Schrodinger's Scale
★STAR GUiTAR
CLUSTER SOUNDS
2014-09-10

再生環境:SA-15S1→DA-100(DF1)→AT-HA5000
ヘッドホン:HD800

 結構前にゲームのフレンドに教えてもらったCD。Amazonの紹介によるとテーマは「ピアノ」×「ダンス・ミュージック」。全体的にオシャレな音楽。軽快でリズミカルなピアノとキラキラとした打ち込みが心躍る。アルバムの後半に進むにつれて壮大で幻想的、深みのある曲調に変化していく。

 HD800にしたのはピアノ(例え電子ピアノでも周波数特性の凸凹が少ない機種の方が好ましい)と打ち込みが両方上手い点、それと比較的色々な所から音が聴こえてくるような録音なので、開放型で空間表現が上手い機種の方が面白いだろうと思って。アンプをAT-HA5000にしたのは厚みが欲しかったのと、HD800の高域の癖が気になりにくい点を考えて。このCDはEdition9やT1でも何回か聴いてて、HD800で聴くのは初めてだったんだけど、空間表現の点は予想してた通りかなり良かった。単純に色々な所から音が聴こえてきて面白い。低域もしっかりとした質で厚みや圧力が感じられて良い。キレやスピード感も十分だし、開放型特有の音抜けの良さもあって爽やかな鳴り。HD800は特別ノリ良い機種ではないけど、この組み合わせでこのCDを聴くと、非常にノリが良く強い疾走感が感じられる。後半の壮大で幻想的な曲調はHD800の広大な音場と広がりが生きてくる。かなり楽しめた。

PVも結構凝ってる