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今更とか言うな、DT660 Edition 2007レビュー


今年の2月頭くらいにmixiのヘッドホン仲間の誠さんから安く買い取りました。

以前からDT860 Edition 2007欲しいと思ってたんですけど、音色がかなり似ているって事と、売価がとても親切だったって事で買い取らせて頂きました。



以下、自己満足レビュー




第一印象としては、明るく爽やかな音色だなーと。

高音より高音よりって言われてたので、覚悟して聴いたって言うのもあるんですけど、想像していたよりは結構低音出てる。
いや、多分量自体は結構少ないのかもしれないけど(特にローエンド)、厚みが結構あるのでスカスカに感じないから低音不足に感じないのかも。


低域は、かなり締まってるけど、厚みがあって、しっかりしてる感じ。一音密閉型だけどパッドが布製で抜けが良くて圧力はそこそこ、不足には感じないけど、ガツガツしてる訳でもない。丁度いいかな。

中域は明るくて女性ボーカルが結構目立つし、質も可愛い感じでポップス向き。アンプによっては細くサラっとした感じで結構エロくなる。

高域はそこそこ多めで、高めの音。ちょっと人によってはキツく感じるかもしれないけど、個人的には刺激的で楽しい。PROline2500の高音を細くしたような高音。サラサラっていうかザラザラって言うか。
基本的には澄んだ傾向だけど、ATH-W1000みたいな硬く冷たく澄んだ感じはしない。

解像度は・・・まぁ普通。可も無く不可もなく。付帯音がそこそこ多いから、弦楽系のソースだと細部の表現が上手いようにも感じる。
音場感も同様で、可も無く不可もなく。オーソドックスでそこそこ広い。

全体的に見ると、明るくポップス向けでATH-W1000を明るくサラッとしたような機種。

打ち込みも結構良いけど、爽やかな女性ボーカルモノが上手いように思う。
こいつで聴く、下川みくにの「南風」とか坂本真綾の「風待ちジェット」なんかは涼しげで良い感じです。

あと、アコギとかヴァイオリンなんかエッジが立ってて面白い。
「チャルダーシュ」とか鮮やかでありながら、細部の弦の動きが良く見えて面白いですよん。

アンプはー、手持ちの物だと、どれもそれぞれ相性の良さがある。

詳しくは以前に書いた記事に書いてるんで↓
DT660 Edition 2007とヘッドホンアンプ



その他、取り回しとか装着感は良好。

布パッドで蒸れないのが良い。その分音は結構漏れるんですけどねー。

その割りに遮音性は結構優秀。

あと、ヘッドバンドがゾネのやつと一緒。



カチカチが固定されないのが不便で有名だけど


ボクの場合・・・カチカチの長さが最小で丁度なんですけどw


これ・・・頭が小さい人は装着できないんじゃ・・・?


まぁ、いいや。





MS-PROのせいであんまり使ってないですけど、個性的で面白い機種だと思います。




投げやりのレビュー終わり。



※結局出番が無かったので、ヘッドホン仲間のつきじさんに譲渡しました。

大切に使ってね(はぁと