がバー直撃の惜しいシュートを放つ場面がありましたが、追加点を奪えない展開で試合終盤まで進みました。
1点を守り切る安定感は今のところグランパスに無いので、不安に思っていましたが、87分にセットプレーから失点して同点に追いつかれます。
CKでニアを破られると失点の確率は上がります。
得点を決めた千葉についていた浅野、ストーンだったマテウスと山岸の守り方は改善は必要です。
ストーンの守備が上手い永井がベンチに引いた後にどうするかは今後の課題でしょう。
失点後にユンカー、小野を入れて勝利を得点を狙いましたが、GKからのロングフィードは相手に回収されて逆襲を受けるばかり。
勝ち点2を失ったことで、暑さだけでなく精神的にも疲労が残る試合でした。
今シーズンのグランパスは、リードした後だけでなく、試合の終盤に失点を受けることが多く、試合運びの拙さが目立っています。
気温が上がっていくリーグ中盤に、勢いだけのサッカーでどれだけ勝ち点を積み上げることができるか不安を感じる試合運びでもありました。
ある意味で、攻守において永井のチームになっているので、彼のスタミナ次第で試合の中でも波ができているのが現状です。
清水で得点を決めた千葉寛太は年代別代表常連で経歴的にはエリートですが、トップチームではFW陣の層の厚さに出場機会を得られずに苦戦していました。
J3では得点を奪い違いを作り出していました。
昨シーズンの夏から藤枝に期限付き移籍して、FWに離脱者が増えて6月4日に復帰した選手です。
投入されてから結果を残すためにギラギラしていた千葉が、数少ない決定機を活かしました。
グランパスの若手も、少ないチャンスを活かせるように、準備を怠らず、機会を得たらチームに強烈なエネルギーを注入するようなプレーを見せてほしいと感じました。

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hototogisuguradora at 16:42│Comments(2)│グランパス
この記事へのコメント
2. Posted by よっし 2025年06月24日 16:39
いつの間にか監督の去就も騒がれなくなりましたね。
前社長の言葉を借りるなら「一喜一憂しない」を貫き通した形ですが、全肯定しかねる自分がいます。
この先どうなるかわかりませんが、一度も優勝争いに絡むことなく終わりそうですね。
前社長の言葉を借りるなら「一喜一憂しない」を貫き通した形ですが、全肯定しかねる自分がいます。
この先どうなるかわかりませんが、一度も優勝争いに絡むことなく終わりそうですね。
1. Posted by 織田信長 2025年06月22日 22:10
●が、ミスをしなければ、CKは、生まれなかった。
マジ、出ってて欲しい。要らない。
イエロー多数出たのが、今のチーム状態を表していますな。
マジ、出ってて欲しい。要らない。
イエロー多数出たのが、今のチーム状態を表していますな。