再生環境:自作PC(foobar2000/ASIO2.1)→HD-DAC1(USB/GAIN Low)
ヘッドホン:HD800

 いつの間にか出てたFF14のパッチ3.0「蒼天のイシュガルド」以降のサントラ。今回購入したのもブルーレイ版ではなくmoraのハイレゾ版。路線は前々回前回と大体一緒。ただし、極寒の地クルザスで人と竜の1000年の長きに渡る争い「竜詩戦争」を中心にストーリが展開するため、厳粛な教皇庁や要塞都市、儚くも残酷な大自然、命の重み、出会いと別れ、そんな重苦しいイメージを連想させられるような曲が多い。Amazonのレビューでも書かれていたけれど、ファンタージーよりもダークファンタジーの色合いが強い。ストーリーの後半での魔大陸や機工城アレキサンダー等はハイテンポなノリの良い機械的な打ち込み曲も目立つ。
 音質は良い。エッジのきつさや粗っぽさは曲によりけりではあるが、ハイレゾらしくダイナミックレンジが広く、情報量や定位も優秀。

 ヘッドホンはソースの音質の良さをしっかり引き出せる点、音場の広さから来る壮大さの相性の点、幻想的でファンタジーな曲と電子音主体の機械的な曲の両立ができている点、これらの3点からHD800。ハイレゾって事でアンプはHD-DAC1。実際聴いてみると大体狙い通り。普段ゲーム中に安物ヘッドセットで聞き流してるBGMも、ちゃんとした環境でじっくり聴いてみると色々な音が入ってるだなぁーと感動。特に定位の明確さや音場の広さから来るスケール感は、曲によっては鳥肌物。まぁ、普段聞き流しているからこそ、じっくり聴いてみた時の感動があるのかもしれない。曲によってT1やEdition9辺りの使い分けが楽しめそうだったので色々試してみたい所。

・・・・・・気になって、前回と前々回にどのヘッドホン使ってたか確認してみたら案の定T1とEdition9だったw ただハイレゾだから高性能なヘッドホンが良いって言う安直な判断ではなく、ソースの良さや雰囲気を壊さずに、作曲者の意図を最大限に引き出して楽しめるって意味で、今回名前を上げた3つのヘッドホンはどれも素晴らしいと思う。



以下、オススメの曲

タイトルテーマ


イシュガルド


夜Ver 凄いお気に入り


重要なシーンで流れる(?)ver


フライングマウント


やはり外せない、シリウス大灯台(ハード)


フラクタル


蒼天のイシュガルド、ボス戦のテーマ。幻想図書館で流れた時は感動した。


ビスマルク


ビスマルク後半


蒼天幻想ナイツオブラウンド


アレキサンダー


ヴォイドラスボス