SINGLES+1
DEEN
ビーグラム
1998-03-18



再生環境:SA-15S1→DA-100(DF1)→AT-HA5000
ヘッドホン:Proline2500

 前回からの流れでそのままドラゴンボールGTの初代ED「ひとりじゃない」を歌ってるDEENのベストアルバム。DEENと言えば最近day after tomorrowwを取り上げた時にテイルズの話を書いたけど、DEENの「夢であるように」がOPとして使われてるテイルズオブディスティニーは初めてやったテイルズの作品だった。思えばこのベストアルバムも「夢であるように」が入ってるCDが欲しくて中古で買ったような記憶が・・・(FIELD OF VIEWのアルバムは最近買ったやつだけど、このCDは大分前から持ってた)。ベストアルバムだけあってどれも聴きやすくていい曲が揃ってるけど、「ひとりじゃない」、「夢であるように」、「君がいない夏」の3曲が特に馴染みのある曲で好き。バラードやミドルテンポの曲が多く、90年代らしい懐かしさを感じさせられるようなメロディーと綺麗な歌詞が心地よい。それとヴォーカルの声質や歌い方がとても魅力的。やや柔らかめで澄んだ声。
 音質は普通だけど、楽器や声の質感がそのまま感じられるような風合いは結構好き。この辺りは結構FIELD OF VIEWのCDに通じる所があるかもしれない。

 ヘッドホンは柔らかく落ち着いた声質で聞きたかったのでProline2500。アンプはProline2500と相性が良いAT-HA5000。ちなみにT1とSRH1840、HD650も試したんだけどT1はスッキリし過ぎ、SRH1840は柔らかいんだけど密度が薄くて物足りない、HD650はアコギ等の高域が物足りないって感じだった。あーでも、DT880持ってたらそっちを使ったかもしれない。Proline2500は物凄い癖の強いヘッドホンだけど、ハマる時は物凄いハマる。男性ヴォーカルのバラードなんかは非常に実体感が強く、物凄い感傷的な表現をしてくれる。予想通りアコギやヴォーカルの質感は癖があるものの違和感は特に無く、非常に魅力的。